白黒赤コントロール
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2016年3月1日 (火) 02:01時点における版
白黒赤コントロール(White-Black-Red Control)は、白黒赤の3色で組まれるコントロールデッキ。
目次 |
概要
いずれもクリーチャー除去を得意とする色であり、全体除去・単体除去ともに充実している。また白の存在からエンチャントやアーティファクトにも対処しやすく、ボードコントロールに長けたデッキになりやすい。
ただし白黒・赤白でも役割は足りている場合が多く、この3色の構成でデッキが作られることは非常に稀。
タルキール覇王譚ブロック+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック期
戦乱のゼンディカー参入でフェッチランド+バトルランドの強力なマナ基盤が使えるようになったことにより、マルドゥグリーン(Mardu Green)と呼ばれる赤白黒タッチ緑のミッドレンジないしコントロール系のデッキが登場した。
クリーチャー — サイ(Rhino)
トランプル
包囲サイが戦場に出たとき、各対戦相手はそれぞれ3点のライフを失い、あなたは3点のライフを得る。
インスタント
はじける破滅は各対戦相手にそれぞれ2点のダメージを与える。各対戦相手はそれぞれ、自分がコントロールするクリーチャーの中で最も高いパワーを持つクリーチャーを1体生け贄に捧げる。
ドロー呪文で手札を補充しながら、強迫/Duressや精神背信/Transgress the Mindなどの手札破壊、焦熱の衝動/Fiery Impulseや焙り焼き/Roastなどの火力、はじける破滅/Crackling Doomなどのクリーチャー除去で対戦相手の脅威を対処し続け、最後は包囲サイ/Siege Rhinoを中心とする少数のクリーチャーと乱脈な気孔/Shambling Ventで勝負を決める。
ゲートウォッチの誓いからは森の代言者/Sylvan Advocateやゴブリンの闇住まい/Goblin Dark-Dwellersなどを獲得。ゴブリンの闇住まいの能力との兼ね合いにより、それまで定番だった苦い真理/Painful Truthsは骨読み/Read the Bonesやアブザンの魔除け/Abzan Charmに差し替えられることが多くなった。
初期型
- 初期のもの。
ゲートウォッチの誓い後
- 備考
- グランプリヒューストン16 ベスト4 (参考)
- 使用者:Brock Mosley
- フォーマット
Green Mardu [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- ゲートウォッチの誓い参入後のもの。
テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期
タルキール覇王譚で強力なマルドゥ族/The Mardu Hordeのカード群が登場したことにより、赤白黒のミッドレンジ系のデッキが組まれるようになった。
クリーチャー — デーモン(Demon)
飛行
他のクリーチャーを1体生け贄に捧げる:ターン終了時まで、軍族の解体者は警戒か絆魂か速攻のうち、あなたが選んだ1つを得る。
インスタント
はじける破滅は各対戦相手にそれぞれ2点のダメージを与える。各対戦相手はそれぞれ、自分がコントロールするクリーチャーの中で最も高いパワーを持つクリーチャーを1体生け贄に捧げる。
詳細は白黒赤ビートダウンを参照。
イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期
クリーチャー — ミノタウルス(Minotaur) ウィザード(Wizard)
ボロスの反攻者にダメージが与えられるたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。ボロスの反攻者はそれに、その点数に等しい点数のダメージを与える。
(赤/白):ターン終了時まで、ボロスの反攻者は先制攻撃を得る。
伝説のクリーチャー — スピリット(Spirit) アドバイザー(Advisor)
幽霊議員オブゼダートが戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは2点のライフを失い、あなたは2点のライフを得る。
あなたの終了ステップの開始時に、あなたは幽霊議員オブゼダートを追放してもよい。そうした場合、あなたの次のアップキープの開始時に、これをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。これは速攻を得る。
各種クリーチャー除去とボロスの反攻者/Boros Reckonerなどの対ビートダウンカードを中心に、幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Councilや狂気の種父/Sire of Insanityなどの対コントロールカードを散らした構成を取る。
対戦相手のデッキタイプに応じてカードを交換できる信仰無き物あさり/Faithless Looting、ビートダウン・コントロールの両方に有効なヴェールのリリアナ/Liliana of the Veilを採用し、堀葬の儀式/Unburial Ritesによるリアニメイトギミックを組み込むことも多い。
サンプルレシピ
- 備考
- グランプリグアダラハラ13 第11位 (参考)
- 使用者:Alfonso Ramirez Padilla
- フォーマット
WBR Control [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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インベイジョン・ブロック構築
インベイジョン・ブロック構築においては、主にアポカリプス以降にグッドスタッフ系のデッキが登場した。
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、カードを2枚捨てる。これにより捨てられた土地カード1枚につき、あなたは3点のライフを得る。
エンチャント
(2),土地を1つ生け贄に捧げる:赤であり白である1/1のゴブリン(Goblin)・兵士(Soldier)クリーチャー・トークンを2体生成する。
ゴブリンの軍団兵/Goblin Legionnaireや幽体オオヤマネコ/Spectral Lynxなどの優秀な小型クリーチャーで序盤を凌ぎ、ウルザの激怒/Urza's Rageやジェラードの評決/Gerrard's Verdict、ゴブリンの塹壕/Goblin Trenchesなどのパワーカードでゲームをコントロールする。
また、マス・デストラクションカードである抹消/Obliterateを軸に据えたターボ抹消も登場した。
サンプルレシピ
- 備考
- グランプリミネアポリス01 ベスト8 (参考)
- 使用者:Cassius Weathersby
- フォーマット
WBR [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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モダン
タルキール龍紀伝からコラガンの命令/Kolaghan's Command、マジック・オリジンからケラル砦の修道院長/Abbot of Keral Keepといったカードを獲得したことで、少数ながら環境に姿を表すようになった。
ソーサリー
飛行を持つ白の1/1のスピリット(Spirit)・クリーチャー・トークンを2体生成する。
フラッシュバック(1)(黒)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
闇の腹心/Dark Confidantや未練ある魂/Lingering Soulsでアドバンテージを稼ぎ、稲妻/Lightning Boltなどの火力、流刑への道/Path to Exileなどの単体除去、コジレックの審問/Inquisition of Kozilekなどの手札破壊で妨害していくのが基本戦略となる。
その他若き紅蓮術士/Young Pyromancerを採用したタイプ、土地破壊を重視したタイプなども存在する。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアー「ゲートウォッチの誓い」 第41位、モダン部門7-2-1 (参考/参考)
- 使用者:Paul Rietzl
- フォーマット
Mardu(Modern) [5] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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