継続的効果
出典: MTG Wiki
継続的効果/Continuous Effectは一定あるいは不定の期間、オブジェクトの特性を変更したり、ゲームのルールを変更したりする。 継続的効果は、呪文や能力の解決、あるいはオブジェクトの常在型能力によって生成される。
呪文、起動型能力、誘発型能力による、オブジェクトの特性またはそのコントローラーを変更する継続的効果は、その継続的効果が発生した時点で影響を受けなかったオブジェクトには影響を及ぼさない。
- 「すべてのクリーチャーは、ターン終了時まで+1/+1の修整を受ける」という効果は、その時点でクリーチャーでないパーマネントや場に出ていなかったパーマネントに影響を与えない。
- 「クリーチャーはブロックに参加できない」という効果は、クリーチャーの特性に影響を与えないので、この時点でクリーチャーでないパーマネントや場に出ていなかったパーマネントにも影響を与える。
常在型能力によって生み出される継続的効果は「固定」されない。そのテキストで示されるもの全てに対して常に適用する。
継続的効果の相互作用は、種類別に分類して処理される。
- 種類別のルールは2005年10月に一部変更された(第4種と第6種の扱いが変わった)ので、古いルールに慣れている人は注意。
[編集] 引用:総合ルール 5.5.2.0
- 4 呪文・能力と効果
- 418 継続的効果
- 418.1 継続的効果は一定のあるいは不定の期間、オブジェクトの特性を変更したり、オブジェクトのコントローラーを変更したり、プレイヤーやゲームのルールに影響を及ぼしたりする。継続的効果は、呪文や能力の解決、あるいはオブジェクトの常在型能力によって生成される。
- 418.2 パーマネントの特性を変える継続的効果は、そのパーマネントが場に入ると同時に特性を変える。パーマネントが場に出るのを待ち、それから変えるのではない。この類の効果はパーマネントが場に出る時点で適用されるので、パーマネントが場に出たときの能力が誘発するかどうかを決定するよりも前に適用される。
- 418.3 呪文や能力による継続的効果
- 418.3a 呪文や能力の解決によって生成された継続的効果は、それを生成した呪文や能力に述べられた期間(「ターン終了時まで」など)継続する。期間が明記されていない場合は、ゲーム終了時まで継続する。
- 418.3b 呪文、起動型能力、誘発型能力による、オブジェクトの特性またはそのコントローラーを変更する継続的効果は、その継続的効果が発生した時点で影響を受けるオブジェクトが決定され、それ以降には変更されない。これは、常在型能力からの継続的効果とは異なることに注意せよ。オブジェクトの特性またはそのコントローラーを変更しない継続的効果は、ゲームのルールを変更するので、その継続的効果が発生した時点で影響を受けなかったオブジェクトにも影響を及ぼす。
- 418.3c 呪文や能力によって、変数を含む継続的効果が発生した場合、その変数の値は解決時にのみ定められ、その後で変化することはない。rule 413.2f 参照。
- 418.3d 起動型能力または誘発型能力によって発生する効果の中には、「?する限り/as long as」という表記で限定される持続時間を持つものがある。この「?する限り」というフレーズで示される期間が、最初に適用されるより前に終了していた場合、その効果は何もしない。開始してすぐまた停止する、ということもないし、永続するということもない。
- 418.4 常在型能力による継続的効果
- 418.5 継続的効果の相互作用
- 418.5a オブジェクトの特性値は、そのオブジェクトそのものの特性値から始まり、それから以下の種類順に継続的効果を適用して求める。(1)コピー 効果(rule 503〔オブジェクトのコピー〕参照)、(2)コントロール変更効果、(3)文章変更効果、(4)タイプ(カード・タイプおよび特殊タイプ、サブタイプ)変更効果、(5)一般の継続的効果、(6)パワーやタフネスを変更する継続的効果。
- 418.5b 効果が複数の種類別に分類できる場合、そのそれぞれの部分がそれぞれの種類別として処理される。いずれかの種類別において効果が適用されはじめた場合、この効果を生み出している能力が途中で失われたとしても、その能力からの効果はそれぞれの種類別で適用される。
- 418.5c ある効果が、(a)別の効果と同じ種類別(存在するなら種類細別も)であり(rule 418.5a 参照)、(b)別の効果を適用することにより、そのテキストが変わったり、効果が発生するかどうかが変わったり、何に適用するかが変わったり適用するもののどれかに何をするかが変わったりし、さらに(c)どちらの効果も特性定義能力でない場合、その効果は他方に「依存している」と言う。そうでない場合、その効果は先の効果と独立であると言う。
- 418.5d 1つまたは複数の効果に依存している効果は、その依存先の効果全てが適用されてからすぐに適用する。このルールによって複数の依存している効果が同時に適用されるようになった場合には、その適用順は「タイムスタンプ順」に従う。依存している効果同士によって依存性のループが生成した場合には、このルールを無視し、依存性のループを生成している効果をタイムスタンプ順に適用する。
- 418.5e オブジェクトのタイムスタンプは、3つの例外を除いて、その現在ある領域に入った時である。例外とは、a)オーラ、装備品、城砦がオブジェクトまたはプレイヤーについた時点で、そのオーラ、装備品、城砦は新しいタイムスタンプを得る。b)複数のオブジェクトが同時に、領域に入ったりつけられたりしてタイムスタンプを得る場合、アクティブ・プレイヤーがタイムスタンプ順を決める。c)フェイズ・インしてきたパーマネントは、フェイズ・アウトしたときに持っていたタイムスタンプを維持する。
- 418.5f 常在型能力によって作られた継続的効果は、それを生み出したカードやパーマネント、あるいはその能力を生成した効果のいずれか新しいほうと同じタイムスタンプを持つ。
- 418.5g 呪文や能力の解決によって作られた継続的効果は、それを生み出した呪文や能力が解決された時のタイムスタンプを得る。
- 418.5h 継続的効果は別の継続的効果を無効化することがある。また、一つの効果の結果が他の効果が適用されるかどうかや、その結果を左右することもある。
- 418.5i 効果によって、クリーチャーのパワーとタフネスが「入れ替え/switch」られることがある。この場合、そのオブジェクトのパワーを参照してそのオブジェクトのタフネスとし、そのオブジェクトのタフネスを参照してそのオブジェクトのパワーとする。この種の効果は、パワーやタフネスに影響を及ぼす他のあらゆる効果よりも後で適用される。rule 418.5a 参照。
- 418.5j 継続的効果の中には、オブジェクトでなくプレイヤーに影響を及ぼすものが存在する。プレイヤーにプロテクション(赤)を与えるような効果がそれである。それらの効果は全て、オブジェクトの特性が決定された後で、タイムスタンプ順に適用される。タイムスタンプ順と依存のルール(rule 418.5b-418.5g)参照。
- 418.5k 継続的効果の中には、オブジェクトでなくゲームのルールに影響を及ぼすものが存在する。プレイヤーの手札の上限を変更するような効果がそれである。それらの効果は全て、他の全ての継続的効果の適用後に適用される。呪文や能力のコストに影響を及ぼす継続的効果は、rule 409.1fに定められた順番で適用される。それ以外のその種の効果はタイムスタンプ順に適用される。タイムスタンプ順と依存のルール(rule 418.5b-418.5g)参照。
- 418.6 文章変更効果
- 418.6a オブジェクトの文章を変更する効果は、それぞれ該当する種類の単語だけを書き換える(例えば、マジックの色を示す単語が色として用いられていたり、土地のタイプを示す単語が土地のタイプとして用いられていたり、クリーチャー・タイプを示す単語がクリーチャー・タイプとして用いられている場合のことである)。カード名などの固有名詞に、もしそれらと同じ単語や一連の文字列が含まれていたとしても、この類の効果によって固有名詞を書き換えることはできない。
- 418.6b 能力を追加したり取り除いたりする効果は、その影響を受けるオブジェクトの文章を変更するわけではない。従って、効果によってオブジェクトに与えられた能力は、そのオブジェクトの文章を変更する効果の影響を受けない。
- 418.6c クリーチャー・トークンを生成する呪文や能力は、そのトークンのクリーチャー・タイプをクリーチャー・タイプとトークンの名前の両方として用いることが多い。それらの単語は名前としても使われるが、クリーチャー・タイプなので書き換えることができる。
- 418.6d クリーチャー・トークンのクリーチャー・タイプとルール文章は、そのトークンを生成する呪文や能力によって定義される。それらの特性は文章変更効果によって書き換えることができる。
- 418 継続的効果
