貪食

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貪食/Devour
種別 常在型能力
登場セット 多数
CR CR:702.82

貪食(どんしょく)/Devourは、キーワード能力の1つ。これを持つパーマネント戦場に出る際に機能する常在型能力置換効果)である。


Thunder-Thrash Elder / 雷団の古老 (2)(赤)
クリーチャー — ヴィーアシーノ(Viashino) 戦士(Warrior)

貪食3(これが戦場に出るに際し、あなたは望む数のクリーチャーを生け贄に捧げてもよい。このクリーチャーはその数の3倍に等しい+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。)

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Thromok the Insatiable / 強欲なるスロモック (3)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー — ヘリオン(Hellion)

貪食X、Xはこれにより貪食したクリーチャーの数に等しい(これが戦場に出るに際し、あなたは望む数のクリーチャーを生け贄に捧げてもよい。このクリーチャーは、それらのクリーチャー1体につきX個の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。)

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[編集] 定義

貪食 N/Devour Nは、「このパーマネントが戦場に出るに際し、そのコントローラーは好きな数のクリーチャー生け贄に捧げてもよい。そうした場合このパーマネントは、この方法で生け贄に捧げたクリーチャー1体につき、+1/+1カウンターがN個置かれた状態で戦場に出る。

それが貪食した/It devouredは、「それが戦場に出るに際し、それの貪食能力の結果によって生け贄に捧げられた」を意味する。

[タイプ]の貪食/Devour [Type]は貪食の変種である。[タイプ]の貪食は、「このパーマネントが戦場に出るに際し、そのコントローラーは好きな数の[タイプ]のパーマネント生け贄に捧げてもよい。そうした場合このパーマネントは、この方法で生け贄に捧げたパーマネント1個につき、+1/+1カウンターがN個置かれた状態で戦場に出る。

[編集] 解説

クリーチャー(やその他のパーマネント)を「食べる」ことで、サイズが太った状態で戦場に出る能力である。アラーラの断片で初登場し、コンフラックスアラーラ再誕プレインチェイス2012統率者2015モダンホライゾン統率者2020モダンホライゾン2指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキジュラシック・ワールド・コレクションで再登場した。

クリーチャーの質においては「貪食しない場合は標準よりやや劣るが、1体でも貪食したら標準以上の質が得られる」ようなデザインとなっている。貪食した数を参照する能力を持つカードも存在する。

アラーラの断片ブロックでは弱肉強食の世界、ジャンド/Jundに割り振られた能力で、貪食を持つのはの組み合わせのカードのみである。プレインチェイス2012にてデッキテーマの1つとして取り上げられ(始原の飢え/Primordial Hunger)、貪食したクリーチャーの2乗のカウンターが置かれる強欲なるスロモック/Thromok the Insatiableなど貪食を持つ新規カードが収録された。モダンホライゾン2で変種として「[タイプ]の貪食」が実装され、に「アーティファクトの貪食」を持つ金属山羊/Caprichromeが登場した。指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキでは「食物への貪食」を持つ大いに食べるホビット/Feasting Hobbitが登場した。

[編集] ルール

  • パーマネントを1つも生け贄に捧げないことを選んでもよい。
  • 貪食を持つパーマネントが戦場に出る方法に関係なく、貪食能力を適用することができる。それが手札から唱えられている必要はない。
  • 貪食を持つパーマネントが呪文としてプレイされた場合、クリーチャーを貪食するかどうか選ぶのは戦場に出る際、すなわち、その呪文の解決中である。その段階に入ったら、もうその呪文を打ち消すことはできない。
  • 貪食で生け贄に捧げることができるのは、すでに戦場に出ているパーマネントのみである。貪食を持つパーマネント自身やそれと同時に戦場に出るパーマネントを生け贄に捧げることはできない。
  • 貪食を持つパーマネントが複数同時に戦場に出る場合、それぞれの貪食を適用することができるが、1つの貪食能力で生け贄に捧げたパーマネントは、当然、他の貪食能力では生け贄には捧げられない。
  • 1つのパーマネントが複数の貪食を持っている場合、それぞれの貪食は個別に機能する。どの貪食能力でどのパーマネントを生け贄に捧げるかを明確にする必要がある。

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

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