The Finals
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The Finalsは、年末に行われる日本独自の大型トーナメント。
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[編集] 概要
1995年に創設された。
創設当初は「スタンダード日本最強決定戦」を決める趣旨で行われたイベントだったが、2000年よりスタンダード+エクステンデッド(2008年にブロック構築、2011年にモダン)という混合イベントとして「構築戦日本最強決定戦」と変更された。
2005年よりスタンダード・エクステンデッドを同時に行う世界選手権が年末に移行したことにより、メタゲームに大きく影響することとなった。またこれによりプレイヤー・オブ・ザ・イヤーレースが終了した後のイベントとなったため、プロプレイヤーの間では真剣勝負度が薄れ、お祭り的な意味合いも強くなった。
2006年より、併設イベントとしてThe Limitsが開催される。
2004年までホビージャパン主催だったが、2005年から11年まではWotC(タカラトミー協力)主催のプレミアイベントとなった。プレミアイベント体制再編により2011年を最後に一度廃止されたが、2017年からWPNプレミアムトーナメントとして復活。2019年の体制再編により、プレイヤーズツアーへの参加権利を獲得できるプレミアシリーズの一つになった。
- 年度によって大規模な賞金や記念商品があったが、その規模は流動的であった。日本独自の大会のため、主催者の経営状況がその辺りの「羽振りの良さ」に影響を与えてしまうのだろう。
- 2013年から、(一度廃止された)The Finalsの実質的な代替大会として、晴れる屋主催によるWPNプレミアムトーナメント「The Last Sun」が開始されている。
- 2017年と2018年開催回に、プレインズウォーカーポイントのイベント記録上ではWPNプレミアムトーナメントの1つとして扱うが、かつては日本WotC主催大会であることから日本公式には引き続き独自イベント扱いとなる(参考)、また、グランプリなどと同じカバレージ体制を用意された。これはプロ・ポイントに絡めないイベントとしては異例。
[編集] 招待される条件(2019年)
- The Finals 2019店舗予選 Season1~3 参加資格獲得者
- The Finals チャレンジ優勝者
- プロプレイヤーズ・クラブのレベルを持つ者 (グランプリシアトル19終了時点)
- マジック・プロツアー殿堂顕彰者
- 歴代The Finals優勝者
- その他主催者が招待した選手
[編集] 店舗予選
店舗予選では、本戦進出者数は参加者数に応じて変動する。本戦の参加権獲得者が決定した時点に大会終了。
参加人数 | 本戦参加権獲得者数 | 決勝ラウンド形式 |
---|---|---|
8~16 | 1 | トップ4 |
17~32 | 1 | トップ8 |
33~64 | 2 | |
65以上 | 4 |
[編集] 大会記録と歴代優勝者
- The Finals95 中村聡(白赤ビートダウン)
- The Finals96 真木孝一郎
- The Finals97 塚本俊樹(5CG)
- The Finals98 小宮忠義(MoMa)
- The Finals99 斎藤友晴(ストンピィ)
- The Finals00 塚本俊樹(アグロウォーター、オプトブルー)
- The Finals01 石田格(般若の面、ワイルドゾンビ)
- The Finals02 中村修平(黒コントロール、サイカトグ)
- The Finals03 浅原晃(白コントロール、ゴブヴァンテージ)
- The Finals04 浅原晃(創造の標、ゴブリン)
- The Finals05 黒田正城(アネックス・ワイルドファイア、Raka Deck Wins)
- The Finals06 森勝洋(ピクルス、親和)
- The Finals07 藤田修(リアニメイト、ゴブリン)
- The Finals08 市川典和(黒緑エルフ、バントアグロ)
- The Finals09 山本明聖(赤白上陸、集団意識)
- The Finals10 仙波恒太郎(白単アーマー、青黒赤フェアリー)
- The Finals11 岡田尚也(青黒感染、青赤昇天)
- The Finals17 津村健志(4色エネルギー)
- The Finals18 渡邉崇憲(ボロス・アグロ)
- The Finals19 佐藤直輝(ジャンド・サクリファイス)
[編集] 参考
- The Finals(マジック日本公式サイト)
- トーナメント用語
- トーナメント記録