ピッチスペル
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ピッチスペル(Pitch Spell)とは、代替コストを持つ呪文のうち、マナ以外のコストのみで唱えることができる呪文の俗称。
「ピッチ」という呼称の由来は、元祖ピッチスペルであるForce of Will(とそのサイクル)でコストとして手札のカードを「投げ捨てる」事から。
Force of Will / 意志の力 (3)(青)(青)
インスタント
インスタント
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、1点のライフを支払うとともにあなたの手札にある青のカードを1枚、追放することを選んでもよい。
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
解説
アライアンスを起源に、ミラージュ・ブロック、マスクス・ブロック、神河謀叛、コールドスナップ、時のらせんに登場する。
現在あるピッチスペルは、多くが代替コストにその色のカードを手札から追放する必要があったり、対応する基本土地をコントロールしている事が条件だったりと、デッキの色を問わない呪文として使う事はできないようにデザインされている。
- ストロングホールドにはすべての呪文をピッチスペルにするドリーム・ホール/Dream Hallsがある。
- 現在ある代替コストはあくまでマナ・コストだけを肩代わりするものであるため、他の追加コストや三なる宝球/Trinisphereで「唱えるためのコスト」そのものが変化した場合は、その分を支払わなければならない。
- ピッチ・コストの多くは色に対応した手札のカードを消費することだが、マスクス・ブロックでは色ごとに異なるピッチ・コストを持つカードが登場した。白は「自分のクリーチャーをタップする」、青は「自分の島を手札に戻す」、黒は「ライフを支払う」「クリーチャーを生け贄に捧げる」、赤は「山を生け贄に捧げる」、緑は「対戦相手がライフを得る」である。
ピッチスペル一覧
- 特に記述がない限り、カードは追放することを、パーマネントは生け贄に捧げることを、ライフは支払うことをコストとします。
- 特に記述がない限り、手札や墓地はあなたのものを、パーマネントはあなたがコントロールするものを指します。
- ピッチ・コストで唱えるのに対応する基本土地のコントロールを必要とするカードには「土地」の欄に○がしてあります。
特定条件下でマナ・コストを支払わず唱えられるものを含むことがある。