ファイレクシアの食屍鬼/Phyrexian Ghoul

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小さくなり[[地上クリーチャー]]になった[[堕天使/Fallen Angel]]。[[タフネス]]の[[修整]]値が+1から+2へと上がった。
 
小さくなり[[地上クリーチャー]]になった[[堕天使/Fallen Angel]]。[[タフネス]]の[[修整]]値が+1から+2へと上がった。
  
複数の[[トークン]]を[[生成]]する[[カード]]、例えば[[ウルザ・ブロック構築]]では[[錯乱した隠遁者/Deranged Hermit]]との相性が非常によい。
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[[パンプアップ]]型[[サクり台]]の代表的な[[クリーチャー]]。素の状態でも3[[マナ]]2/2とまずまずの[[マナレシオ]]を保っているだけでなく、効率の高いパンプアップ能力によってクリーチャーとの[[戦闘]]や[[火力]]にも強い。複数のクリーチャー・[[トークン]]を[[生成]]する[[カード]]とは特に相性がよく、[[ワンショットキル]]用の[[コンボパーツ]]として用いられる事も多い。初出の[[ウルザ・ブロック]]周辺では[[錯乱した隠遁者/Deranged Hermit]]や[[はじける子嚢/Saproling Burst]]などと共に使われ、その名を冠した[[レクターグール]]が有名。一方[[堕天使/Fallen Angel]]のような[[回避能力]]が無いので、確実を期するためには一手間ほしい。[[突入口/Breach]]はよき相棒でもあった。
  
3[[マナ]]2/2という基本性能を保っているだけでなく、その強力な[[パンプアップ]][[能力]]によりクリーチャーとの直接の殴り合いや[[火力]]にも強い。その強さは、これを中心にした[[レクターグール]]と呼ばれる[[デッキ]]が生み出されたほどである。
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また、クリーチャーを好きなタイミングで[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]られることも利点。[[サクり台]]全般に言える特徴ではあるが、特に[[]][[ペナルティ能力]]を持つ[[スーサイド]]クリーチャーを擁する[[色]]なので噛み合いがよく、保険として[[スーサイドブラック]]で使われることもあった。特に[[基本セット2010]]以前のルールでは、[[戦闘ダメージ]]の[[割り振る|割り振り]]が[[スタック]]に乗った段階で[[肉裂き怪物/Flesh Reaver]]や[[ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negator]]を生け贄に捧げれば、ペナルティを回避しながらパワーの高さだけを活かすことができた(→[[当て逃げ]])。
  
*一方[[堕天使/Fallen Angel]]のような[[回避能力]]が無いので、確実を期するためには一手間ほしい。[[突入口/Breach]]はよき相棒でもあった。
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[[リミテッド]]でも有用。上述したようにトークン生成カードと併用できれば言うことなしだが、そうでなくても他のクリーチャーがいるだけでパンプアップをチラつかせながら戦闘できるため、[[対戦相手]]からすると迂闊に動きにくくなり非常に厄介。追加[[効果]]付きの[[除去]][[立ち消え]]させたり、[[脅しつけ/Threaten]]系カードとの併用で除去として使ったりなど応用が効く点も嬉しい。
  
また、[[黒]]に多いキツい[[ペナルティ能力]]をもつ[[スーサイド]]クリーチャーを、好きなときに[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]られるため、保険的存在として[[スーサイドブラック]]で使われることもあった。特に[[基本セット2010]]以前のルールでは、[[戦闘ダメージ]]の[[割り振る|割り振り]]が[[スタック]]に乗った段階で[[肉裂き怪物/Flesh Reaver]]や[[ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negator]]を生け贄に捧げれば、デメリットを回避しながらパワーの高さだけを活かすことができた(→[[当て逃げ]])。
 
 
*[[2021年]]6月の[[オラクル]]変更で[[クリーチャー・タイプ]]に[[ファイレクシアン]]が追加された。
 
*[[2021年]]6月の[[オラクル]]変更で[[クリーチャー・タイプ]]に[[ファイレクシアン]]が追加された。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
 
===[[同型再版]]===
 
===[[同型再版]]===
*[[ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk]] - [[ゾンビ]]・[[昆虫]]。([[オンスロート]])
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*[[ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk]][[オンスロート]])
*[[吸血鬼の貴族/Vampire Aristocrat]] - [[吸血鬼]]・[[ならず者]]・[[貴族]]。([[基本セット2010]])
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*[[吸血鬼の貴族/Vampire Aristocrat]][[基本セット2010]])
  
 
===主な亜種===
 
===主な亜種===

2023年3月12日 (日) 01:54時点における版


Phyrexian Ghoul / ファイレクシアの食屍鬼 (2)(黒)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ゾンビ(Zombie)

クリーチャーを1体、生け贄に捧げる:ファイレクシアの食屍鬼はターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。

2/2

小さくなり地上クリーチャーになった堕天使/Fallen Angelタフネス修整値が+1から+2へと上がった。

パンプアップサクり台の代表的なクリーチャー。素の状態でも3マナ2/2とまずまずのマナレシオを保っているだけでなく、効率の高いパンプアップ能力によってクリーチャーとの戦闘火力にも強い。複数のクリーチャー・トークン生成するカードとは特に相性がよく、ワンショットキル用のコンボパーツとして用いられる事も多い。初出のウルザ・ブロック周辺では錯乱した隠遁者/Deranged Hermitはじける子嚢/Saproling Burstなどと共に使われ、その名を冠したレクターグールが有名。一方堕天使/Fallen Angelのような回避能力が無いので、確実を期するためには一手間ほしい。突入口/Breachはよき相棒でもあった。

また、クリーチャーを好きなタイミングで生け贄に捧げられることも利点。サクり台全般に言える特徴ではあるが、特にペナルティ能力を持つスーサイドクリーチャーを擁するなので噛み合いがよく、保険としてスーサイドブラックで使われることもあった。特に基本セット2010以前のルールでは、戦闘ダメージ割り振りスタックに乗った段階で肉裂き怪物/Flesh Reaverファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negatorを生け贄に捧げれば、ペナルティを回避しながらパワーの高さだけを活かすことができた(→当て逃げ)。

リミテッドでも有用。上述したようにトークン生成カードと併用できれば言うことなしだが、そうでなくても他のクリーチャーがいるだけでパンプアップをチラつかせながら戦闘できるため、対戦相手からすると迂闊に動きにくくなり非常に厄介。追加効果付きの除去立ち消えさせたり、脅しつけ/Threaten系カードとの併用で除去として使ったりなど応用が効く点も嬉しい。

関連カード

同型再版

主な亜種

他のコストなしにクリーチャーを生け贄に捧げることで修整を得られるパーマネント。特筆しない限り黒のクリーチャー。太字のみ自身を生け贄にできる。 生け贄のクリーチャー・タイプが限定されているものは割愛。アーティファクトを生け贄とするものはエイトグ/Atogを参照。

以下は起動に他のコストも必要とするもの。

クリーチャーが死亡するたびに+1/+1カウンターを得る能力が誘発するカードはサディスト的喜び/Sadistic Gleeの項を、戦場に出る際にのみ生け贄にできるものは貪食を参照。

参考

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