白緑ビートダウン

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白緑ビートダウン(WG Beatdown)は、クリーチャーに特化したであるによるビートダウンデッキ

目次

概要

マナ・クリーチャーウィニークリーチャーから展開し、数とサイズで圧倒する。

ステロイドと比べると、クリーチャーのコスト・パフォーマンスと展開力の高さが強みであり、単純な殴り合いには強い。また、時代にもよるがパーマネントへの干渉や回復を得意とするため、ある程度のコントロール力を擁することもできる。

反面、直接対戦相手ライフに干渉できないため、やや速度に難があったり、戦場だけで計算を立てられてしまうなどコントロールデッキに対して弱点を持つ。

スタンダード

下記の時期のスタンダードにおいても、活躍を見せる。

ブロック構築

下記の時期のブロック構築においても、活躍を見せる。

ヒストリック

ヒストリックでは、ストリクスヘイヴン:魔法学院精鋭呪文縛り/Elite Spellbinderを、ヒストリック・アンソロジー5ドロモカの命令/Dromoka's Commandを獲得したことで環境に登場するようになった。



集合した中隊/Collected Companyから精鋭呪文縛り/Elite Spellbinderエメリアのアルコン/Archon of Emeriaといった妨害要素をもつクリーチャーや、恋煩いの野獣/Lovestruck Beastカザンドゥのマンモス/Kazandu Mammothといった打点に優れるのクリーチャーを展開する。集合した中隊を強く使うために、非常に3マナ域が多いのが特徴。

サンプルリスト

Selesnya Company [1]
土地 (20)
4 枝重なる小道/Branchloft Pathway
4 森/Forest
2 ハシェプのオアシス/Hashep Oasis
4 平地/Plains
2 陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove
4 寺院の庭/Temple Garden
クリーチャー (33)
4 エメリアのアルコン/Archon of Emeria
4 精鋭呪文縛り/Elite Spellbinder
4 カザンドゥのマンモス/Kazandu Mammoth
4 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
4 恋煩いの野獣/Lovestruck Beast
4 光輝王の野心家/Luminarch Aspirant
1 傑士の神、レーデイン/Reidane, God of the Worthy
4 漁る軟泥/Scavenging Ooze
4 スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition
呪文 (7)
4 集合した中隊/Collected Company
2 ドロモカの命令/Dromoka's Command
1 グレートヘンジ/The Great Henge
サイドボード (15)
2 ドロモカの命令/Dromoka's Command
2 巨人落とし/Giant Killer
2 秋の騎士/Knight of Autumn
2 安らかなる眠り/Rest in Peace
1 残骸の漂着/Settle the Wreckage
3 変容するケラトプス/Shifting Ceratops
3 スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben

エクステンデッド

エクステンデッドには、ファントム・メナスと呼ばれるデッキが存在する。



アルマジロの外套/Armadillo Cloak幻影クリーチャーにつけることで対ビートダウンに優位に立つ。詳細はファントム・メナスを参照のこと。

パイオニア

パイオニアでは、スタンダードにおいても猛威を振るった集合した中隊/Collected Companyを軸にしたデッキが存在する。



ラノワールのエルフ/Llanowar Elvesエルフの神秘家/Elvish Mysticといったマナ・クリーチャーからマナ加速し、集合した中隊/Collected Companyクリーチャー展開してビートダウンする。初期はビートダウン以外の勝ち筋として太陽冠のヘリオッド/Heliod, Sun-Crowned歩行バリスタ/Walking Ballista無限ダメージコンボが搭載される場合もあった。



その後はスカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparitionスレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben選定された平和の番人/Anointed Peacekeeperなどを手に入れたことで、これらのクリーチャーを集合した中隊経由で叩きつけて対戦相手を妨害することも可能となり、動き方の幅が広がった。

またタイプ的シナジーを導入した亜種として、エンジェル・カンパニーが存在する。

サンプルリスト

ダスクモーン:戦慄の館以降

Selesnya Company(Pioneer) [2]
土地 (21)
1 耐え抜くもの、母聖樹/Boseiju, Who Endures
3 枝重なる小道/Branchloft Pathway
4 低木林地/Brushland
1 皇国の地、永岩城/Eiganjo, Seat of the Empire
2 平地/Plains
4 剃刀境の茂み/Razorverge Thicket
2 シェフェトの砂丘/Shefet Dunes
4 寺院の庭/Temple Garden
クリーチャー (35)
3 選定された平和の番人/Anointed Peacekeeper
4 エメリアのアルコン/Archon of Emeria
4 エイヴンの阻む者/Aven Interrupter
2 変位エルドラージ/Eldrazi Displacer
4 エルフの神秘家/Elvish Mystic
4 永劫の無垢/Enduring Innocence
2 勇敢な旅人、ケラン/Kellan, Daring Traveler
3 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
4 スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition
3 スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben
2 人狐のボディガード/Werefox Bodyguard
呪文 (4)
4 集合した中隊/Collected Company
サイドボード (15)
2 粗暴な聖戦士/Brutal Cathar
1 聖戦士の奇襲兵/Cathar Commando
2 ドロモカの命令/Dromoka's Command
2 精鋭呪文縛り/Elite Spellbinder
1 ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar
2 ポータブル・ホール/Portable Hole
2 安らかなる眠り/Rest in Peace
1 放浪皇/The Wandering Emperor
2 人狐のボディガード/Werefox Bodyguard

モダン

モダンでは、特定のデッキメタったクリーチャーを中心に構成されるヘイトベアー(Hate Bears)が存在する。



詳細はヘイトベアーを参照。

またラヴニカへの回帰参入後には、呪禁オーラシナジーを中心とする緑白呪禁(GW Hexproof)も登場した。



詳細は緑白呪禁を参照。

レガシー

以前はこのタイプのデッキといえば、3色のZooバントが主流であった。しかしワールドウェイクからミラディン包囲戦新たなるファイレクシアを経て、緑白クリーチャーにサポートを織り交ぜたビート・コントロールデッキ、Maverickが大きな活躍を見せるようになる。



石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic聖遺の騎士/Knight of the Reliquaryを中心とするビートダウン剣を鍬に/Swords to Plowsharesなどの除去ルーンの母/Mother of Runesによってサポートする。同時に緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenithも採用され、漁る軟泥/Scavenging Oozeなどのシルバーバレット要員をサーチする。

詳細はMaverickを参照。

ヴィンテージ

ヴィンテージにもこのデッキカラービートダウンデッキは存在する。



この構成には優秀なメタクリーチャーが多く存在しており、それらを採用することで優位に立つ。TMWAなどに近いデッキである。

代表的な採用カードは以下の通り。

これらのクリーチャーにタルモゴイフ/Tarmogoyfなどを織り交ぜて対戦相手殴り殺す

サンプルレシピ

WG Aggro [3]
土地 (22)
3 森/Forest
2 地平線の梢/Horizon Canopy
1 平地/Plains
3 Savannah
1 露天鉱床/Strip Mine
4 不毛の大地/Wasteland
4 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
4 樹木茂る山麓/Wooded Foothills
クリーチャー (27)
4 エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor
3 エルフの指導霊/Elvish Spirit Guide
2 エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist
3 ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg
2 ハートウッドの語り部/Heartwood Storyteller
3 戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War's Wage
4 クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage
4 タルモゴイフ/Tarmogoyf
2 難問の鎮め屋/Vexing Shusher
呪文 (11)
1 ブラック・ロータス/Black Lotus
2 窒息/Choke
2 悟りの教示者/Enlightened Tutor
1 Mox Emerald
1 Mox Pearl
3 無のロッド/Null Rod
1 原基の印章/Seal of Primordium
サイドボード (15)
2 窒息/Choke
1 大祖始の遺産/Relic of Progenitus
1 原基の印章/Seal of Primordium
4 剣を鍬に/Swords to Plowshares
3 関税/Tariff
2 トーモッドの墓所/Tormod's Crypt
2 難問の鎮め屋/Vexing Shusher


パウパー

パウパーでは黎明期に一定数が存在した。



アルマジロの外套/Armadillo CloakからGW Cloakと呼ばれる。バントの信刃/Bant Surebladeクァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemageなどのアラーラの断片ブロックで加わった優秀なクリーチャーたちを中心に構成される。ラノワールの騎士/Llanowar Knightヴァレロンの異国者/Valeron Outlanderという2種類のプロテクション)を擁するため、当時の有力デッキだった黒コントロールに対して相性が良い。

それ以外の緑白ビートダウンデッキとしては緑白呪禁緑白スリヴァーなども存在する。

初期型

Selesnya Aggro(Pauper) [4]
土地 (19)
7 森/Forest
8 平地/Plains
4 広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse
クリーチャー (25)
3 バントの信刃/Bant Sureblade
4 心優しきボディガード/Benevolent Bodyguard
4 アイケイシアの投槍兵/Icatian Javelineers
2 ラノワールの騎士/Llanowar Knight
4 クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage
4 ヴァレロンに仕える者/Steward of Valeron
4 ヴァレロンの異国者/Valeron Outlander
呪文 (16)
4 アルマジロの外套/Armadillo Cloak
4 忘却の輪/Oblivion Ring
4 大霊の盾/Shield of the Oversoul
4 荒原の境界石/Wildfield Borderpost
サイドボード (15)
1 解呪/Disenchant
4 上機嫌の破壊/Gleeful Sabotage
3 神聖/Hallow
3 Holy Light
4 虹色の断片/Prismatic Strands

後期型

Selesnya Aggro(Pauper) [5]
土地 (20)
10 森/Forest
10 平地/Plains
クリーチャー (24)
4 バントの信刃/Bant Sureblade
4 ギルドパクトの守護者/Guardian of the Guildpact
3 孤独な宣教師/Lone Missionary
3 ナヤの静刃/Naya Hushblade
4 クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage
4 シラナの岩礁渡り/Silhana Ledgewalker
2 ヴァレロンの異国者/Valeron Outlander
呪文 (16)
4 アルマジロの外套/Armadillo Cloak
4 未達への旅/Journey to Nowhere
1 忘却の輪/Oblivion Ring
4 大霊の盾/Shield of the Oversoul
3 荒原の境界石/Wildfield Borderpost
サイドボード (15)
1 黒の防御円/Circle of Protection: Black
3 赤の防御円/Circle of Protection: Red
2 真紅の見習い僧/Crimson Acolyte
2 忘却の輪/Oblivion Ring
3 虹色の断片/Prismatic Strands
4 砂嵐/Sandstorm

参考

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