暴徒の正義/Mob Justice

提供：MTG Wiki

（版間での差分）
移動： 案内, 検索
 
（11人の利用者による、間の28版が非表示）
1行： 1行：
 
{{#card:Mob Justice}}
 
{{#card:Mob Justice}}
  
−
[[あなた|自分]]の[[クリーチャー]]の数だけ[[ダメージ]]を与える[[プレイヤー|本体]][[火力]][[呪文]]。[[デッキ]]タイプによっては、わずか2[[マナ]]で5〜6点（あるいはそれ以上）のダメージを[[対戦相手]]に叩き込むことができる。
+
[[あなた|自分]]の[[クリーチャー]]の数だけ[[プレイヤー]]か[[プレインズウォーカー]]に[[ダメージ]]を[[与える]][[本体火力]][[呪文]]。[[デッキタイプ]]によっては、わずか2[[マナ]]で5〜6点（あるいはそれ以上）のダメージを期待できる。
  
 
[[ソーサリー]]なので、[[ウィニー]]で[[クリーチャー]]をずらりと並べて最後の[[攻撃]]をかける前の[[戦闘前メイン・フェイズ]]で使うのがベスト。また、[[無限トークン]]からのとどめにも用いることができる。
 
[[ソーサリー]]なので、[[ウィニー]]で[[クリーチャー]]をずらりと並べて最後の[[攻撃]]をかける前の[[戦闘前メイン・フェイズ]]で使うのがベスト。また、[[無限トークン]]からのとどめにも用いることができる。
  
−
相手がクリーチャーによる攻撃に制限を与えるタイプのデッキであっても有効なのが心強い。[[構築]]のウィニーで使うと絶大な効果を持つ呪文だが、[[リミテッド]]でも2マナで3〜4点は普通に期待できるので、十分に入れる価値はある。
+
[[対戦相手|相手]]がクリーチャーによる攻撃に制限を課すタイプの[[デッキ]]であっても有効なのが心強い。[[構築]]のウィニーで使うと絶大な効果を持つ呪文だが、[[リミテッド]]でも2マナで3〜4点は普通に期待できるので、十分に入れる価値はある。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
−
*[[ゴブリンの集中攻撃/Goblin War Strike]] - [[ゴブリン]]のみを参照する。1マナ。
+
[[緑]]の[[数の優位/Superior Numbers]]、[[数の力/Strength in Numbers]]、[[大群の力/Might of the Masses]]などもコンセプトが近い。逆に[[回復]]するものには[[白]]の[[トローキンの祝祭/Festival of Trokin]]などがある。[[青]]の[[交渉団の保護/Protect the Negotiators]]もこれの[[不確定カウンター]]版と言える。[[カビーラの叩き伏せ/Kabira Takedown]]以降は主に白の[[色の役割|役割]]として登場することが多くなった。
−
*[[大規模な奇襲/Massive Raid]] - プレイヤーだけではなくクリーチャーも対象にできる。3マナ[[ダブルシンボル]]の[[インスタント]]。
+
===類似カード===
−
*[[Goblin Lyre]] - 生け贄に捧げて[[コイン投げ]]に勝つことで同じ効果を得ることができる。3マナの[[アーティファクト]]。
+
クリーチャー数を参照する[[火力]]。特記しない限り赤のソーサリーでプレイヤーかプレインズウォーカーへダメージ。'''太字'''のみダメージの[[発生源]]がそれらのクリーチャー自身。
−
*[[多勢/Outnumber]] - クリーチャーしか対象にできない。1マナ。
+
*[[Goblin Lyre]] - [[生け贄]]に捧げて[[コイン投げ]]に勝つことで同じ効果を得ることができる。3マナの[[アーティファクト]]。（[[アイスエイジ]]）
 +
*[[大規模な奇襲/Massive Raid]] - [[任意の対象]]をとる。3マナ[[ダブルシンボル]]の[[インスタント]]。（[[ギルド門侵犯]]）
 +
**[[鋳造所の勇者/Foundry Champion]] - 4/4クリーチャーの[[ETB]]能力が大規模な奇襲。[[白赤]]の6マナ。（ギルド門侵犯）
 +
*[[土壇場の努力/Last-Ditch Effort]] - [[追加コスト]]で生け贄に捧げたクリーチャー数と同点数のダメージ。任意の対象をとる。1マナのインスタント。（[[ウルザズ・レガシー]]）
 +
**[[火炙り/Burn at the Stake]] - 追加コストで[[タップ]]したクリーチャー数の3倍のダメージ。任意の対象をとる。[[トリプルシンボル]]5マナ。（[[アヴァシンの帰還]]）
 +
*[[袋叩き/Dogpile]] - [[攻撃クリーチャー]]数のみ参照するが、任意の対象をとる。4マナのインスタント。（[[ラヴニカ：ギルドの都]]）
 +
**[[肉裂きの空乗り/Cleaving Skyrider]] - 対戦相手の攻撃クリーチャー数も参照できる袋叩き。白3マナ[[瞬速]]2/2クリーチャーの[[キッカー]](2)(赤)時ETB能力。（[[団結のドミナリア]]）
 +
**[[焦熱の交渉人、ヤヤ/Jaya, Fiery Negotiator]] - プレインズウォーカーの-2[[忠誠度能力]]。攻撃時に対象のクリーチャーに攻撃クリーチャー数分ダメージ。4マナ。（団結のドミナリア）
 +
**クリーチャーが[[攻撃]]するたび、その数だけ火力を誘発させるタイプのカードは[[地獄乗り/Hellrider]]の項を参照。
 +
*'''[[炎の一斉攻撃/Flame Fusillade]]''' - ターン終了時まであなたの全[[パーマネント]]が任意の対象への1点の[[ティム]]能力を得る。4マナ。（ラヴニカ：ギルドの都）
 +
**'''[[憤怒焚きの巨人/Furystoke Giant]]''' - 能力を得るのがクリーチャーに限定されたが2点火力になった炎の一斉攻撃。ダブルシンボル5マナ3/3クリーチャーのETB能力。（[[シャドウムーア]]）
 +
**'''[[稲妻の流弾/Lightning Volley]]''' - 能力を得るのがクリーチャーに限定された炎の一斉攻撃。4マナのインスタント。（[[神々の軍勢]]）
 +
**[[カイレン式交渉/Kyren Negotiations]] - [[タップ能力]]でなく[[タップ・アウトレット]]になった炎の一斉攻撃。クリーチャーを対象にできない。ダブルシンボル4マナ[[エンチャント]]。（[[メルカディアン・マスクス]]）
 +
*[[群集の咆哮/Roar of the Crowd]] - 指定した[[クリーチャー・タイプ]]を持つパーマネント数を参照。任意の対象をとる。4マナ。（[[モーニングタイド]]）
 +
**参照するクリーチャー・タイプが限定されるものはそちらの項を参照。
 +
*'''[[ラクドスの魔除け/Rakdos Charm]]''' - 各プレイヤーが自分のコントロールしているクリーチャー数のダメージを受ける。[[黒赤]]2マナのインスタントの[[モード]]の1つ。（[[ラヴニカへの回帰]]）
 +
**[[焼尽の光線/Searing Rays]] - 指定した[[色]]のクリーチャー数のみ参照するラクドスの魔除け。3マナ。（[[インベイジョン]]）
 +
**[[冥界生まれの密集軍/Netherborn Phalanx]] - 対戦相手のみに作用するラクドスの魔除け。ダメージでなく[[ライフロス]]。黒の6マナ2/4クリーチャーのETB能力。（ラヴニカ：ギルドの都）
 +
**[[反乱の扇動/Incite Rebellion]] - 各クリーチャーにも同じ点数のダメージが及ぶラクドスの魔除け。ダブルシンボル6マナ。（[[統率者2014]]）
 +
**[[命取りの大嵐/Deadly Tempest]] - 全クリーチャー[[破壊]]が付属したラクドスの魔除け。ダメージでなくライフロス。[[黒]]のダブルシンボル6マナ。（[[統率者2015]]）
 +
*[[過酷な命の糧/Harsh Sustenance]] - [[ドレイン]]。任意の対象をとる。[[白黒]]3マナのインスタント。（[[運命再編]]）
 +
*[[多勢/Outnumber]] - クリーチャーしか対象にできない。1マナインスタント。（[[戦乱のゼンディカー]]）
 +
*[[王神の玉座/Throne of the God-Pharaoh]] - あなたの[[終了ステップ]]に誘発。[[タップ状態]]のクリーチャーのみ参照。各対戦相手へのライフロス。2マナ[[伝説のアーティファクト]]。（[[アモンケット]]）
 +
*[[陰惨な運命/Gruesome Fate]] - 各[[対戦相手]]へのライフロス。[[黒]]の3マナ。（[[イクサランの相克]]）
 +
*[[陰惨な鞭使い/Gruesome Scourger]] - 黒のダブルシンボル5マナ3/3クリーチャーのETB能力。対象は対戦相手かプレインズウォーカー。（[[基本セット2020]]）
 +
*[[出し抜き/Outflank]] - 白1マナの[[レンジストライク]]版インスタント。（[[エルドレインの王権]]）
 +
*[[カビーラの叩き伏せ/Kabira Takedown]] - 対象はクリーチャーかプレインズウォーカー。[[第2面]]が[[土地]]である[[モードを持つ両面カード]]。白2マナのインスタント。（[[ゼンディカーの夜明け]]）
 +
*[[ランタンのきらめき/Lantern Flare]]  - ドレイン。対象はクリーチャーかプレインズウォーカー。白2マナのインスタントで、[[切除]]XWRで唱えた場合は[[Xドレイン]]にもなる。（[[イニストラード：真紅の契り]]）
 +
*[[舞台座一家の魔除け/Cabaretti Charm]]  - 対象はクリーチャーかプレインズウォーカー。[[赤緑白]]3マナのインスタントのモードの1つ。（[[ニューカペナの街角]]）
 +
*[[魔女の否定/Deny the Witch]] - [[確定カウンター]]。対象の[[コントローラー]]はあなたのクリーチャー数だけライフロス。[[能力]]も打ち消せる。[[白青黒]]4マナインスタント。（[[ウォーハンマー40,000統率者デッキ]]）
 +
*[[ダニの突撃/Charge of the Mites]] - 対象はクリーチャーかプレインズウォーカー。白3マナのインスタントのモードの片方。（[[ファイレクシア：完全なる統一]]）
 +
*[[ホビットのつらぬき/Hobbit's Sting]] - 対象はクリーチャー。クリーチャーに加えて[[食物]]の数を足したダメージを与える。白の2マナのインスタント。([[指輪物語：中つ国の伝承]])
 +
*[[エンバレスの宮廷/Court of Embereth]] - あなたの[[アップキープ]]に[[統治者]]であるなら誘発。各対戦相手にダメージ。3/1[[トークン]]生成付き。ダブルシンボル4マナ[[エンチャント]]。（[[エルドレインの森統率者デッキ]]）
 +
*'''[[門道急行の事件/Case of the Gateway Express]]''' - 対象は自分以外のコントロールするクリーチャー。白2マナの[[事件]]エンチャントのETB能力。（[[カルロフ邸殺人事件]]）
 +
*[[ナカティルの最下層民、アジャニ/Ajani, Nacatl Pariah]] - [[第1面]]がクリーチャーである[[変身]]するプレインズウォーカーの0忠誠度能力。任意の対象をとる。ただし赤いパーマネントが必要。白の2マナ。（[[モダンホライゾン3]]）
 +
*[[スレイベンの魔除け/Thraben Charm]] - 対象はクリーチャー。クリーチャー数の2倍のダメージ。白2マナインスタントのモードの1つ。（モダンホライゾン3）
 +
*[[見捨てられた人形、アラベラ/Arabella, Abandoned Doll]] - 白赤2マナ[[伝説のクリーチャー]]。攻撃するたび[[パワー]]2以下のクリーチャー数だけ各対戦相手からドレイン。（[[ダスクモーン：戦慄の館]]）
 +
参照するのがアーティファクト数だと[[反響の稲妻/Feedback Bolt]]、[[山]]の数だと[[Eternal Flame]]の類、[[信心]]の数だと[[モーギスの狂信者/Fanatic of Mogis]]、[[戦場]]でなく[[墓地]]のクリーチャー数を数えると[[惨劇の記憶/Haunting Misery]]の類などになる。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価：ストロングホールド]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価：ストロングホールド]] - [[コモン]]

2024年11月7日 (木) 12:38時点における最新版


Mob Justice / 暴徒の正義 (１)(赤)
ソーサリー

プレイヤー１人かプレインズウォーカー１体を対象とする。暴徒の正義は、それにあなたがコントロールするクリーチャーの数に等しい点数のダメージを与える。


自分のクリーチャーの数だけプレイヤーかプレインズウォーカーにダメージを与える本体火力呪文。デッキタイプによっては、わずか2マナで5〜6点（あるいはそれ以上）のダメージを期待できる。

ソーサリーなので、ウィニーでクリーチャーをずらりと並べて最後の攻撃をかける前の戦闘前メイン・フェイズで使うのがベスト。また、無限トークンからのとどめにも用いることができる。

相手がクリーチャーによる攻撃に制限を課すタイプのデッキであっても有効なのが心強い。構築のウィニーで使うと絶大な効果を持つ呪文だが、リミテッドでも2マナで3〜4点は普通に期待できるので、十分に入れる価値はある。

[編集] 関連カード

緑の数の優位/Superior Numbers、数の力/Strength in Numbers、大群の力/Might of the Massesなどもコンセプトが近い。逆に回復するものには白のトローキンの祝祭/Festival of Trokinなどがある。青の交渉団の保護/Protect the Negotiatorsもこれの不確定カウンター版と言える。カビーラの叩き伏せ/Kabira Takedown以降は主に白の役割として登場することが多くなった。

[編集] 類似カード

クリーチャー数を参照する火力。特記しない限り赤のソーサリーでプレイヤーかプレインズウォーカーへダメージ。太字のみダメージの発生源がそれらのクリーチャー自身。

参照するのがアーティファクト数だと反響の稲妻/Feedback Bolt、山の数だとEternal Flameの類、信心の数だとモーギスの狂信者/Fanatic of Mogis、戦場でなく墓地のクリーチャー数を数えると惨劇の記憶/Haunting Miseryの類などになる。

[編集] 参考

「http://mtgwiki.com/wiki/%E6%9A%B4%E5%BE%92%E3%81%AE%E6%AD%A3%E7%BE%A9/Mob_Justice」より作成
QR Code.gif