ナックラヴィー/Nucklavee
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Nucklavee / ナックラヴィー (4)(青/赤)(青/赤)
クリーチャー — ビースト(Beast)
クリーチャー — ビースト(Beast)
ナックラヴィーが戦場に出たとき、あなたはあなたの墓地にある赤のソーサリー・カード1枚を対象とする。あなたはそれをあなたの手札に戻してもよい。
ナックラヴィーが戦場に出たとき、あなたはあなたの墓地にある青のインスタント・カード1枚を対象とする。あなたはそれをあなたの手札に戻してもよい。
墓地から赤のソーサリーと青のインスタントを回収するETB能力を持つビースト。
一見してイゼットの時術師/Izzet Chronarchの上位種のようだが、実際は赤限定の無政府主義者/Anarchistと青限定の公証人/Scrivenerの能力を足した様なデザインで、赤のソーサリーと青のインスタントをそれぞれ1枚ずつ計2枚を一気に回収する事ができる。戦場に出てしまった後はやはりバニラ同然であるが、無政府主義者や公証人と違ってそれなりにサイズがある事に加えて、墓地から手札に戻したカードで支援すれば、十分な脅威になる。
青のインスタントのバウンスや明滅呪文でこれを戻し続ければ、赤のソーサリーを回収し続けられる。例えば謎めいた命令/Cryptic Commandと残酷な根本原理/Cruel Ultimatumを組み合わせる事で、マナは掛かるが膨大なアドバンテージを稼ぐことができる。このギミックを搭載した5色残酷コントロールも存在する。
- 歪んだ世界/Warp Worldとの相性は最高クラス。他の墓地回収カードとは違い、歪んだ世界と青のインスタントを同時に回収でき、カード・アドバンテージが稼げる。更にサイズを活かし、フィニッシャーとしての役割まで持てる。
- ナックラヴィーはスコットランドに伝わる海の怪物。ケンタウルスのように下半身は馬、上半身は人型であるが、一つ眼で、その身体は皮膚で覆われておらず、筋肉と黄色い血管が剥き出しになっている。猛毒の息を吐き農作物を枯らすが、淡水が苦手で小川ですら渡ることができない。イラストを見るに、どうもマジックでは伝統的な姿をとってはいないようだ。