バベル

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バベル(Babel)は、機知の戦い/Battle of Witsで勝利することを目的とした、カード枚数が多いデッキ。また、ただ単にカード枚数が多いタワーデッキを指すこともある。

目次

[編集] 概要


Battle of Wits / 機知の戦い (3)(青)(青)
エンチャント

あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーに200枚以上のカードがある場合、あなたはこのゲームに勝利する。

勝ち手段である機知の戦いの勝利条件ライブラリー200枚なので、平均して240枚程度で構築されるのが一般的。

残りは大量のドローサーチに加え、カウンター除去手札破壊、そしてそれらを兼ねる187クリーチャーなど、とにかく入れられるものは何でも詰め込んだような感じになっている。とてもトーナメントレベルとは思えない、果敢な弟子/Daring Apprenticeまで投入されるほど。数も種類も通常のデッキの数倍入っているため、何気に凄まじくお金のかかるデッキ。

そもそも、本気で機知の戦いを使おうとするプレイヤーなんているとは思わなかったのだが、「地雷魔神ささぬ〜」こと笹沼希予志によって構築され一世を風靡した。しかもこのデッキでThe Finals東日本予選を通過してしまうのだからすごい。

ちなみに、笹沼が使用するまでは、単にタワーデッキと呼ばれており、「バベル」の名は笹沼オリジナルのデッキにこそ相応しいだろう。この後、各地でタワー・デッキが勃発。634枚(ムサシ)、573枚(コナミ)、758枚(ナゴヤ)などのタイプも登場したらしい。

また、自分に心の傷跡/Traumatizeを撃ってサイカトグ/Psychatogで攻撃したりもする。この場合、もうひとつの勝利条件カード、死闘/Mortal Combatの射程圏に入ることも見逃せない。

また、Jon Finkelがマジック・インビテーショナルオンラインエクステンデッドで使用し、そのフォーマット内で全勝を上げたこともある。

  • 某外国人プレイヤーがツアーで日本にきたとき、機知の戦いを使っている人が少ない事に驚いて、「なぜこんなに少ないんだ、あんなに強いのに」と言ったそうな。その言葉通り(?)第9版再録された後、それなりに警戒される存在までになっている。各所で好成績を収め、最早ネタとは言えない。
  • 頭蓋の摘出/Cranial Extractionを使われると自分も相手も悲しい。勝ち手段が減るのもそうだが、カードを探して切りなおす作業がものすごく面倒くさいのだ。

[編集] サンプルレシピ1

バベル [1]
土地 (98)
45島/Island
29沼/Swamp
4地底の大河/Underground River
4塩の湿地/Salt Marsh
4ダークウォーターの地下墓地/Darkwater Catacombs
4シヴの浅瀬/Shivan Reef
4硫黄泉/Sulfurous Springs
4アーボーグの火山/Urborg Volcano
クリーチャー (41)
4マハモティ・ジン/Mahamoti Djinn
4果敢な弟子/Daring Apprentice
4マーフォークの物あさり/Merfolk Looter
4深淵の死霊/Abyssal Specter
4ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager
4貪欲なるネズミ/Ravenous Rats
4朽ちゆく巨人/Rotting Giant
4ヴォーデイリアのゾンビ/Vodalian Zombie
4影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltrator
4夜景学院の使い魔/Nightscape Familiar
1サイカトグ/Psychatog
呪文 (106)
4対抗呪文/Counterspell
4記憶の欠落/Memory Lapse
4中略/Syncopate
4蝕み/Undermine
4除外/Exclude
4撹乱/Disrupt
4集中/Concentrate
4嘘か真か/Fact or Fiction
4手練/Sleight of Hand
4選択/Opt
4のぞき見/Peek
4調査/Probe
4頭の混乱/Addle
4強迫/Duress
4排撃/Repulse
4はね返り/Recoil
4闇への追放/Dark Banishing
4恐ろしい死/Ghastly Demise
4火+氷/Fire+Ice
4悪意+敵意/Spite+Malice
4魔性の教示者/Diabolic Tutor
4汚れた契約/Tainted Pact
4悪魔の意図/Diabolic Intent
1死体焼却/Cremate
1ロボトミー/Lobotomy
1激動/Upheaval
1脊髄支配/Spinal Embrace
4説得/Persuasion
4機知の戦い/Battle of Wits
1押収/Confiscate
1ヨーグモスの行動計画/Yawgmoth's Agenda
サイドボード (15)
4冬眠/Hibernation
4反論/Gainsay
4最後の儀式/Last Rites
3洗い流し/Wash Out


[編集] サンプルレシピ2

バベル [2]
土地 (86)
21島/Island
9山/Mountain
8沼/Swamp
4やせた原野/Barren Moor
4血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
4セファリッドの円形競技場/Cephalid Coliseum
4真鍮の都/City of Brass
4ダークウォーターの地下墓地/Darkwater Catacombs
4忘れられた洞窟/Forgotten Cave
4大闘技場/Grand Coliseum
4孤立した砂州/Lonely Sandbar
4汚染された三角州/Polluted Delta
4シャドーブラッドの尾根/Shadowblood Ridge
4硫黄泉/Sulfurous Springs
4地底の大河/Underground River
クリーチャー (12)
4マーフォークの物あさり/Merfolk Looter
4サイカトグ/Psychatog
4影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltrator
呪文 (143)
4対抗呪文/Counterspell
4記憶の欠落/Memory Lapse
4紛糾/Complicate
4中略/Syncopate
4圧服/Overmaster
4集中/Concentrate
4綿密な分析/Deep Analysis
4洞察のひらめき/Flash of Insight
4霊感/Inspiration
4留意/Mental Note
4強迫的な捜索/Obsessive Search
4手練/Sleight of Hand
4のぞき見/Peek
4物静かな思索/Quiet Speculation
4埋め合わせ/Recoup
4脅迫状/Blackmail
4強迫/Duress
4チェイナーの布告/Chainer's Edict
4無垢の血/Innocent Blood
4燻し/Smother
4虫つぶし/Swat
3炎の稲妻/Firebolt
2紅蓮地獄/Pyroclasm
4記憶の彼方/Fade from Memory
4燃え立つ願い/Burning Wish
4狡猾な願い/Cunning Wish
3魔性の教示者/Diabolic Tutor
3腹黒い夢/Insidious Dreams
4汚れた契約/Tainted Pact
1消えないこだま/Haunting Echoes
1冬眠/Hibernation
1激動/Upheaval
1燎原の火/Wildfire
4機知の戦い/Battle of Wits
4強制/Compulsion
4炭色のダイアモンド/Charcoal Diamond
4緋色のダイアモンド/Fire Diamond
4空色のダイアモンド/Sky Diamond
4ダークウォーターの卵/Darkwater Egg
4シャドーブラッドの卵/Shadowblood Egg
サイドボード (15)
1魔性の教示者/Diabolic Tutor
1腹黒い夢/Insidious Dreams
1方向転換/Divert
1被覆/Envelop
1炎の稲妻/Firebolt
1恐ろしい死/Ghastly Demise
1消えないこだま/Haunting Echoes
1冬眠/Hibernation
1枯渇/Mana Short
1好機/Opportunity
1迫害/Persecute
2紅蓮地獄/Pyroclasm
1激動/Upheaval
1燎原の火/Wildfire


[編集] 第9版後

オデッセイ撤退後数年の時を経て、第9版機知の戦い/Battle of Wits再録されると共にトーナメントに復帰。大会レベルでの活躍例はあまり見られていないが、こと日本に限ればThe Finals05でバベル勢が猛威を振るった事件が特に有名である。このときのデッキは森田雅彦のデザインに、浅原晃がとある問題クリーチャーを加えたもの。

浅原曰く、「Rogue Deckを超えたWander Deck」であり、彼のデッキ名は「The One」。それが意味するところとは、リストに1枚だけ入っているさまようもの/Wandering Onesである。

魔性の教示者/Diabolic Tutorけちな贈り物/Gifts Ungiven不朽の理想/Enduring Ideal脳崩し/Brainspoil変成により機知の戦い/Battle of Witsをサーチ。また、地底街の手中/Clutch of the Undercity変成により魔性の教示者/Diabolic Tutorサーチしてこられるようになっている。

主なフィニッシャー機知の戦い/Battle of Wits曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirrorだが、いざとなればさまようもの/Wandering Onesによる1点(+精神的)ダメージ幽体の照明灯/Spectral Searchlightマナ・バーン戦法も駆使する。

  • さまようもの+バベルの組み合わせはどう見てもふざけ半分なのだが、それでもしっかり戦果を挙げているあたりはさすがトッププロと言ったところか。The Finalsという大会の新たな魅力を見せてくれたという点でも意義深い一件であった。
  • 仕掛け人の浅原は予選ラウンドにおいて、さまようもので黒田正城(同大会優勝)を追い詰め、それ1体のために燎原の火/Wildfireを撃たせている。あるいは、準々決勝で中村修平に敗れる際のラストドローもさまようものであった。
  • 同じく「The One」使用者の津村健志のデッキには一部で大人気の甲鱗のワーム/Scaled Wurmの姿が見える。これも浅原が手がけたもので、これの存在のために本来「デッキパワーは頭1つ抜けている(浅原談)」と言うことだが、さすがにこちらは1枚差しでは事故の原因にしかならなかったそうだ。

[編集] サンプルレシピ

バベル [3]
土地 (93)
23島/Island
19平地/Plains
19沼/Swamp
4湿った墓/Watery Grave
4氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge
4アダーカー荒原/Adarkar Wastes
4地底の大河/Underground River
4コイロスの洞窟/Caves of Koilos
4ディミーアの水路/Dimir Aqueduct
4海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea
4流砂/Quicksand
クリーチャー (9)
4初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer
4曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror
1さまようもの/Wandering Ones
呪文 (143)
4不朽の理想/Enduring Ideal
4神の怒り/Wrath of God
4最後の裁き/Final Judgment
4連絡/Tidings
4ふるい分け/Sift
4手練/Sleight of Hand
4時間の把握/Telling Time
4強迫的な研究/Compulsive Research
4空民の助言/Counsel of the Soratami
4屍賢者の助言/Consult the Necrosages
4残酷な布告/Cruel Edict
4脳崩し/Brainspoil
4頭蓋の摘出/Cranial Extraction
4魔性の教示者/Diabolic Tutor
4けちな贈り物/Gifts Ungiven
4マナ漏出/Mana Leak
4差し戻し/Remand
4霊魂放逐/Remove Soul
4巻き直し/Rewind
4邪魔/Hinder
4地底街の手中/Clutch of the Undercity
4忌まわしい笑い/Hideous Laughter
4不快な群れ/Sickening Shoal
4闇への追放/Dark Banishing
4最後の喘ぎ/Last Gasp
4ディミーアの印鑑/Dimir Signet
4セレズニアの印鑑/Selesnya Signet
4ボロスの印鑑/Boros Signet
4ゴルガリの印鑑/Golgari Signet
4友なる石/Fellwar Stone
4幽体の照明灯/Spectral Searchlight
4師範の占い独楽/Sensei's Divining Top
4機知の戦い/Battle of Wits
4魂の裏切りの夜/Night of Souls' Betrayal
4信仰の足枷/Faith's Fetters
3押収/Confiscate
サイドボード (15)
1世界の源獣/Genju of the Realm
1一掃/Scour
4疑念の影/Shadow of Doubt
4迫害/Persecute
4交錯の混乱/Muddle the Mixture
1痕跡消し/Leave No Trace


[編集] 参考