黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer
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伝説のクリーチャー — 天使(Angel)
飛行、先制攻撃、絆魂
あなたがコントロールしている他の天使(Angel)は、+1/+1の修整を受けるとともに絆魂を持つ。
飛行、先制攻撃、絆魂という戦闘およびダメージレースで優位を築きやすいキーワード能力を併せ持ち、更に他の天使にも+1/+1強化と絆魂を付与する伝説の天使。
[編集] 概要
攻撃が通れば絆魂によって都合10点のライフ・アドバンテージを得ることができ、飛行のお陰でその攻撃を通すのも比較的容易。相手が飛行や到達を持つクリーチャーをコントロールしていたとしても、先制攻撃によってほとんどの戦闘でこちらが有利。しかも自軍の他の天使にも絆魂を付与するので、戦場に出た後のダメージレースを制する力が非常に高い。総じて、対アグロ、特にビートダウンデッキ相手で優秀なフィニッシャー。
その全体強化能力により、天使のタイプ的デッキで最も力を発揮する。しかし過去には、類似の性能で全体強化能力を持たない悪斬の天使/Baneslayer Angelが構築戦のトーナメントシーンで活躍したことから、これも天使デッキ以外のミッドレンジやコントロールデッキでの使用に堪え得る。
反面、高いタフネス以外の除去耐性を持たず、カード・アドバンテージを得られるわけでもないため、確定除去の多いコントロールデッキ相手には微妙な性能となる。基本スペックは高いがマッチアップによる有利不利が明確に出るので、メタゲームによって有用性が変わるカードと言える。
[編集] 構築戦での評価
ドミナリア初出時のスタンダードでは、前環境に存在した折れた刃、ギセラ/Gisela, the Broken Bladeよりもサイズが大きいので火力に強く、環境の主力級クリーチャーのキランの真意号/Heart of Kiranや栄光をもたらすもの/Glorybringer、スカラベの神/The Scarab God、再燃するフェニックス/Rekindling Phoenixなどに対応できる点が評価されていた。しかし登場直後は白系のミッドレンジデッキ自体が低調であり、軽めで実戦級の天使も豊潤の声、シャライ/Shalai, Voice of Plentyくらいしかいなかったため、トーナメントシーンで頻繁に見かけるというほどではなかった。それでも青白コントロールのサイドボードに1~2枚採用されたほか、王神の贈り物デッキでも時折採用されていた。
その後基本セット2019で輝かしい天使/Resplendent Angel、ラヴニカのギルドで正義の模範、オレリア/Aurelia, Exemplar of Justiceといった強力な天使が追加され、このカードの価値が上昇。ラヴニカのギルド期のスタンダードでは、天使のロードとしてボロス天使の主力を務めるようになった。
また同時期のモダンでも、悪斬の天使/Baneslayer Angelと併用されることがあった。名前を散らすことで当時のトップメタである5色人間に採用されている翻弄する魔道士/Meddling Mageや反射魔道士/Reflector Mageによる被害を減らすことができ、幻影の像/Phantasmal Imageを2枚以上出されてもコピーされない点を評価されての採用だった。
ファウンデーションズ(Starter Collection)での再録時は、軽く優秀な天使の希望の源、ジアーダ/Giada, Font of Hope、若年の戦乙女/Youthful Valkyrieも同時に再録され、活躍できる地盤が十分に整っていた。しかし団結のドミナリア〜FINAL FANTASY期のスタンダードでは、アグロ・ビートダウンデッキ側が叫ぶ宿敵/Screaming Nemesisという強力なライフ回復対策カードを擁していたため、トーナメントシーンでの使用はほぼ見られなかった。
続く2025年〜2026年期のスタンダードでは、上述の叫ぶ宿敵/Screaming Nemesisが2025年11月10日に禁止カードに指定されたことによって立場が大きく改善。久遠の終端にて最軽量の天使の光逸らしの審問官/Lightstall Inquisitorを得たこともあって、天使デッキの強力なフィニッシャーとして(大規模トーナメントでの実績こそ無いものの)再び見かけるようになった。
また、軽い天使の増加のお陰もあり、同時期のパイオニアの天使デッキでも採用が散見される。
[編集] リミテッドでの評価
ドミナリアのリミテッドでは最高クラスのボムレア。アンコモン以下に単独でライラに勝てるフライヤーは存在せず、除去さえされなければ大抵の不利は覆してしまえる。
ドミナリア・リマスターでは環境に優秀な除去や打ち消しが多いため対処されやすくなっているものの、同じくボムレアであることに変わりはない。
[編集] その他の余話
- 任意のクリーチャー・タイプを選べるものを除けば、初となる天使のロード。
- 元から絆魂を持つ天使は絆魂を二重に持つことになるが、特に意味はない。
- ファウンデーションズのStarter Collectionでの再録を皮切りに、ローウィンの昏明の60-Card Theme Deck[1]、ストリクスヘイヴンの秘密のウェルカム・デッキ[2]と入門者・初心者向けセットに立て続けに収録され、同時期の「白の大型クリーチャーの顔」のような立ち位置になっている。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
- 黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer
- 練達の魔術師、ナル・メハ/Naru Meha, Master Wizard
- 悪魔王ベルゼンロック/Demonlord Belzenlok
- 刃の翼ヴェリックス/Verix Bladewing
- ヤヴィマヤの化身、ムルタニ/Multani, Yavimaya's Avatar
[編集] ストーリー
ライラ/Lyraはセラの天使/Serra Angelの司令官。セラの領土/Serra's Realmからドミナリア/Dominariaに移住した天使/Angelの一人である。
詳細はライラ/Lyraを参照。
- カード名は同じセラの領土出身のドミナリアの天使、黎明をもたらす者レイヤ/Reya Dawnbringerを意識したものになっている。
[編集] 脚注
- ↑ Lorwyn Eclipsed 60-Card Theme Deck Contents and Guide (公式ウェブサイト Feature 2026年1月6日)
- ↑ 『ストリクスヘイヴンの秘密』で新たなウェルカム・デッキがやってくる! (日本公式ウェブサイト お知らせ 2026年4月8日)
[編集] 参考
- Legends of Dominaria/ドミナリアの伝説たち
- カード個別評価:ドミナリア - 神話レア
- カード個別評価:ファウンデーションズ - 神話レア (Starter Collection)
- カード個別評価:ジャンプスタート2022 - 神話レア
- カード個別評価:ドミナリア・リマスター - 神話レア


