スケープシフト
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スケープシフト (Scapeshift)は、風景の変容/Scapeshiftをキーカードとするコンボデッキの総称。スケシと略されることもある。
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[編集] 概要
ソーサリー
望む数の土地を生け贄に捧げる。あなたのライブラリーから、その数以下の枚数の土地カードを探し、それらをタップ状態で戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。
大量の土地を並べて風景の変容/Scapeshiftを唱え、大量の土地が一度に戦場に出ることで誘発する能力で勝負を決める。何の土地をキーカードとするかは環境によって異なる。
必要な枚数の土地さえ並んでしまえば風景の変容を唱えるだけで勝利する、実質1枚コンボであることがデッキの優位点となることが多い。大量の土地を並べる必要があるためランプデッキの構成をとる。
[編集] イクサラン・ブロック~基本セット2020期
基本セット2019で風景の変容/Scapeshiftが再録。さらに1年後の基本セット2020で死者の原野/Field of the Deadを獲得し、期間としては短いながら強力なコンボデッキがスタンダード環境に登場した。
土地
死者の原野はタップ状態で戦場に出る。
(T):(◇)を加える。
死者の原野か他の土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたが名前の異なる土地を7つ以上コントロールしている場合、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
まずはエルフの再生者/Elvish Rejuvenatorや迂回路/Circuitous Routeなどを駆使して土地を7枚以上並べる。準備が整ったら風景の変容を唱え、死者の原野を含む7種類の土地を戦場に出し、大量のトークンを生成して勝負を決める。例として、土地8枚から死者の原野2枚と名前の異なる土地6枚を出せば、16体のトークンが生成される。
デッキカラーは様々だが、いずれも成長のらせん/Growth Spiralなどのために緑青の2色を中心とした形を取る。主流となっているのはバント・スケープシフト(Bant Scapeshift)と呼ばれる緑白青のタイプで、特に時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Ravelerから風景の変容をインスタント・タイミングで唱える動きが強力。
グランプリデンバー19でTop8の半数を占め、優勝を飾る活躍を見せたことで一躍Tier1となった。
[編集] サンプルリスト
[編集] 緑白青
- 備考
- グランプリデンバー19 優勝(参考)
- 使用者:Luis Scott-Vargas
- フォーマット
- バント・スケープシフト(Bant Scapeshift)と呼ばれる緑白青のタイプ。
[編集] 黒緑青
- 備考
- グランプリデンバー19 第14位(参考)
- 使用者:Dylan Feeman
- フォーマット
| Sultai Scapeshift [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- スゥルタイ・スケープシフト(Sultai Scapeshift)と呼ばれる黒緑青のタイプ。
[編集] 5色
- 備考
- フォーマット
| 5C Scapeshift [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 5色スケープシフト(5C Scapeshift)、ゴロス・スケープシフト(Golos Scapeshift)などと呼ばれる5色型。ベースはバント・スケープシフトだが、不屈の巡礼者、ゴロス/Golos, Tireless Pilgrimの起動型能力のために黒と赤がタッチされている。
- キーカードの風景の変容/Scapeshiftが2枚にまで減らされているのが特徴。
[編集] パイオニア
イクサラン:失われし洞窟で洞窟探検/Spelunkingが登場したことで、黒緑のタイプが出現した。
エンチャント
洞窟探検が戦場に出たとき、カード1枚を引く。その後、あなたの手札にある土地カード1枚を戦場に出してもよい。これにより洞窟(Cave)を戦場に出したなら、あなたは4点のライフを得る。
あなたがコントロールしている土地はアンタップ状態で戦場に出る。
洞窟探検/Spelunkingが戦場にあり、睡蓮の原野/Lotus Field2枚・神秘の聖域/Mystic Sanctuary1枚・隠された死滅都市/Hidden Necropolis1枚・マナの出る適当な土地1枚(以下、土地A)が墓地にある状態なら、以下の無限ループを実行できる。
- 見事な再生/Splendid Reclamationを唱える。洞窟探検/Spelunkingが戦場にあるため、墓地のすべての土地がアンタップ状態で戦場に出る。
- 睡蓮の原野/Lotus Field2枚・神秘の聖域/Mystic Sanctuary・土地Aから黒1マナを含む8マナを出しておく。
- アンタップインした神秘の聖域のETBを解決し、ライブラリートップに見事な再生を積む。
- 睡蓮の原野2枚のETBを解決し、原野2枚・神秘の聖域・土地Aを生け贄に捧げる。
- 黒1マナを含む5マナで隠された死滅都市/Hidden Necropolisを生け贄に捧げタップ能力を起動する。
- 発見4でさきほど積み込んだ見事な再生(マナ総量4)を確実に唱えられるため、1.に戻る。ループ1回につき任意の色マナが3点増えるので無限マナとなる。
- ループ中の土地Aとしてお菓子の小屋/Gingerbread Cabinを用いることで無限食物(=無限ライフ)も達成できる。
無限マナ達成後は土地Aとしてロークスワイン城/Castle Locthwainを用いることでライフが続く限り無限ドロー、神秘の聖域/Mystic Sanctuaryのコピーとなった残響する深淵/Echoing Deepsを用いることで任意のインスタント・ソーサリーを無限回収・無限キャスト可能となる。最終的に首謀者の収得/Mastermind's AcquisitionからサイドボードのX火力にアクセスすることで勝利する。
上述の通り無限ループに入るためには特定の土地をあらかじめ墓地に落としておく必要があり、一見条件が厳しく見える。しかしながら鏡に願いを/Beseech the Mirrorや風景の変容/Scapeshiftを駆使することで墓地が空の状態からも直接無限ループに入れる。以下では鏡に願いをが手札にあり、洞窟探検/Spelunking1枚と適当なアーティファクトかエンチャントかトークン1枚、そして5枚以上の土地が戦場に出ている場合のコンボ始動例を示す。
- 鏡に願いを/Beseech the Mirrorを協約で唱え、サーチした風景の変容/Scapeshiftをマナ・コストを支払うことなく唱える。土地を5枚生け贄に捧げて、睡蓮の原野/Lotus Field2枚・神秘の聖域/Mystic Sanctuary1枚・お菓子の小屋/Gingerbread Cabin1枚・隠された死滅都市/Hidden Necropolis1枚を持ってくる。
- 睡蓮の原野2枚・神秘の聖域・お菓子の小屋から黒1マナを含む8マナを出しておく。
- アンタップインした神秘の聖域・お菓子の小屋のETBを解決し、ライブラリートップに鏡に願いをを積んで食物・トークンを生成する。
- 睡蓮の原野2枚のETBを解決し、原野2枚・神秘の聖域・お菓子の小屋を生け贄に捧げる。
- 黒1マナを含む5マナで隠された死滅都市を生け贄に捧げタップ能力を起動する。
- 発見4でさきほど積み込んだ鏡に願いを(マナ総量4)を協約で唱え(協約コストとしては食物を用いる)、見事な再生/Splendid Reclamationをサーチして唱える。
- 見事な再生を唱えることができたので、上述した無限ループに移行する。
またサーチ・踏み倒し手段として鏡に願いを/Beseech the Mirrorの代わりに白日の下に/Bring to Lightを用い、神秘の聖域/Mystic Sanctuaryで積み込んだ見事な再生/Splendid Reclamationを隠された死滅都市/Hidden Necropolisの発見で唱えるのではなく狩猟迷宮/The Hunter Mazeで引いて手札から唱える5色タイプも存在する。(参考)
その後FINAL FANTASYで追加の洞窟探検/Spelunkingとして異邦の詩人/The Wandering Minstrelが登場したことで、パイオニア版アミュレット・タイタンとも呼ばれる緑青のタイプも出現した。
伝説のクリーチャー — 人間(Human) バード(Bard)
あなたがコントロールしているすべての土地はアンタップ状態で戦場に出る。
究極幻想 ― あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたが5つ以上の街(Town)をコントロールしている場合、すべての色である2/2のエレメンタル(Elemental)・クリーチャー・トークン1体を生成する。
(3)(白)(青)(黒)(赤)(緑):ターン終了時まで、あなたがコントロールしていてこれでないすべてのクリーチャーは+X/+Xの修整を受ける。Xは、あなたがコントロールしている街の数に等しい。
伝説のクリーチャー — エレメンタル(Elemental) 熊(Bear)
警戒、到達
森の轟き、ルムラのパワーとタフネスは、それぞれあなたがコントロールしている土地の数に等しい。
これが戦場に出たとき、カード4枚を切削する。その後、あなたの墓地にあるすべての土地カードをタップ状態で戦場に戻す。
洞窟探検/Spelunkingか異邦の詩人/The Wandering Minstrelが戦場にあり、森の轟き、ルムラ/Lumra, Bellow of the Woods1枚・睡蓮の原野/Lotus Field2枚・カーフェルの港/Port of Karfell1枚・マナの出る適当な土地2枚(以下、土地1・土地2)が墓地にある状態なら、以下の無限ループを実行できる。
- 墓地のルムラとは別の森の轟き、ルムラ/Lumra, Bellow of the Woodsを戦場に出す。
- ルムラのETBを解決する。洞窟探検/Spelunkingか異邦の詩人/The Wandering Minstrelが戦場にあるため、墓地のすべての土地がアンタップ状態で戦場に出る。
- 睡蓮の原野/Lotus Field2枚・土地1・土地2から青1マナ・黒2マナを含む8マナを出す。
- 原野2枚のETBを解決し、原野2枚・土地1・土地2を生け贄に捧げる。
- 青1マナ・黒2マナを含む6マナでカーフェルの港/Port of Karfellを生け贄に捧げ、墓地のルムラを戦場に戻す。戦場にもとからあったルムラはレジェンド・ルール(状況起因処理)によって墓地に落ちる。
- 2.に戻り同様の手順を繰り返す。1ループごとに任意の色マナ2点が余るので無限マナが成立する。
最終的にはループに瑞々しいオアシス/Lush Oasisを巻き込むことで無限ダメージで勝利するか、無限マナ成立後にループにイプヌの細流/Ipnu Rivuletを巻き込むことで対戦相手のライブラリーアウトを狙う。またループを進めると森の轟き、ルムラ/Lumra, Bellow of the Woodsの切削→土地リアニメイトの繰り返しによって戦場に大量の土地が並ぶことから、召喚酔いが解け次第サイズが大きくなったルムラで殴り倒すこともできる。
こちらのタイプもコンボ始動状況を作るために、狙った土地を戦場と墓地に送り込める風景の変容/Scapeshiftが重宝される。またバウンスランドの乾燥地帯のアーチ道/Arid Archway(砂漠であるためイプヌの細流/Ipnu Rivuletとも噛み合う)をループに巻き込み、耐え抜くもの、母聖樹/Boseiju, Who Endures・天上都市、大田原/Otawara, Soaring Cityの魂力を使い回すギミックも強力である。
- 詳細な動かし方(ローウィンの昏明参入以前)についてはこちらやこちらも参照。
- デジタルゲームにおいてはループ省略用の勝ち筋が1枚投入される場合も多い。ループを続けると自分のライブラリーもなくなることからタッサの神託者/Thassa's Oracleを搭載した構成(参考)や、昂揚を達成した墓後家蜘蛛、イシュカナ/Ishkanah, Grafwidowを5回起動して勝つ構成(参考)、森の轟き、ルムラ/Lumra, Bellow of the Woodsのループに峰の恐怖/Terror of the Peaksをあわせる構成(参考)などが存在する。
- パイオニア環境には同様に睡蓮の原野/Lotus Fieldを用いるコンボデッキとしてロータス・コンボが存在しており、どちらも夢を引き裂く者、アショク/Ashiok, Dream Renderが刺さる。ロータス・コンボと比較した際の緑青系スケープシフトの特徴として、キルターンが早く減衰球/Damping Sphereやドロー制限に強いという点、および墓地対策に弱いという点が挙げられる。
[編集] サンプルリスト(黒緑)
| BG Scapeshift(Pioneer) [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 土地を並べるデッキであるため、コンボパーツを引き込む手段として泥沼の略奪/Pillage the Bogを採用している。
[編集] サンプルリスト(緑青)
[編集] FINAL FANTASY後
| Simic Scapeshift(Pioneer) [5] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 鏡の池/Mirrorpoolのクリーチャー・コピー能力を用いることで、森の轟き、ルムラ/Lumra, Bellow of the Woods1枚からでも無限コンボに突入できる。
- 食糧補充/Stock Upでコンボパーツを探す構成(参考)や、ティムール・アナリスト同様ニューカペナの街角のフェッチランドや水蓮のコブラ/Lotus Cobraなどを投入したヨーリオン型の構成(参考)、コンボを決めたターンに勝つのでデメリットを無視できる願い爪のタリスマン/Wishclaw Talismanを採用した構成(参考1/参考2)も存在する。
[編集] ローウィンの昏明後
| bUG Scapeshift(Pioneer) [6] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- ETBで手札と墓地にコンボパーツを仕込みつつ、起動型能力で睡蓮の原野/Lotus Fieldをアンタップ可能な並外れた語り部/Formidable Speakerを獲得したことで強化された。
[編集] モダン・エクステンデッド
土地
溶鉄の尖峰、ヴァラクートはタップ状態で戦場に出る。
山(Mountain)が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたが他に少なくとも5つの山をコントロールしている場合、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。あなたは「溶鉄の尖峰、ヴァラクートはそれに3点のダメージを与える」ことを選んでもよい。
(T):(赤)を加える。
モダンやエクステンデッドでは、溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacleと組み合わせたヴァラクート(Valakut)が活躍した。
詳細はヴァラクートを参照。


