フィッシュ

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=フィッシュ(Fish)=
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'''フィッシュ'''(''Fish'')は、一般に[[アトランティスの王/Lord of Atlantis]]率いる[[マーフォーク]]の[[部族]][[ウィニー]]がこの名で呼ばれる。
 
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一般に[[アトランティスの王/Lord of Atlantis]]率いる[[マーフォーク]]の[[部族]][[ウィニー]]がこの名で呼ばれる。
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また、[[エターナル]]においては、[[マーフォーク]]に限らず、青を中心に[[多色]]で組まれた[[クロック・パーミッション]]型のデッキの総称として用いられている。
 
また、[[エターナル]]においては、[[マーフォーク]]に限らず、青を中心に[[多色]]で組まれた[[クロック・パーミッション]]型のデッキの総称として用いられている。
  
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==概要==
 
{{#card:Lord of Atlantis}}
 
{{#card:Lord of Atlantis}}
 
 
{{#card:Sandbar Merfolk}}
 
{{#card:Sandbar Merfolk}}
  
[[アトランティスの王/Lord of Atlantis]]の[[能力]]で全てのマーフォークが[[島]][[渡り]]を得るため、[[青]][[デッキ]]が横行する環境で強い。
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[[アトランティスの王/Lord of Atlantis]]の[[能力]]で全てのマーフォークが[[島]][[渡り]]を得るため、[[青]][[デッキ]]が横行する環境で強い。[[クロック・パーミッション]]というデッキの性質上、[[コンボ]]デッキや[[神の怒り/Wrath of God]]に耐性がある。
[[クロック・パーミッション]]というデッキの性質上、[[コンボ]]デッキや[[神の怒り/Wrath of God]]に耐性がある。
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[[スタンダード]]でも[[ウルザ・ブロック]]、[[マスクス・ブロック]]前後の時期に活躍した。
 
[[スタンダード]]でも[[ウルザ・ブロック]]、[[マスクス・ブロック]]前後の時期に活躍した。
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また、[[エターナル]]のフィッシュは、[[マーフォーク]][[デッキ]]とはまったく別のデッキを指す事が多いため注意(→[[#エターナル|エターナル型フィッシュ]])。デッキカラーに限らず、「多色で組まれた寄せ集めの[[クロック・パーミッション]]」が基本的にこう呼ばれる事が多い。
  
 
*相手が青でなくても、[[高潮の戦士/Tidal Warrior]]や[[魔法改竄/Magical Hack]]などで[[渡り]]や[[土地タイプ]]を書き換えられるため相手の[[色]]に対する適応力が高かった。
 
*相手が青でなくても、[[高潮の戦士/Tidal Warrior]]や[[魔法改竄/Magical Hack]]などで[[渡り]]や[[土地タイプ]]を書き換えられるため相手の[[色]]に対する適応力が高かった。
*これ以前、最初期のフィッシュの名を冠するデッキには本当に[[ダンダーン/Dandan|魚]]が入っていた。
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*最初期のフィッシュの名を冠するデッキには本当に[[魚]][[ダンダーン/Dandan]]が入っていた。
<!-- [[魚]]というのは[[ダンダーン/Dandan]]の事だと思うのですが…。いかんせん古過ぎて具体的な記憶やソースが無いのが実情です。どなたか確証のある真実を持ってる方いませんか? -->
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また、[[エターナル]]の[[フィッシュ]]は、[[マーフォーク]][[デッキ]]とはまったく別のデッキを指す事が多いため注意。→ [[#エターナル|エターナル型フィッシュ]]
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デッキカラーに限らず、「多色で組まれた寄せ集めの[[クロック・パーミッション]]」が基本的にこう呼ばれる事が多い。
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<!-- 内容が整理されておらず流石にひどいので一時的にコメントアウト
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各種リンクや書式を正した上で編集してください。
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  -->
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<!-- **[[ローウィンブロック構築]] [#TSB]
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[[ローウィンブロック構築]]の[[青]][[白]]あるいは[[青]][[ビートダウン]]。 -->
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<!-- {{#card:Merrow Reejerey}}
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{{#card:Merrow Commerce}}
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{{#card:Streambed Aquitects}}
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-->
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<!-- [[ローウィン]]ブロックで登場した優秀なマーフォークカードを使ったデッキ。
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本来のフィッシュに比べて[[コスト]]は重いが、中盤で活躍する。
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[[ローウィン]]ブロックでのマーホークのは[[タップ]]状態になったときに発動する能力を持つカードが多い。
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[[Merrow Reejerey/メロウの騎兵]]はマーフォークパーマネントをプレイしたとき、パーマネントをひとつ[[タップ]]あるいは[[アンタップ]]する。
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これで土地を[[アンタップ]]しても良いし相手のブロッククリーチャーをしてもいい[[タップ]]してもいい。
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[[¥Merrow Commerce/メロウの交易]]が出てからはブロックに割くクリーチャーを考えずに殴れるので、便利。
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**サンプルレシピ -->
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<!-- -備考 -->
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<!-- -[[フォーマット]]
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--[[ローウィンブロック構築]] -->
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<!-- |CENTER:|LEFT:|c
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|>|''メインデッキ (60)''|h
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|>|BGCOLOR(#ffddee):''クリーチャー (24)''|
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|4|[[メロウの騎兵/Merrow Reejerey]]|
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|3|[[銀エラの消し去り/Silvergill Douser]]|
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|4|[[]]|
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|4|[[]]|
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|4|[[]]|
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|2|[[]]|
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|1|[[]]|
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|2|[[]]|
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|>|BGCOLOR(#ffeedd):''インスタント・ソーサリー (12)''|
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|3|[[首のへし折り/Neck Snap》 ]]|
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||[[]]|
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|>|BGCOLOR(#eeeeee):''エンチャント・アーティファクト (4)''|
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||[[]]|
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|>|BGCOLOR(#ddffee):''土地 (20)''|
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|10|[[島/Island]]|
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|6|[[平地/Plains]]|
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|4|[[ワンダーワインの分岐点/Wanderwine Hub]]| -->
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==[[時のらせんブロック]]+[[ローウィン・ブロック]]期==
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==スタンダード(時のらせんブロック+ローウィン・ブロック期)==
  
 
[[ローウィン]]で[[マーフォーク]]が主要[[部族]]に選ばれたことで復活を果たす。[[川の案内者、シグ/Sygg, River Guide]]などのために[[アゾリウスカラー|青白]]で組まれる。
 
[[ローウィン]]で[[マーフォーク]]が主要[[部族]]に選ばれたことで復活を果たす。[[川の案内者、シグ/Sygg, River Guide]]などのために[[アゾリウスカラー|青白]]で組まれる。
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動きは同[[環境]]の[[フェアリー#フェアリー/Faeries(デッキ)|フェアリー]]に近く、[[軽い|軽量]]マーフォークによる[[ダメージ]][[クロック]]を[[ドロー]]ソースの[[祖先の幻視/Ancestral Vision]]や[[カウンター]]の[[謎めいた命令/Cryptic Command]]でサポートする[[クロック・パーミッション]][[デッキ]]である。
 
動きは同[[環境]]の[[フェアリー#フェアリー/Faeries(デッキ)|フェアリー]]に近く、[[軽い|軽量]]マーフォークによる[[ダメージ]][[クロック]]を[[ドロー]]ソースの[[祖先の幻視/Ancestral Vision]]や[[カウンター]]の[[謎めいた命令/Cryptic Command]]でサポートする[[クロック・パーミッション]][[デッキ]]である。
  
最後は[[アトランティスの王/Lord of Atlantis]]や川の案内者、シグの[[全体強化]]により一気に押し切る。
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最後は[[アトランティスの王/Lord of Atlantis]]や川の案内者、シグの[[全体強化]]により一気に押し切る。アトランティスの王を採用したことで[[メタ]]の中心である[[ヒバリブリンク]]やフェアリーに優位に立てることも大きな利点である。
アトランティスの王を採用したことで[[メタ]]の中心である[[ヒバリブリンク]]やフェアリーに優位に立てることも大きな利点である。
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[[プロツアーハリウッド08]]でベスト8進出者を輩出し、話題になった。
 
[[プロツアーハリウッド08]]でベスト8進出者を輩出し、話題になった。
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==時のらせんブロック構築==
 
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==[[時のらせんブロック構築]]==
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[[時のらせんブロック構築]]下の[[青]]系[[ビートダウン]]。
 
[[時のらせんブロック構築]]下の[[青]]系[[ビートダウン]]。
  
 
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{{#card:Psionic Blast}}
 
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{{#card:Unstable Mutation}}
 
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[[パワー]]こそ低いものの[[回避能力]]持ちが多く採用されており、安定して[[ライフ]]を削ることが出来る。
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[[パワー]]こそ低いものの[[回避能力]]持ちが多く採用されており、安定して[[ライフ]]を削ることができる。特に[[コー追われの物あさり/Looter il-Kor]]は重要で引きすぎた土地をスペルに変換するなどデッキの安定性を非常に高めてくれる。[[不安定性突然変異/Unstable Mutation]]や[[心霊破/Psionic Blast]]が青に不足している打撃力を補ってくれる。
特に[[コー追われの物あさり/Looter il-Kor]]は重要で引きすぎた土地をスペルに変換するなどデッキの安定性を非常に高めてくれる。
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[[不安定性突然変異/Unstable Mutation]]や[[心霊破/Psionic Blast]]が青に不足している打撃力を補ってくれる。
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また、[[変異]]持ちが多く実際以上の働きをして[[対戦相手]]を混乱させることが出来るのが強みである。
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また、[[変異]]持ちが多く実際以上の働きをして[[対戦相手]]を混乱させることができるのが強みである。
  
 
===サンプルレシピ===
 
===サンプルレシピ===
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*あえてこのデッキを選んだDaniel Dervaricに賞賛を贈りたい。
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==スタンダード(マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期)==
 
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==[[マスクス・ブロック]]+[[インベイジョン・ブロック]]期==
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[[対立オーブ]]のクリーチャーをマーフォークに差し替えたバージョン([[フィッシュ対立]])が存在する。
 
[[対立オーブ]]のクリーチャーをマーフォークに差し替えたバージョン([[フィッシュ対立]])が存在する。
  
 
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{{#card:Static Orb}}
 
{{#card:Static Orb}}
  
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*この時期には[[海のハンター/Seahunter]]から連続して[[衝撃のマーフォーク/Jolting Merfolk]]を引っ張ってくる[[シナジー]]を搭載したタイプのデッキも存在した。
 
*この時期には[[海のハンター/Seahunter]]から連続して[[衝撃のマーフォーク/Jolting Merfolk]]を引っ張ってくる[[シナジー]]を搭載したタイプのデッキも存在した。
  
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==スタンダード(ウルザ・ブロック期)==
  
==[[ウルザ・ブロック]]期^==
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[[ウルザ・ブロック]]のころは凶悪な[[コンボ]]や有力な[[青単コントロール青単コントロール#ウルザ・ブロック期|]]が[[メタ]]の中心にあり、それらへの対抗手段として組まれた。[[ウルザズ・サーガ]]参入直後は[[青]]の超極悪コンボデッキ・[[MoMa]]への[[アンチデッキ]]として。
 
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[[ウルザ・ブロック]]のころは凶悪な[[コンボ]]や有力な[[青単コントロール青単コントロール#ウルザ・ブロック期|]]が[[メタ]]の中心にあり、それらへの対抗手段として組まれた。
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[[ウルザズ・サーガ]]参入直後は[[青]]の超極悪コンボデッキ・[[MoMa]]への[[アンチデッキ]]として。
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[[マスクス・ブロック|マスクス]]参入後も[[補充]]や[[イタリックブルー]]といった青い[[デッキ]]が[[メタ中]]であったため、同様にそれに対抗する形で戦果を挙げている。
 
[[マスクス・ブロック|マスクス]]参入後も[[補充]]や[[イタリックブルー]]といった青い[[デッキ]]が[[メタ中]]であったため、同様にそれに対抗する形で戦果を挙げている。
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*7枚の[[ピッチスペル|ピッチ]]・[[カウンター]]が高速展開を強力にバックアップする。
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*7枚の[[ピッチスペル|ピッチ]]・[[カウンター]]が高速展開を強力にバックアップする。[[リシャーダの港/Rishadan Port]]による[[マナ拘束]]も定番。
[[リシャーダの港/Rishadan Port]]による[[マナ拘束]]も定番。
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==[[エクステンデッド]]==
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==エクステンデッド==
  
[[エクステンデッド]]でも時折組まれる[[アーキタイプ]]である。
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[[エクステンデッド]]でも時折組まれる[[アーキタイプ]]である。特に、[[環境]]を席巻した[[青]]系[[コンボ]][[デッキ]]への[[アンチデッキ]]としての色彩が強い。
特に、[[環境]]を席巻した[[青]]系[[コンボ]][[デッキ]]への[[アンチデッキ]]としての色彩が強い。
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史上最悪と謳われるコンボデッキ・[[MoMa]]が荒れ狂った[[プロツアーローマ98]]では、[[Nicolas Labarre]]がこのデッキを使用して準優勝を飾った。
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史上最悪と謳われるコンボデッキ・[[MoMa]]が荒れ狂った[[プロツアーローマ98]]では、[[Nicolas Labarre]]がこのデッキを使用して準優勝を飾った。また、[[Alan Comer]]製作のオリジナルの[[グロウ]]デッキは[[グロウフィッシュ]]と呼ばれ、当時[[メタ]]の中心にあった[[トリックス]]を意識した強烈な青メタデッキであった。
また、[[Alan Comer]]製作のオリジナルの[[グロウ]]デッキは[[グロウフィッシュ]]と呼ばれ、当時[[メタ]]の中心にあった[[トリックス]]を意識した強烈な青メタデッキであった。
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最強の[[ピッチスペル|ピッチ]][[カウンター]]・[[Force of Will]]の存在がその背景にあることは言うまでも無い。
 
最強の[[ピッチスペル|ピッチ]][[カウンター]]・[[Force of Will]]の存在がその背景にあることは言うまでも無い。
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*史上最凶のコンボデッキ・[[MoMa]]の[[アンチデッキ]]としてこのデッキを持ち込み、[[プロツアーローマ98]]で準優勝に輝いている(決勝で引導を渡したのは[[Tommi Hovi]]の[[MoMa]]であったが)。
 
*史上最凶のコンボデッキ・[[MoMa]]の[[アンチデッキ]]としてこのデッキを持ち込み、[[プロツアーローマ98]]で準優勝に輝いている(決勝で引導を渡したのは[[Tommi Hovi]]の[[MoMa]]であったが)。
  
 
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==エターナル==
 
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[[エターナル]]環境では、[[青]]を中心に組まれる[[クロック・パーミッション]][[デッキ]]。多くの場合、[[マーフォーク]]は用いられず、[[青]]を中心に2、3色タッチして組まれた[[デッキ]]を指す。
==[[エターナル]]==
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[[青]]を中心に組まれる[[クロック・パーミッション]][[デッキ]]
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多くの場合、[[マーフォーク]]は用いられず、[[青]]を中心に2、3色タッチして組まれた[[デッキ]]を指す。
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{{#card:Ninja of the Deep Hours}}
 
{{#card:Ninja of the Deep Hours}}
 
 
{{#card:Curiosity}}
 
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{{#card:Standstill}}
 
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超優秀[[ピッチスペル]]である[[Force of Will]]がこのデッキが存在する大きな前提となっているのは言うまでも無い。
 
超優秀[[ピッチスペル]]である[[Force of Will]]がこのデッキが存在する大きな前提となっているのは言うまでも無い。
  
様々な試行がされ、[[単色]]のものだけではなく青を中心として多様な[[色]]の組み合わせが[[トーナメント]]シーンに存在している。
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様々な試行がされ、[[単色]]のものだけではなく青を中心として多様な[[色]]の組み合わせが[[トーナメント]]シーンに存在している。さらに3色にもなると、もはや原型をとどめず、[[ウィニー]]系の[[グッドスタッフ]]になっている(それでも名称は「フィッシュ」)。
さらに三色にもなると、もはや原型をとどめず、[[ウィニー]]系の[[グッドスタッフ]]になっている(それでも名称は「フィッシュ」)。
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以下に各色の特徴を示す。
 
以下に各色の特徴を示す。
  
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;白
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:[[翻弄する魔道士/Meddling Mage]]や[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]、[[嵐景学院の弟子/Stormscape Apprentice]]により[[コントロール]]力がアップ。
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;緑
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:[[ガイアの空の民/Gaea's Skyfolk]]、[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]等を加え、打撃力がアップ
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;赤
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:[[好奇心/Curiosity]]と相性の良い[[渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer]]で融通性がアップ
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;黒
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:[[闇の腹心/Dark Confidant]]で[[アドバンテージ]]強化、[[萎縮した卑劣漢/Withered Wretch]]等による[[墓地対策]]
  
*白...[[翻弄する魔道士/Meddling Mage]]や[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]、[[嵐景学院の弟子/Stormscape Apprentice]]により[[コントロール]]力がアップ。
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[[強化]]呪文として[[梅澤の十手/Umezawa's Jitte]]を採用したものや、相手の減速、[[アドバンテージ]]の要として[[上位の空民、エラヨウ/Erayo, Soratami Ascendant]]が採用されるバージョンもあるが、これらも[[マナカーブ]]等の点から専ら[[ヴィンテージ]]でのチョイスである。また、当然これもヴィンテージの話だが、アンチ[[コンボ]]カードとして[[メインデッキ]]から4枚の[[摘出/Extract]]を搭載したバージョンも見られるようになり、幅広い改良が行われているのが分かる。
 
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*緑...[[ガイアの空の民/Gaea's Skyfolk]]、[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]等を加え、打撃力がアップ
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*赤...[[好奇心/Curiosity]]と相性の良い[[渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer]]で融通性がアップ
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*黒...[[闇の腹心/Dark Confidant]]で[[アドバンテージ]]強化、[[萎縮した卑劣漢/Withered Wretch]]等による[[墓地対策]]
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[[強化]]呪文として[[梅澤の十手/Umezawa's Jitte]]を採用したものや、相手の減速、[[アドバンテージ]]の要として[[上位の空民、エラヨウ/Erayo, Soratami Ascendant]]が採用されるバージョンもあるが、これらも[[マナカーブ]]等の点から専ら[[ヴィンテージ]]でのチョイスである。
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また、当然これもヴィンテージの話だが、アンチ[[コンボ]]カードとして[[メインデッキ]]から4枚の[[摘出/Extract]]を搭載したバージョンも見られるようになり、幅広い改良が行われているのが分かる。
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<!-- 2006年6月から2007年に掛けて、青白のものが割と多く見受けられるようになっているが、その多くで青白の[[アゾリウス評議会/The Azorius Senate|アゾリウスギルド]]を有する[[ディセンション]]のカードは全く採用されていない。
 
[[アゾリウスのギルド魔道士/Azorius Guildmage]]を採用するフィッシュが存在する為コメントアウト。 -->
 
 
[[ヴィンテージ]]では特に、[[ウィニー]][[デッキ]]の数が多い事を踏まえて[[嵐景学院の弟子/Stormscape Apprentice]]等の[[ボードコントロール]]が[[メタ]]に噛み合っているという理由がある。
 
[[ヴィンテージ]]では特に、[[ウィニー]][[デッキ]]の数が多い事を踏まえて[[嵐景学院の弟子/Stormscape Apprentice]]等の[[ボードコントロール]]が[[メタ]]に噛み合っているという理由がある。
  
一方[[青緑スレッショルド#Legacy|レガシー]]では、[[クロック・パーミッション]]としては[[青緑スレッショルド]]が主流である為、あえてこちらを選択する意味が薄く、数は少ない。
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一方[[レガシー]]では、[[クロック・パーミッション]]としては[[青緑スレッショルド]]が主流であるため、あえてこちらを選択する意味が薄く、数は少ない。
  
===[[レガシー]]版===
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===レガシー版===
  
 
*備考
 
*備考
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===[[ヴィンテージ]]版===
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===ヴィンテージ版===
  
 
*備考
 
*備考
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*[[フィッシュ対立]]
 
*[[フィッシュ対立]]
 
*[[デッキ集]]
 
*[[デッキ集]]
 
<!-- ↓以前のデッキリストテンプレ
 
|>|''メインデッキ''||>|''サイドボード''|h
 
|BGCOLOR(#eeeeff):''0''|BGCOLOR(#eeeeff):''クリーチャー''||4|[[]]|
 
|4|[[]]||3|[[]]|
 
|BGCOLOR(#eeeeff):''0''|BGCOLOR(#eeeeff):''呪文''||||
 
|4|[[]]||||
 
|BGCOLOR(#eeeeff):''0''|BGCOLOR(#eeeeff):''土地''||||
 
|4|[[]]|||| -->
 

2008年6月14日 (土) 19:35時点における版

フィッシュ(Fish)は、一般にアトランティスの王/Lord of Atlantis率いるマーフォーク部族ウィニーがこの名で呼ばれる。 また、エターナルにおいては、マーフォークに限らず、青を中心に多色で組まれたクロック・パーミッション型のデッキの総称として用いられている。

目次

概要


Lord of Atlantis / アトランティスの王 (青)(青)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk)

他のマーフォーク(Merfolk)は+1/+1の修整を受けるとともに島渡りを持つ。(それらは、防御プレイヤーが島(Island)をコントロールしているかぎりブロックされない。)

2/2


Sandbar Merfolk / 砂州のマーフォーク (青)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk)

サイクリング(2)((2),このカードを捨てる:カードを1枚引く。)

1/1

アトランティスの王/Lord of Atlantis能力で全てのマーフォークが渡りを得るため、デッキが横行する環境で強い。クロック・パーミッションというデッキの性質上、コンボデッキや神の怒り/Wrath of Godに耐性がある。

スタンダードでもウルザ・ブロックマスクス・ブロック前後の時期に活躍した。

また、エターナルのフィッシュは、マーフォークデッキとはまったく別のデッキを指す事が多いため注意(→エターナル型フィッシュ)。デッキカラーに限らず、「多色で組まれた寄せ集めのクロック・パーミッション」が基本的にこう呼ばれる事が多い。

スタンダード(時のらせんブロック+ローウィン・ブロック期)

ローウィンマーフォークが主要部族に選ばれたことで復活を果たす。川の案内者、シグ/Sygg, River Guideなどのために青白で組まれる。


Sygg, River Guide / 川の案内者、シグ (白)(青)
伝説のクリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ウィザード(Wizard)

島渡り(このクリーチャーは、防御プレイヤーが島(Island)をコントロールしているかぎりブロックされない。)
(1)(白):あなたがコントロールするマーフォーク(Merfolk)1つを対象とする。それはターン終了時まで、あなたが選んだ色1色に対するプロテクションを得る。

2/2


Cryptic Command / 謎めいた命令 (1)(青)(青)(青)
インスタント

以下から2つを選ぶ。
・呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
・パーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
・あなたの対戦相手がコントロールするすべてのクリーチャーをタップする。
・カードを1枚引く。


動きは同環境フェアリーに近く、軽量マーフォークによるダメージクロックドローソースの祖先の幻視/Ancestral Visionカウンター謎めいた命令/Cryptic Commandでサポートするクロック・パーミッションデッキである。

最後はアトランティスの王/Lord of Atlantisや川の案内者、シグの全体強化により一気に押し切る。アトランティスの王を採用したことでメタの中心であるヒバリブリンクやフェアリーに優位に立てることも大きな利点である。

プロツアーハリウッド08でベスト8進出者を輩出し、話題になった。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (28)
4 呪い捕らえ/Cursecatcher
4 アトランティスの王/Lord of Atlantis
4 メロウの騎兵/Merrow Reejerey
4 銀エラの達人/Silvergill Adept
3 誘惑蒔き/Sower of Temptation
3 石ころ川の旗騎士/Stonybrook Banneret
2 川の案内者、シグ/Sygg, River Guide
2 潮刻みの神秘家/Tideshaper Mystic
2 造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant
呪文(8)
3 謎めいた命令/Cryptic Command
2 祖先の幻視/Ancestral Vision
3 賢人の消火/Sage's Dousing
土地 (24)
11 冠雪の島/Snow-Covered Island
4 アダーカー荒原/Adarkar Wastes
1 フェアリーの集会場/Faerie Conclave
4 ワンダーワインの分岐点/Wanderwine Hub
4 変わり谷/Mutavault
サイドボード(15)
4 ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender
1 謎めいた命令/Cryptic Command
2 目覚ましヒバリ/Reveillark
2 鋸刃の矢/Serrated Arrows
1 誘惑蒔き/Sower of Temptation
3 太陽の槍/Sunlance
2 送還/Unsummon

時のらせんブロック構築

時のらせんブロック構築下のビートダウン


Looter il-Kor / コー追われの物あさり (1)(青)
クリーチャー — コー(Kor) ならず者(Rogue)

シャドー(このクリーチャーは、シャドーを持つクリーチャーのみブロックでき、シャドーを持つクリーチャーによってのみブロックされる。)
コー追われの物あさりが対戦相手にダメージを与えるたび、カードを1枚引き、その後カードを1枚捨てる。

1/1


Psionic Blast / 心霊破 (2)(青)
インスタント

クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。心霊破はそれに4点のダメージを与え、あなたに2点のダメージを与える。



Unstable Mutation / 不安定性突然変異 (青)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは+3/+3の修整を受ける。
エンチャントされているクリーチャーのコントローラーのアップキープの開始時に、そのクリーチャーの上に-1/-1カウンターを1個置く。


パワーこそ低いものの回避能力持ちが多く採用されており、安定してライフを削ることができる。特にコー追われの物あさり/Looter il-Korは重要で引きすぎた土地をスペルに変換するなどデッキの安定性を非常に高めてくれる。不安定性突然変異/Unstable Mutation心霊破/Psionic Blastが青に不足している打撃力を補ってくれる。

また、変異持ちが多く実際以上の働きをして対戦相手を混乱させることができるのが強みである。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (24)
4 ダル追われの流れ者/Drifter il-Dal
4 空飛ぶ男/Flying Men
4 コー追われの物あさり/Looter il-Kor
3 霊糸の幻/Gossamer Phantasm
3 トゲ尾の仔ドレイク/Spiketail Drakeling
3 コー追われの浸透者/Infiltrator il-Kor
3 大渦のジン/Maelstrom Djinn
インスタント・ソーサリー (12)
4 猿術/Pongify
4 心霊破/Psionic Blast
4 遅延/Delay
エンチャント・アーティファクト (4)
4 不安定性突然変異/Unstable Mutation
土地 (20)
16 島/Island
1 ペンデルヘイヴン/Pendelhaven
2 生けるものの洞窟/Zoetic Cavern
1 隠れ家/Safe Haven
サイドボード(15)
4 模る寄生/Shaper Parasite
4 ダンダーン/Dandan
4 激浪のこそ泥/Riptide Pilferer
3 ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir

スタンダード(マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期)

対立オーブのクリーチャーをマーフォークに差し替えたバージョン(フィッシュ対立)が存在する。


Opposition / 対立 (2)(青)(青)
エンチャント

あなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャー1体をタップする:アーティファクト1つかクリーチャー1体か土地1つを対象とし、それをタップする。



Static Orb / 静態の宝珠 (3)
アーティファクト

静態の宝珠がアンタップ状態であるかぎり、プレイヤーは自分のアンタップ・ステップにパーマネントを2つまでしかアンタップできない。


アトランティスの王/Lord of Atlantisにより特に対ブルーオーブに有利になるのが大きい。

スタンダード(ウルザ・ブロック期)

ウルザ・ブロックのころは凶悪なコンボや有力な[[青単コントロール青単コントロール#ウルザ・ブロック期|]]がメタの中心にあり、それらへの対抗手段として組まれた。ウルザズ・サーガ参入直後はの超極悪コンボデッキ・MoMaへのアンチデッキとして。

マスクス参入後も補充イタリックブルーといった青いデッキメタ中であったため、同様にそれに対抗する形で戦果を挙げている。

日本選手権00ではパララクス補充青茶単の荒海を泳ぎきり、見事ベスト8(2日目時点では1位)に輝いた。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (18)
4 アトランティスの王/Lord of Atlantis
3 珊瑚マーフォーク/Coral Merfolk
4 砂州のマーフォーク/Sandbar Merfolk
4 ルートウォーターの泥棒/Rootwater Thief
3 マスティコア/Masticore
インスタント・ソーサリー (16)
4 無効/Annul
2 目くらまし/Daze
1 誤算/Miscalculation
4 対抗呪文/Counterspell
2 誤った指図/Misdirection
3 妨害/Thwart
エンチャント・アーティファクト (3)
3 沿岸の海賊行為/Coastal Piracy
土地 (23)
18 島/Island
4 リシャーダの港/Rishadan Port
1 ラースの果て/Rath's Edge
サイドボード
1 マスティコア/Masticore
3 水没/Submerge
1 誤った指図/Misdirection
4 退去の印章/Seal of Removal
3 寒け/Chill
3 呪われたトーテム像/Cursed Totem

エクステンデッド

エクステンデッドでも時折組まれるアーキタイプである。特に、環境を席巻したコンボデッキへのアンチデッキとしての色彩が強い。

史上最悪と謳われるコンボデッキ・MoMaが荒れ狂ったプロツアーローマ98では、Nicolas Labarreがこのデッキを使用して準優勝を飾った。また、Alan Comer製作のオリジナルのグロウデッキはグロウフィッシュと呼ばれ、当時メタの中心にあったトリックスを意識した強烈な青メタデッキであった。

最強のピッチカウンターForce of Willの存在がその背景にあることは言うまでも無い。


Force of Will / 意志の力 (3)(青)(青)
インスタント

あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、1点のライフを支払うとともにあなたの手札にある青のカードを1枚、追放することを選んでもよい。
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。


サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (23)
4 マンタ・ライダーズ/Manta Riders
4 マーフォークの交易商人/Merfolk Traders
4 アトランティスの王/Lord of Atlantis
4 大クラゲ/Man-o'-War
4 スークアタの火渡り/Suq'Ata Firewalker
3 竜巻のジン/Waterspout Djinn
インスタント・ソーサリー (10)
2 魔力の乱れ/Force Spike
4 対抗呪文/Counterspell
4 Force of Will
エンチャント・アーティファクト (5)
2 好奇心/Curiosity
3 ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk
土地 (22)
18 島/Island
4 不毛の大地/Wasteland
サイドボード
2 ボトルのノーム/Bottle Gnomes
2 魔力の乱れ/Force Spike
4 水流破/Hydroblast
2 撹乱/Disrupt
2 ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace
1 ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk
2 鋸刃の矢/Serrated Arrows

エターナル

エターナル環境では、を中心に組まれるクロック・パーミッションデッキ。多くの場合、マーフォークは用いられず、を中心に2、3色タッチして組まれたデッキを指す。


Ninja of the Deep Hours / 深き刻の忍者 (3)(青)
クリーチャー — 人間(Human) 忍者(Ninja)

忍術(1)(青)((1)(青),あなたがコントロールする、ブロックされなかった攻撃しているクリーチャー1体を手札に戻す:あなたの手札からこのカードを、タップ状態かつ攻撃している状態で戦場に出す。)
深き刻の忍者がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。

2/2


Curiosity / 好奇心 (青)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーが対戦相手にダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。



Standstill / 行き詰まり (1)(青)
エンチャント

プレイヤー1人が呪文を唱えたとき、行き詰まりを生け贄に捧げる。そうした場合、そのプレイヤーの対戦相手はそれぞれ、カードを3枚引く。


空飛ぶ男/Flying Men深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours非凡な虚空魔道士/Voidmage Prodigy等の小型クリーチャー好奇心/Curiosityエンチャントしたり、行き詰まり/Standstillを張ったりしてアドバンテージを得ながら殴り倒すのが基本的な動き。

ヴィンテージの方が数が多く、殆どのものがメインデッキから2枚〜3枚の無のロッド/Null Rodを採用し、アンチ・パワー9デッキの一角として、海外を中心にそれなりの成績を残している。

超優秀ピッチスペルであるForce of Willがこのデッキが存在する大きな前提となっているのは言うまでも無い。

様々な試行がされ、単色のものだけではなく青を中心として多様なの組み合わせがトーナメントシーンに存在している。さらに3色にもなると、もはや原型をとどめず、ウィニー系のグッドスタッフになっている(それでも名称は「フィッシュ」)。

以下に各色の特徴を示す。

翻弄する魔道士/Meddling Mage剣を鍬に/Swords to Plowshares嵐景学院の弟子/Stormscape Apprenticeによりコントロール力がアップ。
ガイアの空の民/Gaea's Skyfolkタルモゴイフ/Tarmogoyf等を加え、打撃力がアップ
好奇心/Curiosityと相性の良い渋面の溶岩使い/Grim Lavamancerで融通性がアップ
闇の腹心/Dark Confidantアドバンテージ強化、萎縮した卑劣漢/Withered Wretch等による墓地対策

強化呪文として梅澤の十手/Umezawa's Jitteを採用したものや、相手の減速、アドバンテージの要として上位の空民、エラヨウ/Erayo, Soratami Ascendantが採用されるバージョンもあるが、これらもマナカーブ等の点から専らヴィンテージでのチョイスである。また、当然これもヴィンテージの話だが、アンチコンボカードとしてメインデッキから4枚の摘出/Extractを搭載したバージョンも見られるようになり、幅広い改良が行われているのが分かる。

ヴィンテージでは特に、ウィニーデッキの数が多い事を踏まえて嵐景学院の弟子/Stormscape Apprentice等のボードコントロールメタに噛み合っているという理由がある。

一方レガシーでは、クロック・パーミッションとしては青緑スレッショルドが主流であるため、あえてこちらを選択する意味が薄く、数は少ない。

レガシー版

メインデッキ (60)
クリーチャー (16)
4 闇の腹心/Dark Confidant
4 翻弄する魔道士/Meddling Mage
3 ヨツンの兵卒/Jotun Grunt
3 ルーンの母/Mother of Runes
2 セラの報復者/Serra Avenger
呪文 (27)
4 Force of Will
4 剣を鍬に/Swords to Plowshares
2 梅澤の十手/Umezawa's Jitte
4 渦まく知識/Brainstorm
3 目くらまし/Daze
3 強迫/Duress
4 血清の幻視/Serum Visions
2 もみ消し/Stifle
土地 (17)
4 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
4 汚染された三角州/Polluted Delta
1 Scrubland
1 島/Island
1 平地/Plains
4 Tundra
2 Underground Sea
サイドボード
1 強迫/Duress
2 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
4 仕組まれた疫病/Engineered Plague
4 虚空の力線/Leyline of the Void
1 梅澤の十手/Umezawa's Jitte
3 名誉回復/Vindicate

ヴィンテージ版

メインデッキ (60)
クリーチャー (21)
4 闇の腹心/Dark Confidant
3 戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War's Wage
4 翻弄する魔道士/Meddling Mage
3 深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours
3 嵐景学院の弟子/Stormscape Apprentice
4 非凡な虚空魔道士/Voidmage Prodigy
インスタント・ソーサリー (9)
1 Ancestral Recall
4 Force of Will
3 剣を鍬に/Swords to Plowshares
1 Time Walk
エンチャント・アーティファクト (10)
4 霊気の薬瓶/AEther Vial
1 Black Lotus
4 虚空の杯/Chalice of the Void
1 Mox Sapphire
土地 (20)
4 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
3 ミシュラの工廠/Mishra's Factory
1 島/Island
1 平地/Plains
1 露天鉱床/Strip Mine
4 Tundra
2 Underground Sea
4 不毛の大地/Wasteland
サイドボード
2 無効/Annul
2 世界のるつぼ/Crucible of Worlds
2 解呪/Disenchant
1 魔力流出/Energy Flux
1 悟りの教示者/Enlightened Tutor
2 トーモッドの墓所/Tormod's Crypt
4 真実の信仰者/True Believer
1 梅澤の十手/Umezawa's Jitte

参考

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