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プロテクション

提供: MTG Wiki
プロテクション/Protection
種別 常在型能力
登場セット 多数
CR CR:702.16

プロテクション/Protectionは、マジック初期から存在した常磐木のキーワード能力。これは常在型能力である。


Progenitus / 大祖始 (白)(白)(青)(青)(黒)(黒)(赤)(赤)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー — ハイドラ(Hydra) アバター(Avatar)
プロテクション(すべて)
大祖始がいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれる場合、代わりに大祖始を公開しそれをオーナーのライブラリーに加えた上で切り直す。
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定義

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プロテクション([性質])/Protection from [性質]は以下の能力からなる。

解説

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リミテッド・エディションから存在する、パーマネントやプレイヤーを特定の性質から保護するキーワード能力。除去耐性が得られる防御用キーワード能力でありながら、「ブロックされない」を備えており攻防一体である点が特徴。また、後の呪禁や護法などと異なり、全体火力や擬似除去オーラのリアニメイト経由によるエンチャント(オーラ#ルールも参照)などにも耐性があるなど、多角的な保護性能も特徴的。その分、特定の性質以外に対しては無防備であるため、有効性は対戦相手に左右されやすい。特に色を参照するものは一種の色対策カードの側面を持つ。

ルール

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基本のルール

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呪文や能力の対象にならない

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  • プロテクション([性質])を持つパーマネントやプレイヤーは、[性質]である呪文の対象にならず、[性質]である発生源からの能力の対象にならない。
    • 呪文や能力のコントローラーを問わずに対象にならない点に注意。特に「[性質]からの呪禁」との混同に注意。

エンチャントされない、装備されない、城砦化されない

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与えられるダメージを軽減する

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  • プロテクション([性質])を持つパーマネントやプレイヤーに、[性質]である発生源から与えられるすべてのダメージを軽減し0にする。
  • (昔のルールと異なることもあり、)プロテクションとトランプルの相互作用で混乱することも多い。[性質]でありトランプルを持つクリーチャーで攻撃し、プロテクション([性質])を持つクリーチャーにブロックされた場合、ダメージを「貫通」させるには、軽減を考慮せず致死ダメージを割り振ればよい。詳細はトランプルの項を参照。

書式に関する個別のルール

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  • 「プロテクション(各[特性])/Protection from each [特性]」とは、「プロテクション([値A])」、「プロテクション([値B])」…と、その特性の取り得るすべての値に対するものの省略表記であり、それぞれ独立したプロテクション能力を意味する。仮に値Aに対するプロテクションが失われたとしても、値B、値C…に対するプロテクションは持ったままである。
    • 例:玉虫色の天使/Iridescent Angelに対して(何らかの効果で無色になった)セファリッドの密告者の起動型能力を起動して解決した場合、玉虫色の天使は依然として白、青、赤、緑に対するプロテクションは持ったままである。
  • 「プロテクション(すべて)/Protection from everything」とは、すべてのオブジェクトに対するプロテクションを意味する。そのオブジェクトの特性は問わない。これは複数のプロテクションの省略表記ではない。
  • 「プロテクション([プレイヤー])/Protection from [player]」とは、そのプレイヤーがコントロールしているすべてのオブジェクトと、そのプレイヤーがオーナーでありかつ他のプレイヤーにコントロールされていないすべてのオブジェクトに対するプロテクションを意味する。

その他のルール

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  • 同一のパーマネントやプレイヤーに、同じ性質に対する複数のプロテクションがあっても効果は変わらない。
  • 白の護法印/White Wardなど、プロテクションを得させるとともに「この効果は~を取り除かない/this effect doesn't remove」と書かれているオーラがある。これは、その指定されたオーラが状況起因処理によってオーナーの墓地に置かれることはない、ということを意味する。そのクリーチャーが他に同じ[性質]に対するプロテクションを持っていた場合、それらのプロテクションは通常通り作用する。
  • 特定のカード(慈善の祝福/Benevolent Blessing)は、「すでについているパーマネントをはずさない」と書かれている。これは、プロテクションを与えたそれ自身を含む、既にそのクリーチャーについている[性質]を持つオブジェクトに限り、状況起因処理によりはずれたり墓地に置かれることはなくなることを意味する。そのクリーチャーが他に同じ[性質]に対するプロテクションを持っていた場合、それらのプロテクションは通常通り作用する。

その他

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定義の拡張

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最初は色に対するプロテクションしか存在しなかったが、ミラージュで色以外のプロテクションも得られるように拡張され、1998年7月のオラクル更新にてArtifact Wardがプロテクション(アーティファクト)を獲得。その後、インベイジョン・ブロックにてクリーチャー・タイプに対するプロテクションが登場し、オデッセイ・ブロックではクリーチャーなどのカード・タイプに対するプロテクションが登場した。未来予知ではプレイヤーもプロテクションが得られるように拡張された。コンフラックスでは、プロテクション(すべて)を持つ大祖始/Progenitusが登場した。統率者2013では、プロテクション((戦場に出る際に)選ばれたプレイヤー)を持つ真の名の宿敵/True-Name Nemesisが登場した。

色との関係

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色の役割としては、プロテクションを持つカード、プロテクションを与えるカード共に白に最も多い。インベイジョンのプロテクションを持つ2マナ2/2クリーチャーのサイクルのようにサイクルとして各色に作られることもある。

色に対するプロテクションの中ではプロテクション(黒)とプロテクション(赤)が多く、次いでプロテクション(白)が多い。プロテクション(青)とプロテクション(緑)は少なく、プロテクション(無色)を扱うカードはルーンの与え手/Giver of Runesのみ。

常磐木からの離脱と復帰

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キーワード能力の中でも特に多彩な効果を併せ持っており、慣れるまではすべて覚えるのが難しい。そのため、初心者には難しすぎるとして基本セットに収録されていなかった時期がある。

  • 語呂合わせの覚え方として、MJMJでは「双円形舞台」(装備/エンチャント/軽減/ブロック/対象)、英語では"DEBT"(Damage, Enchantment/Equipment, Block, Target)としている(ちなみにdebt(デット)とは借金のこと)。
    • ただし、上記は「城砦化されない」に関して含まれていないので注意。

上記のややこしさが新世界秩序にそぐわなかったためか、マジック・オリジンの発売とともに常磐木ではなくなった。ただし、同時に常磐木から外れた他のメカニズム(威嚇、土地渡り)とは異なり完全な引退ではなく、落葉樹扱いとなった[1]。

その後のイニストラード:真夜中の狩りの時点で、落葉樹から常磐木に戻っていることが明らかにされた[4]。ただし4年前(2017年)と比較しての変更点として記載されているため、具体的にどの時点から常磐木に復帰したのかは明確ではない。

その他の備考

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  • かつて、日本語版では「プロテクション(すべての色)/Protection from each color」の訳語が統一されておらず、「プロテクション(各色)」や「すべての色のプロテクション」となっていたが、これを使用する3枚目のカードである強き者の優位/Favor of the Mighty以降は「プロテクション(すべての色)」に統一された。
  • 「プロテクション(各[特性])/Protection from each [特性]」はかつて「プロテクション(すべての[特性])/Protection from all [特性]」という書式だったが、2024年6月のルール更新で現在の書式に改められた。
  • 中国語版の訳語は「保護」。「反黒保護(プロテクション(黒))」など、日本語としてもそのまま読める形で表現される。

脚注

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参考

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引用:総合ルール 20260925.0