ピッチスペル
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ピッチスペル(Pitch Spell)とは、代替コストを持つ呪文のうち、マナ以外のコストのみで唱えることができる呪文の俗称。
- 「ピッチ」という呼称の由来は、元祖ピッチスペルであるForce of Will(とそのサイクル)でコストとして手札のカードを「投げ捨てる」事から。
Force of Will / 意志の力 (3)(青)(青)
インスタント
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あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、1点のライフを支払うとともにあなたの手札にある青のカードを1枚、追放することを選んでもよい。
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
Fireblast / 火炎破 (4)(赤)(赤)
インスタント
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あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、山(Mountain)を2つ生け贄に捧げることを選んでもよい。
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。火炎破はそれに4点のダメージを与える。
解説
アライアンスを起源に、ミラージュ・ブロック、マスクス・ブロック、神河謀叛、コールドスナップ、時のらせんなど様々なエキスパンションに登場する。
ピッチスペルの多くが代替コストにその色のカードを手札から追放する必要があったり、対応する基本土地をコントロールしている事が条件だったりと、デッキの色を問わない呪文として使う事はできないようにデザインされている。
- ストロングホールドにはすべての呪文をピッチスペルにするドリーム・ホール/Dream Hallsがある。
- 現在ある代替コストはあくまでマナ・コストだけを肩代わりするものであるため、他の追加コストや三なる宝球/Trinisphereで「唱えるためのコスト」そのものが変化した場合は、その分を支払わなければならない。
- ピッチ・コストの多くは色に対応した手札のカードを消費することだが、マスクス・ブロックでは色ごとに異なるピッチ・コストを持つカードが登場した。
ピッチスペル一覧
- 特に記述がない限り、カードは追放することを、パーマネントは生け贄に捧げることを、ライフは支払うことをコストとします。
- 特に記述がない限り、手札や墓地はあなたのものを、パーマネントはあなたがコントロールするものを指します。
- ピッチ・コストで唱えるのに対応する基本土地のコントロールを必要とするカードには「土地」の欄に○がしてあります。
特定条件下でマナ・コストを支払わず唱えられるものを含むことがある。