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/Redマジック:ザ・ギャザリングにおけるの1つ。


Shivan Dragon / シヴ山のドラゴン (4)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)

飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)
(赤):ターン終了時まで、シヴ山のドラゴンは+1/+0の修整を受ける。

5/5


Shock / ショック (赤)
インスタント

1つを対象とする。ショックはそれに2点のダメージを与える。



Stone Rain / 石の雨 (2)(赤)
ソーサリー

土地1つを対象とし、それを破壊する。


色の特徴

炎と感情の色であり、からマナを引き出しゴブリンドラゴン召喚する。友好色とし、対抗色とする。略号はR

赤が表すものとして、情緒不安定、衝動、力による解決、暴力、残忍性、破壊、混沌、無作為性、自発性、ユーモア、いたずら好き、火と大地の精霊、乱闘、共感、友情、恋愛、享楽主義、未開状態などがある。

軽量クリーチャーを展開しながら火力で相手クリーチャーを除去しながらプレイヤーにも撃ち込むという戦略が得意。本体火力で速攻でプレイヤーを焼き切るバーンや、相手の行動を封じる土地破壊といった戦略も存在したが、長年のゲームのバランス調整によってそれらの戦略が取りにくくなり、常に色の役割の変更や拡充が目指されている[1][2]

色の役割

クリーチャー
得意なキーワード能力先制攻撃二段攻撃速攻威迫果敢到達飛行はあまり得意では無いのだが、ドラゴンあるいはフェニックスなら特例的に許されているため、結果的にセット毎に1枚程度は見られることになる。他には炎のブレス/Firebreathingのようなパワーのみの修整能力、ペナルティ能力として攻撃強制などを有する。P/Tパワー偏重の頭でっかちであることが多い。クリーチャー・タイプは、種族ではゴブリン巨人オーガミノタウルスドラゴンなど、職業では戦士狂戦士などが多い。
クリーチャー強化はパワーのみを上げる修整や、攻撃クリーチャーに限定したものなど前のめり。ブロックを制限する効果も得意とする。
エンチャント
シナジーを形成しない。破壊もほぼ不可能。
アーティファクト
シナジーと破壊双方が得意。
土地
土地破壊の第一色。追加コストとして土地生け贄土地カード捨てることを求めることもある。
パーマネント呪文
インスタントソーサリーとは相性がよく、コピー効果や唱えることで誘発する能力を持つカードが存在する。
直接ダメージを与える呪文が最も得意で、クリーチャー、プレイヤー、プレインズウォーカーそれぞれに単体ダメージ、全体ダメージ、割り振りダメージなど多岐に渡るカードが印刷されている。ダメージの倍化や軽減の禁止も可能。
除去に関してはクリーチャーとプレインズウォーカーは火力で対処可能、だがそれゆえタフネスや忠誠度が高いものやダメージ軽減に弱い。アーティファクト、土地も破壊できるが、エンチャントには世界火/Worldfireのような豪快すぎるリセット呪文でしか対処できない。
一時的にクリーチャーのコントロールを奪うことができる(反逆の行動/Act of Treason)。
コピーは、インスタントやソーサリーのコピーができる(余韻/Reverberate)だけでなく、クリーチャーのコピーもできる。ただしそれらは陽炎のようにターン終了時には消えてしまう(熱の陽炎/Heat Shimmer)。
ドローは、衝動的ドロー衝動的な行動/Act on Impulse)やコストとして先に手札を捨てるタイプのルーター苦しめる声/Tormenting Voice)ができる。手札をすべて捨てての総入れ替えも特色(炎呼び、チャンドラ/Chandra, Flamecaller)。
ライブラリーは無作為性を使用し、カードを公開してその点数で見たマナ・コスト分のダメージを与えるカードが存在する(爆発的天啓/Explosive Revelation)。また呪文やパーマネントをライブラリーのカードと入れ替えてしまうカードもときおり登場する(歪んだ世界/Warp World吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm)。
マナ加速のような永続的なマナ・ソースの確保とは違い、インスタント、ソーサリーや誘発型能力により一時的にマナを加速するカードが多い(煮えたぎる歌/Seething Song)。
非常に稀だが、的外れの激怒/Misguided Rage風雲艦隊の放火魔/Storm Fleet Arsonistなど、プレイヤーにパーマネントを生け贄に捧げさせる効果も持つ。
混沌の色らしく、コイン投げといえば赤のカードとなる。

色の役割の変更

オンスロート・ブロック神河ブロック期(2002年-2005年頃)
から一時的なマナ加速を移譲された。
からコントロール奪取が一時的なものに限り赤に移行された。古くはレジェンドDisharmonyもあったが、脅しつけ/Threatenから赤の定番化。
競りゴブリンのゲーム/Goblin Gameのようなサブゲーム的なカードも少数だが存在したが、オンスロートの脅迫するオーガ/Menacing Ogre以降はそのようなカードは登場していない。
かつてに多かった土地の全体除去は、第8版燎原の火/Wildfireが再録されて以降は赤のものとして定着している。
ダークスティールで登場した分流/Shunt第10版に再録されたことで対象の変更の単体効果が青から移行した。しかし基本セット2011で青に移し変え/Redirectが登場しており、どちらの色も受け持つ効果となっている。
クリーチャーの一時的なコピーを神河物語鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breakerから獲得。ボール・ライトニング/Ball Lightning等の歩く火力の発展系。
シャドウムーア・ブロック期(2008年
カード・タイプを参照する場合、青がインスタントで赤がソーサリーを受け持つことが多かったが、イーブンタイドナックラヴィー/Nucklaveeを最後に区別をするカードは登場していない。
イニストラード・ブロック期(2011年
少数だが存在したゴブリンの知識/Goblin Lore等の「大量に引いて大量に捨てる」タイプのカードがイニストラード・ブロックでは多く登場し、さらに狂気の預言者/Mad Prophetの「コストとして捨て、引く」という効果が赤の役割として定着した。
基本セット20142013年
紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromasterにより、衝動的ドローを獲得。その後は赤のアドバンテージ源として定着した。

その他

脚注

  1. 長年の問題(Latest Development 2015年6月19日 Sam Stoddard著)
  2. Mファイル『イクサラン』編・パート2(Play Design 2017年10月20日)
  3. The M Files: Magic Origins, Part 2/Mファイル『マジック・オリジン』編・パート2(Latest Developments 2015年7月31日)
  4. 異界の完成 その2(Making Magic 2016年7月18日)
  5. こぼれ話:『異界月』 その3(Making Magic 2016年5月23日)

参考

単色 - - - -
多色
()
2色 友好色白青 - 青黒 - 黒赤 - 赤緑 - 緑白
対抗色白黒 - 青赤 - 黒緑 - 赤白 - 緑青
3色 弧(こ)白青黒 - 青黒赤 - 黒赤緑 - 赤緑白 - 緑白青
楔(くさび)白黒緑 - 青赤白 - 黒緑青 - 赤白黒 - 緑青赤
4色 白青黒赤 - 青黒赤緑 - 黒赤緑白 - 赤緑白青 - 緑白青黒
5色 白青黒赤緑
アン・ゲーム専用 ピンク - - 目の色
色の関係 色の組み合わせ - 友好色 - 対抗色 - カラーパイ - 色の役割
関連項目 無色 - 有色 - 単色カード - 多色カード - 色指標 - 固有色 - デッキカラー
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