ジャンプ/Jump

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(関連カード)
14行: 14行:
 
==関連カード==
 
==関連カード==
 
===主な亜種===
 
===主な亜種===
ジャンプを祖とするターン終了時まで飛行を与えられる[[カード]]。いくつもの亜種が存在しているが、そのほとんどが[[上位互換]]である。この効果では1[[マナ]]でも[[重い]]ということだろう。特記しない限り[[マナ・コスト]]が(青)のインスタントで、'''太字'''は上位互換。
+
ジャンプを祖とするターン終了時まで飛行を与えられる[[カード]]。特記しない限り[[マナ・コスト]]が(青)のインスタントで、'''太字'''は上位互換。この効果では1[[マナ]]でも[[重い]]ということだろう。
 
*[[上昇気流/Updraft]] - 2マナで[[キャントリップ#スロー・トリップ|スロー・トリップ]]つき。([[アイスエイジ]])
 
*[[上昇気流/Updraft]] - 2マナで[[キャントリップ#スロー・トリップ|スロー・トリップ]]つき。([[アイスエイジ]])
 
**[[羽根の外套/Cloak of Feathers]] - [[ソーサリー]]。[[キャントリップ]]付き。([[ポータル]])
 
**[[羽根の外套/Cloak of Feathers]] - [[ソーサリー]]。[[キャントリップ]]付き。([[ポータル]])
46行: 46行:
 
**[[突発的飛行/Spontaneous Flight]] - 白3マナ。飛行の付与が[[キーワード・カウンター]]による形式になった力強い跳躍。([[イコリア:巨獣の棲処]])
 
**[[突発的飛行/Spontaneous Flight]] - 白3マナ。飛行の付与が[[キーワード・カウンター]]による形式になった力強い跳躍。([[イコリア:巨獣の棲処]])
 
**[[力の天啓/Revelation of Power]] - +2/+2修整だが、対象にカウンターが乗っていないと飛行は得られない。ただし満たしていれば[[絆魂]]も得る。(ニューカペナの街角)
 
**[[力の天啓/Revelation of Power]] - +2/+2修整だが、対象にカウンターが乗っていないと飛行は得られない。ただし満たしていれば[[絆魂]]も得る。(ニューカペナの街角)
 +
**[[空中ブースト/Aerial Boost]] - [[召集]]が付いた力強い跳躍の上位互換。([[機械兵団の進軍]])
 
*'''[[空への跳躍/Vault Skyward]]''' - [[対象]]のクリーチャーを[[アンタップ]]する。([[ミラディンの傷跡]])
 
*'''[[空への跳躍/Vault Skyward]]''' - [[対象]]のクリーチャーを[[アンタップ]]する。([[ミラディンの傷跡]])
 
**[[星界の翼/Wings of the Cosmos]] - 白くなった上に+1/+3修整が付いた空への跳躍。([[カルドハイム]])
 
**[[星界の翼/Wings of the Cosmos]] - 白くなった上に+1/+3修整が付いた空への跳躍。([[カルドハイム]])
63行: 64行:
 
*[[蛾との親睦/Befriending the Moths]] - 白4マナ。[[変身]]する[[英雄譚]]の[[第2面]]である[[クリーチャー・エンチャント]]。第I、II[[章能力]]が+1/+1修整付きのジャンプ。([[神河:輝ける世界]])
 
*[[蛾との親睦/Befriending the Moths]] - 白4マナ。[[変身]]する[[英雄譚]]の[[第2面]]である[[クリーチャー・エンチャント]]。第I、II[[章能力]]が+1/+1修整付きのジャンプ。([[神河:輝ける世界]])
 
*[[肉剥ぎの猛禽/Flensing Raptor]] - 白3マナ。毒性を持つクリーチャーしか対象にできないが+1/+1修整。(ファイレクシア:完全なる統一)
 
*[[肉剥ぎの猛禽/Flensing Raptor]] - 白3マナ。毒性を持つクリーチャーしか対象にできないが+1/+1修整。(ファイレクシア:完全なる統一)
 +
*[[黄金鱗の飛空士/Golden-Scale Aeronaut]] - 白5マナ。[[賛助]]1。(機械兵団の進軍)
 +
*[[加護をもたらす戦乙女/Boon-Bringer Valkyrie]] - 白ダブルシンボル5マナ。絆魂先制攻撃賛助1。(機械兵団の進軍)
 
===その他の関連カード===
 
===その他の関連カード===
 
[[インスタントメント]]や継続的に飛行を与えられる[[常在型能力]]のパーマネントについては[[飛行/Flight]]か[[空中浮遊/Levitation]]を参照。
 
[[インスタントメント]]や継続的に飛行を与えられる[[常在型能力]]のパーマネントについては[[飛行/Flight]]か[[空中浮遊/Levitation]]を参照。

2023年4月30日 (日) 10:23時点における版


Jump / ジャンプ (青)
インスタント

クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで飛行を得る。


マジック初のクリーチャー飛行を与えるインスタント

リミテッド・エディションには、同じく飛行を与える1マナオーラ飛行/Flightがある。そちらと比較し、コンバット・トリックとして使えるという長所こそあるものの、逆に言えばそれ以外の点で完全に劣っており、カードパワーはかなり低い。リミテッドであってもあまり優先して採用したい性能とは言えず、後述する通り、より優秀なカードに取って代わられていった。

基本セット収録とカードパワー

ジャンプはリミテッド・エディションから第4版まで基本セットの常連であったが、第5版では「弱過ぎる」という理由で収録されなかった(Taming the Flames(Duelist誌17号の記事))。その代わりであるかのように、第5版には上昇気流/Updraftコモンで収録され、その後もジャンプよりカードパワーの高い亜種がいくつも登場した。

そして何年も経ち、基本セット2010のカードリストでジャンプの再録が公開されると、明らかに弱過ぎるカードパワーがファンサイトや掲示板などで話題となった。同時に復活した稲妻/Lightning Boltとは逆の反応である(→稲妻/Lightning Bolt#基本セット収録とカードパワー参照)。

再録の経緯について、Mark RosewaterFeeling Blueで明かしているところによると、開発部が青に関するミーティングを開いた際、MarkとAaron ForsytheBrian TinsmanDevin Lowの4人それぞれが独自の候補カードリストを持ち寄って、どれが収録に相応しいか議論を行った。リストではMarkを除く3人がコモン枠に飛行を与えるカードを欲しており、Aaronはオーラ飛行/Flightを、BrianとDevinはジャンプより強力な亜種を候補に上げていた。最終的にジャンプが選択されることになったが、その理由は、これが弱いことは承知の上だがそこは問題ではなく、雰囲気がぴったりはまっていたためである。

関連カード

主な亜種

ジャンプを祖とするターン終了時まで飛行を与えられるカード。特記しない限りマナ・コストが(青)のインスタントで、太字は上位互換。この効果では1マナでも重いということだろう。

ジャンプの187クリーチャー

その他の関連カード

インスタントメントや継続的に飛行を与えられる常在型能力のパーマネントについては飛行/Flight空中浮遊/Levitationを参照。

参考

QR Code.gif