ゾンビ (デッキ)
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+ | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpatl12/day2#5 Deck Tech: Sam Black's Bombardment]も参照。 | ||
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2013年6月24日 (月) 09:05時点における版
ゾンビ(Zombies)は、ゾンビのクリーチャー・タイプを持つクリーチャーを中心とした部族デッキ。初出はオンスロート・ブロック前後の環境。
目次 |
イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期
ローテーションにより迫撃鞘/Mortarpodや出産の殻/Birthing Podなどを失ったものの、デッキの核である墓所這い/Gravecrawler・戦墓のグール/Diregraf Ghoul・ゲラルフの伝書使/Geralf's Messengerは健在であり、引き続き活躍する。
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)
墓所這いではブロックできない。
あなたは、あなたがゾンビ(Zombie)をコントロールしているかぎり、墓所這いをあなたの墓地から唱えてもよい。
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 貴族(Noble)
飛行、速攻
クリーチャーを1体生け贄に捧げる:ファルケンラスの貴種はターン終了時まで破壊不能を得る。その生け贄に捧げられたクリーチャーが人間(Human)だった場合、ファルケンラスの貴種の上に+1/+1カウンターを1個置く。
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) トロール(Troll)
トランプル
クリーチャー・カードを1枚捨てる:ロッテスのトロールの上に+1/+1カウンターを1個置く。
(黒):ロッテスのトロールを再生する。
特に大きな活躍を見せているのは、ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocratなどのために赤を足した黒赤ゾンビ(BR Zombies)。大きく分けて以下の3つのタイプがあるが、中間型も多く、バリエーションの幅は広い。
- ハスク型
- 前環境の黒赤ゾンビとほぼ同様の、生け贄エンジンを活用するタイプ。
- ファルケンラスの貴種・血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampireに加え、それらとのシナジーを持つ血の芸術家/Blood Artist、悲劇的な過ち/Tragic Slip、反逆の印/Mark of Mutinyなどのカードが採用される。
- ミッドレンジ型
- 雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkiteなどの重めの速攻クリーチャーを多用するタイプ。ラクドスミッドレンジと呼ばれる。
- グランプリチャールストン12、グランプリサンアントニオ12を連覇し、一時トップメタの地位にあった。詳細はラクドスミッドレンジを参照。
- ウィニー型
- 3種類目の1マナ域としてラクドスの哄笑者/Rakdos Cacklerを用いるウィニー要素の強いタイプ。さらに夜の衝突/Bump in the Nightまで採用した特化型もある。
- ギルド門侵犯参入後は、高速デッキとしての立ち位置を炎樹族の使者/Burning-Tree Emissary系ビートダウンに奪われる形となり、衰退した。
この他にも、緑を足してロッテスのトロール/Lotleth Trollや屑肉の刻み獣/Dreg Manglerを用いる黒緑ゾンビ(BG Zombies)、白を足してカルテルの貴種/Cartel Aristocratや未練ある魂/Lingering Soulsを用いる黒白ゾンビ(BW Zombies)、黒赤型と黒緑型のハイブリッドであるジャンドゾンビ(Jund Zombies)などが存在する。
サンプルレシピ(黒赤)
- 備考
- グランプリ名古屋12 準優勝 (参考/参考)
- 使用者:Rahman Aryabhima
- フォーマット
- 黒赤のタイプ。
サンプルレシピ(黒赤緑)
- 備考
- グランプリケベックシティ13 ベスト4 (参考)
- 使用者:Felipe Tapia Becerra
- フォーマット
Jund Zombies [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- ギルド門侵犯参入後の黒赤緑タイプ。
ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期
イニストラード・ブロックでゾンビが主要部族として取り上げられたことで、久しぶりにスタンダードの舞台に姿を現した。主な活躍は闇の隆盛以降。
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)
墓所這いではブロックできない。
あなたは、あなたがゾンビ(Zombie)をコントロールしているかぎり、墓所這いをあなたの墓地から唱えてもよい。
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)
ゲラルフの伝書使はタップ状態で戦場に出る。
ゲラルフの伝書使が戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは2点のライフを失う。
不死(このクリーチャーが死亡したとき、それの上に+1/+1カウンターが置かれていなかった場合、それを+1/+1カウンターが1個置かれた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)
血の芸術家か他のクリーチャーが死亡するたび、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。
0/1序盤にダメージを稼ぎ、クリーチャーが止まりやすくなる後半は直接ライフを狙うのが基本戦術。特にアヴァシンの帰還で血の芸術家/Blood Artistを得てからは、この方針がさらに強化されている。
墓所這い/Gravecrawlerと戦墓のグール/Diregraf Ghoulの1マナパワー2ゾンビ2種類の体制により、最序盤から高いクロックを用意できる。さらに墓所這いとゲラルフの伝書使/Geralf's Messengerは除去耐性の高いアタッカーであると同時に生け贄要員としても優秀で、迫撃鞘/Mortarpodなどでこれらを生け贄に捧げてアドバンテージを取りつつ、死亡を参照する血の芸術家や悲劇的な過ち/Tragic Slipの条件を能動的に達成することが可能になっている。
ゾンビは基本的に墓所這いの相方さえいればよいため、血の芸術家や血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampireのような他のクリーチャー・タイプのものも積極的に用いられる。除去の選択は上記のシナジー重視のもの、喉首狙い/Go for the Throat、ゲスの評決/Geth's Verdictなど。クロックと除去の役割に加え、能動的な死亡条件の達成、不死の再利用を兼ねる煙霧吐き/Fume Spitterもよく採用されるカード。
ほとんど黒単色に近い構成ではあるが、多くは2色目をタッチしている。青を足す場合はロードである戦墓の隊長/Diregraf Captainや汎用性の高い幻影の像/Phantasmal Imageなどが採用される。赤を足す場合は硫黄の流弾/Brimstone Volleyなどの火力のほか、奇襲性のあるファルケンラスの貴種/Falkenrath_Aristocratや士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts、ボードコントロール力の高いオリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voldarenなどが採用される。
また、緑を足して出産の殻/Birthing Podを用いる、Zombie Podと呼ばれるタイプもある。出産の殻を生け贄エンジンとしてアドバンテージを得ながら、最後には虐殺のワーム/Massacre Wurmなどに繋げてフィニッシュする。
- 天敵は追放除去である天界の粛清/Celestial Purgeと、ライフ攻めに強い機を見た援軍/Timely Reinforcements。トップメタであるDelver-Bladeに対してはメイン戦は有利だが、これらをサイドインされる2戦目以降は不利、というのが一般的な評価である。
サンプルレシピ
- 備考
- グランプリボルチモア12 ベスト8 (参考)
- 使用者:Matt Scott
- フォーマット
UB Zombies [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- タッチ青のタイプ。
オンスロート・ブロック期
オデッセイ・ブロック+オンスロート・ブロックのスタンダード、およびオンスロート・ブロック構築で組まれる。特にレギオン以降に強力なパーツが増え、トーナメントレベルでも見かけることができるようになった。
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) クレリック(Cleric)
腐れ肺の再生術師か他のクレリック(Cleric)が死亡するたび、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
2/2腐れ肺の再生術師/Rotlung Reanimatorにより除去に対し高い耐性を持ち、萎縮した卑劣漢/Withered Wretchの墓地対策により青緑マッドネスに強い。これらをサポートするのがトーメントの黒の強力カードになる。
上記2枚はクレリックのクリーチャー・タイプも持つため、クレリックデッキとのハイブリッドデッキも作られた。
また、オンスロート・ブロック構築では総帥の召集/Patriarch's Biddingによるリアニメイトを組み込んだゾンビ召集も登場。
ソーサリー
各プレイヤーは、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。各プレイヤーは、自分の墓地にあるこれにより選ばれたタイプのすべてのクリーチャー・カードを戦場に戻す。
サンプルレシピ(黒単)
- 備考
- アメリカ選手権03 ベスト8 (参考)
- 使用者:Jon Finkel
- デザイン:Brian Kibler
- フォーマット
Mono Black Zombies [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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サンプルレシピ(白黒)
- 備考
- カナダ選手権03 第12位 (参考)
- 使用者:Kyle Smith
- フォーマット
メインデッキ (60) | |
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クリーチャー (22) | |
4 | 生命を破滅させるもの/Bane of the Living |
3 | 賛美されし天使/Exalted Angel |
3 | 墓生まれの詩神/Graveborn Muse |
4 | 腐れ肺の再生術師/Rotlung Reanimator |
4 | 萎縮した卑劣漢/Withered Wretch |
4 | 卑劣なアヌーリッド/Wretched Anurid |
呪文 (14) | |
4 | 陰謀団式療法/Cabal Therapy |
3 | チェイナーの布告/Chainer's Edict |
3 | 懲罰/Chastise |
4 | 燻し/Smother |
土地 (24) | |
9 | 沼/Swamp |
4 | 平地/Plains |
1 | 真鍮の都/City of Brass |
1 | 大闘技場/Grand Coliseum |
3 | 汚染された三角州/Polluted Delta |
4 | 汚れた原野/Tainted Field |
2 | 邪悪な岩屋/Unholy Grotto |
サイドボード | |
1 | チェイナーの布告/Chainer's Edict |
3 | 解呪/Disenchant |
4 | 強迫/Duress |
3 | 冬眠/Hibernation |
3 | 虚ろの死霊/Hollow Specter |
1 | 島/Island |
- サイドボードの冬眠/Hibernationのために青をタッチしている。
レガシー
闇の隆盛の参入後、各種シナジーを活用する白黒赤のゾンビデッキが登場した。デッキデザインはSam Black。
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)
墓所這いではブロックできない。
あなたは、あなたがゾンビ(Zombie)をコントロールしているかぎり、墓所這いをあなたの墓地から唱えてもよい。
エンチャント
クリーチャー1体を生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。ゴブリンの砲撃はそれに1点のダメージを与える。
何度でも蘇る墓所這い/Gravecrawlerと恐血鬼/Bloodghastを、信仰無き物あさり/Faithless Lootingで捨てたり、屍肉喰らい/Carrion Feederやゴブリンの砲撃/Goblin Bombardmentの生け贄に充てたりすることでアドバンテージを得ながら戦う。ディスカード・生け贄の双方と相性がよく、ブロックできないクリーチャーが多いこのデッキの防御面を補う未練ある魂/Lingering Soulsも重要なパーツ。
各種コンボデッキには豊富な手札破壊で対抗する。特にデッキに合ったフラッシュバック・コストを持つ陰謀団式療法/Cabal Therapyと、墓所這いの相方を兼ねる潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Scullerの存在が大きい。
サンプルレシピ
WBR Zombies [5] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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