クローン/Clone

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
13行: 13行:
 
*[[コピー可能な値]]のみをコピーする。コピーするクリーチャーが[[タップ状態]]か、[[攻撃]]や[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]しているか、[[オーラ]]や[[装備品]]が[[つける|ついて]]いるか、[[カウンター (目印)|カウンター]]が置かれているか、その他コピー[[効果]]でない[[パワー]]/[[タフネス]]の変更などはコピーされない。
 
*[[コピー可能な値]]のみをコピーする。コピーするクリーチャーが[[タップ状態]]か、[[攻撃]]や[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]しているか、[[オーラ]]や[[装備品]]が[[つける|ついて]]いるか、[[カウンター (目印)|カウンター]]が置かれているか、その他コピー[[効果]]でない[[パワー]]/[[タフネス]]の変更などはコピーされない。
 
**コピー効果でない[[クリーチャー化]]の[[継続的効果]]はコピー可能でないことに注意。例えば[[搭乗]]でクリーチャー化している[[機体]]を選んだ場合、(クリーチャー化していない)[[アーティファクト]]として戦場に出る。
 
**コピー効果でない[[クリーチャー化]]の[[継続的効果]]はコピー可能でないことに注意。例えば[[搭乗]]でクリーチャー化している[[機体]]を選んだ場合、(クリーチャー化していない)[[アーティファクト]]として戦場に出る。
*コピーするクリーチャーの「戦場に出る際、~~する」、「~~の状態で戦場に出る」や「~~として戦場に出る」という[[常在型能力]]も機能する。例えば[[解鎖]]で[[+1/+1カウンター]]を置く事を選べるし、[[領域大工/Realmwright]]をコピーすれば[[基本土地タイプ]]を指定できる。
+
*コピーするクリーチャーの「戦場に出る際、~~する」、「~~の状態で戦場に出る」や「~~として戦場に出る」という[[常在型能力]]も機能する。例えば[[解鎖]]で[[+1/+1カウンター]]を置くことを選べるし、[[領域大工/Realmwright]]をコピーすれば[[基本土地タイプ]]を指定できる。
*コピーするクリーチャーの「(自身の[[カード名]])が戦場に出るたび」という[[誘発型能力]]も機能する。
+
*コピーするクリーチャーの「(自身の[[カード名]])が戦場に出たとき」という[[誘発型能力]]も機能する。
*コピーするクリーチャーの「(自身のカード名)が[[死亡]]するたび」「(自身のカード名)が戦場から離れるたび」という誘発型能力も機能する。([[領域変更誘発]])({{CR|603.6d}})
+
*コピーするクリーチャーの「(自身のカード名)が[[死亡]]したとき」「(自身のカード名)が[[戦場を離れる|戦場を離れた]]とき」という誘発型能力も機能する({{CR|603.10a}})。[[領域変更誘発]]も参照。
**能力の[[発生源]]は[[墓地]]にあるカードではなく、戦場に存在したクリーチャーである事に注意。例えば[[ゴブリンの付け火屋/Goblin Arsonist]]をコピーしたクローンが死亡したとき、[[スタック]]に置く能力の発生源の色は[[青]]ではなく[[赤]]である。
+
**能力の[[発生源]]は[[墓地]]にあるカードではなく、戦場に存在したクリーチャーであることに注意。例えば[[ゴブリンの付け火屋/Goblin Arsonist]]をコピーしたクローンが死亡したとき、[[スタック]]に置く能力の発生源の色は[[青]]ではなく[[赤]]である。
**「(自身のカード名)がいずれかの[[領域]]から~~」と書かれた能力はCR.603.dの範疇外。例えば[[引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn]]をコピーしたクローンが死亡したとき、墓地を[[ライブラリー]]に加えて[[切り直す]]能力は誘発しない。({{CR|603.6c}})
+
**「(自身のカード名)がいずれかの[[領域]]から~~」と書かれた能力はCR.603.10aの範疇外。例えば[[引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn]]をコピーしたクローンが死亡したとき、墓地を[[ライブラリー]]に加えて[[切り直す]]能力は誘発しない({{CR|603.6c}})。
 
*コピーするクリーチャーの[[マナ・コスト]]に[[X]]が含まれる場合、それは0である。
 
*コピーするクリーチャーの[[マナ・コスト]]に[[X]]が含まれる場合、それは0である。
 
*[[あなた|自分]]が[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]する[[伝説のクリーチャー]]をコピーした場合、同名の[[伝説のパーマネント]]を2体コントロールしていることなり、[[レジェンド・ルール]]が適用される。
 
*[[あなた|自分]]が[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]する[[伝説のクリーチャー]]をコピーした場合、同名の[[伝説のパーマネント]]を2体コントロールしていることなり、[[レジェンド・ルール]]が適用される。
*コピーしない事を選んでもよい。そうした場合これは0/0の状態で戦場に出る。通常はそのまま[[状況起因処理]]で墓地に置かれる事になる。
+
*コピーしないことを選んでもよい。そうした場合これは0/0の状態で戦場に出る。通常はそのまま[[状況起因処理]]で墓地に置かれることになる。
 
*クローンを戦場に出す効果がクローンに対して何かを行う場合、それはコピーになっても変わらずに適用される。例えば[[騙し討ち/Sneak Attack]]によって戦場に出したなら、それは速攻を得て、次の終了ステップの開始時に[[生け贄に捧げ]]られる。[[過去耕しのネフィリム/Yore-Tiller Nephilim]]によって戦場に出したなら[[攻撃している状態で戦場に出る]]し、[[墓場からの復活/Rise from the Grave]]によって戦場に出したなら、それはコピーした特性に加えて[[黒]]の[[ゾンビ]]である。
 
*クローンを戦場に出す効果がクローンに対して何かを行う場合、それはコピーになっても変わらずに適用される。例えば[[騙し討ち/Sneak Attack]]によって戦場に出したなら、それは速攻を得て、次の終了ステップの開始時に[[生け贄に捧げ]]られる。[[過去耕しのネフィリム/Yore-Tiller Nephilim]]によって戦場に出したなら[[攻撃している状態で戦場に出る]]し、[[墓場からの復活/Rise from the Grave]]によって戦場に出したなら、それはコピーした特性に加えて[[黒]]の[[ゾンビ]]である。
 
*[[裏向き]]になっているクリーチャーをコピーした場合、コピー可能な値は裏向きにしたルールや効果によって定められた値となる。多くの場合[[無色]]の2/2でカード名、マナ・コスト、[[クリーチャー・タイプ]]、[[能力]]を持たないクリーチャーである。既に[[表向き]]であるので表向きになることはできない(裏向きであるという[[位相]]はコピーされない)。
 
*[[裏向き]]になっているクリーチャーをコピーした場合、コピー可能な値は裏向きにしたルールや効果によって定められた値となる。多くの場合[[無色]]の2/2でカード名、マナ・コスト、[[クリーチャー・タイプ]]、[[能力]]を持たないクリーチャーである。既に[[表向き]]であるので表向きになることはできない(裏向きであるという[[位相]]はコピーされない)。
30行: 30行:
  
 
===クリーチャーをコピーする亜種===
 
===クリーチャーをコピーする亜種===
*[[Vesuvan Doppelganger]] - [[アップキープ]]毎に[[コピー]]対象を選択し直す事が出来る。([[リミテッド・エディション]])
+
*[[Vesuvan Doppelganger]] - [[アップキープ]]毎に[[コピー]]対象を選択し直すことができる。([[リミテッド・エディション]])
 
*[[騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor]] - [[カード名]]と[[伝説の|伝説性]]を保持したままコピーし、加えて自身を[[バウンス]]する[[能力]]を得る。([[神河救済]])
 
*[[騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor]] - [[カード名]]と[[伝説の|伝説性]]を保持したままコピーし、加えて自身を[[バウンス]]する[[能力]]を得る。([[神河救済]])
 
*[[ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter]] - [[表向き]]になるか戦場に出た際にコピーする。[[変異]]と[[裏向き]]になれる能力を持つ。([[時のらせん]])
 
*[[ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter]] - [[表向き]]になるか戦場に出た際にコピーする。[[変異]]と[[裏向き]]になれる能力を持つ。([[時のらせん]])

2020年2月9日 (日) 01:20時点における版


Clone / クローン (3)(青)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)

あなたは、クローンが戦場に出ているクリーチャー1体のコピーとして戦場に出ることを選んでもよい。

0/0

戦場の好きなクリーチャーコピーとして戦場に出るクリーチャー。

対戦相手の一番強いクリーチャーをコピーして戦力にしたり、稀有な能力を持った自陣のクリーチャーをコピーして5枚目として利用したりと、様々な使い方ができる。

ルール

昔はこの能力に関して多くのルール上の問題点があったが、コピーに関するルールが整備された現在では問題なく処理できる。

関連カード

戦場に出る際に他のオブジェクトのコピーになるカード。トークンを出したり戦場のパーマネントをコピーにするカードはコピーカードの項目を参照。

クリーチャーをコピーする亜種

クリーチャー以外をコピーする亜種

その他

  • かつては再録禁止カードであったが、2002年7月19日に再録禁止リストから除外された。直後のオンスロート再録されている。
  • かつてはクローン/Cloneというカード名と同名のクリーチャー・タイプを持っていたが、第9版再録に際し多相の戦士へと変更された(クリーチャー・タイプのクローンは廃止)。
  • 中国語版のカード名は「仿生妖」(生き物に化ける生物)と意訳となっている。本来の意味の「clone」は音訳で「克隆」と書く。

参考

QR Code.gif