青緑クロック・パーミッション
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2013年1月19日 (土) 09:06時点における版
青緑クロック・パーミッション (UG Clock Permission)は、文字通り青緑で組まれたクロック・パーミッションデッキ。 緑の優秀なクリーチャーのクロックを青のカウンターによる時間稼ぎで守る。
なお、「クロック・パーミッション」という言葉が認知され始めたのは神河ブロック頃であり、それ以前は通常ビート・コントロールとして扱われていた。 よって、この項では神河ブロック以降のデッキを紹介する。 それ以前の青緑クロック・パーミッションについては青緑ビートダウンを参考のこと。
目次 |
ゼンディカー・ブロック+ミラディンの傷跡ブロック期
緑のクリーチャーによるビートダウンをカウンターや装備品でサポートするデッキが登場。
動きは典型的なクロック・パーミッションのそれであり、マナ・クリーチャーの極楽鳥/Birds of Paradise・水蓮のコブラ/Lotus Cobraからマナ加速してファッティにつなげ、マナ漏出/Mana Leak・呪文貫き/Spell Pierceといったカウンターや饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famineなどの装備品でバックアップする。
サンプルレシピ
- 備考
- イギリス選手権11 ベスト8(参考)
- 使用者:William Dunn
- フォーマット
UG Clock-Permission [1] | |
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時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期
ローウィン・ブロックの部族シナジーを活かしたものが活躍。
ローウィン参入初期には、緑青で組まれたフェアリーが活躍していた。
スクリブのレインジャー/Scryb Rangerなどの緑のカードを使うためこのカラーパターンが多かったが、モーニングタイドで苦花/Bitterblossomなどが加わった後は青黒のものがメインになる。
その後はしばらく鳴りを潜めていたが、対抗色にフィーチャーしたイーブンタイドの参入で、青緑のマーフォークデッキが登場する。
カメレオンの巨像/Chameleon Colossusなどの投入により、従来の白青のものより打撃力が向上している。
ラヴニカ・ブロック+時のらせんブロック期
神河ブロックで優秀だったカードは退場したが、新たに加わったカードにより内容が変化した。
獣群の呼び声/Call of the Herdや差し戻し/Remandなどの超優秀なテンポ・アドバンテージカードを連打して速やかに殴り勝つのが基本的な流れ。
- 幽体の魔力/Spectral Forceとスクリブのレインジャー/Scryb Rangerのシナジーで豪快に殴り倒すタイプ(これはストラクチャー・アンド・フォースに引っ掛けてスクリブ・アンド・フォースと呼ばれる)。
- 神秘の蛇/Mystic Snakeや粘体マンタ/Plaxmantaでテンポを稼ぎながらビートダウンするタイプ
- グランビルに近い構成を取るタイプ
など、様々なタイプが存在する。
青緑という色の組み合わせをする上で最大のネックであった「最後の一押し」を岩石樹の祈り/Stonewood Invocationや心霊破/Psionic Blastが補う。
サンプルレシピ
- スクリブ・アンド・フォースと呼ばれるタイプ。
ディセンション後
ディセンションで緑青のシミック・ギルドが登場したことにより、このデッキタイプは大きな変化を遂げる。
おなじみラノワールのエルフ/Llanowar Elvesと極楽鳥/Birds of Paradiseの8枚でマナ加速して2ターン目に3マナクリーチャーを戦場に出してクロックを得、それらを少量のカウンターで守るのが基本的な動きになる。
使用されるクリーチャーは、殴打蔦の葛/Vinelasher Kudzu、強力ドローエンジンの深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours、印鑑を割ることでアドバンテージを得られる三角エイの捕食者/Trygon Predatorなどが中心。
また、コールドスナップ後にはドイツ選手権06優勝を飾ったエラヨウ忍者が急浮上。
コントロールを食い物に暴れ、日本選手権06でもベスト8入りを果たしている。 詳しくはエラヨウ忍者を参照。
サンプルレシピ
神河ブロック+ラヴニカ・ブロック期
ラヴニカ:ギルドの都参入直後のスタンダードでは、Critical Massの後継としてCritical Mass Updateが登場した。
詳しくはCritical Mass Updateを参照。
また、世界選手権05ではそれとは違うタイプのタッチ黒型が好成績を収めた。
若干Updateに比べて低速に作られており、UpdateよりはCritical Massに近い。 反面、ラノワールのエルフ/Llanowar Elvesの投入によって加速力も強化されている。 サイドボードの頭蓋の摘出/Cranial Extractionがポイント。
世界選手権05では化膿/Putrefyを積んだAntoine Ruelが初日全勝。 メインデッキに黒のカードを全く採用しないタイプで参戦したLeong Dingはベスト8という記録をそれぞれ作っている。→*1
なお、青緑赤のシー・ストンピィも登場。神河ブロックが落ちるまで戦い抜いた。
サンプルレシピ
- 備考
- 世界選手権05ベスト8(参考)
- 使用者:Leong Ding
- フォーマット
神河ブロック構築
比較的重量級のデッキ、Critical Massが活躍した。
優秀な土地サーチとカウンター、そして大型クリーチャーが青と緑に揃ったことで生まれたデッキである。 詳しくはCritical Massを参照。