ブロック・クリーチャー指定ステップ
出典: MTG Wiki
ターンの構成
- 戦闘フェイズ
- 戦闘開始ステップ
- 攻撃クリーチャー指定ステップ
- ブロック・クリーチャー指定ステップ
- 戦闘ダメージ・ステップ
- 戦闘終了ステップ
ブロック・クリーチャー指定ステップ/Declare Blockers Stepは、戦闘フェイズの第3のステップ。
[編集] 解説
このステップの開始時に、防御プレイヤーはどのクリーチャーをどの攻撃クリーチャーのブロックに参加させるかを選ぶ。ここで指定されたクリーチャーはブロック・クリーチャーとなる。
ブロックに参加するクリーチャーは、生真面目な君、昌子/Masako the Humorless等の例外を除きアンタップ状態のクリーチャーでなければならない。ブロックに参加するクリーチャーは、攻撃の場合と異なりタップされない。これらの行動はスタックを使用しないゲームの行動である。
その後、アクティブ・プレイヤーは優先権を得る。
- ブロック・クリーチャーの指定に際し、すべてのブロック制限を満たした上で、できる限り多くのブロック強制を満たさなければならない。
- ブロックに参加することにコストを要求される場合、それらすべてのコストが支払えないなら、ブロック・クリーチャーの指定を完了することはできない。
- ブロック・クリーチャーとして指定したクリーチャーが、コスト支払いの結果、指定の完了時に場からいなくなることもある。これによりブロックしているクリーチャーがいなくなった攻撃クリーチャーは、ブロックされなかったことになる。
- 例:ある攻撃クリーチャーに対して、知恵への怯え/Cowed by Wisdomがエンチャントされている野生の朗詠者/Wild Cantor1体だけをブロック・クリーチャーに指定し、要求されたコストを野生の朗詠者を生け贄にして出したマナも使って支払った。コストは支払えたのでブロック・クリーチャーの指定は問題なく完了するが、完了した時点でその攻撃クリーチャーをブロックしているクリーチャーが存在していないため、それはブロックされていないことになる。
- これはブロック・クリーチャー指定完了後にブロック・クリーチャーがいなくなった(除去された)場合とは違うので注意。
- ブロック・クリーチャーとして指定したクリーチャーが、コスト支払いの結果、指定の完了時に場からいなくなることもある。これによりブロックしているクリーチャーがいなくなった攻撃クリーチャーは、ブロックされなかったことになる。
- この次の戦闘ダメージ・ステップの開始時にダメージが割り振られるため、パワーに修整を与えるような呪文や能力は、このステップ終了時までにプレイしなければ意味がない。また、ブロックされなかったクリーチャーに修整を与えて、防御プレイヤーへ割り振ることのできるダメージを大きくするのもこのタイミングである。
[編集] 引用:総合ルール 5.5.2.0
- 3 ターン進行
- 309 ブロック・クリーチャー指定ステップ
- 309.1 ブロック・クリーチャー指定ステップの開始に際し、防御プレイヤーはブロック・クリーチャーを指定する(このゲームの行動はスタックを使用しない)。次に、ブロック・クリーチャーの指定に誘発するあらゆる能力がスタックに積まれる。rule 410〔誘発型能力の処理〕参照。その後でアクティブ・プレイヤーが優先権を得て、プレイヤーが呪文や能力をプレイできるようになる。
- 309.2 ブロック・クリーチャーを指定するときに、防御プレイヤーは以下のステップに順番に従う。ブロック・クリーチャーの指定に関するあらゆる点で、防御プレイヤーが後述のステップのいずれかを行えない場合は、その指定は不正となる。ゲームはブロック・クリーチャー指定の直前まで巻き戻る。rule 422〔不正な行動の処理〕とrule 500〔適正な攻撃とブロック〕参照。
- 309.2a 防御プレイヤーは、自分のコントロールしているクリーチャーのうちでどれがブロックするか、あるいはしないかを選ぶ。選択されたクリーチャーは、アンタップ状態でいなければならない。選択したクリーチャーのそれぞれについて、防御プレイヤーは、ブロック先として自分またはそのコントロールするプレインズウォーカー1体を攻撃してきているクリーチャー1体を選ぶ。その後、そのブロック・クリーチャーの組み合わせが適正であるかどうかを決定する。rule 500〔適正な攻撃とブロック〕参照。
- 309.2b ブロックに参加するためにコストの支払いが必要なクリーチャーがいるならば、防御プレイヤーはブロックに参加するための総コストを決める。コストには、マナの支払い、パーマネントのタップ、パーマネントの生け贄、カードを捨てる、等々が含まれる。総コストが決定したら、それは「固定」される。この後に効果が総コストを変更しようとしても、それは無視される。
- 309.2c コストにマナの支払いが必要な場合、防御プレイヤーはマナ能力をプレイする機会を得る。rule 411〔マナ能力のプレイ〕参照。
- 309.2d 自分のマナ・プールに十分な量のマナを持ってから、そのプレイヤーは好きな順番ですべてのコストを支払う。一部しか支払わないことは認められない。
- 309.2e そのクリーチャーが防御プレイヤーによってコントロールされている場合、選ばれたそれぞれのクリーチャーはブロック・クリーチャーとなり、それぞれ選んだ攻撃クリーチャーをブロックする。戦闘から取り除かれるか、または戦闘フェイズが終わるまで、それはブロック・クリーチャーであり続ける。rule 306.4 参照。
- 309.2f ブロック・クリーチャーとして指定されたクリーチャーが1体以上存在する攻撃クリーチャーは、「ブロックされたクリーチャー」になる。ブロック・クリーチャーが存在しないクリーチャーは「ブロックされていない クリーチャー」になる。戦闘から取り除かれるか、または戦闘フェイズが終わるまでそのままである(効果によって変更されることはありうる)。
- 309.3 クリーチャーがブロックすることに対して誘発する能力は、クリーチャーがブロック・クリーチャーに指定された時点でのみ誘発する。クリーチャーがブロックに参加した後で、そのクリーチャーの特性がその能力の誘発条件に合致するように変化しても誘発しない。
- 309.4 クリーチャーがブロックされたことに対して誘発する能力は、その戦闘においてクリーチャーが初めてブロックされた時点でのみ誘発する。つまり、まだブロックされていない クリーチャーに対して、ブロック・クリーチャーが指定されるか、クリーチャーがブロックした状態で場に出るか、効果によってブロックされるかのいずれかの場合にのみ誘発する。クリーチャーがブロックされた後で、そのクリーチャーの特性がその能力の誘発条件に合致するように変化したとしても、能力は誘発しない。
- 309.5 クリーチャーがブロックした状態で場に出た場合、そのコントローラーは、そのクリーチャーが場に出るに際してどの攻撃クリーチャーをブロックするのかを(場に出した効果が特定していない限り)選択する。それらのクリーチャーは「ブロックしている」が、誘発 イベントや効果に関しては「ブロックした」ものとしては扱わない。
- 309 ブロック・クリーチャー指定ステップ
