オークの軍旗/Orcish Oriflamme
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突撃支援エンチャント。自分の攻撃クリーチャーは単純にパワーが1増える。リミテッド・エディションから基本セットにいる定番的カードだったが、第8版で皆勤賞を逃した。
攻撃時のみかつパワーだけの強化で、十字軍/Crusadeなどと比べると少々寂しくはあるが、赤らしくはあり、カードプールが狭い黎明期ではビートダウンの最後の一押しに使えないこともなかった。実際に(下記の通り2マナだったとはいえ)初のDCI認定大会の決勝戦で使用された実績がある(参考)。
- アルファ版では、マナ・コストが(1)(赤)としてミスプリントされていた(カード画像)が、ベータ版以降は(3)(赤)に訂正されている。
- エターナルマスターズでコモンとして再録。パウパーで使用可能となった。
[編集] 関連カード
戦法/Battle Plan - イラストにオークの軍旗が描かれている、対象単体版リメイク。(モダンホライゾン2)
[編集] 主な亜種
攻撃クリーチャーすべてに全体強化を施すパーマネント。特筆のない限り+1/+0修整で赤の4マナエンチャント。自ら攻撃する事で同効果を誘発させるクリーチャーは喊声の項を参照。
- Mightstone - アーティファクト版。他のプレイヤーのクリーチャーにも効果が及ぶ、戦の角笛の下位互換。(アンティキティー)
- 戦争の最高潮/Crescendo of War - 白のエンチャント。各プレイヤーのアップキープに敵対カウンターを1つずつ置き、各プレイヤーの攻撃クリーチャーはその数だけ+1/+0修整を受ける。(統率者)
- 熱烈な突撃/Fervent Charge - +2/+2修整だが、効果は各クリーチャーの攻撃参加時に誘発する。白黒赤の多色カード。(アポカリプス)
- 雷鳴の杖/Thunderstaff - 起動2マナのタップ能力でタップ状態のクリーチャーにのみ修整を加える。これがアンタップ状態ならあなたへの戦闘ダメージを1点ずつ軽減。3マナのアーティファクト。(ダークスティール)
- パルンズの剣/Sword of the Paruns - 雷鳴の杖の装備品版。タップ状態のクリーチャーにのみ+2/+0修整を加え、アンタップ状態なら+0/+2修整。起動3マナでタップ、アンタップを切り替えられる。(ギルドパクト)
- 護法の要塞/Warded Battlements - タップ能力で修整を加える。白の3マナ防衛クリーチャー。(基本セット2021)
- 秩序の学部長、オーガスタ/Augusta, Dean of Order - タップ状態のクリーチャーにのみ継続的に修整を加える。アンタップ状態なら+0/+1修整。白3マナの伝説のクリーチャー。(ストリクスヘイヴン:魔法学院)
- ラクドスの頌歌/Anthem of Rakdos - +2/+0修整だが1マナ重く、攻撃クリーチャーの数分あなたにダメージ。暴勇を達成すると与えるダメージが倍になる。黒赤の多色カード。(ディセンション)
- クローサの英雄、ストーンブラウ/Stonebrow, Krosan Hero - +2/+2修整だが1マナ重く、トランプルを持つクリーチャーにしか作用しない。攻撃時に誘発する。赤緑の伝説のクリーチャー。(時のらせん)
- 戦争の貴神/Nobilis of War - +2/+0修整である以外は同じ効果を内蔵したクリーチャー。白赤のクウィンタプルシンボル5マナ混成カード。(イーブンタイド)
- 扇動する集団/Instigator Gang - 同じ効果を内蔵した狼男・クリーチャー。変身により効果が大きくなることもある。(イニストラード)
- 首折れ路の乗り手/Breakneck Rider - 第2面にならないと強化効果を発揮しないが1マナ軽く、トランプルも付与する狼男・クリーチャー。(イニストラードを覆う影)
- グルールの戦唄/Gruul War Chant - 威迫も付与する。赤緑の多色カード。(ドラゴンの迷路)
- 名誉ある者、ガイージー/Gahiji, Honored One - +2/+0修整だが、対戦相手か対戦相手のプレインズウォーカーへの攻撃参加に誘発する多人数戦対応型。赤緑白5マナの伝説のクリーチャー。(統率者2013)
- 戦の角笛/War Horn - 同じ効果を内蔵した3マナのアーティファクト。(マジック・オリジン)
- 護衛隊長、アドリアナ/Adriana, Captain of the Guard - あなたの攻撃クリーチャーはあなたが攻撃した対戦相手1人につき+1/+1修整を受ける。白赤5マナの伝説のクリーチャー。(コンスピラシー:王位争奪)
- ドラグスコルの援軍/Drogskol Reinforcements - スピリット限定のアドリアナ。白4マナのスピリット。(イニストラード:真紅の契り統率者デッキ)
- 空狩人の打撃部隊/Skyhunter Strike Force - 統率者をコントロールしていないと作用しないアドリアナ。白3マナのクリーチャー。(ファイレクシア:完全なる統一統率者デッキ)
- 凶兆艦隊の首折り/Dire Fleet Neckbreaker - +2/+0修整だが、海賊限定。黒赤4マナの海賊。(イクサランの相克)
- ゴブリンの軍旗/Goblin Oriflamme - 2マナにして上記ミスプリント状態を再現した上位互換リメイク。(モダンホライゾン)
- 僻境の暴虐/Ferocity of the Wilds - トランプルも付与する上に1マナ軽いが、人間にだけは作用しない。(エルドレインの王権)
- アクームの怒り、モラウグ/Moraug, Fury of Akoum - 上陸で追加の戦闘フェイズを得られる6マナ伝説のクリーチャー。攻撃に参加するたび、そのターン攻撃した回数につき+1/+0修整。(ゼンディカーの夜明け)
- 誘うウィル・オ・ウィスプ/Beckoning Will-o'-Wisp - あなたが選んだ対戦相手1人への攻撃クリーチャー全般に作用する多人数戦対応型。白3マナのクリーチャー。(統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い)
- 殺戮の歌い手/Slaughter Singer - +1/+1修整だが毒性クリーチャーにしか作用しない。緑白2マナの毒性クリーチャーだが、自身には修整を加えない。(ファイレクシア:完全なる統一)
- 抵抗の咆哮/Roar of Resistance - +2/+0修整な上に2マナ軽いが、攻撃時に(1)(赤)を支払う必要がある。他プレイヤーの攻撃時にパンプアップさせる事もできる多人数戦対応型。(ファイレクシア:完全なる統一統率者デッキ)
- 救済の巨像/Salvation Colossus - +2/+2修整に加え破壊不能も付与。攻撃時に誘発。自身には影響しない。白8マナのアーティファクト・クリーチャー。(モダンホライゾン3統率者デッキ)
- 巣穴の戦導者/Warren Warleader - +1/+1修整。攻撃時に誘発。モードの片方。白4マナ新生(2)クリーチャー。(ブルームバロウ)
- 獅子心の光霊/Lionheart Glimmer - +1/+1修整。攻撃時に誘発。白5マナ護法(2)のクリーチャー・エンチャント。(ダスクモーン:戦慄の館)
- 汚された画廊/Defaced Gallery - +1/+0修整。攻撃時に誘発。部屋の片方。2マナ。(ダスクモーン:戦慄の館)
また下記の「あなたのターンである限り」全体強化を施す能力も、性質はほぼ同じと言える。
- Vibrating Sphere - アーティファクト。+2/+0修整。ただし対戦相手のターンには-0/-2修整を与えてしまう。(アイスエイジ)
- 交戦の栄光/Glory of Warfare - +2/+0修整。対戦相手のターンには+0/+2修整を与える。白赤の多色カード。(アラーラ再誕)
- 鱗王の監視/Sight of the Scalelords - 1マナ重い緑のエンチャント。あなたの戦闘の開始時誘発で、タフネス4以上のクリーチャーのみ+2/+2修整と警戒を得る。(タルキール龍紀伝)
- 街頭暴動/Street Riot - トランプルも付与するが1マナ重い。(ラヴニカのギルド)
- 兵団の統率者/Squad Commander - あなたの戦闘の開始時誘発で、パーティーが全て揃っていれば+1/+0修整と破壊不能を付与。4マナ戦士クリーチャー。(ゼンディカーの夜明け)
- 鋼軍団のプラヴァ/Prava of the Steel Legion - クリーチャー・トークンにのみ+1/+4修整。白3マナ共闘の伝説のクリーチャー。(統率者レジェンズ)
- クローサの心胆、カマール/Kamahl, Heart of Krosa - あなたの戦闘の開始時誘発で、+3/+3修整とトランプルを得る。緑8マナ共闘の伝説のクリーチャー。(統率者レジェンズ)
- ドーンハルトの管理人/Dawnhart Wardens - あなたの戦闘の開始時誘発で、集会を達成していれば+1/+0修整を得る。緑白3マナのクリーチャー。(イニストラード:真夜中の狩り)
- ダニの監視者/Mite Overseer - +1/+0修整に加え先制攻撃も付与。ただしクリーチャー・トークン限定。白4マナのクリーチャー。(ファイレクシア:完全なる統一)
- 雷嵐の天使/Voltstorm Angel - あなたの戦闘の開始時誘発で、+1/+1修整。ただしエネルギー・カウンター2個を支払う必要がある。モードの片方。白5マナのクリーチャー。(モダンホライゾン3)
[編集] 参考
- ↑ 25 Random Things About Magic(Making Magic 2009年2月16日 Mark Rosewater著)
- ↑ Modern Times/モダン・タイムス(Making Magic -マジック開発秘話- 2019年6月10日 Mark Rosewater著)
- カード個別評価:第7版 - アンコモン
- カード個別評価:第6版 - アンコモン
- カード個別評価:第5版 - アンコモン
- カード個別評価:第4版 - アンコモン
- カード個別評価:リバイズド・エディション - アンコモン
- カード個別評価:アンリミテッド・エディション - アンコモン
- カード個別評価:エターナルマスターズ - コモン