ブルームバロウ

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{{新製品}}
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{{Otheruses|[[カード・セット]]|[[背景世界/ストーリー用語|ストーリー用語]]|ブルームバロウ/Bloomburrow}}
 
{{情報ボックス/エキスパンション
 
{{情報ボックス/エキスパンション
 
|英語名=Bloomburrow
 
|英語名=Bloomburrow
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|略号=BLB
 
|略号=BLB
 
|コードネーム=Rugby
 
|コードネーム=Rugby
|発売日=<!--[[Magic Online|MO]]、-->[[Magic: The Gathering Arena|Arena]]:2024年7月30日(日本時間では31日)<br/>[[紙]]:2024年8月2日
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|発売日=[[Magic Online|MO]]、[[Magic: The Gathering Arena|Arena]]:2024年7月30日(日本時間では31日)<br/>[[紙]]:2024年8月2日
|セット枚数=全 種類<!--<br>(プレイブースター収録 種類+基本土地+各種バリエーション)-->
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|セット枚数=全397種類<br>(プレイブースター収録261種類+スターターキット13種類+基本土地+各種バリエーション)
 
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}}
'''ブルームバロウ'''/''Bloomburrow''は、[[スタンダード]]用の[[本流のセット]]。[[2024年]]8月2日発売予定。キャッチコピーは「'''ちいさなしっぽのおおきなぼうけん'''/''Tiny tails, big adventure''」。
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'''ブルームバロウ'''/''Bloomburrow''は、[[スタンダード]]用の[[本流のセット]]。[[2024年]]8月2日発売。キャッチコピーは「'''ちいさなしっぽのおおきなぼうけん'''/''Tiny tails, big adventure''」。
  
 
==概要==
 
==概要==
擬人化された小動物たちが棲む新登場[[次元/Plane]]、[[ブルームバロウ/Bloomburrow]]を舞台とする。<!--
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[[ハツカネズミ]]や[[カエル]]、[[兎]]や[[コウモリ]]といった小動物の獣人[[アニマルフォーク/Animalfolk]]たちが文明を営む新登場[[次元/Plane]]、[[ブルームバロウ/Bloomburrow]]を舞台とする。[[渓間/Valley]]の平和な村、グッドヒル/Goodhillに住むマウスフォークの[[メイブル/Mabel]]は、愛する家族とともに誕生日パーティーの準備の真っ最中。けれどカエルフォークの[[ヘルガ/Helga]]が、自分の村が[[災厄の獣/Calamity Beast]]、夜のフクロウこと[[マーハ/Maha]]に襲われたと助けを求めて村にやってきました。いずれブルームバロウ全体を脅かすかもしれない脅威に対抗するため、メイブルは先祖から受け継がれた剣を持って立ち上がります。弓の名手[[フィニアス/Finneas]]、冒険家の[[ハグス/Hugs]]と[[ゲヴ/Gev]]、司祭の[[ゾラリーネ/Zoraline]]、頼れる仲間たちが加わり、冒険の始まりです。
  
==ブースター・ファン==
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動物が人間を模した社会的生活を営む、絵本や児童小説のような「動物の擬人化」というジャンルから[[トップダウン・デザイン]]されたカード・セット。新規[[キーワード能力]]として[[新生]][[贈呈]]、新規[[キーワード処理]]として[[給餌]]する、新規[[ルール用語]]として[[積算]]、新規[[能力語]]として[[雄姿]]が登場した。[[再録]][[メカニズム]]として[[スレッショルド]]と[[食物]]が登場した。その他[[フラッシュバック]]、[[ストーム]]、[[混成マナ・シンボル]]、[[多相]]、[[キーワード・カウンター]]、[[クラス]]が再登場している。
プレイ・ブースターからは通常版と異なるイラストや枠を持つ[[ボーダーレス]]版や[[ショーケース・フレーム]]版のカードが出現することがある。また、そういった特殊仕様が無い[[レア]]以上のカード([[事件]]を除く)には[[拡張アート# 拡張アート (カード枠)|拡張アート]]版が用意され、[[コレクター・ブースター]]から入手できる。
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==リミテッド==
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アニマルフォーク10[[種族]]が各2[[色の組み合わせ]]に割り当てられており、それぞれが[[リミテッド]]の[[アーキタイプ]]の指針ともなっている。[[タイプ的カード]]も各種族専用のボーナスと1色に配分された種族すべてにボーナスを与える2種類のタイプのカードが収録され、それらが有効に働くよう[[コモン]]には[[種族]]を2つ持つ[[一生の絆の二人組/Lifecreed Duo|二人組]]のサイクルや[[混成カード]]のサイクルが存在する。
2[[色の組み合わせ]]ごとにそれぞれデッキの[[アーキタイプ]]となるテーマが当てられている。
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{| class="wikitable"
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{|class="wikitable"
 
|-
 
|-
!色!!テーマ
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!色!!種族!!テーマ
 
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|[[白青]]||
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|[[白青]]||[[鳥]]||[[飛行]]を持たないクリーチャーへ恩恵を与える
 
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|[[白黒]]||
+
|[[白黒]]||[[コウモリ]]||[[ライフ]]の増減
 
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|[[青黒]]||
+
|[[青黒]]||[[ネズミ]]||[[スレッショルド]]
 
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|[[青赤]]||
+
|[[青赤]]||[[カワウソ]]||[[クリーチャー]]でない[[呪文]]
 
|-
 
|-
|[[黒赤]]||
+
|[[黒赤]]||[[トカゲ]]||[[対戦相手]]がライフを失うこと
 
|-
 
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|[[黒緑]]||
+
|[[黒緑]]||[[リス]]||[[給餌]]
 
|-
 
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|[[赤緑]]||
+
|[[赤緑]]||[[アライグマ]]||[[積算]]
 
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|[[赤白]]||
+
|[[赤白]]||[[ハツカネズミ]]||[[雄姿]]
 
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|-
|[[緑白]]||
+
|[[緑白]]||[[兎]]||[[トークン]]
 
|-
 
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|[[緑青]]||
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|[[緑青]]||[[カエル]]||[[ETB]]の再利用
 
|}
 
|}
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「[[新生|新生/Offspring]]」はそのクリーチャーの子供も参戦する[[キーワード能力]]である。[[追加コスト]]を[[支払う]]ことで、[[P/T]]が1/1である以外はそのクリーチャーの[[コピー]]である[[トークン]]がついてくる。
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たとえ敵対する相手でも「[[贈呈|贈呈/Gift]]」することで回りまわって自分の為になることもある。贈呈は追加コストであり、[[ドロー]]や[[トークン]]などを[[対戦相手]]に与えることでその呪文の効果が増強されたり[[デメリット]]が無くなったりする。
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[[リス]]達は後々のために食物を溜め込む。「[[給餌|給餌する/Forage]]」は新たなコストの支払い方であり、あなたの[[墓地]]のカード3枚を[[追放]]するか[[食物]]1つを[[生け贄に捧げる]]ことで支払うことができる。
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[[アライグマ]]達も他の者からはゴミとしか思えない物を溜め込むが、彼らなりの計算があるらしい。「[[積算|積算N/Expand N]]を達成する」とはこの[[ターン]]にあなたが呪文を唱えるために支払った[[マナ]]の点数を数える。達成することで様々なボーナスを与えるカードが収録されている。
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[[ハツカネズミ]]達は小さな体から勇気を発散する。「[[雄姿|雄姿/Valiant]]」はあなたがコントロールする呪文や能力の対象になることで[[誘発]]する能力を示す能力語である。
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[[ネズミ]]達は過去の歴史を重要視する。「[[スレッショルド|スレッショルド/Threshold]]」はあなたの墓地にカードが7枚以上あるときに機能する能力を示す能力語である。
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「[[クラス|クラス/Class]]」は宿屋の主人や芸術家などプレイヤーがつく職業を表す[[エンチャント]]である。[[ソーサリー・タイミング]]でレベル横の[[マナ]]を支払うことで職業のレベルがアップする。
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新たな[[モード]]呪文として、それぞれのモードに1から3までの獣痕コストがあり、合計が5つになるまで好きなモードを選んでよい[[巣ごもりの季節/Season of the Burrow|季節サイクル]]が登場した。これらのカードはブルームバロウの歴史を表している。
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新規[[クリーチャー・タイプ]]として[[イタチ]]、[[スカンク]]が登場し、また初めて[[ハムスター]]がトークンではなくカードとして登場した。ほかにセットの特徴としては主要アニマルフォーク以外にも幾つか小動物の獣人が登場するほか、大型の動物は次元の自然を体現する獣たちであり[[エレメンタル]]のタイプを併せ持つ。そして次元の性質上、[[イーブンタイド]]ぶりに[[人間]]が登場しないセットとなっている。
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*各種[[フォーマット]]での使用可能開始日は[[プレリリース]]開始日の7月26日からとなる。スタンダードは[[ローテーション]]が行われ[[イニストラード:真夜中の狩り]]から[[ニューカペナの街角]]までのセットが使用不可能となる。
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*発売時点では[[2027年]]秋のセット発売の際に[[スタンダード]]から[[ローテーション]][[落ち]]する予定だったが、スタンダードのローテーションの節目の変更により予定より早い[[2027年]]初頭のセット発売に際し[[エルドレインの森]]からのセットと共に落ちる事になった<ref>[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0038238/ 「ユニバース」が揃うとき――「ユニバースビヨンド」製品の使用可能フォーマットについてのお知らせ]([[Daily MTG]] [[2024年]]10月25日)</ref>。
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==ブースター・ファン==
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プレイ・ブースターからは通常版と異なるイラストや枠を持つ[[ボーダーレス]]版や[[ショーケース・フレーム]]版のカードが出現することがある。また、そういった特殊仕様が無い[[レア]]以上のカード([[クラス]]を除く)には[[拡張アート# 拡張アート (カード枠)|拡張アート]]版が用意され、[[コレクター・ブースター]]から入手できる。
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===フルアート「四季」基本土地/Full-art Seasonal Basic Land===
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各[[基本土地]]には、同じ場所の春夏秋冬の風景を描いた4種類のフルアート版が用意されている。ブースターの封入率は春が一番出やすく冬は稀少となっている。
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各種ブースターからノンフォイル、フォイル共に入手できる。
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===「森林」ショーケース/Woodland Showcase===
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アニマルフォークたちが暮らす森林をモチーフにした特殊なフレームと童話の挿絵めいたアートスタイルの[[ショーケース・フレーム]]。レア以上の特定のカードに存在する。
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各種ブースターからノンフォイル、フォイル共に入手できる。
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===[[ボーダーレス|ボーダーレス/Borderless]]===
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カードの縁まで通常版とは異なるイラストが描かれたカード。各種ブースターからノンフォイル、フォイル共に入手できる。
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;実地調査ボーダーレス/Field Note Borderless
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:生物観察のスケッチ風のイラストのボーダーレス版カード。アニマルフォークではない特定の伝説のクリーチャーに存在する。
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;三本木市/Three Tree City
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:[[三本木市/Three Tree City]]の四季を描いた4種類のボーダーレス版カード。基本土地と異なり四季の封入率は同等である。
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;獣痕サイクル/Pawprint Cycle
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:獣痕シンボルを使うサイクルのカード5枚に存在する。
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;ボーダーレスプレインズウォーカー/Borderless Planeswalker
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:[[プレインズウォーカー]]の[[轟く機知、ラル/Ral, Crackling Wit]]に存在する。
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;森の轟き、ルムラ/Lumra, Bellow of the Woods
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:[[森の轟き、ルムラ/Lumra, Bellow of the Woods]]のみ、実地調査ボーダーレス版とは別にポケモンカードゲームの[[有田満弘]]によるイラストのボーダーレス版が存在する。このイラストは後述の[[#ジャパニーズ・レイズド・フォイル・アニメ・カード/Japanese Raised Foil Anime Cards]]にも使用されている。
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===[[スペシャルゲスト|スペシャルゲスト/Special Guest]]===
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ブルームバロウをイメージした新規イラストのボーダーレス版再録カード群。
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独自のエキスパンション・シンボルとコレクター番号を持ち、いずれも同名のカードが使用可能セットに含まれてない限り'''スタンダードを含む各フォーマットでは使用できない'''。
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プレイ・ブースターからは1.5%の確率で[[コモン]]1枚が置換される形で出現する。今セットより[[ザ・リスト]]はスペシャルゲストのみになり、実質ザ・リストは消滅する形になる。
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フォイルはコレクター・ブースターからのみ入手できる。
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内容は[[カード個別評価:スペシャルゲスト#ブルームバロウ]]を参照。
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===イマジン:勇敢なる生き物たち/Imagine: Courageous Critters===
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マジックの既存のキャラクターがブルームバロウを訪れ、その魔法によって動物に変化した”if”の姿を描いたボーダーレス版のカード。
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コレクター・ブースターからのみ出現し、収録セットは[[ブルームバロウ統率者デッキ]]扱いである。同名のカードが使用可能セットに含まれてない限り'''スタンダードを含む各フォーマットでは使用できない'''。
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内容は[[カード個別評価:ブルームバロウ統率者デッキ#イマジン:勇敢なる生き物たち]]を参照。
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またブルームバロウ統率者デッキの各[[構築済みデッキ]]にはこれとは別枠で、同じ仕様のプレインズウォーカー・カードが各1枚収録されている。これらはフォイルが各構築済みデッキから、ノンフォイルがコレクター・ブースターから入手できる。
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===ジャパニーズ・レイズド・フォイル・アニメ・カード/Japanese Raised Foil Anime Cards===
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日本のアーティストを起用した新規イラストの、特殊なフレームとフォイル仕様のボーダーレス版カード。[[森の轟き、ルムラ/Lumra, Bellow of the Woods]]のみボーダーレス版と同じ有田満弘のイラストが使用されている。
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コレクター・ブースターから約3.66%の確率で出現する。
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;[[ブルームバロウ]]収録カード(スタンダード使用可能)
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*[[森の轟き、ルムラ/Lumra, Bellow of the Woods]]
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*[[風冠の者、ケストラル/Kastral, the Windcrested]]
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*[[星界を呼ぶ者、ゾラリーネ/Zoraline, Cosmos Caller]]
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*[[情け知らずのヴレン/Vren, the Relentless]]
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*[[分岐する嵐、アラニア/Alania, Divergent Storm]]
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*[[轟く機知、ラル/Ral, Crackling Wit]]
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*[[鱗の焦熱、ゲヴ/Gev, Scaled Scorch]]
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*[[種選奴、カメリア/Camellia, the Seedmiser]]
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*[[ゴミの策略家、ムエラ/Muerra, Trash Tactician]]
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*[[岩山炎の後継者、メイブル/Mabel, Heir to Cragflame]]
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*[[腕利きの射手、フィニアス/Finneas, Ace Archer]]
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*[[心配潮、クレメント/Clement, the Worrywort]]
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*[[刈り手、ベイレン/Baylen, the Haymaker]]
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;[[ブルームバロウ統率者デッキ]]収録カード(スタンダード使用不可能)
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*[[精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor]]
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*[[闇の領域のリリアナ/Liliana of the Dark Realms]]
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*[[世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World]]
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*[[リスの将軍、サワギバ/Chatterfang, Squirrel General]]
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*[[根花のヘイゼル/Hazel of the Rootbloom]]
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*[[茨の吟遊詩人、べロ/Bello, Bard of the Brambles]]
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*[[バンブルフラワー夫人/Ms. Bumbleflower]]
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*[[渓間の声、ジニア/Zinnia, Valley's Voice]]
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==ルールの変更==
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今セットより[[ルール・テキスト]]の書式の一部が変更された。
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*[[パーマネント]]が[[戦場に出る]]ことを示す書式が「enter the battlefield」から「enter」に省略された。日本語の書式は変わらない。
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*「[[戦闘前メイン・フェイズ]]/precombat main phase」、「[[戦闘後メイン・フェイズ]]/postcombat main phase」が、それぞれ「第1メイン・フェイズ/first main phase」「第2メイン・フェイズ/second main phase」に変更された。しかし[[永遠衆、ネヘブ/Neheb, the Eternal]]と[[追い討ち/Aggravated Assault]]の[[無限コンボ]]が不可能になるなど[[エラッタ#パワーレベル・エラッタ|パワーレベル・エラッタ]]であるとのフィードバックを受け、一部のカードは今後再度の[[オラクル]]変更を受け戦闘後メイン・フェイズを参照するよう戻ることが[[Matt Tabak]]より語られた<ref>[https://x.com/WotC_Matt/status/1816524547551900126 Matt Tabak](X(旧Twitter) [[2024年]]7月26日)</ref>。結果として[[ダスクモーン:戦慄の館]]の際に挙動が変わらない[[世界大戦/World at War]]以外のカードは戦闘後メイン・フェイズ参照にオラクルが戻された。
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==リミテッド==
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[[#概要]]の通り2[[色の組み合わせ]]ごとにそれぞれ[[クリーチャー・タイプ]]とデッキの[[アーキタイプ]]となるテーマが割り当てられており、特定の[[種族]]のカードを集めると自然とアーキタイプに沿うようになっている。ただ[[タイプ的カード]]は一部の[[レア]]を除きそこまで強力なものではないため、無理にクリーチャー・タイプを固める必要はない。各種テーマを機能させるカードのバランス(白青なら飛行を持たないクリーチャー、黒緑なら墓地を[[肥やし]]たり[[食物]]を出すカード)を意識した方が良いだろう。
  
 
==[[注目のストーリー]]==
 
==[[注目のストーリー]]==
 +
メインストーリー中で使用されたか、内容が示唆された順。
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*[[羽の夜のマーハ/Maha, Its Feathers Night]]
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*[[渓間の結集/Valley Rally]]
 +
*[[破滅的な大潮/Calamitous Tide]]
 +
*[[運命の大嵐、ドラゴンホーク/Dragonhawk, Fate's Tempest]]
 +
*[[電気の伝導/Conduct Electricity]]
 +
*[[残虐爪の強奪/Cruelclaw's Heist]]
 +
*[[メイブルの血気/Mabel's Mettle]]
 +
*[[薄暮の休戦/Dawn's Truce]]
 +
*[[災厄の先触れ/Portent of Calamity]]
  
 
==コレクター番号==
 
==コレクター番号==
[[プレイ・ブースター]]から出現する通常版のカードは[[コレクター番号]]271番までであり、以降は[[基本土地]]や[[ショーケース・フレーム]]、[[プロモーション・カード]]等となっている。
+
[[プレイ・ブースター]]から出現する通常版のカードは[[コレクター番号]]261番までであり、以降は[[基本土地]]や[[ボーダーレス]]版や[[ショーケース・フレーム]]、[[プロモーション・カード]]等となっている。
 +
 
 +
;フルアート季節基本土地/full-art seasonal basic land(#0262~0281)
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:フルアートで同じ場所の四季のイラストが描かれた基本土地。
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:各種ブースター、バンドルからノンフォイル、フォイル共に入手できる。
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 +
;ボーダーレス獣痕サイクル/ Borderless Pawprint Cycle(#0282~0286)
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:カードの縁まで通常版とは異なるイラストが描かれたカード。神話レアの[[巣ごもりの季節/Season of the Burrow|獣痕サイクル]]に存在する。
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:各種ブースターからノンフォイル、フォイル共に入手できる。
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;実地調査ボーダーレス/Field Note Borderless(#0287~0294)
 +
:カードの縁まで通常版とは異なる、生物観察のスケッチ風のイラストが描かれたカード。レア以上の特定のクリーチャー・カードに存在する。
 +
:各種ブースターからノンフォイル、フォイル共に入手できる。
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;「森林」ショーケース/Woodland Showcase(#0295~0336)
 +
:絵本風の通常版とは異なる[[イラスト]]が描かれ、樹をモチーフにした特殊なフレームのカード。レア以上の特定のカードに存在する。
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:各種ブースターからノンフォイル、フォイル共に入手できる。
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;ボーダーレス三本木市/Borderless Three Tree City(#0337~0340)
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:カードの縁まで通常版とは異なるイラストが描かれた[[三本木市/Three Tree City]]。四季を描いた四種類が存在する。
 +
:各種ブースターからノンフォイル、フォイル共に入手できる。
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;ボーダーレス・プレインズウォーカー/Borderless Planeswalker(#0341)
 +
:カードの縁まで通常版とは異なるイラストが描かれた[[轟く機知、ラル/Ral, Crackling Wit]]。
 +
:各種ブースターからノンフォイル、フォイル共に入手できる。
 +
 
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;ボーダーレス有田満弘森の轟き、ルムラ/ Borderless Mitsuhiro Arita Lumra, Bellow of the Woods(#0342)
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:カードの縁まで[[有田満弘]]による通常版とは異なるイラストが描かれた[[森の轟き、ルムラ/Lumra, Bellow of the Woods]]。
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:各種ブースターからノンフォイル、フォイル共に入手できる。
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;ジャパニーズ・レイズド・フォイル・アニメ/Japanese Raised Foil Anime(#0343~#0355)
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:カードの縁まで通常版とは異なる、日本のアーティストによるイラストが描かれ、特殊なフォイル仕様が施されたカード。特定の伝説のクリーチャー・カードに存在する。森の轟き、ルムラのイラストは上述のボーダーレス有田満弘と同じである。
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:コレクター・ブースターからのみ入手できる。
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;[[拡張アート#拡張アート (カード枠)|拡張アート枠/Extended-Art Frame]] (#0356~0368)
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:イラストが両端の枠まで拡大されたカード。ショーケース、ボーダーレスに当てはまらず、[[クラス]]でないすべてのレア・神話レアに存在する。
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:ノンフォイル、フォイルともにコレクター・ブースターで入手できる。
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;基本土地/Basic Land(#0369~0378)
 +
:通常の枠の基本土地。
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:スターターキットや統率者デッキから入手できる。フォイルはバンドルのみから入手でき、バンドル日本語版は発売しないので日本語版は存在しない。
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;スターターキットの神話レア/Starter kit mythyc rare(#0379~0380)
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:[[ブルームバロウ スターターキット]]の顔役である[[激浪のならず者、ブリア/Bria, Riptide Rogue]]と[[司直の長耳、ビルケ/Byrke, Long Ear of the Law]]。
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:ブルームバロウ スターターキットからのみ入手でき、フォイルしか存在しない。
 +
 
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;WPNプロモ(#0381~0385)
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:イラストは通常版と同じだが枠がダークフレームのカード。
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:ブルームバロウシーズンの[[WPNプロモパック]]からのみ入手できる。フォイルはプレミアムプロモパックからのみ入手できる。
 +
:*[[跳び込め/Hop to It]]
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:*[[川岸の物あさり/Shoreline Looter]]
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:*[[討伐/Fell]]
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:*[[削弱/Wear Down]]
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:*[[嵐捕りの導師/Stormcatch Mentor]]
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 +
;バンドルプロモ/Bundle Promo(#0386)
 +
:通常版とは異なるイラストのフォイル版[[稲妻罠の教練者/Thundertrap Trainer]]。
 +
:バンドルからのみ入手でき、ノンフォイルは存在しない。またバンドル日本語版は発売しないので、日本語版カードは存在しない。
 +
 
 +
;スターターキット/Starter Kit(#0387~0397)
 +
:[[ブルームバロウ スターターキット]]のみに収録されている[[再録]]カード。
 +
:スターターキットからのみ入手でき、フォイルは存在しない。
  
 
==事前情報==
 
==事前情報==
本格的なプレビュー開始前に[[Mark Rosewater]]のBlog「[[Blogatog]]」で収録[[カード]]の事前情報が公開された。
+
本格的なプレビュー開始前に[[Mark Rosewater]]のBlog「[[Blogatog]]」で収録[[カード]]の事前情報が公開された<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/754816892688072704/maros-bloomburrow-teaser Maro’s Bloomburrow Teaser]([[Blogatog]] [[2024年]]7月1日)</ref>。
 +
*[[2013年]]登場の[[メカニズム]]のマイナーチェンジ版:[[英雄的]]→[[雄姿]]
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*[[ルールテキスト]]が「[[クリーチャー]]1体を[[対象]]とする。それを[[破壊]]する。」のみのカードが新たな[[マナ・コスト]]を持つ:[[討伐/Fell]]
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*4つの[[クリーチャー・タイプ]]を参照する[[アンコモン]]の[[土地]]の[[サイクル]]:[[立藤村/Lupinflower Village]]のサイクル
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*登場する[[カウンター (目印)]]:[[+1/+1カウンター]]、[[腐敗口のバイパー/Rottenmouth Viper|荒廃(blight)カウンター]]、[[願いの井戸/Wishing Well|硬貨(coin)カウンター]]、[[最終カウンター]]、[[洪水カウンター]]、[[飛行]][[キーワード・カウンター]]、[[破壊不能]]キーワード・カウンター、[[忠誠カウンター]]、[[貯め込み屋の流出/Hoarder's Overflow|隠匿(stash)カウンター]]、[[麻痺カウンター]]、[[食糧庫の備蓄/Stocking the Pantry|物資(supply)カウンター]]
 +
*初めて再登場する非[[クリーチャー・タイプ]]の[[サブタイプ]]:[[クラス]](厳密には[[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い統率者デッキ]]でも登場したが見落としとのこと<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/755736847844507648/was-the-a-noncreature-subtype-makes-its-first Blogatog](2024年7月11日)</ref>)
 +
*[[サブタイプ]]間を取り持つ10枚のカードのサイクル:[[勇敢族の二人組/Brave-Kin Duo]]のサイクル
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*同じセットからの再録メカニズムが、それぞれ異なる2[[色の組み合わせ]]の[[アーキタイプ]]として再登場:[[オデッセイ]]から[[スレッショルド]]と[[リス]]
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*ルール・テキストに4回「[[リス]]」が登場するカード:[[種選奴、カメリア/Camellia, the Seedmiser]]
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*新たなシンボルを持つ[[神話レア]]のサイクル:[[巣ごもりの季節/Season of the Burrow]]のサイクル
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*我々が作ってきた中で最も可愛らしいメカニズム:[[新生]]
 
*以下の[[ルール文章]]を持つカード
 
*以下の[[ルール文章]]を持つカード
 +
**あなたが[[コントロール]]する[[トークン]]1つを対象とする。それの[[コピー]]であるトークン[[X]]個を[[生成]]する。:[[共通の利益のために/For the Common Good]]
 +
**あなたが[[アライグマ]]をコントロールしているなら、カード1枚を[[捨てる|捨てても]]よい。:[[ポイ捨て/Take Out the Trash]]
 +
**[[対戦相手]]がコントロールするクリーチャーは基本の[[タフネス]]が1である。:[[羽の夜のマーハ/Maha, Its Feathers Night]]
 +
**あなたがコントロールするクリーチャー1体以上が死亡以外で[[戦場]]を離れるたび:[[陰気な港魔道士/Dour Port-Mage]]、[[三本木の書記官/Three Tree Scribe]]
 +
**それが最初の[[インスタント]][[呪文]]か、最初の[[ソーサリー]]呪文か、最初の[[カワウソ]]呪文なら:[[分岐する嵐、アラニア/Alania, Divergent Storm]]
 +
**土地1つを対象とする。それの上に洪水カウンター1個を置く。:[[岸無き海、エルージュ/Eluge, the Shoreless Sea]]
 +
**Xは対戦相手がコントロールしていてこのターンに[[追放]]されたクリーチャーの数に等しい:[[情け知らずのヴレン/Vren, the Relentless]]
 +
**あなたがコントロールするリスや[[食物]]であるそれぞれ:[[名誉あるリス隊長/Honored Dreyleader]]
 +
**[カード名]が[[追放]]したカードの中に4種類以上の[[カード・タイプ]]がある限り:[[鋭い目の管理者/Keen-Eyed Curator]]
 +
**対戦相手がコントロールするアーティファクトやクリーチャーやプレインズウォーカーである1つを対象とする。次のあなたの[[ターン]]まで、それはすべての[[能力]]を失う。:[[群青の獣縛り/Azure Beastbinder]]
 
*以下の[[タイプ行]]のカード
 
*以下の[[タイプ行]]のカード
 +
**クリーチャー ─ [[ハムスター]]・[[市民]]:[[愉快なアレチネズミ/Jolly Gerbils]]
 +
**クリーチャー ─ [[カエル]]・[[アドバイザー]]:[[吼える叫び屋/Bellowing Crier]]、[[池の預言者/Pond Prophet]]
 +
**クリーチャー ─ [[スカンク]]・[[暗殺者]]:[[風下の伏兵/Downwind Ambusher]]
 +
**クリーチャー ─ [[アライグマ]]・[[狂戦士]]:[[幹拳の拳闘家/Bark-Knuckle Boxer]]、[[屑鉄刃の暴れ者/Junkblade Bruiser]]
 +
**クリーチャー ─ [[リス]]・[[邪術師]]・[[バード]]:[[骨縛りの語り部/Bonebind Orator]]
 +
**クリーチャー ─ [[兎]]・[[ハツカネズミ]]:[[勇敢族の二人組/Brave-Kin Duo]]
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**[[伝説のクリーチャー]] ─ [[アナグマ]]・[[戦士]]:[[忌まわしい守護獣、ハグス/Hugs, Grisly Guardian]]
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**伝説のクリーチャー ─ [[イタチ]]・[[傭兵]]:[[悪名高い残虐爪/The Infamous Cruelclaw]]
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**伝説のクリーチャー ─ [[エレメンタル]]・[[大鹿]]:[[跳ねる春、ベーザ/Beza, the Bounding Spring]]
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**伝説のクリーチャー ─ [[鳥]]・[[ドラゴン]]:[[運命の大嵐、ドラゴンホーク/Dragonhawk, Fate's Tempest]]
 
*以下の[[名前]]のカード
 
*以下の[[名前]]のカード
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+
**[[食べかす争い/Crumb and Get It]]
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**[[熾火祭/Festival of Embers]]
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**[[跳び込め/Hop to It]]
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**[[仔狸寝入り/Kitnap]]
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**[[おどけたひと押し/Playful Shove]]
 +
**[[オタマジャクシパンチ/Polliwallop]]
 +
**[[狂気の一齧り/Rabid Gnaw]]
 +
**[[百舌部隊/Shrike Force]]
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**[[戦の囀り/War Squeak]]
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**[[願いの井戸/Wishing Well]]
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==イベント==
 
==イベント==
 
;[[プレリリース・トーナメント|プレリリース]]
 
;[[プレリリース・トーナメント|プレリリース]]
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:*[[プレリリース・カード]](レアか神話レアからランダムに1枚)。
 
:*[[プレリリース・カード]](レアか神話レアからランダムに1枚)。
 
:*[[スピンダウン・ライフカウンター]]1個。
 
:*[[スピンダウン・ライフカウンター]]1個。
:*[[MTGアリーナ]]で使用できるコードが掛かれた紙1枚。
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:*[[MTGアリーナ]]で使用できるコードが印刷された紙1枚。
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またWPNプレミアム店舗では、プレリリース開始日より一定金額の商品を購入するとメイブルのキーホルダーが配布されるキャンペーンが行われる。
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;[[スタンダード・ショーダウン]]
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:毎週行われる[[スタンダード]]のイベント。8月2日から9月19日までの期間に開催される。優勝者にはプロモーション・カードとして[[プロモーション・カード#カウボーイビバップ オマージュプロモ|カウボーイビパップ オマージュプロモ]]の[[骨化/Ossification]]が配布される。
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;[[コマンダー・パーティー]]
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:カジュアルに[[統率者戦]]を楽しむイベント。8月16日から9月12日の間に開催される。特別なルールが追加された統率者戦で開催される。参加者にはプロモーション・カードとして[[旧枠]]加工版[[先祖伝来の宝刀/Heirloom Blade]]が配布される。
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;[[ストアチャンピオンシップ]]
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:競技制の高いスタンダードのイベント。8月24日から9日15日の間に開催される。プロモーション・カードとして、参加賞として[[僧院の速槍/Monastery Swiftspear]]、トップ8入賞者には[[サメ台風/Shark Typhoon]]、優勝者にはフルアートテキストレス版[[ウルザの物語/Urza's Saga]]が配布される。
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;[[マジック初心者体験会]](オープンハウス)
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:新規プレイヤー向けイベント。9月13日から15日の間に開催される。スターターキットや[[ジャンプスタート2022]]などを使った体験会が行われる。参加者には[[プロモーション・カード]]としてフォイル仕様の旧枠加工版[[貪欲なるリス/Ravenous Squirrel]]やステッカーシートが配布される。
  
 
==製品ラインナップ==
 
==製品ラインナップ==
 
;[[プレイ・ブースター]]
 
;[[プレイ・ブースター]]
 
:パック開封と[[リミテッド]]プレイの両方を楽しむことを目的とした[[ブースターパック]]。
 
:パック開封と[[リミテッド]]プレイの両方を楽しむことを目的とした[[ブースターパック]]。
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:[[ウィザーズ・プレイ・ネットワーク]]加盟店舗で36パック入りのブースターボックスを早期購入すると、[[BOX特典カード]]として[[愚者、フラブス/Flubs, the Fool]]が配布される。収録セットは[[ブルームバロウ統率者デッキ]]扱いであるため、'''スタンダードでは使用できないため注意'''。また今回はノンフォイルとフォイルの両方の仕様が店舗に配布される。
 
:封入内容はマジックのカード14枚+特殊カード1枚。
 
:封入内容はマジックのカード14枚+特殊カード1枚。
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:*[[プレミアム・カード|フォイル仕様]]のいずれかの[[稀少度]]のカード1枚。
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:*[[レア]]か[[神話レア]]のカード1枚。
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:*いずれかの[[稀少度]]のカード1枚。
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:*[[アンコモン]]のカード3枚。
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:*[[コモン]]のカード7枚。
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:**1.5%の確率で、コモン1枚が[[スペシャルゲスト]]のカードに置換される。
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:*フルアートの「四季」[[基本土地]]カード1枚。
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:**各季節の出現率は春:40%、夏:30%、秋:20%、冬:10%となっている。また1/5の確率でフォイル仕様になる。
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:*アート/[[トークン・カード]]いずれか1枚。
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:**65%の確率で広告/トークン・カード、30%の確率でアート・カード、5%の確率でサイン入りアート・カードとなる。
  
 
;[[コレクターブースター]]
 
;[[コレクターブースター]]
 
:主に[[拡張アート#拡張アート (カード枠)|拡張アート枠]]やプレミアム・カードが封入された[[コレクター]]向けのブースターパック。
 
:主に[[拡張アート#拡張アート (カード枠)|拡張アート枠]]やプレミアム・カードが封入された[[コレクター]]向けのブースターパック。
 +
:[[ウィザーズ・プレイ・ネットワーク]]加盟店舗で12パック入りのブースターボックスを早期購入すると、[[BOX特典カード]]が配布される。
 
:封入内容はマジックのカード15枚+特殊カード1枚。
 
:封入内容はマジックのカード15枚+特殊カード1枚。
 +
:*特殊仕様のレアか神話レア1枚。
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:**伝統的フォイル仕様のブースター・ファン(ショーケース・フレーム、ボーダーレス、拡張アート)のレアか神話レア。
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:**伝統的フォイル仕様の「イマジン:勇敢なる生き物たち」。
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:**伝統的フォイル仕様のスペシャルゲスト。
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:**ジャパニーズ・レイズド・フォイル・アニメ・カード。
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:*ブースター・ファンのレアか神話レア、あるいは「イマジン:勇敢なる生き物たち」2枚。
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:*[[ブルームバロウ統率者デッキ]]のレアか神話レア1枚([[クラス]]を除く新録カードか構築済みデッキ収録「イマジン:勇敢なる生き物たち」)。
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:*フォイル仕様のレアか神話レア1枚。
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:*フォイル仕様のアンコモン4枚。
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:*フォイル仕様のコモン5枚。
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:*フォイル仕様のフルアート「四季」基本土地1枚。各季節の出現率はプレイ・ブースターと同様。
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:*フォイル仕様の両面トークン・カード1枚。
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;ベーシック・ブースター/Value Booster
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:プレイ・ブースターより小型のパック。
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:封入内容はマジックのカード7枚。
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:*コモン3枚。
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:*アンコモン2枚。
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:*いずれかの稀少度のカード1枚。
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:*[[基本土地]]、フォイルのカード、[[スペシャルゲスト]]のうちいずれか1枚。
  
 
;[[バンドル]](日本語版なし)
 
;[[バンドル]](日本語版なし)
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:*大型スピンダウン[[ライフカウンター]]。
 
:*大型スピンダウン[[ライフカウンター]]。
  
;[[スターターキット2024]]
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;[[ブルームバロウ スターターキット]]
:入門者用の製品。[[構築済みデッキ]]2つとプレイガイド、[[MTGアリーナ]]で同じ内容のデッキがアンロックできるコードが入っている。
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:入門者用の製品。[[構築済みデッキ]]2つとプレイガイド、[[MTGアリーナ]]で同じ内容のデッキがアンロックできるコードが入っている。セットとしてはブルームバロウの一部であり、収録されたカードはスタンダードで使用できる。
  
 
;[[ブルームバロウ統率者デッキ]]
 
;[[ブルームバロウ統率者デッキ]]
 
:[[統率者戦]]用の[[構築済みデッキ]]。独立した製品であり新規カードを含む収録カードは'''スタンダード用セットに[[カード名|同名]]のカードが含まれていない限りスタンダードでは使用できない'''。
 
:[[統率者戦]]用の[[構築済みデッキ]]。独立した製品であり新規カードを含む収録カードは'''スタンダード用セットに[[カード名|同名]]のカードが含まれていない限りスタンダードでは使用できない'''。
:*[[動き出した兵隊/Animated Army]] - [[赤緑]]のデッキ。
+
:*[[動き出した兵隊/Animated Army]] - [[赤緑]]の[[積算]]がテーマのデッキ。
:*[[家族が第一/Family Matters]] - [[青赤白]]のデッキ。
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:*[[家族が第一/Family Matters]] - [[青赤白]]の[[新生]]がテーマのデッキ。
:*[[友好の証/Peace Offering]] - [[緑白青]]のデッキ。
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:*[[友好の証/Peace Offering]] - [[緑白青]]の[[贈呈]]がテーマのデッキ。
:*[[リスの悪ふざけ/Squirreled Away]] - [[黒緑]]のデッキ。
+
:*[[リスの悪ふざけ/Squirreled Away]] - [[黒緑]]の[[リス]]がテーマのデッキ。
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==主な開発スタッフ==
 
==主な開発スタッフ==
*[[]]([[展望デザイン・チーム]]リーダー)
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*[[Doug Beyer]] ([[展望デザイン・チーム]]リーダー)
*[[]]([[セット・デザイン・チーム]]リーダー)
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*[[Ian Duke]] ([[セット・デザイン・チーム]]リーダー)
その他のスタッフについては米国版公式サイトセットアーカイブのクレジットを参照。-->
+
その他のスタッフについては米国版公式サイトセットアーカイブのクレジットを参照。
 
==公式特集ページ==
 
==公式特集ページ==
 
===製品情報===
 
===製品情報===
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*[https://mtg-jp.com/products/0000280/ 『ブルームバロウ』](マジック日本公式サイト 製品情報)
 
*[https://magic.wizards.com/ja/products/bloomburrow 『ブルームバロウ』](マジック米国公式サイト日本語版 製品情報)
 
*[https://magic.wizards.com/ja/products/bloomburrow 『ブルームバロウ』](マジック米国公式サイト日本語版 製品情報)
*[https://magic.wizards.com/en/news/announcements/a-first-look-at-bloomburrow A First Look at Bloomburrow]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0037657/ 『ブルームバロウ』ファーストルックまとめ]([[Daily MTG]] [[2024年]]2月23日)
+
*[https://magic.wizards.com/ja/products/bloomburrow/card-image-gallery 『ブルームバロウ』カードイメージギャラリー](マジック米国公式サイト日本語版)
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+
*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0037996/ 『ブルームバロウ』メカニズム]([[Daily MTG]] [[2024年]]7月9日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0037995/ 「ベーシック・ブースター」とは?]([[Daily MTG]] [[2024年]]7月9日)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/news/feature/collecting-bloomburrow Collecting Bloomburrow: The 4 Most Important Things to Know]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0038012/ 『ブルームバロウ』をコレクションする:特に知っておくべき4つのこと]([[Daily MTG]] [[2024年]]7月9日)
 +
*[https://magic.wizards.com/ja/news/announcements/bloomburrow-starter-kit-decklists 『ブルームバロウ』スターターキット・デッキリスト]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0038047/ 『ブルームバロウ』スターターキット・デッキリスト]([[Daily MTG]] [[2024年]]7月16日)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/news/feature/bloomburrow-release-notes Bloomburrow Release Notes]/[https://mtg-jp.com/img_sys/common/JP_BLB%20Release%20Notes%2020240722.pdf 『ブルームバロウ』 リリースノート (PDF文書)]([[Daily MTG]] [[2024年]]7月19日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/information/0038034/ 『ブルームバロウ』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び](マジック日本公式サイト [[2024年]]7月25日)
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===開発コラム===
 
===開発コラム===
 
[[Making Magic]] -マジック開発秘話- - [[Mark Rosewater]]によるコラム。
 
[[Making Magic]] -マジック開発秘話- - [[Mark Rosewater]]によるコラム。
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037997/ 巣穴の開花 その1]([[Making Magic]] [[2024年]]7月9日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0038006/ 巣穴の開花 その2]([[Making Magic]] [[2024年]]7月15日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0038032/ 『ブルームバロウ』展望デザイン提出文書 その1]([[Making Magic]] [[2024年]]7月22日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0038052/ 『ブルームバロウ』展望デザイン提出文書 その2]([[Making Magic]] [[2024年]]7月29日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0038060/ 『ブルームバロウ』展望デザイン提出文書 その3]([[Making Magic]] [[2024年]]8月5日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0038171/ こぼれ話2024 その1]([[Making Magic]] [[2024年]]9月30日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0038216/ こぼれ話2024 その2]([[Making Magic]] [[2024年]]10月7日)
  
 
===背景設定===
 
===背景設定===
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/ur/BLB/0037944/ 第1話 災厄、渓間に来たる]([[Daily MTG]] [[2024年]]7月1日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/ur/BLB/0037945/ 第2話 期待通りのパーティー]([[Daily MTG]] [[2024年]]7月2日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/ur/BLB/0037954/ 第3話 失ったもの、見つけたもの]([[Daily MTG]] [[2024年]]7月3日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/ur/BLB/0037984/ 第4話 占術と嵐呼び]([[Daily MTG]] [[2024年]]7月5日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/ur/BLB/0037988/ 第5話 噴水港の黄昏]([[Daily MTG]] [[2024年]]7月8日)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/news/feature/planeswalkers-guide-to-bloomburrow-part-1 Planeswalker's Guide to Bloomburrow, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0038017/ プレインズウォーカーのための『ブルームバロウ』案内 その1]([[Daily MTG]] [[2024年]]7月11日)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/news/feature/planeswalkers-guide-to-bloomburrow-part-2 Planeswalker's Guide to Bloomburrow, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0038030/ プレインズウォーカーのための『ブルームバロウ』案内 その2]([[Daily MTG]] [[2024年]]7月16日)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/feature/planeswalkers-guide-to-bloomburrow-part-3 Planeswalker's Guide to Bloomburrow, Part 3]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0038036/ プレインズウォーカーのための『ブルームバロウ』案内 その3]([[Daily MTG]] [[2024年]]7月17日)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/feature/the-legends-of-bloomburrow The Legends of Bloomburrow]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0038072/ 『ブルームバロウ』の伝説たち]([[Daily MTG]] [[2024年]]8月12日)
  
 
===その他===
 
===その他===
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*[https://magic.wizards.com/en/news/announcements/a-first-look-at-bloomburrow A First Look at Bloomburrow]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0037657/ 『ブルームバロウ』ファーストルックまとめ]([[Daily MTG]] [[2024年]]2月23日)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/news/feature/where-to-find-bloomburrow-previews Where to Find Bloomburrow Previews]([[Daily MTG]] [[2024年]]6月28日) - プレビュー日程
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0038010/ 『ブルームバロウ』シーズンのイベント一覧]([[Daily MTG]] [[2024年]]7月10日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/kochima/0038018/ 発売前の製品で遊ぼう!7月26日~8月1日は『ブルームバロウ』プレリリース開催!](マジック日本公式サイト [[2024年]]7月19日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0038025/ 『ブルームバロウ』プレリリース・ガイド]([[Daily MTG]] [[2024年]]7月22日)
  
 
===動画===
 
===動画===
 +
*[https://www.youtube.com/watch?v=4Ei6_AXlgP8 小さくとも強く『ブルームバロウ』デビュー | マジック:ザ・ギャザリング(日本語字幕機能あり)](マジック日本公式Youtubeチャンネル [[2024年]]7月10日)
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*[https://www.youtube.com/watch?v=IYBQTZGkMSA ちいさなしっぽの、おおきなぼうけん。『ブルームバロウ』公式トレーラー | マジック:ザ・ギャザリング](マジック日本公式Youtubeチャンネル [[2024年]]7月10日)
  
 
==脚注==
 
==脚注==
<references />-->
+
<references />
 
==参考==
 
==参考==
<!--*[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/Bloomburrow/ カードリスト](Wisdom Guild)-->
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*[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/Bloomburrow/ カードリスト](Wisdom Guild)
 
*[[カード個別評価:ブルームバロウ]]
 
*[[カード個別評価:ブルームバロウ]]
*[[カード個別評価:スペシャルゲスト (ブルームバロウ)]]
+
*[[カード個別評価:スペシャルゲスト#ブルームバロウ]]
 +
*[[カード個別評価:ブルームバロウ統率者デッキ]]
 
*[[カードセット一覧]]
 
*[[カードセット一覧]]
 
**[[団結のドミナリア]] - [[兄弟戦争]] - [[ファイレクシア:完全なる統一]] - [[機械兵団の進軍]] - [[機械兵団の進軍:決戦の後に]]
 
**[[団結のドミナリア]] - [[兄弟戦争]] - [[ファイレクシア:完全なる統一]] - [[機械兵団の進軍]] - [[機械兵団の進軍:決戦の後に]]
 
**[[エルドレインの森]] - [[イクサラン:失われし洞窟]] - [[カルロフ邸殺人事件]] - [[サンダー・ジャンクションの無法者]]
 
**[[エルドレインの森]] - [[イクサラン:失われし洞窟]] - [[カルロフ邸殺人事件]] - [[サンダー・ジャンクションの無法者]]
**[[ブルームバロウ]] - Duskmourn House of Horror
+
**[[ブルームバロウ]] - [[ダスクモーン:戦慄の館]]
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**[[霊気走破]] - [[タルキール:龍嵐録]] - [[ファイナルファンタジー]] - [[久遠の終端]] - [[マーベル スパイダーマン]]
  
 
[[Category:エキスパンション|ふるうむはろう]]
 
[[Category:エキスパンション|ふるうむはろう]]

2024年11月4日 (月) 17:53時点における最新版

ブルームバロウ/Bloomburrow
シンボル カエデの葉
略号 BLB
コードネーム Rugby
発売日 MOArena:2024年7月30日(日本時間では31日)
:2024年8月2日
セット枚数 全397種類
(プレイブースター収録261種類+スターターキット13種類+基本土地+各種バリエーション)

ブルームバロウ/Bloomburrowは、スタンダード用の本流のセット2024年8月2日発売。キャッチコピーは「ちいさなしっぽのおおきなぼうけん/Tiny tails, big adventure」。

目次

[編集] 概要

ハツカネズミカエルコウモリといった小動物の獣人アニマルフォーク/Animalfolkたちが文明を営む新登場次元/Planeブルームバロウ/Bloomburrowを舞台とする。渓間/Valleyの平和な村、グッドヒル/Goodhillに住むマウスフォークのメイブル/Mabelは、愛する家族とともに誕生日パーティーの準備の真っ最中。けれどカエルフォークのヘルガ/Helgaが、自分の村が災厄の獣/Calamity Beast、夜のフクロウことマーハ/Mahaに襲われたと助けを求めて村にやってきました。いずれブルームバロウ全体を脅かすかもしれない脅威に対抗するため、メイブルは先祖から受け継がれた剣を持って立ち上がります。弓の名手フィニアス/Finneas、冒険家のハグス/Hugsゲヴ/Gev、司祭のゾラリーネ/Zoraline、頼れる仲間たちが加わり、冒険の始まりです。

動物が人間を模した社会的生活を営む、絵本や児童小説のような「動物の擬人化」というジャンルからトップダウン・デザインされたカード・セット。新規キーワード能力として新生贈呈、新規キーワード処理として給餌する、新規ルール用語として積算、新規能力語として雄姿が登場した。再録メカニズムとしてスレッショルド食物が登場した。その他フラッシュバックストーム混成マナ・シンボル多相キーワード・カウンタークラスが再登場している。

アニマルフォーク10種族が各2色の組み合わせに割り当てられており、それぞれがリミテッドアーキタイプの指針ともなっている。タイプ的カードも各種族専用のボーナスと1色に配分された種族すべてにボーナスを与える2種類のタイプのカードが収録され、それらが有効に働くようコモンには種族を2つ持つ二人組のサイクルや混成カードのサイクルが存在する。

種族 テーマ
白青 飛行を持たないクリーチャーへ恩恵を与える
白黒 コウモリ ライフの増減
青黒 ネズミ スレッショルド
青赤 カワウソ クリーチャーでない呪文
黒赤 トカゲ 対戦相手がライフを失うこと
黒緑 リス 給餌
赤緑 アライグマ 積算
赤白 ハツカネズミ 雄姿
緑白 トークン
緑青 カエル ETBの再利用

新生/Offspring」はそのクリーチャーの子供も参戦するキーワード能力である。追加コスト支払うことで、P/Tが1/1である以外はそのクリーチャーのコピーであるトークンがついてくる。

たとえ敵対する相手でも「贈呈/Gift」することで回りまわって自分の為になることもある。贈呈は追加コストであり、ドロートークンなどを対戦相手に与えることでその呪文の効果が増強されたりデメリットが無くなったりする。

リス達は後々のために食物を溜め込む。「給餌する/Forage」は新たなコストの支払い方であり、あなたの墓地のカード3枚を追放するか食物1つを生け贄に捧げることで支払うことができる。

アライグマ達も他の者からはゴミとしか思えない物を溜め込むが、彼らなりの計算があるらしい。「積算N/Expand Nを達成する」とはこのターンにあなたが呪文を唱えるために支払ったマナの点数を数える。達成することで様々なボーナスを与えるカードが収録されている。

ハツカネズミ達は小さな体から勇気を発散する。「雄姿/Valiant」はあなたがコントロールする呪文や能力の対象になることで誘発する能力を示す能力語である。

ネズミ達は過去の歴史を重要視する。「スレッショルド/Threshold」はあなたの墓地にカードが7枚以上あるときに機能する能力を示す能力語である。

クラス/Class」は宿屋の主人や芸術家などプレイヤーがつく職業を表すエンチャントである。ソーサリー・タイミングでレベル横のマナを支払うことで職業のレベルがアップする。

新たなモード呪文として、それぞれのモードに1から3までの獣痕コストがあり、合計が5つになるまで好きなモードを選んでよい季節サイクルが登場した。これらのカードはブルームバロウの歴史を表している。

新規クリーチャー・タイプとしてイタチスカンクが登場し、また初めてハムスターがトークンではなくカードとして登場した。ほかにセットの特徴としては主要アニマルフォーク以外にも幾つか小動物の獣人が登場するほか、大型の動物は次元の自然を体現する獣たちでありエレメンタルのタイプを併せ持つ。そして次元の性質上、イーブンタイドぶりに人間が登場しないセットとなっている。

[編集] ブースター・ファン

プレイ・ブースターからは通常版と異なるイラストや枠を持つボーダーレス版やショーケース・フレーム版のカードが出現することがある。また、そういった特殊仕様が無いレア以上のカード(クラスを除く)には拡張アート版が用意され、コレクター・ブースターから入手できる。

[編集] フルアート「四季」基本土地/Full-art Seasonal Basic Land

基本土地には、同じ場所の春夏秋冬の風景を描いた4種類のフルアート版が用意されている。ブースターの封入率は春が一番出やすく冬は稀少となっている。

各種ブースターからノンフォイル、フォイル共に入手できる。

[編集] 「森林」ショーケース/Woodland Showcase

アニマルフォークたちが暮らす森林をモチーフにした特殊なフレームと童話の挿絵めいたアートスタイルのショーケース・フレーム。レア以上の特定のカードに存在する。

各種ブースターからノンフォイル、フォイル共に入手できる。

[編集] ボーダーレス/Borderless

カードの縁まで通常版とは異なるイラストが描かれたカード。各種ブースターからノンフォイル、フォイル共に入手できる。

実地調査ボーダーレス/Field Note Borderless
生物観察のスケッチ風のイラストのボーダーレス版カード。アニマルフォークではない特定の伝説のクリーチャーに存在する。
三本木市/Three Tree City
三本木市/Three Tree Cityの四季を描いた4種類のボーダーレス版カード。基本土地と異なり四季の封入率は同等である。
獣痕サイクル/Pawprint Cycle
獣痕シンボルを使うサイクルのカード5枚に存在する。
ボーダーレスプレインズウォーカー/Borderless Planeswalker
プレインズウォーカー轟く機知、ラル/Ral, Crackling Witに存在する。
森の轟き、ルムラ/Lumra, Bellow of the Woods
森の轟き、ルムラ/Lumra, Bellow of the Woodsのみ、実地調査ボーダーレス版とは別にポケモンカードゲームの有田満弘によるイラストのボーダーレス版が存在する。このイラストは後述の#ジャパニーズ・レイズド・フォイル・アニメ・カード/Japanese Raised Foil Anime Cardsにも使用されている。

[編集] スペシャルゲスト/Special Guest

ブルームバロウをイメージした新規イラストのボーダーレス版再録カード群。

独自のエキスパンション・シンボルとコレクター番号を持ち、いずれも同名のカードが使用可能セットに含まれてない限りスタンダードを含む各フォーマットでは使用できない

プレイ・ブースターからは1.5%の確率でコモン1枚が置換される形で出現する。今セットよりザ・リストはスペシャルゲストのみになり、実質ザ・リストは消滅する形になる。

フォイルはコレクター・ブースターからのみ入手できる。

内容はカード個別評価:スペシャルゲスト#ブルームバロウを参照。

[編集] イマジン:勇敢なる生き物たち/Imagine: Courageous Critters

マジックの既存のキャラクターがブルームバロウを訪れ、その魔法によって動物に変化した”if”の姿を描いたボーダーレス版のカード。

コレクター・ブースターからのみ出現し、収録セットはブルームバロウ統率者デッキ扱いである。同名のカードが使用可能セットに含まれてない限りスタンダードを含む各フォーマットでは使用できない

内容はカード個別評価:ブルームバロウ統率者デッキ#イマジン:勇敢なる生き物たちを参照。

またブルームバロウ統率者デッキの各構築済みデッキにはこれとは別枠で、同じ仕様のプレインズウォーカー・カードが各1枚収録されている。これらはフォイルが各構築済みデッキから、ノンフォイルがコレクター・ブースターから入手できる。

[編集] ジャパニーズ・レイズド・フォイル・アニメ・カード/Japanese Raised Foil Anime Cards

日本のアーティストを起用した新規イラストの、特殊なフレームとフォイル仕様のボーダーレス版カード。森の轟き、ルムラ/Lumra, Bellow of the Woodsのみボーダーレス版と同じ有田満弘のイラストが使用されている。

コレクター・ブースターから約3.66%の確率で出現する。

ブルームバロウ収録カード(スタンダード使用可能)
ブルームバロウ統率者デッキ収録カード(スタンダード使用不可能)

[編集] ルールの変更

今セットよりルール・テキストの書式の一部が変更された。

[編集] リミテッド

#概要の通り2色の組み合わせごとにそれぞれクリーチャー・タイプとデッキのアーキタイプとなるテーマが割り当てられており、特定の種族のカードを集めると自然とアーキタイプに沿うようになっている。ただタイプ的カードは一部のレアを除きそこまで強力なものではないため、無理にクリーチャー・タイプを固める必要はない。各種テーマを機能させるカードのバランス(白青なら飛行を持たないクリーチャー、黒緑なら墓地を肥やしたり食物を出すカード)を意識した方が良いだろう。

[編集] 注目のストーリー

メインストーリー中で使用されたか、内容が示唆された順。

[編集] コレクター番号

プレイ・ブースターから出現する通常版のカードはコレクター番号261番までであり、以降は基本土地ボーダーレス版やショーケース・フレームプロモーション・カード等となっている。

フルアート季節基本土地/full-art seasonal basic land(#0262~0281)
フルアートで同じ場所の四季のイラストが描かれた基本土地。
各種ブースター、バンドルからノンフォイル、フォイル共に入手できる。
ボーダーレス獣痕サイクル/ Borderless Pawprint Cycle(#0282~0286)
カードの縁まで通常版とは異なるイラストが描かれたカード。神話レアの獣痕サイクルに存在する。
各種ブースターからノンフォイル、フォイル共に入手できる。
実地調査ボーダーレス/Field Note Borderless(#0287~0294)
カードの縁まで通常版とは異なる、生物観察のスケッチ風のイラストが描かれたカード。レア以上の特定のクリーチャー・カードに存在する。
各種ブースターからノンフォイル、フォイル共に入手できる。
「森林」ショーケース/Woodland Showcase(#0295~0336)
絵本風の通常版とは異なるイラストが描かれ、樹をモチーフにした特殊なフレームのカード。レア以上の特定のカードに存在する。
各種ブースターからノンフォイル、フォイル共に入手できる。
ボーダーレス三本木市/Borderless Three Tree City(#0337~0340)
カードの縁まで通常版とは異なるイラストが描かれた三本木市/Three Tree City。四季を描いた四種類が存在する。
各種ブースターからノンフォイル、フォイル共に入手できる。
ボーダーレス・プレインズウォーカー/Borderless Planeswalker(#0341)
カードの縁まで通常版とは異なるイラストが描かれた轟く機知、ラル/Ral, Crackling Wit
各種ブースターからノンフォイル、フォイル共に入手できる。
ボーダーレス有田満弘森の轟き、ルムラ/ Borderless Mitsuhiro Arita Lumra, Bellow of the Woods(#0342)
カードの縁まで有田満弘による通常版とは異なるイラストが描かれた森の轟き、ルムラ/Lumra, Bellow of the Woods
各種ブースターからノンフォイル、フォイル共に入手できる。
ジャパニーズ・レイズド・フォイル・アニメ/Japanese Raised Foil Anime(#0343~#0355)
カードの縁まで通常版とは異なる、日本のアーティストによるイラストが描かれ、特殊なフォイル仕様が施されたカード。特定の伝説のクリーチャー・カードに存在する。森の轟き、ルムラのイラストは上述のボーダーレス有田満弘と同じである。
コレクター・ブースターからのみ入手できる。
拡張アート枠/Extended-Art Frame (#0356~0368)
イラストが両端の枠まで拡大されたカード。ショーケース、ボーダーレスに当てはまらず、クラスでないすべてのレア・神話レアに存在する。
ノンフォイル、フォイルともにコレクター・ブースターで入手できる。
基本土地/Basic Land(#0369~0378)
通常の枠の基本土地。
スターターキットや統率者デッキから入手できる。フォイルはバンドルのみから入手でき、バンドル日本語版は発売しないので日本語版は存在しない。
スターターキットの神話レア/Starter kit mythyc rare(#0379~0380)
ブルームバロウ スターターキットの顔役である激浪のならず者、ブリア/Bria, Riptide Rogue司直の長耳、ビルケ/Byrke, Long Ear of the Law
ブルームバロウ スターターキットからのみ入手でき、フォイルしか存在しない。
WPNプロモ(#0381~0385)
イラストは通常版と同じだが枠がダークフレームのカード。
ブルームバロウシーズンのWPNプロモパックからのみ入手できる。フォイルはプレミアムプロモパックからのみ入手できる。
バンドルプロモ/Bundle Promo(#0386)
通常版とは異なるイラストのフォイル版稲妻罠の教練者/Thundertrap Trainer
バンドルからのみ入手でき、ノンフォイルは存在しない。またバンドル日本語版は発売しないので、日本語版カードは存在しない。
スターターキット/Starter Kit(#0387~0397)
ブルームバロウ スターターキットのみに収録されている再録カード。
スターターキットからのみ入手でき、フォイルは存在しない。

[編集] 事前情報

本格的なプレビュー開始前にMark RosewaterのBlog「Blogatog」で収録カードの事前情報が公開された[3]

[編集] イベント

プレリリース
2024年7月26日から8月1日の間に開催される。
参加者にはプレリリース・パックが配布され、40枚以上のシールドデッキを作り対戦する。
プレリリース・パックの内容は

またWPNプレミアム店舗では、プレリリース開始日より一定金額の商品を購入するとメイブルのキーホルダーが配布されるキャンペーンが行われる。

スタンダード・ショーダウン
毎週行われるスタンダードのイベント。8月2日から9月19日までの期間に開催される。優勝者にはプロモーション・カードとしてカウボーイビパップ オマージュプロモ骨化/Ossificationが配布される。
コマンダー・パーティー
カジュアルに統率者戦を楽しむイベント。8月16日から9月12日の間に開催される。特別なルールが追加された統率者戦で開催される。参加者にはプロモーション・カードとして旧枠加工版先祖伝来の宝刀/Heirloom Bladeが配布される。
ストアチャンピオンシップ
競技制の高いスタンダードのイベント。8月24日から9日15日の間に開催される。プロモーション・カードとして、参加賞として僧院の速槍/Monastery Swiftspear、トップ8入賞者にはサメ台風/Shark Typhoon、優勝者にはフルアートテキストレス版ウルザの物語/Urza's Sagaが配布される。
マジック初心者体験会(オープンハウス)
新規プレイヤー向けイベント。9月13日から15日の間に開催される。スターターキットやジャンプスタート2022などを使った体験会が行われる。参加者にはプロモーション・カードとしてフォイル仕様の旧枠加工版貪欲なるリス/Ravenous Squirrelやステッカーシートが配布される。

[編集] 製品ラインナップ

プレイ・ブースター
パック開封とリミテッドプレイの両方を楽しむことを目的としたブースターパック
ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で36パック入りのブースターボックスを早期購入すると、BOX特典カードとして愚者、フラブス/Flubs, the Foolが配布される。収録セットはブルームバロウ統率者デッキ扱いであるため、スタンダードでは使用できないため注意。また今回はノンフォイルとフォイルの両方の仕様が店舗に配布される。
封入内容はマジックのカード14枚+特殊カード1枚。
  • フォイル仕様のいずれかの稀少度のカード1枚。
  • レア神話レアのカード1枚。
  • いずれかの稀少度のカード1枚。
  • アンコモンのカード3枚。
  • コモンのカード7枚。
  • フルアートの「四季」基本土地カード1枚。
    • 各季節の出現率は春:40%、夏:30%、秋:20%、冬:10%となっている。また1/5の確率でフォイル仕様になる。
  • アート/トークン・カードいずれか1枚。
    • 65%の確率で広告/トークン・カード、30%の確率でアート・カード、5%の確率でサイン入りアート・カードとなる。
コレクターブースター
主に拡張アート枠やプレミアム・カードが封入されたコレクター向けのブースターパック。
ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で12パック入りのブースターボックスを早期購入すると、BOX特典カードが配布される。
封入内容はマジックのカード15枚+特殊カード1枚。
  • 特殊仕様のレアか神話レア1枚。
    • 伝統的フォイル仕様のブースター・ファン(ショーケース・フレーム、ボーダーレス、拡張アート)のレアか神話レア。
    • 伝統的フォイル仕様の「イマジン:勇敢なる生き物たち」。
    • 伝統的フォイル仕様のスペシャルゲスト。
    • ジャパニーズ・レイズド・フォイル・アニメ・カード。
  • ブースター・ファンのレアか神話レア、あるいは「イマジン:勇敢なる生き物たち」2枚。
  • ブルームバロウ統率者デッキのレアか神話レア1枚(クラスを除く新録カードか構築済みデッキ収録「イマジン:勇敢なる生き物たち」)。
  • フォイル仕様のレアか神話レア1枚。
  • フォイル仕様のアンコモン4枚。
  • フォイル仕様のコモン5枚。
  • フォイル仕様のフルアート「四季」基本土地1枚。各季節の出現率はプレイ・ブースターと同様。
  • フォイル仕様の両面トークン・カード1枚。
ベーシック・ブースター/Value Booster
プレイ・ブースターより小型のパック。
封入内容はマジックのカード7枚。
バンドル(日本語版なし)
以下の内容が封入された大型商品。
  • プレイ・ブースター×9。
  • フォイル版の基本土地15枚(フルアート版5枚を含む)。
  • 基本土地15枚(フルアート版5枚を含む)。
  • 通常とは異なるイラストのフォイル版プロモーション・カード
  • 大型スピンダウンライフカウンター
ブルームバロウ スターターキット
入門者用の製品。構築済みデッキ2つとプレイガイド、MTGアリーナで同じ内容のデッキがアンロックできるコードが入っている。セットとしてはブルームバロウの一部であり、収録されたカードはスタンダードで使用できる。
ブルームバロウ統率者デッキ
統率者戦用の構築済みデッキ。独立した製品であり新規カードを含む収録カードはスタンダード用セットに同名のカードが含まれていない限りスタンダードでは使用できない

[編集] 主な開発スタッフ

その他のスタッフについては米国版公式サイトセットアーカイブのクレジットを参照。

[編集] 公式特集ページ

[編集] 製品情報

[編集] 開発コラム

Making Magic -マジック開発秘話- - Mark Rosewaterによるコラム。

[編集] 背景設定

[編集] その他

[編集] 動画

[編集] 脚注

  1. 「ユニバース」が揃うとき――「ユニバースビヨンド」製品の使用可能フォーマットについてのお知らせ(Daily MTG 2024年10月25日)
  2. Matt Tabak(X(旧Twitter) 2024年7月26日)
  3. Maro’s Bloomburrow Teaser(Blogatog 2024年7月1日)
  4. Blogatog(2024年7月11日)

[編集] 参考

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