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稲妻/Lightning Bolt

提供: MTG Wiki
Lightning Bolt / 稲妻 (赤)
インスタント
クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち1つを対象とする。稲妻はそれに3点のダメージを与える。

WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。

ブーンズの1つで、最高の火力との呼び声高いカード。呪文が直接相手のライフを削るという、全てのトレーディングカードゲームに於けるバーンデッキという概念を造った、カードゲーム史上でも重要なカードである。

1マナで3点ダメージと非常に効率がよい上に、任意の対象にインスタント・タイミングで撃ち込めるため、特殊な状況下でない限りまったく無駄にならない。使用制限・デメリットなしの1マナ火力としては破格の高性能。このカード以上のコスト・パフォーマンスを持った火力は、黎明期でさえも作られていないし、今後も作られることはないだろう。

後に多くの亜種が作成されているが、その多くは性能が下方修正されている。そうしたバランス調整の結果生み出されたショック/Shockと火山の鎚/Volcanic Hammer(第7版~第9版)、火葬/Incinerate(第5版、第10版)、灼熱の槍/Searing Spear(基本セット2013)は、昨今の火力の基幹となる後継カードである。特にショックは1マナ火力の基準線(ベースライン)・標準値(デフォルト)とみなされている。

利用

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高いダメージ効率と使い勝手の良さから、赤単色からタッチしたデッキまで、多種多様なデッキで活躍する。エターナルにおいてですら黎明期から現在までバーンデッキの中核を担っていることからも、歴代最高の火力と言われるカードパワーがうかがえる。

対クリーチャー除去としての性能の高さも利点。プレインズウォーカーやバトルの登場以後はそれらに対する除去としても機能するようになった。ビートダウン/コントロールといったデッキタイプに左右されることなく一定の睨みを利かせられることは非常に大きな意味を持つ。

収録状況とカードパワー

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稲妻はリミテッド・エディションから第4版まで基本セットの常連であった。しかし、第5版では「カードパワーの割に低コスト」という理由で収録されず、代わりに火葬/Incinerateが収録された(Taming the Flames(Duelist誌17号の記事))。

そうして何年も経った基本セット2010で復帰することになる。これは基本セット2010の目玉として公式記事やファンサイトなどで度々取り上げられた。新規のフレイバー・テキストも、久々の再録に相応しいものが用意された。

火花魔道士は叫び、彼が若かった頃の嵐の怒りを呼び起こそうとした。 驚いたことに、空はもう再び見られないと思った恐るべき力で応えた。

再録についてMark Rosewaterは2つの理由を挙げて説明している[1]。

第一の理由は、クリーチャーのカードパワーが向上したことで、相対的に稲妻のカードパワーが下がったため。そして、より重要な第二の理由とは、基本セット2010においても依然として1マナ火力の基準線はショック/Shockであるものの、ゲーム上、稲妻が存在しても許容範囲内に収まると判断されたためである。

つまり、R&Dによってゲームバランスが適正に調整できるならば、稲妻のようなパワーカードの存在も許されるという方針が理由である。これは将来的に基本セットの常連として稲妻が返り咲いたわけではなく、あくまで制限付の一時的な復帰とされる。ローズウォーターは稲妻とは別のパワーカードが再録される可能性も示唆しており、事実基本セット2011以降もかつて活躍した優秀なクリーチャーや呪文が頻繁に再録されている。

その後、基本セット2011でも続けて再録されたが、基本セット2012ではショックや火葬と入れ替わりで再録されなかった。

ストリクスヘイヴン:魔法学院のミスティカルアーカイブ枠として再録されたことでMTGアリーナでも使用可能に。ただし、登場時よりヒストリックでは禁止指定されており、タイムレスとヒストリック・ブロールでのみ使用可能。

その他の備考

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関連カード

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サイクル

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ブーンズ。マジック黎明期の基本セットに収録されたサイクルであり、すべて1マナで3つ分の何かを発生させる。

それぞれ各色の特徴をよく表しているが、そのカードパワーには大きなばらつきがある。

主な亜種

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火力の元祖であるため、後のX火力以外のすべての火力が亜種にあたるという見方もあるが、特に近い亜種としては以下の例がある。それらのほぼすべてが下位互換である点からも、このカードの強力さがよくわかる。特に記述がない限り、任意の対象への1マナ3点。太字はインスタント、通常の字体はソーサリー。

他の例は火力、もしくはショック/Shockなどのページを参照。

このカードを創出できるカード

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いずれもMTGアリーナ専用。

その他

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  • 初期のマジックにおいてクリーチャー評価(主に酷評)の基準に使われていた。どんなに性能が高いクリーチャーでも、それがタフネス3以下であれば、曰く「しょせん稲妻一発で落とされる」というように。
    • また、「タフネスが低いが高性能のクリーチャー」を表す用語「ボルトベイト」の語源でもある。
    • 基本セット2010以降の環境でも同様に、タフネス4以上が「稲妻で焼けない」を根拠に一つのステータスとされる。
  • これと火炎破/Fireblastのおかげで、「赤相手でライフ一桁は秒読み段階」などとすら言われたこともあった。
  • 基本セット2010での再録によりモダンでも使用できるようになり、需要が増大した。怨恨/Rancorほどではないが、こちらも一時期はシングルカード価格が高額なコモンカードの一つだった。
  • カード名をかな表記する場合は、基本セット2010以降の日本語版を見ればわかるように、「いなづま」ではなく「いなずま」が正しい。
    • 現代日本語では「いなずま」でも「いなづま」でもかまわないが、基本的には音韻主義で「いなずま」が正しいとされる。実際、PCや携帯電話などの日本語入力システムで「いなづま」と入れても「稲妻」への漢字変換ができないものも多い。
  • 「雷」というと、空や風雨を操る青や、自然現象そのものを操る緑の領域に近くも思えるが、災害・火災(雷が原因の山火事は多い)・直接的暴力のイメージから赤に割り振られたのであろう。火山が噴火する際にも発生することがあるため問題はない。
  • ショックランドにちなんで、3点のライフを支払うことでアンタップインする土地を「ボルトランド/bolt land(s)」と呼ぶことがある(→スペルランド#ボルトランド)。

脚注

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  1. ↑ Drop and Give Me 2010/さあ2010だ(Web Archive)(Making Magic 2009年7月6日)
  2. ↑ Card of the Day - Friday, May 19, 2006(Daily MTG 2006年5月)
  3. ↑ Abominable Empire - FADED NOTES(個人サイト「Abominable Empire」 上の記事の邦訳)
  4. ↑ きみょうな宝物庫 - テキストレス・テスト(個人サイト「House of Horror きみょうな宝物庫」) - 画像等の解説
  5. ↑ ノウ「ハウ」その2(Mark Rosewater著 2010年7月26日)どうやって、神話レアにするカードを選んでいるんですか?への回答

参考

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