緑白青ビートダウン

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'''緑白青ビートダウン'''/''Green-White-Blue Beatdown'' は[[緑白青]]3[[色]]で組まれた[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン・デッキ]]の総称。
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'''緑白青ビートダウン'''(''Green-White-Blue Beatdown'')は[[緑白青]]3[[色]]で組まれた[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン・デッキ]]の総称。
  
 
==概要==
 
==概要==
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主に[[青緑ビートダウン]]に白を[[タッチ]]する形で組まれる。白の[[パーマネント]][[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]により柔軟性が高まる。また、白を足すことで[[クリーチャー]]の[[サイズ]]が底上げされるのも利点である。
 
主に[[青緑ビートダウン]]に白を[[タッチ]]する形で組まれる。白の[[パーマネント]][[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]により柔軟性が高まる。また、白を足すことで[[クリーチャー]]の[[サイズ]]が底上げされるのも利点である。
  
==アラーラの断片ブロック期==
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==イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身+灯争大戦期==
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[[灯争大戦]]から[[時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler]]などを獲得し、強化された。
  
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{{#card:Teferi, Time Raveler}}
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{{#card:Hydroid Krasis}}
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[[マナ・クリーチャー]]で[[マナ加速]]し、時を解す者、テフェリーで[[対戦相手]]の行動を妨害しつつ、[[ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis]]に繋げる基本戦略は共通しているが、[[デッキ]]のバリエーションは様々。
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初期は[[野獣の擁護者、ビビアン/Vivien, Champion of the Wilds]]を中心とするタイプや、[[エリマキ神秘家/Frilled Mystic]]を中心とする'''バント・フラッシュ'''(''Bant Flash'')などが模索されたが、各種[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]の流行を受け、[[世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World]]から[[集団強制/Mass Manipulation]]に繋げる'''バント・ランプ'''(''Bant Ramp'')が主流となった。そちらについての詳細は[[緑白青コントロール#イクサラン・ブロック~基本セット2020期|緑白青コントロール]]を参照。
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===サンプルレシピ===
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====ミッドレンジ====
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*備考
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**[[StarCityGames.com]] Richmond Standard Open ベスト8([http://www.starcitygames.com/events/040519_richmond.html 参考])
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**使用者:[[Harlan Firer]]
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[イクサラン・ブロック]]+[[ドミナリア]]+[[基本セット2019]]+[[ラヴニカのギルド]]+[[ラヴニカの献身]]+[[灯争大戦]])
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{{#MagicFactory:df319177}}
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*[[クリーチャー]]を多めに採用して[[野獣の擁護者、ビビアン/Vivien, Champion of the Wilds]]を活かす初期型。
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====フラッシュ====
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*備考
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**Standard Premier #11861749 on 05/04/2019 ベスト8([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/standard-finals-2019-05-08 参考])
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**使用者:doveeree
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[イクサラン・ブロック]]+[[ドミナリア]]+[[基本セット2019]]+[[ラヴニカのギルド]]+[[ラヴニカの献身]]+[[灯争大戦]])
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{{#MagicFactory:df319195}}
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*[[瞬速]]持ちや[[インスタント]]を採用したバント・フラッシュと呼ばれるタイプ。
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==イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身期==
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[[ラヴニカの献身]]で[[神聖なる泉/Hallowed Fountain]]と[[繁殖池/Breeding Pool]]、および多数の戦力を獲得したことで'''バント・ミッドレンジ'''(''Bant Midrange'')が登場した。[[第1管区の勇士/Hero of Precinct One]]を[[キーカード]]としたものは'''バント・マルチカラー'''(''Bant Multicolor'')あるいは'''バント・ヒーロー'''(''Bant Hero'')等と呼称される。
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{{#card:Hero of Precinct One}}
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{{#card:Deputy of Detention}}
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{{#card:Emmara, Soul of the Accord}}
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基本骨格は[[緑白トークン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身期|セレズニア・トークン]]に近く、第1管区の勇士から[[トークン]]を生み出せるように[[白青]]と[[緑青]]の[[多色カード]]を加えたものになる。[[拘留代理人/Deputy of Detention]]や[[孵化+不和/Incubation+Incongruity]]で[[戦場]]に干渉できるようになったほか、[[サイドボード]]から[[打ち消す|打ち消し]][[呪文]]を取り入れることで[[全体除去]]のような危険な呪文にも対処できるようになっている。セレズニア・トークンではサイドボード要員だった[[秋の騎士/Knight of Autumn]]を[[メインデッキ]]から投入する意義が生まれたことで、[[置物]]に対する対応力も高まっている。
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セレズニア・トークンの派生デッキであることから稀に'''バント・トークン'''(''Bant Tokens'')と呼ばれることもあるが、[[苗木の移牧/Saproling Migration]]の有無が分かれ目になるだろう。
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[[白青黒ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身期|エスパー・ヒーロー]]と似ているが、そちらは[[除去]]や[[手札破壊]]による干渉力が高く全体除去で仕切り直しに持ち込める一方で、こちらはクリーチャーの質と[[展開]]力・打撃力で勝る。
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===サンプルレシピ===
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*備考
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**[[ミシックチャンピオンシップクリーブランド19‎]], (7勝3敗)  ([https://magic.wizards.com/en/events/coverage/2019MC1 参考]/[https://mtg-jp.com/coverage/mccle19/ 参考])
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**使用者:[[Joel Larsson]]
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[イクサラン・ブロック]]+[[ドミナリア]]+[[基本セット2019]]+[[ラヴニカのギルド]]+[[ラヴニカの献身]])
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{{#MagicFactory:df319080}}
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*ヒーロー型。
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==タルキール龍紀伝+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック期==
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[[ゲートウォッチの誓い]]にて[[森の代言者/Sylvan Advocate]]や[[反射魔道士/Reflector Mage]]といった優秀な[[クリーチャー]]が登場したことにより、[[集合した中隊/Collected Company]]を[[キーカード]]とする'''バント・カンパニー'''(''Bant Company'')が[[メタゲーム|メタ]]の一角を占めるようになった。
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{{#card:Reflector Mage}}
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{{#card:Collected Company}}
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[[イニストラードを覆う影]]参入に伴う[[ローテーション]]後も引き続き活躍している。詳細は[[バント・カンパニー]]を参照。
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==テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期==
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[[タルキール龍紀伝]]の参入により、'''オジュタイバント'''(''Ojutai Bant'')や'''バント大変異'''(''Bant Megamorph'')と呼ばれる[[緑白]][[タッチ]][[青]]の[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]ないし[[ミッドレンジ]]系の[[デッキ]]が登場した。
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{{#card:Fleecemane Lion}}
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{{#card:Dragonlord Ojutai}}
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[[マナ・クリーチャー]]や[[クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix]]から[[マナ]]を伸ばして[[龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai]]や[[狩猟の統率者、スーラク/Surrak, the Hunt Caller]]といった中マナ域の[[クリーチャー]]に繋げる。[[怪物化]][[能力]]を持つ[[羊毛鬣のライオン/Fleecemane Lion]]や[[棲み家の防御者/Den Protector]]+[[死霧の猛禽/Deathmist Raptor]][[コンボ]]など、序盤から終盤まで活躍する[[カード]]が選択されているのが特徴。
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[[メインデッキ]]で[[青マナ]]を要求するのは龍王オジュタイのみ、もしくはそれに加えて少数のカードだけだが、2[[ゲーム]]目以降は[[打ち消す|カウンター]]を[[サイドボード|サイド]]インし[[クロック・パーミッション]]のように立ち回ることもできる。
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デザイナーは[[Craig Wescoe]]([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/daily-deck/craig-wescoes-ojutai-bant-2015-04-17 参考]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/dd/0014738/# 翻訳])。彼が[[プロツアー「タルキール龍紀伝」]]に持ち込み[[スタンダード]]部門8-2(全体10位)の成績を残したことで、[[環境]]の一角となった。
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===サンプルレシピ===
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*備考
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**[[グランプリクラクフ15]] ベスト8 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpkra15 参考])
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**使用者:[[Samuel Pardee]]
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[基本セット2015]]+[[テーロス・ブロック]]+[[タルキール覇王譚ブロック]])
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{{#MagicFactory:df312730}}
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==イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期==
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'''呪禁バント'''(''Bant Hexproof'')または'''バント・オーラ'''(''Bant Auras'')と呼ばれる、[[呪禁]]と[[オーラ]]の[[シナジー]]を活かした[[デッキ]]が存在する。
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{{#card:Invisible Stalker}}
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{{#card:Ethereal Armor}}
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詳細は[[呪禁バント#イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期|呪禁バント]]を参照。
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==イニストラード・ブロック構築==
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'''スピリット'''(''Spirits'')あるいは'''Geists'''と呼ばれる、[[単体強化]]を軸とした[[緑青]][[タッチ]][[白]]の[[デッキ]]が存在する。
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{{#card:Geist of Saint Traft}}
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{{#card:Wolfir Silverheart}}
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詳細は[[呪禁バント#イニストラード・ブロック構築|呪禁バント]]を参照。
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==アラーラの断片ブロック期==
 
[[バント/Bant|バントカラー]]の[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン・デッキ]]、[[バントアグロ]]が存在し、[[スタンダード]]や[[アラーラの断片ブロック構築]]で活躍した。
 
[[バント/Bant|バントカラー]]の[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン・デッキ]]、[[バントアグロ]]が存在し、[[スタンダード]]や[[アラーラの断片ブロック構築]]で活躍した。
  
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{{#card:Bant Charm}}
 
{{#card:Bant Charm}}
  
[[コンフラックス]]で[[貴族の教主/Noble Hierarch]]が加わったことも大きい。
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[[コンフラックス]]で[[貴族の教主/Noble Hierarch]]が加わったことも大きい。[[バントの魔除け/Bant Charm]]や[[忘却の輪/Oblivion Ring]]などのサポートを受けつつ[[攻撃|殴り殺す]]。
[[バントの魔除け/Bant Charm]]や[[忘却の輪/Oblivion Ring]]などのサポートを受けつつ[[殴る|殴り殺す]]。
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==神河ブロック構築==
 
==神河ブロック構築==
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[[桜族の長老/Sakura-Tribe Elder]]と[[木霊の手の内/Kodama's Reach]]から[[マナ加速]]し、[[曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror]]などの[[ファッティ]]を高速[[召喚]]して[[殴る]]のが基本的な動き。
 
[[桜族の長老/Sakura-Tribe Elder]]と[[木霊の手の内/Kodama's Reach]]から[[マナ加速]]し、[[曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror]]などの[[ファッティ]]を高速[[召喚]]して[[殴る]]のが基本的な動き。
  
[[白ウィニー#神河ブロック構築|白ウィニー]]などの速い[[ウィニー]][[デッキ]]には[[梅澤の十手/Umezawa's Jitte]]で[[除去]]し、[[最後の裁き/Final Judgment]]で一掃する。
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[[白ウィニー/ブロック構築/神河|白ウィニー]]などの速い[[ウィニー]][[デッキ]]には[[梅澤の十手/Umezawa's Jitte]]で[[除去]]し、[[最後の裁き/Final Judgment]]で一掃する。
  
[[緊急時/Time of Need]]で状況に応じ必要なクリーチャーを[[サーチ]]してくる[[シルバーバレット]]戦略も採られる。また、新[[レジェンド・ルール]]を活かして[[対消滅]]で[[対戦相手]]のクリーチャーを除去する使い方もできる。
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[[緊急時/Time of Need]]で状況に応じ必要なクリーチャーを[[サーチ]]してくる[[シルバーバレット]]戦略も採られる。また、[[神河物語]]で改定された当時の[[レジェンド・ルール]]を活かして[[対消滅]]で[[対戦相手]]のクリーチャーを除去する使い方もできる。
  
 
===サンプルレシピ===
 
===サンプルレシピ===
 
*備考
 
*備考
**[[プロツアーフィラデルフィア05]] ベスト4([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/ptphi05ja/welcome 参考])
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**[[プロツアーフィラデルフィア05]] ベスト4 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/szleifer-seizes-sunday 参考]/[http://archive.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgevent/ptphi05ja/welcome 参考])
**使用者:[[Steven Wolfman]]
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**使用者:[[Steven Wolfman]]
 
*[[フォーマット]]
 
*[[フォーマット]]
 
**[[神河ブロック構築]]([[神河物語]]+[[神河謀叛]])
 
**[[神河ブロック構築]]([[神河物語]]+[[神河謀叛]])
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==オデッセイ・ブロック期==
 
==オデッセイ・ブロック期==
 
 
同[[環境]]の[[青緑ビートダウン#オデッセイ・ブロック期|青緑ビートダウン]]に[[白]]を加えた[[デッキ]]が登場、[[青緑白マッドネス]]などが活躍した。
 
同[[環境]]の[[青緑ビートダウン#オデッセイ・ブロック期|青緑ビートダウン]]に[[白]]を加えた[[デッキ]]が登場、[[青緑白マッドネス]]などが活躍した。
  
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==エクステンデッド==
 
==エクステンデッド==
 
 
[[バント/Bant]]の[[クリーチャー]]を[[打ち消す|カウンター]]や[[除去]]でサポートする[[バントアグロ#エクステンデッド|バントアグロ]]が活躍している。
 
[[バント/Bant]]の[[クリーチャー]]を[[打ち消す|カウンター]]や[[除去]]でサポートする[[バントアグロ#エクステンデッド|バントアグロ]]が活躍している。
  
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==エクステンデッド(デュアルランド期)==
 
==エクステンデッド(デュアルランド期)==
 
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[[ミラクルグロウ]]に[[白]]を追加した[[スーパーグロウ]]が登場、[[メタゲーム]]の一角を占めた。
[[ミラクルグロウ]]に[[白]]を追加した[[スーパーグロウ]]が登場、[[メタ]]の一角を占めた。
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{{#card:Quirion Dryad}}
 
{{#card:Quirion Dryad}}
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{{#card:Swords to Plowshares}}
 
{{#card:Swords to Plowshares}}
  
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==モダン==
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[[集合した中隊/Collected Company]]を活用した'''バント・カンパニー'''(''Bant Company'')が存在する。
  
==レガシー==
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{{#card:Collected Company}}
  
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同[[環境]]の[[無限頑強#モダン|アブザン・カンパニー]]とは異なり[[無限コンボ]]は搭載しておらず、純粋な[[グッドスタッフ]]として振る舞う。
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===サンプルレシピ===
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*備考
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**[[グランプリボローニャ16]] ベスト8 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpbol16 参考])
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**使用者:[[Alessandro Lippi]]
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*[[フォーマット]]
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**[[モダン]](~[[ゲートウォッチの誓い]])
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{{#MagicFactory:df316801}}
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*当時の[[モダン]]環境を支配していた[[エルドラージ (デッキ)#ゲートウォッチの誓い以降|エルドラージデッキ]]を強く意識した構成となっており、[[メインデッキ]]から[[剛胆な勇士/Intrepid Hero]]までもが採用されている。
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==レガシー==
 
[[青緑スレッショルド#レガシー|青緑スレッショルド]]に[[白]]を[[タッチ]]した[[デッキ]]が[[環境]]初期から活躍した。
 
[[青緑スレッショルド#レガシー|青緑スレッショルド]]に[[白]]を[[タッチ]]した[[デッキ]]が[[環境]]初期から活躍した。
  
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*[[緑白青]]
 
*[[緑白青]]
 
*[[デッキ集]]
 
*[[デッキ集]]
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[[Category:緑白青ビート・コントロールデッキ|*]]
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[[Category:神河ブロック構築デッキ]]
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[[Category:スタンダードデッキ]]
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[[Category:エクステンデッドデッキ]]
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[[Category:モダンデッキ]]
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[[Category:レガシーデッキ]]

2019年8月23日 (金) 06:42時点における最新版

緑白青ビートダウン(Green-White-Blue Beatdown)は緑白青3で組まれたビートダウン・デッキの総称。

目次

[編集] 概要

コスト・パフォーマンスに優れるクリーチャーカウンターで守るクロック・パーミッションが基本。

主に青緑ビートダウンに白をタッチする形で組まれる。白のパーマネントコントロールにより柔軟性が高まる。また、白を足すことでクリーチャーサイズが底上げされるのも利点である。

[編集] イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身+灯争大戦期

灯争大戦から時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Ravelerなどを獲得し、強化された。


Teferi, Time Raveler / 時を解す者、テフェリー (1)(白)(青)
伝説のプレインズウォーカー — テフェリー(Teferi)

各対戦相手はそれぞれ、自分がソーサリーを唱えられるときにのみ呪文を唱えられる。
[+1]:あなたの次のターンまで、あなたはソーサリー呪文をそれが瞬速を持っているかのように唱えてもよい。
[-3]:アーティファクトかクリーチャーかエンチャント、最大1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。カードを1枚引く。

4


Hydroid Krasis / ハイドロイド混成体 (X)(緑)(青)
クリーチャー — クラゲ(Jellyfish) ハイドラ(Hydra) ビースト(Beast)

あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたはXの半分の点数のライフを得て、カードをXの半分の枚数引く。それぞれの端数は切り捨てる。
飛行、トランプル
ハイドロイド混成体は、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。

0/0

マナ・クリーチャーマナ加速し、時を解す者、テフェリーで対戦相手の行動を妨害しつつ、ハイドロイド混成体/Hydroid Krasisに繋げる基本戦略は共通しているが、デッキのバリエーションは様々。

初期は野獣の擁護者、ビビアン/Vivien, Champion of the Wildsを中心とするタイプや、エリマキ神秘家/Frilled Mysticを中心とするバント・フラッシュ(Bant Flash)などが模索されたが、各種プレインズウォーカーの流行を受け、世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the Worldから集団強制/Mass Manipulationに繋げるバント・ランプ(Bant Ramp)が主流となった。そちらについての詳細は緑白青コントロールを参照。

[編集] サンプルレシピ

[編集] ミッドレンジ

Bant Midrange [1]
土地 (24)
3 森/Forest
4 繁殖池/Breeding Pool
2 氷河の城砦/Glacial Fortress
4 神聖なる泉/Hallowed Fountain
4 内陸の湾港/Hinterland Harbor
3 陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove
4 寺院の庭/Temple Garden
クリーチャー (29)
2 拘留代理人/Deputy of Detention
4 エリマキ神秘家/Frilled Mystic
4 成長室の守護者/Growth-Chamber Guardian
4 ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis
4 培養ドルイド/Incubation Druid
2 秋の騎士/Knight of Autumn
4 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
3 永遠神オケチラ/God-Eternal Oketra
2 豊潤の声、シャライ/Shalai, Voice of Plenty
呪文 (7)
3 時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler
4 野獣の擁護者、ビビアン/Vivien, Champion of the Wilds
サイドボード (15)
1 拘留代理人/Deputy of Detention
1 秋の騎士/Knight of Autumn
3 不可解な終焉/Baffling End
2 軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke
2 ドビンの拒否権/Dovin's Veto
2 黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer
2 ビビアン・リード/Vivien Reid
2 時の一掃/Time Wipe

[編集] フラッシュ

Bant Flash [2]
土地 (25)
4 繁殖池/Breeding Pool
1 森/Forest
4 氷河の城砦/Glacial Fortress
4 神聖なる泉/Hallowed Fountain
4 内陸の湾港/Hinterland Harbor
4 陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove
4 寺院の庭/Temple Garden
クリーチャー (21)
1 恩寵の天使/Angel of Grace
3 拘留代理人/Deputy of Detention
4 エリマキ神秘家/Frilled Mystic
4 第1管区の勇士/Hero of Precinct One
4 ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis
4 培養ドルイド/Incubation Druid
1 豊潤の声、シャライ/Shalai, Voice of Plenty
呪文 (14)
3 ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria
4 時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler
1 時の一掃/Time Wipe
1 薬術師の眼識/Chemister's Insight
4 成長のらせん/Growth Spiral
1 残骸の漂着/Settle the Wreckage
サイドボード (15)
2 時の一掃/Time Wipe
4 不可解な終焉/Baffling End
1 軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke
4 ドビンの拒否権/Dovin's Veto
2 クロールの銛撃ち/Kraul Harpooner
2 覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils

[編集] イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身期

ラヴニカの献身神聖なる泉/Hallowed Fountain繁殖池/Breeding Pool、および多数の戦力を獲得したことでバント・ミッドレンジ(Bant Midrange)が登場した。第1管区の勇士/Hero of Precinct Oneキーカードとしたものはバント・マルチカラー(Bant Multicolor)あるいはバント・ヒーロー(Bant Hero)等と呼称される。


Hero of Precinct One / 第1管区の勇士 (1)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)

あなたが多色の呪文を唱えるたび、白の1/1の人間(Human)クリーチャー・トークンを1体生成する。

2/2


Deputy of Detention / 拘留代理人 (1)(白)(青)
クリーチャー — ヴィダルケン(Vedalken) ウィザード(Wizard)

拘留代理人が戦場に出たとき、対戦相手がコントロールしていて土地でないパーマネント1つを対象とする。それと、そのプレイヤーがコントロールしていてそのパーマネント同じ名前を持ち土地でない他のパーマネントすべてを、拘留代理人が戦場から離れるまで追放する。

1/3


Emmara, Soul of the Accord / 協約の魂、イマーラ (緑)(白)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) クレリック(Cleric)

協約の魂、イマーラがタップ状態になるたび、絆魂を持つ白の1/1の兵士(Soldier)クリーチャー・トークンを1体生成する。

2/2

基本骨格はセレズニア・トークンに近く、第1管区の勇士からトークンを生み出せるように白青緑青多色カードを加えたものになる。拘留代理人/Deputy of Detention孵化+不和/Incubation+Incongruity戦場に干渉できるようになったほか、サイドボードから打ち消し呪文を取り入れることで全体除去のような危険な呪文にも対処できるようになっている。セレズニア・トークンではサイドボード要員だった秋の騎士/Knight of Autumnメインデッキから投入する意義が生まれたことで、置物に対する対応力も高まっている。

セレズニア・トークンの派生デッキであることから稀にバント・トークン(Bant Tokens)と呼ばれることもあるが、苗木の移牧/Saproling Migrationの有無が分かれ目になるだろう。

エスパー・ヒーローと似ているが、そちらは除去手札破壊による干渉力が高く全体除去で仕切り直しに持ち込める一方で、こちらはクリーチャーの質と展開力・打撃力で勝る。

[編集] サンプルレシピ

バント・ミッドレンジ [3]
土地 (21)
4 繁殖池/Breeding Pool
4 氷河の城砦/Glacial Fortress
4 神聖なる泉/Hallowed Fountain
4 寺院の庭/Temple Garden
2 平地/Plains
2 陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove
1 森/Forest
クリーチャー (21)
4 協約の魂、イマーラ/Emmara, Soul of the Accord
4 第1管区の勇士/Hero of Precinct One
2 シッセイの後裔、シャナ/Shanna, Sisay's Legacy
4 拘留代理人/Deputy of Detention
1 秋の騎士/Knight of Autumn
4 敬慕されるロクソドン/Venerated Loxodon
2 不和のトロスターニ/Trostani Discordant
呪文 (18)
4 開花+華麗/Flower+Flourish
2 孵化+不和/Incubation+Incongruity
3 軍団の上陸/Legion's Landing
4 ベナリア史/History of Benalia
3 大集団の行進/March of the Multitudes
2 暴君への敵対者、アジャニ/Ajani, Adversary of Tyrants
サイドボード (15)
3 否認/Negate
3 トカートリの儀仗兵/Tocatli Honor Guard
2 不可解な終焉/Baffling End
2 軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke
2 クロールの銛撃ち/Kraul Harpooner
1 大判事、ドビン/Dovin, Grand Arbiter
2 ビビアン・リード/Vivien Reid


  • ヒーロー型。

[編集] タルキール龍紀伝+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック期

ゲートウォッチの誓いにて森の代言者/Sylvan Advocate反射魔道士/Reflector Mageといった優秀なクリーチャーが登場したことにより、集合した中隊/Collected Companyキーカードとするバント・カンパニー(Bant Company)がメタの一角を占めるようになった。


Reflector Mage / 反射魔道士 (1)(白)(青)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

反射魔道士が戦場に出たとき、対戦相手がコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。あなたの次のターンまで、そのクリーチャーのオーナーはそれと同じ名前を持つ呪文を唱えられない。

2/3


Collected Company / 集合した中隊 (3)(緑)
インスタント

あなたのライブラリーの一番上から6枚のカードを見る。その中から、マナ総量が3以下のクリーチャー・カードを最大2枚まで戦場に出す。残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。


イニストラードを覆う影参入に伴うローテーション後も引き続き活躍している。詳細はバント・カンパニーを参照。

[編集] テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期

タルキール龍紀伝の参入により、オジュタイバント(Ojutai Bant)やバント大変異(Bant Megamorph)と呼ばれる緑白タッチビートダウンないしミッドレンジ系のデッキが登場した。


Fleecemane Lion / 羊毛鬣のライオン (緑)(白)
クリーチャー — 猫(Cat)

(3)(緑)(白):怪物化1を行う。(このクリーチャーが怪物的でない場合、これの上に+1/+1カウンターを1個置く。これは怪物的になる。)
羊毛鬣のライオンが怪物的であるかぎり、これは呪禁と破壊不能を持つ。

3/3


Dragonlord Ojutai / 龍王オジュタイ (3)(白)(青)
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) ドラゴン(Dragon)

飛行
龍王オジュタイがアンタップ状態であるかぎり、これは呪禁を持つ。
龍王オジュタイがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたのライブラリーの一番上から3枚のカードを見る。そのうち1枚をあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。

5/4

マナ・クリーチャークルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphixからマナを伸ばして龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai狩猟の統率者、スーラク/Surrak, the Hunt Callerといった中マナ域のクリーチャーに繋げる。怪物化能力を持つ羊毛鬣のライオン/Fleecemane Lion棲み家の防御者/Den Protector死霧の猛禽/Deathmist Raptorコンボなど、序盤から終盤まで活躍するカードが選択されているのが特徴。

メインデッキ青マナを要求するのは龍王オジュタイのみ、もしくはそれに加えて少数のカードだけだが、2ゲーム目以降はカウンターサイドインしクロック・パーミッションのように立ち回ることもできる。

デザイナーはCraig Wescoe参考/翻訳)。彼がプロツアー「タルキール龍紀伝」に持ち込みスタンダード部門8-2(全体10位)の成績を残したことで、環境の一角となった。

[編集] サンプルレシピ

Ojutai Bant [4]
土地 (24)
4 森/Forest
2 平地/Plains
1 島/Island
4 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
4 豊潤の神殿/Temple of Plenty
3 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
2 マナの合流点/Mana Confluence
4 ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast
クリーチャー (28)
4 エルフの神秘家/Elvish Mystic
4 森の女人像/Sylvan Caryatid
4 羊毛鬣のライオン/Fleecemane Lion
4 棲み家の防御者/Den Protector
4 死霧の猛禽/Deathmist Raptor
3 龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai
3 クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix
2 狩猟の統率者、スーラク/Surrak, the Hunt Caller
呪文 (8)
3 ドロモカの命令/Dromoka's Command
3 勇敢な姿勢/Valorous Stance
2 見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen
サイドボード (15)
1 ドロモカの命令/Dromoka's Command
1 勇敢な姿勢/Valorous Stance
2 異端の輝き/Glare of Heresy
3 軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke
2 層雲の踊り手/Stratus Dancer
1 否認/Negate
2 アラシンの僧侶/Arashin Cleric
3 氷固め/Encase in Ice


[編集] イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期

呪禁バント(Bant Hexproof)またはバント・オーラ(Bant Auras)と呼ばれる、呪禁オーラシナジーを活かしたデッキが存在する。


Invisible Stalker / 不可視の忍び寄り (1)(青)
クリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)

呪禁(このクリーチャーは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。)
不可視の忍び寄りはブロックされない。

1/1


Ethereal Armor / 天上の鎧 (白)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
エンチャントしているクリーチャーは、あなたがコントロールしているエンチャント1つにつき+1/+1の修整を受け先制攻撃を持つ。


詳細は呪禁バントを参照。

[編集] イニストラード・ブロック構築

スピリットSpirits)あるいはGeistsと呼ばれる、単体強化を軸とした緑青タッチデッキが存在する。


Geist of Saint Traft / 聖トラフトの霊 (1)(白)(青)
伝説のクリーチャー — スピリット(Spirit) クレリック(Cleric)

呪禁(このクリーチャーは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。)
聖トラフトの霊が攻撃するたび、タップ状態で攻撃している、飛行を持つ白の4/4の天使(Angel)クリーチャー・トークンを1体生成する。戦闘終了時に、そのトークンを追放する。

2/2


Wolfir Silverheart / ウルフィーの銀心 (3)(緑)(緑)
クリーチャー — 狼(Wolf) 戦士(Warrior)

結魂(このクリーチャーか他のまだ組になっていないクリーチャーが戦場に出たとき、あなたはそれらを組にしてもよい。それらのクリーチャーは、あなたがその両方をコントロールし続けているかぎり組である。)
ウルフィーの銀心が他のクリーチャーと組になっているかぎり、それらのクリーチャーは+4/+4の修整を受ける。

4/4

詳細は呪禁バントを参照。

[編集] アラーラの断片ブロック期

バントカラービートダウン・デッキバントアグロが存在し、スタンダードアラーラの断片ブロック構築で活躍した。


Noble Hierarch / 貴族の教主 (緑)
クリーチャー — 人間(Human) ドルイド(Druid)

賛美(あなたがコントロールするいずれかのクリーチャーが単独で攻撃するたび、そのクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。)
(T):(緑)か(白)か(青)を加える。

0/1


Bant Charm / バントの魔除け (緑)(白)(青)
インスタント

以下から1つを選ぶ。
・アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。
・クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーのライブラリーの一番下に置く。
・インスタント呪文1つを対象とし、それを打ち消す。


コンフラックス貴族の教主/Noble Hierarchが加わったことも大きい。バントの魔除け/Bant Charm忘却の輪/Oblivion Ringなどのサポートを受けつつ殴り殺す

[編集] 神河ブロック構築

神河ブロック構築では、強力な伝説のクリーチャーを主体にしたビート・コントロールデッキクリーチャーによるビートダウンのサポートを足した構成をとる。


Sakura-Tribe Elder / 桜族の長老 (1)(緑)
クリーチャー — 蛇(Snake) シャーマン(Shaman)

桜族の長老を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探し、それをタップ状態で戦場に出す。その後ライブラリーを切り直す。

1/1


Meloku the Clouded Mirror / 曇り鏡のメロク (4)(青)
伝説のクリーチャー — ムーンフォーク(Moonfolk) ウィザード(Wizard)

飛行
(1),あなたがコントロールする土地を1つ、オーナーの手札に戻す:飛行を持つ青の1/1のイリュージョン(Illusion)・クリーチャー・トークンを1体生成する。

2/4


Final Judgment / 最後の裁き (4)(白)(白)
ソーサリー

すべてのクリーチャーを追放する。


桜族の長老/Sakura-Tribe Elder木霊の手の内/Kodama's Reachからマナ加速し、曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirrorなどのファッティを高速召喚して殴るのが基本的な動き。

白ウィニーなどの速いウィニーデッキには梅澤の十手/Umezawa's Jitte除去し、最後の裁き/Final Judgmentで一掃する。

緊急時/Time of Needで状況に応じ必要なクリーチャーをサーチしてくるシルバーバレット戦略も採られる。また、神河物語で改定された当時のレジェンド・ルールを活かして対消滅対戦相手のクリーチャーを除去する使い方もできる。

[編集] サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (18)
4 桜族の長老/Sakura-Tribe Elder
4 明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star
3 大蛇の支援者/Orochi Sustainer
2 北の樹の木霊/Kodama of the North Tree
2 曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror
1 浄火明神/Myojin of Cleansing Fire
1 塵を飲み込むもの、放粉痢/Hokori, Dust Drinker
1 狐の守護神/Patron of the Kitsune
呪文 (20)
4 木霊の手の内/Kodama's Reach
4 梅澤の十手/Umezawa's Jitte
4 師範の占い独楽/Sensei's Divining Top
3 最後の裁き/Final Judgment
3 緊急時/Time of Need
2 香杉の源獣/Genju of the Cedars
土地 (22)
10 森/Forest
7 平地/Plains
2 氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge
1 永岩城/Eiganjo Castle
1 先祖の院、翁神社/Okina, Temple to the Grandfathers
1 島/Island
サイドボード
4 廃院の神主/Empty-Shrine Kannushi
4 亡霊の牢獄/Ghostly Prison
4 密の反抗/Hisoka's Defiance
2 摩滅/Wear Away
1 塵を飲み込むもの、放粉痢/Hokori, Dust Drinker

[編集] オデッセイ・ブロック期

環境青緑ビートダウンを加えたデッキが登場、青緑白マッドネスなどが活躍した。


Wild Mongrel / 野生の雑種犬 (1)(緑)
クリーチャー — 犬(Dog)

カードを1枚捨てる:野生の雑種犬はターン終了時まで+1/+1の修整を受けるとともに、あなたが選んだ1色の色になる。

2/2


Anurid Brushhopper / 藪跳ねアヌーリッド (1)(緑)(白)
クリーチャー — カエル(Frog) ビースト(Beast)

カードを2枚捨てる:藪跳ねアヌーリッドを追放する。次の終了ステップの開始時に、藪跳ねアヌーリッドをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。

3/4


Circular Logic / 堂々巡り (2)(青)
インスタント

呪文1つを対象とする。それを、それのコントローラーがあなたの墓地にあるカード1枚につき(1)を支払わないかぎり、打ち消す。
マッドネス(青)(あなたがこのカードを捨てるなら、これを追放領域に捨てる。あなたがそうしたとき、マッドネス・コストでこれを唱えるか、これをあなたの墓地に置く。)


同時期にジャッジメント緑白を優遇していたのも大きい。

[編集] エクステンデッド

バント/Bantクリーチャーカウンター除去でサポートするバントアグロが活躍している。


Noble Hierarch / 貴族の教主 (緑)
クリーチャー — 人間(Human) ドルイド(Druid)

賛美(あなたがコントロールするいずれかのクリーチャーが単独で攻撃するたび、そのクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。)
(T):(緑)か(白)か(青)を加える。

0/1


Bant Charm / バントの魔除け (緑)(白)(青)
インスタント

以下から1つを選ぶ。
・アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。
・クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーのライブラリーの一番下に置く。
・インスタント呪文1つを対象とし、それを打ち消す。


[編集] エクステンデッド(デュアルランド期)

ミラクルグロウを追加したスーパーグロウが登場、メタゲームの一角を占めた。


Quirion Dryad / クウィリーオンのドライアド (1)(緑)
クリーチャー — ドライアド(Dryad)

あなたが白か青か黒か赤の呪文を唱えるたび、クウィリーオンのドライアドの上に+1/+1カウンターを1個置く。

1/1


Force of Will / 意志の力 (3)(青)(青)
インスタント

あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、1点のライフを支払うとともにあなたの手札にある青のカードを1枚、追放することを選んでもよい。
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。



Swords to Plowshares / 剣を鍬に (白)
インスタント

クリーチャー1体を対象とし、それを追放する。それのコントローラーは、そのパワーに等しい点数のライフを得る。


[編集] モダン

集合した中隊/Collected Companyを活用したバント・カンパニー(Bant Company)が存在する。


Collected Company / 集合した中隊 (3)(緑)
インスタント

あなたのライブラリーの一番上から6枚のカードを見る。その中から、マナ総量が3以下のクリーチャー・カードを最大2枚まで戦場に出す。残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。


環境アブザン・カンパニーとは異なり無限コンボは搭載しておらず、純粋なグッドスタッフとして振る舞う。

[編集] サンプルレシピ

Bant Company [5]
土地 (22)
1 幽霊街/Ghost Quarter
1 ガヴォニーの居住区/Gavony Township
2 地平線の梢/Horizon Canopy
1 寺院の庭/Temple Garden
1 神聖なる泉/Hallowed Fountain
2 繁殖池/Breeding Pool
1 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
4 霧深い雨林/Misty Rainforest
4 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
1 平地/Plains
2 島/Island
2 森/Forest
クリーチャー (29)
1 極楽鳥/Birds of Paradise
4 貴族の教主/Noble Hierarch
2 永遠の証人/Eternal Witness
2 漁る軟泥/Scavenging Ooze
4 幻影の像/Phantasmal Image
2 復活の声/Voice of Resurgence
1 クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage
4 反射魔道士/Reflector Mage
3 翻弄する魔道士/Meddling Mage
4 聖遺の騎士/Knight of the Reliquary
2 剛胆な勇士/Intrepid Hero
呪文 (9)
1 四肢切断/Dismember
4 流刑への道/Path to Exile
4 集合した中隊/Collected Company
サイドボード (15)
1 戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War's Wage
1 再利用の賢者/Reclamation Sage
2 ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique
2 払拭/Dispel
2 マナ漏出/Mana Leak
2 台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks
2 大祖始の遺産/Relic of Progenitus
3 石のような静寂/Stony Silence


[編集] レガシー

青緑スレッショルドタッチしたデッキ環境初期から活躍した。


Mystic Enforcer / 秘教の処罰者 (2)(緑)(白)
クリーチャー — 人間(Human) ノーマッド(Nomad) 神秘家(Mystic)

プロテクション(黒)
スレッショルド ― あなたの墓地にカードが7枚以上あるかぎり、秘教の処罰者は+3/+3の修整を受けるとともに飛行を持つ。

3/3


Force of Will / 意志の力 (3)(青)(青)
インスタント

あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、1点のライフを支払うとともにあなたの手札にある青のカードを1枚、追放することを選んでもよい。
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。


コンフラックスの登場で貴族の教主/Noble Hierarchが加わったことでバントアグロが成立、一個のアーキタイプとして確立した。


Noble Hierarch / 貴族の教主 (緑)
クリーチャー — 人間(Human) ドルイド(Druid)

賛美(あなたがコントロールするいずれかのクリーチャーが単独で攻撃するたび、そのクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。)
(T):(緑)か(白)か(青)を加える。

0/1

[編集] 参考

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