5色デッキ
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− | + | すべての[[色]]を使うので、各色の[[パワーカード]]を使うことができる。さらに、各色の[[色の役割]]を扱えるため、あらゆることに対応が可能である。 | |
− | 当然ながら色配分が最も難しく、ちょっとしたことで[[色事故]]に陥ってしまう。そのため、[[砕土/Harrow]]などの[[土地]]を揃える[[呪文]]や強力な[[ | + | 当然ながら色配分が最も難しく、ちょっとしたことで[[色事故]]に陥ってしまう。そのため、[[砕土/Harrow]]などの[[土地]]を揃える[[呪文]]や強力な[[多色土地]]が存在するような[[環境]]でなければ構築は難しい。 |
− | 5色デッキが活躍した時期としては、[[知られざる楽園/Undiscovered Paradise]]、[[宝石鉱山/Gemstone Mine]]などの優れた[[ | + | 5色デッキが活躍した時期としては、[[知られざる楽園/Undiscovered Paradise]]、[[宝石鉱山/Gemstone Mine]]などの優れた[[5色土地]]が多数存在した[[ミラージュ・ブロック]]期や、強力な[[所有地カード]]と[[多色カード]]が多数存在した[[インベイジョン・ブロック]]期、[[ヴィヴィッドランド]]擁する[[ローウィン=シャドウムーア・ブロック]]期から[[多色]]推奨の[[アラーラの断片ブロック]]期が特に有名である。 |
近年では[[フェッチランド]]と[[ショックランド]]・[[デュアルランド]]の組み合わせにより、[[エクステンデッド]]や[[エターナル]]でも見られるようになってきた。 | 近年では[[フェッチランド]]と[[ショックランド]]・[[デュアルランド]]の組み合わせにより、[[エクステンデッド]]や[[エターナル]]でも見られるようになってきた。 | ||
− | == | + | ==ラヴニカのギルド~基本セット2021期== |
+ | [[風景の変容/Scapeshift]]の[[ローテーション]][[落ちる|落ち]]により[[スケープシフト#イクサラン・ブロック~基本セット2020期|スケープシフト]]は消滅したものの、[[不屈の巡礼者、ゴロス/Golos, Tireless Pilgrim]]と[[死者の原野/Field of the Dead]]の組み合わせは依然として強力であり、これを中心に据えた[[白青黒赤緑|5色]]の[[ランプ]][[デッキ]]、'''ゴロス・ランプ'''(''Golos Ramp'')が引き続き環境に存在している。 | ||
− | [[残酷な根本原理/Cruel Ultimatum]]を[[エンドカード]]に据えた[[5色残酷コントロール]] | + | {{#card:Golos, Tireless Pilgrim}} |
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+ | 詳細は[[ゴロス・ランプ]]を参照。 | ||
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+ | 死者の原野禁止後は、[[創案の火/Fires of Invention]]で[[マナ・コスト]]を踏み倒すことを前提にしつつ、通常プレイも視野に入れた'''5色ファイアーズ''' (''5C Fires'') が登場した。 | ||
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+ | 詳細は[[創案の火#ラヴニカのギルド~基本セット2021期|創案の火]]を参照。 | ||
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+ | ==イクサラン・ブロック~基本セット2020期== | ||
+ | [[チェックランド]]+[[ショックランド]]の組み合わせにより[[多色]]化が容易な環境であり、いくつかの5色デッキが存在する。 | ||
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+ | [[ラヴニカのギルド]]参入後には、'''レインボーリッチ'''(''Rainbow Lich'')と呼ばれるすべての[[色]]の[[カード]]を使用した[[コンボデッキ]]が登場した。 | ||
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+ | 詳細は[[レインボーリッチ]]を参照。 | ||
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+ | また、ラヴニカのギルドから[[彩色の灯籠/Chromatic Lantern]]を獲得したことで、[[黒単色デッキ]]でありながら5色デッキでもある'''彩色黒単'''(''Chromatic Black'')が登場した。 | ||
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+ | {{#card:Chromatic Lantern}} | ||
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+ | 詳細は[[黒コントロール#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|黒コントロール]]を参照。 | ||
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+ | [[基本セット2020]]参入後には、[[不屈の巡礼者、ゴロス/Golos, Tireless Pilgrim]]のために5色化した'''5色スケープシフト'''(''5C Scapeshift'')が登場した。 | ||
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+ | 詳細は[[スケープシフト#イクサラン・ブロック~基本セット2020期|スケープシフト]]を参照。 | ||
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+ | ==タルキール覇王譚ブロック+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック期== | ||
+ | [[フェッチランド]]+[[バトルランド]]の組み合わせにより[[多色]]化が容易になったことで、[[タルキール覇王譚ブロック]]の強力な[[多色カード]]と[[戦乱のゼンディカー]]の[[収斂]]メカニズムを活用する[[白青黒赤緑|5色]]の[[ミッドレンジ]]ないし[[コントロール (デッキ)|コントロール]]系の[[デッキ]]が組まれるようになった。 | ||
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+ | 特に[[白日の下に/Bring to Light]]を中心とした'''5色白日'''(''5-Color Bring to Light'')と呼ばれる[[フルタップ|タップアウト]]型の構成が多い。白日の下には[[全体除去]]や[[完全なる終わり/Utter End]]などの[[カード]]を必要に応じて[[シルバーバレット]]できるだけでなく、単純に[[カードパワー]]の高い[[包囲サイ/Siege Rhino]]を[[サーチ]]する手段としても強力である。泣き所である序盤の[[マナスクリュー]]を緩和しつつ、白日の下にや多彩な1枚[[挿す|挿し]]呪文を使い回す[[ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn's Prodigy]]も[[キーカード]]に挙げられる。 | ||
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+ | ===サンプルレシピ=== | ||
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+ | **[[プロツアー「戦乱のゼンディカー」]] 第127位、スタンダード部門8-2 ([https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptbfz 参考]/[http://coverage.mtg-jp.com/ptbfz15/ 参考]) | ||
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+ | *[[赤マナ]]を要求するカードは[[サイドボード]]の[[光輝の炎/Radiant Flames]]のみ(白日の下にの収斂を除く)。 | ||
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+ | ==テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期== | ||
+ | [[魂剥ぎ/Soulflayer]]と[[彩色マンティコア/Chromanticore]]の[[コンボ]]を狙う[[墓地]]利用[[デッキ]]、'''彩色剥ぎ'''(''Chromantiflayer'')が存在する。 | ||
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+ | [[マナの合流点/Mana Confluence]]や[[森の女人像/Sylvan Caryatid]]が[[白青黒赤緑|5色]]の[[マナ基盤]]を支えている。詳細は[[魂剥ぎ#スタンダード|魂剥ぎ]]を参照。 | ||
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+ | また[[タルキール龍紀伝]]参入後には、[[精霊龍の安息地/Haven of the Spirit Dragon]]を[[積む]]ことで様々な[[色]]の[[ドラゴン]]をフル活用するデッキが登場した。 | ||
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+ | [[ラヴニカへの回帰ブロック構築]]では、[[迷路の終わり/Maze's End]]を[[キーカード]]とした[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]が存在する。 | ||
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+ | [[掘葬の儀式/Unburial Rites]]、[[追跡者の本能/Tracker's Instincts]]、[[信仰無き物あさり/Faithless Looting]]といった強力な[[フラッシュバック]][[呪文]]をふんだんに使うべく5色にまで[[色]]を増やした[[リアニメイト]][[デッキ]]、[[Frites]]が登場した。 | ||
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+ | 特段[[多色土地]]や[[土地]][[サーチ]]の優秀な[[環境]]というわけではないが、[[緑]]を中心に他の4色を[[タッチ]]し、[[根囲い/Mulch]]や追跡者の本能で[[ライブラリー]]を掘り下げつつ[[マナ基盤]]を呼び込むという形で5色化を実現している。 | ||
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+ | [[残酷な根本原理/Cruel Ultimatum]]を[[エンドカード]]に据えた[[残酷コントロール#アラーラの断片ブロック構築|5色残酷コントロール]]が存在。特に[[続唱]]の[[アドバンテージ]]エンジンを搭載した[[続唱 (デッキ)#アラーラの断片ブロック構築|5色続唱コントロール]]が[[アラーラの断片ブロック構築]]の[[メタゲーム]]の一角をなした。 | ||
{{#card:Cruel Ultimatum}} | {{#card:Cruel Ultimatum}} | ||
{{#card:Bloodbraid Elf}} | {{#card:Bloodbraid Elf}} | ||
− | また、[[ビートダウン]]に寄せた形の5色デッキも存在する。 | + | また、[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]に寄せた形の5色デッキも存在する。 |
{{#card:Woolly Thoctar}} | {{#card:Woolly Thoctar}} | ||
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===サンプルレシピ=== | ===サンプルレシピ=== | ||
*備考 | *備考 | ||
− | **[[プロツアーホノルル09]] | + | **[[プロツアーホノルル09]] ベスト4 ([http://coverage.mtg.ne.jp/pthon09/ 参考]) |
**使用者:[[Conley Woods]] | **使用者:[[Conley Woods]] | ||
*[[フォーマット]] | *[[フォーマット]] | ||
− | **[[アラーラの断片ブロック構築]]([[アラーラの断片]]+[[コンフラックス]]+[[ | + | **[[アラーラの断片ブロック構築]]([[アラーラの断片]]+[[コンフラックス]]+[[アラーラ再誕]]) |
{{#MagicFactory:df301999}} | {{#MagicFactory:df301999}} | ||
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==ローウィン=シャドウムーア・ブロック期== | ==ローウィン=シャドウムーア・ブロック期== | ||
− | + | [[反射池/Reflecting Pool]]と[[ヴィヴィッドランド]]などの[[多色土地]]を多用した[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]である[[クイックントースト]]が登場。 | |
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{{#card:Vivid Creek}} | {{#card:Vivid Creek}} | ||
{{#card:Reflecting Pool}} | {{#card:Reflecting Pool}} | ||
− | + | 多色土地によって構成された[[マナ基盤]]から[[パワーカード]]を繰り出す。 | |
− | [[アラーラの断片ブロック]]参入後は[[残酷な根本原理/Cruel Ultimatum]]を活かした[[5色残酷コントロール]]と呼ばれるものが主流になった。 | + | [[アラーラの断片ブロック]]参入後は[[残酷な根本原理/Cruel Ultimatum]]を活かした[[残酷コントロール#ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期|5色残酷コントロール]]と呼ばれるものが主流になった。 |
{{#card:Cruel Ultimatum}} | {{#card:Cruel Ultimatum}} | ||
==インベイジョン・ブロック期== | ==インベイジョン・ブロック期== | ||
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[[インベイジョン・ブロック]]の[[所有地カード]]をメインとした[[ドメイン]]が登場。 | [[インベイジョン・ブロック]]の[[所有地カード]]をメインとした[[ドメイン]]が登場。 | ||
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{{#card:Ordered Migration}} | {{#card:Ordered Migration}} | ||
− | [[不屈の自然/Rampant Growth]]や[[砕土/Harrow]]で各種[[基本土地]] | + | [[不屈の自然/Rampant Growth]]や[[砕土/Harrow]]で各種[[基本土地]]を集めて所有地カードを使用する。 |
詳細は[[ドメイン]]のページを参照のこと。 | 詳細は[[ドメイン]]のページを参照のこと。 | ||
==テンペスト・ブロック期== | ==テンペスト・ブロック期== | ||
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[[nWo]]と呼ばれるタイプの[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]が活躍した。 | [[nWo]]と呼ばれるタイプの[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]が活躍した。 | ||
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{{#card:Survival of the Fittest}} | {{#card:Survival of the Fittest}} | ||
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繰り返す悪夢が[[禁止カード|禁止]]された後は、[[生ける屍/Living Death]]で代用した[[サバイバル・デス]]として生き延びた。 | 繰り返す悪夢が[[禁止カード|禁止]]された後は、[[生ける屍/Living Death]]で代用した[[サバイバル・デス]]として生き延びた。 | ||
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==ミラージュ・ブロック期== | ==ミラージュ・ブロック期== | ||
− | + | [[ビジョンズ]]で[[知られざる楽園/Undiscovered Paradise]]、[[ウェザーライト]]で[[宝石鉱山/Gemstone Mine]]という強力な[[5色土地]]を獲得。 | |
− | [[ビジョンズ]]で[[知られざる楽園/Undiscovered Paradise]]、[[ウェザーライト]]で[[宝石鉱山/Gemstone Mine]]という強力な[[ | + | |
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[[5CG]]や[[5CB]]など、多種多彩な[[デッキ]]が活躍した。 | [[5CG]]や[[5CB]]など、多種多彩な[[デッキ]]が活躍した。 | ||
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+ | [[時のらせん]]期以降の[[エクステンデッド]]でも[[残酷コントロール#エクステンデッド|残酷コントロール]]の形で活躍している。 | ||
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[[ラヴニカ・ブロック]]参入後の[[エクステンデッド]]でも、[[ショックランド]]と[[フェッチランド]]を組み合わせた[[デッキ]]がいくつも生み出された。 | [[ラヴニカ・ブロック]]参入後の[[エクステンデッド]]でも、[[ショックランド]]と[[フェッチランド]]を組み合わせた[[デッキ]]がいくつも生み出された。 | ||
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==エクステンデッド(デュアルランド期)== | ==エクステンデッド(デュアルランド期)== | ||
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古い[[エクステンデッド]]では[[デュアルランド]]が使用可能だったため、容易に5色デッキを組むことができた。 | 古い[[エクステンデッド]]では[[デュアルランド]]が使用可能だったため、容易に5色デッキを組むことができた。 | ||
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ほかにも[[青]]を中心とした[[パーミッション]]デッキ([[D5C#エクステンデッド|5CU]])なども存在した。 | ほかにも[[青]]を中心とした[[パーミッション]]デッキ([[D5C#エクステンデッド|5CU]])なども存在した。 | ||
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+ | フォーマット制定時から、[[グリセルシュート]]に[[太陽の拳/Fist of Suns]]を採用した'''Tin Fists'''が存在する。 | ||
+ | {{#card:Fist of Suns}} | ||
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+ | [[イクサラン]]参入後は、[[タイプ的デッキ]]専用の[[5色土地]]を使った[[人間 (デッキ)#モダン|5色人間]]が頭角を現した。 | ||
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[[フェッチランド]]と[[デュアルランド]]の組み合わせで[[レガシー]]でも活躍している。 | [[フェッチランド]]と[[デュアルランド]]の組み合わせで[[レガシー]]でも活躍している。 | ||
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==ヴィンテージ== | ==ヴィンテージ== | ||
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**[[クイックントースト]] | **[[クイックントースト]] | ||
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*[[コンボ]] | *[[コンボ]] | ||
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==参考== | ==参考== | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/variety/0004515/ 浅原晃の「デッキタイムトラベル!」 Part7 -5色デッキ]([[WotC]]、文:[[浅原晃]]) | ||
*[[単色デッキ]] | *[[単色デッキ]] | ||
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*[[デッキカラー]] | *[[デッキカラー]] | ||
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2024年6月20日 (木) 20:15時点における最新版
5色デッキ(5-Colored Decks)とは、5色全てのカードを使って構築されたデッキのこと。
[編集] 概要
すべての色を使うので、各色のパワーカードを使うことができる。さらに、各色の色の役割を扱えるため、あらゆることに対応が可能である。
当然ながら色配分が最も難しく、ちょっとしたことで色事故に陥ってしまう。そのため、砕土/Harrowなどの土地を揃える呪文や強力な多色土地が存在するような環境でなければ構築は難しい。
5色デッキが活躍した時期としては、知られざる楽園/Undiscovered Paradise、宝石鉱山/Gemstone Mineなどの優れた5色土地が多数存在したミラージュ・ブロック期や、強力な所有地カードと多色カードが多数存在したインベイジョン・ブロック期、ヴィヴィッドランド擁するローウィン=シャドウムーア・ブロック期から多色推奨のアラーラの断片ブロック期が特に有名である。
近年ではフェッチランドとショックランド・デュアルランドの組み合わせにより、エクステンデッドやエターナルでも見られるようになってきた。
[編集] ラヴニカのギルド~基本セット2021期
風景の変容/Scapeshiftのローテーション落ちによりスケープシフトは消滅したものの、不屈の巡礼者、ゴロス/Golos, Tireless Pilgrimと死者の原野/Field of the Deadの組み合わせは依然として強力であり、これを中心に据えた5色のランプデッキ、ゴロス・ランプ(Golos Ramp)が引き続き環境に存在している。
伝説のアーティファクト クリーチャー — スカウト(Scout)
不屈の巡礼者、ゴロスが戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーから土地カード1枚を探し、そのカードをタップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
(2)(白)(青)(黒)(赤)(緑):あなたのライブラリーの一番上からカードを3枚追放する。このターン、あなたはそれらをそれらのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。
土地
死者の原野はタップ状態で戦場に出る。
(T):(◇)を加える。
死者の原野か他の土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたが名前の異なる土地を7つ以上コントロールしている場合、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
詳細はゴロス・ランプを参照。
死者の原野禁止後は、創案の火/Fires of Inventionでマナ・コストを踏み倒すことを前提にしつつ、通常プレイも視野に入れた5色ファイアーズ (5C Fires) が登場した。
詳細は創案の火を参照。
[編集] イクサラン・ブロック~基本セット2020期
チェックランド+ショックランドの組み合わせにより多色化が容易な環境であり、いくつかの5色デッキが存在する。
ラヴニカのギルド参入後には、レインボーリッチ(Rainbow Lich)と呼ばれるすべての色のカードを使用したコンボデッキが登場した。
伝説のエンチャント
呪禁
あなたはこのゲームに敗北できない。
あなたがライフを得るたび、その点数に等しい枚数のカードを引く。
あなたがライフを失うたび、あなたが失ったライフ1点につき、あなたがコントロールしているパーマネント1つか、あなたの手札か墓地からカード1枚を追放する。
リッチの熟達が戦場を離れたとき、あなたはこのゲームに敗北する。
インスタント
あなたがコントロールしているクリーチャーは破壊不能を得る。このターンに続いて追加の1ターンを行う。そのターンの終了ステップの開始時に、あなたはこのゲームに敗北する。
エンチャント — 英雄譚(Saga)
(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンターを1個加える。IIIの後に、生け贄に捧げる。)
I ― あなたの墓地からインスタント・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。
II ― あなたの墓地からソーサリー・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。
III ― ターン終了時まで、あなたがインスタントかソーサリーである呪文を唱えるたび、それをコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。
詳細はレインボーリッチを参照。
また、ラヴニカのギルドから彩色の灯籠/Chromatic Lanternを獲得したことで、黒単色デッキでありながら5色デッキでもある彩色黒単(Chromatic Black)が登場した。
アーティファクト
あなたがコントロールする土地は「(T):好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つ。
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。
ソーサリー
以下から1つを選ぶ。
・あなたのライブラリーからカード1枚を探し、それをあなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。
・ゲームの外部からあなたがオーナーであるカード1枚をあなたの手札に加える。
詳細は黒コントロールを参照。
基本セット2020参入後には、不屈の巡礼者、ゴロス/Golos, Tireless Pilgrimのために5色化した5色スケープシフト(5C Scapeshift)が登場した。
ソーサリー
望む数の土地を生け贄に捧げる。あなたのライブラリーから、その数以下の枚数の土地カードを探し、それらをタップ状態で戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。
伝説のアーティファクト クリーチャー — スカウト(Scout)
不屈の巡礼者、ゴロスが戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーから土地カード1枚を探し、そのカードをタップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
(2)(白)(青)(黒)(赤)(緑):あなたのライブラリーの一番上からカードを3枚追放する。このターン、あなたはそれらをそれらのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。
詳細はスケープシフトを参照。
[編集] タルキール覇王譚ブロック+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック期
フェッチランド+バトルランドの組み合わせにより多色化が容易になったことで、タルキール覇王譚ブロックの強力な多色カードと戦乱のゼンディカーの収斂メカニズムを活用する5色のミッドレンジないしコントロール系のデッキが組まれるようになった。
ソーサリー
収斂 ― あなたのライブラリーから、マナ総量がこの呪文を唱えるために支払われたマナの色の総数以下であるクリーチャー・カード1枚かインスタント・カード1枚かソーサリー・カード1枚探し、そのカードを追放し、その後ライブラリーを切り直す。あなたはそのカードを、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
クリーチャー — サイ(Rhino)
トランプル
包囲サイが戦場に出たとき、各対戦相手はそれぞれ3点のライフを失い、あなたは3点のライフを得る。
特に白日の下に/Bring to Lightを中心とした5色白日(5-Color Bring to Light)と呼ばれるタップアウト型の構成が多い。白日の下には全体除去や完全なる終わり/Utter Endなどのカードを必要に応じてシルバーバレットできるだけでなく、単純にカードパワーの高い包囲サイ/Siege Rhinoをサーチする手段としても強力である。泣き所である序盤のマナスクリューを緩和しつつ、白日の下にや多彩な1枚挿し呪文を使い回すヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn's Prodigyもキーカードに挙げられる。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- プロツアー「戦乱のゼンディカー」 第127位、スタンダード部門8-2 (参考/参考)
- 使用者:Scott Lipp
- フォーマット
- 赤マナを要求するカードはサイドボードの光輝の炎/Radiant Flamesのみ(白日の下にの収斂を除く)。
[編集] テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期
魂剥ぎ/Soulflayerと彩色マンティコア/Chromanticoreのコンボを狙う墓地利用デッキ、彩色剥ぎ(Chromantiflayer)が存在する。
クリーチャー エンチャント — マンティコア(Manticore)
授与(2)(白)(青)(黒)(赤)(緑)(このカードを授与コストで唱えた場合、これはエンチャント(クリーチャー)を持つオーラ(Aura)呪文である。クリーチャーにつけられていない場合、これは再びクリーチャーになる。)
飛行、先制攻撃、警戒、トランプル、絆魂
エンチャントされているクリーチャーは+4/+4の修整を受けるとともに飛行と先制攻撃と警戒とトランプルと絆魂を持つ。
マナの合流点/Mana Confluenceや森の女人像/Sylvan Caryatidが5色のマナ基盤を支えている。詳細は魂剥ぎを参照。
またタルキール龍紀伝参入後には、精霊龍の安息地/Haven of the Spirit Dragonを積むことで様々な色のドラゴンをフル活用するデッキが登場した。
土地
(T):(◇)を加える。
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。このマナは、ドラゴン(Dragon)・クリーチャー呪文を唱えるためにのみ使用できる。
(2),(T),精霊龍の安息地を生け贄に捧げる:あなたの墓地にあるドラゴン・クリーチャー・カード1枚かウギン(Ugin)・プレインズウォーカー・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) ドラゴン(Dragon)
飛行
龍王オジュタイがアンタップ状態であるかぎり、これは呪禁を持つ。
龍王オジュタイがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたのライブラリーの一番上から3枚のカードを見る。そのうち1枚をあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
大きく分けて青を中心とするコントロールタイプと、緑を中心とするミッドレンジタイプの2種類がある。前者については青単ドラゴンコントロール、後者についてはドラゴンメガモーフを参照。
[編集] ラヴニカへの回帰ブロック構築
ラヴニカへの回帰ブロック構築では、迷路の終わり/Maze's Endをキーカードとしたコントロールデッキが存在する。
土地
迷路の終わりはタップ状態で戦場に出る。
(T):(◇)を加える。
(3),(T),迷路の終わりをオーナーの手札に戻す:あなたのライブラリーから門(Gate)カードを1枚探し、それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。あなたが異なる名前の門を10個以上コントロールしているなら、あなたはこのゲームに勝利する。
詳細は迷路の終わりコントロールを参照。
[編集] イニストラード・ブロック期
掘葬の儀式/Unburial Rites、追跡者の本能/Tracker's Instincts、信仰無き物あさり/Faithless Lootingといった強力なフラッシュバック呪文をふんだんに使うべく5色にまで色を増やしたリアニメイトデッキ、Fritesが登場した。
ソーサリー
あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
フラッシュバック(3)(白)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
特段多色土地や土地サーチの優秀な環境というわけではないが、緑を中心に他の4色をタッチし、根囲い/Mulchや追跡者の本能でライブラリーを掘り下げつつマナ基盤を呼び込むという形で5色化を実現している。
[編集] アラーラの断片ブロック構築
残酷な根本原理/Cruel Ultimatumをエンドカードに据えた5色残酷コントロールが存在。特に続唱のアドバンテージエンジンを搭載した5色続唱コントロールがアラーラの断片ブロック構築のメタゲームの一角をなした。
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはクリーチャーを1体生け贄に捧げ、カードを3枚捨て、その後5点のライフを失う。あなたはあなたの墓地にあるクリーチャー・カードを1枚あなたの手札に戻し、カードを3枚引き、その後5点のライフを得る。
クリーチャー — エルフ(Elf) 狂戦士(Berserker)
速攻
続唱(あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを、コストがより低い土地でないカードが追放されるまで追放する。あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。追放されたカードをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。)
また、ビートダウンに寄せた形の5色デッキも存在する。
クリーチャー — スペクター(Specter)
飛行
セドラクシスの死霊がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはカードを1枚捨てる。
蘇生(1)(黒)((1)(黒):このカードを戦場に戻す。そのクリーチャーは速攻を得る。次のターン終了ステップの開始時か、それが戦場を離れる場合に、それを追放する。蘇生はソーサリーとしてのみ行う。)
同環境のジャンドアグロをベースにナヤ/Nayaやグリクシス/Grixisのパワーカードを詰め込んだグッドスタッフデッキで、血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elfの続唱から長毛のソクター/Woolly Thoctarやセドラクシスの死霊/Sedraxis Specterなどにつないでゆく。
5色のマナ基盤はタップイントライランドにより補うことができる。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- プロツアーホノルル09 ベスト4 (参考)
- 使用者:Conley Woods
- フォーマット
5-Color-Aggro [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- WotCの特集記事「Video Deck Tech: Five-Color Aggro with Conley Woods」も参照のこと。
[編集] ローウィン=シャドウムーア・ブロック期
反射池/Reflecting Poolとヴィヴィッドランドなどの多色土地を多用したコントロールデッキであるクイックントーストが登場。
土地
鮮烈な小川は、その上に蓄積(charge)カウンターが2個置かれた状態で、タップ状態で戦場に出る。
(T):(青)を加える。
(T),鮮烈な小川から蓄積カウンターを1個取り除く:好きな色1色のマナ1点を加える。
多色土地によって構成されたマナ基盤からパワーカードを繰り出す。
アラーラの断片ブロック参入後は残酷な根本原理/Cruel Ultimatumを活かした5色残酷コントロールと呼ばれるものが主流になった。
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはクリーチャーを1体生け贄に捧げ、カードを3枚捨て、その後5点のライフを失う。あなたはあなたの墓地にあるクリーチャー・カードを1枚あなたの手札に戻し、カードを3枚引き、その後5点のライフを得る。
[編集] インベイジョン・ブロック期
インベイジョン・ブロックの所有地カードをメインとしたドメインが登場。
インスタント
この呪文を唱えるための追加コストとして、土地を1つ生け贄に捧げる。
あなたのライブラリーから、基本土地カードを最大2枚まで探し、それらを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
ソーサリー
版図 ― あなたがコントロールする土地の中の基本土地タイプ1種につき、飛行を持つ青の1/1の鳥(Bird)クリーチャー・トークンを1体生成する。
不屈の自然/Rampant Growthや砕土/Harrowで各種基本土地を集めて所有地カードを使用する。
詳細はドメインのページを参照のこと。
[編集] テンペスト・ブロック期
初期のものは自然の秩序/Natural Orderと生ける屍/Living Deathを核としたナチュラルデスと呼ばれるタイプだった。
ソーサリー
この呪文を唱えるための追加コストとして、緑のクリーチャーを1体生け贄に捧げる。
あなたのライブラリーから緑のクリーチャー・カードを1枚探し、それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
エクソダスで超強力エンチャント・適者生存/Survival of the Fittestと繰り返す悪夢/Recurring Nightmareが登場すると、この2枚を組み合わせたナイトメア・サバイバルが登場、世界選手権98を制した。
エンチャント
(緑),クリーチャー・カードを1枚捨てる:あなたのライブラリーからクリーチャー・カードを1枚探す。そのカードを公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。
エンチャント
クリーチャーを1体生け贄に捧げる,繰り返す悪夢をオーナーの手札に戻す:あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。起動はソーサリーとしてのみ行う。
繰り返す悪夢が禁止された後は、生ける屍/Living Deathで代用したサバイバル・デスとして生き延びた。
ソーサリー
各プレイヤーは、自分の墓地にあるすべてのクリーチャー・カードを追放する。その後自分がコントロールするすべてのクリーチャーを生け贄に捧げる。その後自分がこれにより追放したすべてのカードを戦場に出す。
[編集] ミラージュ・ブロック期
ビジョンズで知られざる楽園/Undiscovered Paradise、ウェザーライトで宝石鉱山/Gemstone Mineという強力な5色土地を獲得。
土地
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。あなたの次のアンタップ・ステップに、あなたがあなたのパーマネントをアンタップするに際し、知られざる楽園をオーナーの手札に戻す。
土地
宝石鉱山は、その上に採掘(mining)カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。
(T),宝石鉱山から採掘カウンターを1個取り除く:好きな色1色のマナ1点を加える。宝石鉱山の上に採掘カウンターが1個も置かれていないなら、宝石鉱山を生け贄に捧げる。
[編集] エクステンデッド(時のらせん期)
時のらせん期以降のエクステンデッドでも残酷コントロールの形で活躍している。
インスタント
以下から2つを選ぶ。
・呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
・パーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
・あなたの対戦相手がコントロールするすべてのクリーチャーをタップする。
・カードを1枚引く。
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはクリーチャーを1体生け贄に捧げ、カードを3枚捨て、その後5点のライフを失う。あなたはあなたの墓地にあるクリーチャー・カードを1枚あなたの手札に戻し、カードを3枚引き、その後5点のライフを得る。
詳細は残酷コントロールを参照のこと。
[編集] エクステンデッド(ラヴニカ・ブロック参入後)
ラヴニカ・ブロック参入後のエクステンデッドでも、ショックランドとフェッチランドを組み合わせたデッキがいくつも生み出された。
初期には、ドメインにけちな贈り物/Gifts Ungivenをサーチ&アドバンテージ用に採用したけちドメインが登場。
インスタント
対戦相手1人を対象とする。あなたのライブラリーから異なる名前のカードを最大4枚まで探し、それらを公開する。そのプレイヤーはそれらのカードから2枚を選ぶ。選ばれたカードをあなたの墓地に置き、残りをあなたの手札に加える。その後ライブラリーを切り直す。
また、部族の炎/Tribal Flamesやガイアの力/Gaea's Mightを使用した高速ビートダウン・アグロドメインも登場した。
ソーサリー
版図 ― クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。部族の炎は、それにX点のダメージを与える。Xは、あなたがコントロールする土地の中の基本土地タイプの数に等しい。
インスタント
版図 ― クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それはあなたがコントロールしている土地の中の基本土地タイプ1種類につき+1/+1の修整を受ける。
[編集] エクステンデッド(デュアルランド期)
古いエクステンデッドではデュアルランドが使用可能だったため、容易に5色デッキを組むことができた。
エンチャント
(緑),クリーチャー・カードを1枚捨てる:あなたのライブラリーからクリーチャー・カードを1枚探す。そのカードを公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。
伝説のクリーチャー — ゴブリン(Goblin)
あなたのアップキープの開始時に、あなたはあなたの墓地にあるゴブリンの太守スクイーをあなたの手札に戻してもよい。
1/1適者生存/Survival of the Fittestをキーカードとしたサバイバル系デッキが主流。ナイトメア・サバイバルやトレードウィンド・サバイバルなどが活躍した。後に適者生存/Survival of the Fittestは禁止カードに指定され、これらのデッキは消滅した。
ほかにも青を中心としたパーミッションデッキ(5CU)なども存在した。
[編集] モダン
フォーマット制定時から、グリセルシュートに太陽の拳/Fist of Sunsを採用したTin Fistsが存在する。
イクサラン参入後は、タイプ的デッキ専用の5色土地を使った5色人間が頭角を現した。
土地
魂の洞窟が戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。
(T):(◇)を加える。
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。このマナは、その選ばれたタイプのクリーチャー呪文を唱えるためにしか支払えず、その呪文は打ち消されない。
クリーチャー — 人間(Human) 海賊(Pirate)
飛行
帆凧の掠め盗りが戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中からクリーチャーでも土地でもないカード1枚を選ぶ。帆凧の掠め盗りが戦場を離れるまで、そのカードを追放する。
[編集] レガシー
フェッチランドとデュアルランドの組み合わせでレガシーでも活躍している。
旧エクステンデッドと同様ATSやナイトメア・サバイバルなどのサバイバル系デッキが主流。しかし神河救済で真髄の針/Pithing Needleが登場した後は、これらのデッキは若干押され気味になっている。
[編集] ヴィンテージ
ヴィンテージには4CCとよばれるコントロールデッキが存在する。
インスタント
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、1点のライフを支払うとともにあなたの手札にある青のカードを1枚、追放することを選んでもよい。
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
詳細は4CCを参照のこと。
[編集] 代表的なデッキ
- コントロール
- 5CG(ミラージュ~テンペスト期)
- D5C
- nWo
- トレードウィンド・サバイバル
- ドメイン
- 4CC
- クイックントースト
- 5色残酷コントロール