スタング/Stangg
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*[[マイアの繁殖者/Myr Propagator]] - 起動コスト(3)の[[タップ能力]]で自身のコピーであるトークンを生成する。(3)。(ミラディンの傷跡) | *[[マイアの繁殖者/Myr Propagator]] - 起動コスト(3)の[[タップ能力]]で自身のコピーであるトークンを生成する。(3)。(ミラディンの傷跡) | ||
*[[群れネズミ/Pack Rat]] - 起動コスト(2)(黒)の[[起動型能力]]で[[手札]]を1枚捨て、自身のコピーであるトークンを生成する。(1)(黒)。([[ラヴニカへの回帰]]) | *[[群れネズミ/Pack Rat]] - 起動コスト(2)(黒)の[[起動型能力]]で[[手札]]を1枚捨て、自身のコピーであるトークンを生成する。(1)(黒)。([[ラヴニカへの回帰]]) |
2020年8月27日 (木) 21:12時点における版
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)
スタングが戦場に出たとき、赤であり緑である3/4の伝説の人間(Human)・戦士(Warrior)クリーチャー・トークンの《スタングの双子/Stangg Twin》を1体生成する。スタングが戦場を離れたとき、そのトークンを追放する。そのトークンが戦場を離れたとき、スタングを生け贄に捧げる。
3/4「双子の勇者」のイメージでデザインされた伝説のクリーチャー。戦場に出ると同時にもう1体、運命を共にする同性能のクリーチャー・トークンを生成するETB能力を持つ。
P/Tの合計サイズやボード・アドバンテージの面で見れば悪くないコスト・パフォーマンスなのだが、どちらかが戦場を離れるともう一方も道連れになるというペナルティが重い足枷となっている。一方が死亡すると被害がもう一方にも及ぶため、コンバット・トリックや単体除去に滅法弱く、ボード・アドバンテージが取れる能力でありながら除去耐性は無いに等しい。どころか、これは「戦場を離れたとき」にも誘発するため、トークンを対象にバウンスや明滅されるだけでも本体もろとも除去されてしまうなど、マイナスの相互作用によって、通常のクリーチャー以上に脆弱さが際立ってしまっているのが実情。
試みそのものは意欲的で、のちに幾種類か作られる「本体と同性能のトークンを生成するカード」の元祖となった(#関連カード)。これ以降の「道連れ制約」を取り払った亜種の中には、トーナメントシーンで活躍するカードパワーを持ったものも登場している。
- かつてはスタングの双子/Stang-Twinという特有のクリーチャー・タイプのトークンを生み出していたが、2007年9月サブタイプ変更でスタング本体とともに人間・戦士に変更され、スタングの双子はトークンの名前となった。
- マスターズ25thに新規イラストで再録された。スタングの双子もトークン・カードとして収録されている[1]。
- “双子の伝説のクリーチャー”というコンセプトは、別の形で後の山崎兄弟/Brothers Yamazakiでも取り扱われている。
ルール
- 「片割れが戦場を離れたときにもう一方が壊れる」のは誘発型能力なので、もみ消し/Stifleで打ち消すなど、なんらかの方法でこの誘発型能力の解決を妨げれば、片方だけを戦場に残すことが可能である。
- ETB能力に対応してスタングを戦場から離れさせれば、スタングが戦場を離れたときの能力が先に解決され、「スタングの双子」のみが戦場に残る。
- 一時期オラクル更新により、ETB能力は「スタングが戦場に出ている場合」にしか解決されないようになっていた。フレイバー的には合ったものだが、印刷時のテキストにはそのような記述はなかったため、Masters Edition 3での再録に伴う2009年9月4日のオラクル更新で元のテキストに戻された。
- 倍増の季節/Doubling Seasonとは強烈なディスシナジーを持つ。同名トークンが2体出ることでレジェンド・ルールが適用され、一方が墓地送りとなった後、遅延誘発型能力で本体が生け贄に捧げられ、さらに最後に残したトークンまで追放されてしまう。
- 鏡の画廊/Mirror Galleryなどを利用して本体もしくはトークンが複数存在するような状況になっても、センギアの従臣/Sengir Autocratなどとは違って、道連れにするのはあくまで「自分が戦場に出た時の能力によって生まれたトークン」「自分を戦場に出した能力の発生源である本体」だけである。
関連カード
本体と同性能のトークンを生成するカード
基本セット2021まで。特記しない限りクリーチャーで、相互に道連れにする能力は持たない。
アポカリプスの暗影クリーチャーサイクル。アポカリプスの各色に存在するサイクルの緑版。死亡すると、自身と同じP/T、クリーチャー・タイプ、キーワード能力を持つ、黒であるクリーチャー・トークンが出る。
また、時のらせんで同様の能力を持った暗影の蜘蛛/Penumbra Spiderが登場した。
- クロノゾア/Chronozoa - 死亡した時に時間カウンターが置かれていなければ自身のコピーであるトークンを2体生成する。(3)(青)。(次元の混乱)
- マイアの種父/Myr Sire - 死亡した時に無色の1/1マイア・トークンを生成する。(2)。(ミラディン包囲戦)
- 双子エンジン/Gemini Engine - 攻撃するたびに同P/Tの構築物・トークンを生成する。戦闘終了ステップに生け贄に捧げる。(6)。(ダークスティール)
- 芽吹く草ハイドラ/Sprouting Phytohydra - ダメージが与えられるたび、自身のコピーであるトークンを生成する。(4)(緑)。(ディセンション)
- 万猛竜/Polyraptor - 激昂の誘発によって自身のコピーであるトークンを生成する。 (6)(緑)(緑)。(イクサランの相克)
- ナカティルの戦群れ/Nacatl War-Pride - 攻撃時に、自身のコピーであるトークンが、防御プレイヤーがコントロールしているクリーチャー数だけ攻撃している状態で戦場に出る。(3)(緑)(緑)(緑)。(未来予知)
- 皇帝の仮面/Imperial Mask - ETBであなたのチームメイトがこれのコピーであるトークンを生成するエンチャント。(4)(白)。(未来予知)
- 落とし悶え/Spawnwrithe - サボタージュ能力で自身のコピーであるトークンを生成する。(2)(緑)。(シャドウムーア)
- 巨大オサムシ/Giant Adephage - サボタージュ能力で自身のコピーであるトークンを生成する。(5)(緑)(緑)。(ギルド門侵犯)
- 血鍛冶の戦斧/Bloodforged Battle-Axe - これを装備したクリーチャーがサボタージュ能力で、これのコピーであるトークンを生成する装備品。(1)装備コスト(2)。(統率者2017)
- 霧組のナーガ/Mist-Syndicate Naga - サボタージュ能力で自身のコピーであるトークンを生成する。(2)(青)忍術(2)(青)。(モダンホライゾン)
- 若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon - ETBで飛行を持つ赤の4/4のドラゴン・トークンを生成する。(3)(黒)(赤)(緑)。(アラーラの断片)
- 先駆のゴーレム/Precursor Golem - ETBで無色の3/3ゴーレム・トークンを2体生成する。本体が戦場に存在する場合のみ、ゴーレム1体のみを対象とするインスタント・ソーサリー呪文を、他のすべてのゴーレムへ放射/Radiateする。(5)。(ミラディンの傷跡)
- 大軍のワーム/Armada Wurm - ETBでトランプルを持つ緑の5/5のワーム・トークンを生成する。(2)(緑)(緑)(白)(白)。(ラヴニカへの回帰)
- カロニアのツイングローブ/Kalonian Twingrove - ETBで自分のコントロールする森の数に等しいP/Tを持つ緑のツリーフォーク・戦士・トークンを出す。(5)(緑)。(基本セット2015)
- 風番いのロック/Wingmate Roc - 強襲達成時のETBで飛行を持つ白の3/4の鳥・トークンを生成する。本体のみ、 攻撃するたび、攻撃クリーチャー1体につき1点のライフを得る能力も持つ。(3)(白)(白)。(タルキール覇王譚)
- 荒廃の双子/Desolation Twin - 唱えた時の誘発で無色の10/10のエルドラージ・トークンを生成する。(10)。(戦乱のゼンディカー)
- 冠羽の群れ使い/Crested Herdcaller - ETBでトランプルを持つ緑の3/3恐竜・トークンを生成する。(3)(緑)(緑)。(イクサランの相克)
- 刃の翼ヴェリックス/Verix Bladewing - キッカーしているとETBで飛行を持つ赤の4/4の伝説のドラゴン・トークンを生成する。(2)(赤)(赤)。(ドミナリア)
- ゴブリンの扇動者/Goblin Instigator - ETBで赤の1/1ゴブリン・トークンを生成する。(1)(赤)。(基本セット2019)
- 凛々しい騎兵隊/Gallant Cavalry - ETBで警戒を持つ白の3/3騎士・トークンを生成する。(3)(白)。(基本セット2019)
- 変容の軍勢/Irregular Cohort - ETBで多相を持つ無色の3/3多相の戦士・トークンを生成する。(2)(白)(白)。(モダンホライゾン)
- 双子絹蜘蛛/Twin-Silk Spider - ETBで到達を持つ緑の1/2蜘蛛・トークンを生成する。(2)(緑)。(モダンホライゾン)
- 金属複製機/Chrome Replicator - 同じ名前で土地でもトークンでもないパーマネントを2つ以上コントロールしているなら、ETBで4/4構築物・トークンを生成する。(5)。(基本セット2021)
- 鏡印章の兵長/Mirror-Sigil Sergeant - 青のパーマネントをコントロールしているなら、自身のアップキープの開始時にこれのコピーであるトークンを生成する。(5)(白)。(コンフラックス)
- マイアの繁殖者/Myr Propagator - 起動コスト(3)のタップ能力で自身のコピーであるトークンを生成する。(3)。(ミラディンの傷跡)
- 群れネズミ/Pack Rat - 起動コスト(2)(黒)の起動型能力で手札を1枚捨て、自身のコピーであるトークンを生成する。(1)(黒)。(ラヴニカへの回帰)
- 前駆ミミック/Progenitor Mimic - これ自体が戦場にいるクリーチャーのコピーとして出た上で、アップキープの開始時に自身のコピーであるトークンを生成する。トークンはコピートークン生成能力を持たない。(4)(緑)(青)。(ドラゴンの迷路)
- 天空の独裁者/Skyline Despot - 自分のアップキープに統治者であれば飛行を持つ赤の5/5のドラゴンを生成。(コンスピラシー:王位争奪)
- 増殖スライム/Splitting Slime - 怪物的になったときの誘発によって自身のコピーであるトークンを生成する。(3)(緑)(緑)。(コンスピラシー:王位争奪)
- 狡猾な漂流者、ジェイス/Jace, Cunning Castaway - -5忠誠度能力で自身のコピーであるトークンを2体生成するプレインズウォーカー。(1)(青)(青)。(イクサラン)
- ミシュラの自己複製機械/Mishra's Self-Replicator - 歴史的な呪文を唱えるたびに(1)支払うと自身のコピーであるトークンを生成する。(5)。(ドミナリア)
- 呪術師のほうき/Sorcerer's Broom - あなたがパーマネントを生け贄に捧げるたび(3)支払うと自身のコピーであるトークンを生成する。(2)。(エルドレインの王権)
参考
- ↑ 『マスターズ25th』のトークン(Feature 2018年3月2日)
- コピーカード
- カード個別評価:レジェンド - レア1
- カード個別評価:クロニクル - アンコモン1
- カード個別評価:マスターズ25th - アンコモン
- カード個別評価:Masters Edition 3 - アンコモン