青黒コントロール

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*[[血まみれの書の呪い/Curse of the Bloody Tome]]などを使った[[ライブラリー破壊]]を狙うタイプ
 
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などのバリエーションが存在する。
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などのバリエーション及びそれらのハイブリッドが存在する。
  
 
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2015年6月28日 (日) 03:21時点における版

青黒コントロール(UB Control)は、青黒をメインとしたコントロールデッキの総称。

目次

概要

一般的にはカウンタードローと、クリーチャー除去手札破壊を組み合わせたものになる。

青白コントロールと比較すると、全体除去によるアドバンテージなどは得にくいものの、黒の除去には軽いものが揃っているので序盤から安定してクリーチャーを除去できる。また青赤コントロールと比べると、後半出てくるファッティを相手にしても、カウンターバーンのようにバウンスとカウンターでクリーチャーに対処しなければならないということは起こらない。

また手札破壊と、フィニッシャーを除去しやすい性質上、別同タイプのパーミッションに有利。ただしソーサリーである手札破壊は、マナを残す必要があるカウンターとの相性はよくないため、サイドボードから手札破壊を投入する戦略が一般的。

代わりに、黒の除去では黒のクリーチャーを破壊しにくく、またハンド・アドバンテージを必要とする点は変わらないので、黒のビートダウンや手札破壊デッキには他の色の組み合わせよりも弱い。また、青黒にかみ合ったフィニッシャーが登場しないと環境に出てくることはない。クリーチャーを除くと、置物などのピンポイント除去が苦手であり、手札破壊かバウンスによる間接的な対処法しか存在しないのも欠点である。

特に基本戦術がかぶりやすい青白コントロールとはよく比較される。色の役割という一般論で言えば、パーミッションと相性の良い全体除去をコンスタントに擁しており、かつピンポイントで置物を除去できるの方が、互いの色の欠点をうまく補っているといえる。実際の環境でも、青白コントロールの台頭で青黒コントロールが後塵を拝すことは少なくない。

青黒コントロールが台頭する理由としては、環境柄、白の全体除去より黒の全体除去ないし単体除去の方が質の良い場合や、黒(または青黒)のカードでパーミッション戦略と噛み合った強力なカードが出現した場合などが挙げられる。

スタンダード

下記の時期のスタンダードにおいても、活躍を見せる。

ブロック構築

下記の時期のブロック構築においても、活躍を見せる。

エクステンデッド

オデッセイ以降、スタンダードと同様にサイカトグデッキが活躍する。


Psychatog / サイカトグ (1)(青)(黒)
クリーチャー — エイトグ(Atog)

カードを1枚捨てる:サイカトグはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。
あなたの墓地にあるカード2枚を追放する:サイカトグはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。

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純正の青黒タイプのほかに、他のタッチしたもの、等時の王笏/Isochron Scepterを搭載したセプターサイカ発掘ギミックを加えた発掘サイカトグなど、さまざまなバリエーションが存在する。


また同時期に、影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltratorを中核に据えたフィンケルゴーも存在した。


Shadowmage Infiltrator / 影魔道士の浸透者 (1)(青)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

畏怖(このクリーチャーは、黒でもアーティファクトでもないクリーチャーによってはブロックされない。)
影魔道士の浸透者がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。

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ただしサイカトグの勢いに押され、環境の主流とはなれなかった。詳細はフィンケルゴーを参照。

Pauper

Pauperでもいくつかのタイプが存在する。


Think Twice / 熟慮 (1)(青)
インスタント

カードを1枚引く。
フラッシュバック(2)(青)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)



Chainer's Edict / チェイナーの布告 (1)(黒)
ソーサリー

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、クリーチャー1体を生け贄に捧げる。
フラッシュバック(5)(黒)(黒)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)



Agony Warp / 苦悶のねじれ (青)(黒)
インスタント

クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-3/-0の修整を受ける。
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-0/-3の修整を受ける。


ドローやカウンターはコモンであることが多く、黒の除去も単体・全体とも白より充実しているため比較的組みやすい。反面、Pauper環境のコントロールデッキ全般に言えることだが、大量ドローなどのアドバンテージを大きく稼ぐ方法に乏しいのがネックになる。

ドローは定業/Preordain熟慮/Think Twice、カウンターは対抗呪文/Counterspell除外/Exclude破滅の刃/Doom Bladeチェイナーの布告/Chainer's Edictといった、軽いカードやアドバンテージが取れるカードが採用される。また、アドバンテージを取りやすい除去である苦悶のねじれ/Agony Warpを採用出来るのも強み。 カウンターと除去で盤面をコントロールするのは共通だが

などのバリエーション及びそれらのハイブリッドが存在する。

初期型

UB Control(Pauper) [1]
土地 (24)
2 ボジューカの沼/Bojuka Bog
4 ディミーアの水路/Dimir Aqueduct
3 エスパーの全景/Esper Panorama
2 ハリマーの深み/Halimar Depths
1 島/Island
8 沼/Swamp
4 広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse
クリーチャー (7)
3 墓所のネズミ/Crypt Rats
4 熟考漂い/Mulldrifter
呪文 (29)
4 屍賢者の助言/Consult the Necrosages
3 綿密な分析/Deep Analysis
2 悪魔の布告/Diabolic Edict
2 見栄え損ない/Disfigure
1 破滅の刃/Doom Blade
2 強迫/Duress
3 残響する衰微/Echoing Decay
1 無残な収穫/Grim Harvest
4 無垢の血/Innocent Blood
4 調査/Probe
3 堕落の触手/Tendrils of Corruption
サイドボード (15)
1 綿密な分析/Deep Analysis
1 悪魔の布告/Diabolic Edict
2 強迫/Duress
1 残響する衰微/Echoing Decay
4 水流破/Hydroblast
2 吐き気/Nausea
4 否認/Negate


ライブラリアウト型

UB Library Out(Pauper) [2]
土地 (23)
2 ボジューカの沼/Bojuka Bog
4 ディミーアの水路/Dimir Aqueduct
4 陰鬱な僻地/Dismal Backwater
6 島/Island
4 光輝の泉/Radiant Fountain
3 沼/Swamp
クリーチャー (0)
呪文 (37)
4 チェイナーの布告/Chainer's Edict
3 綿密な分析/Deep Analysis
2 エヴィンカーの正義/Evincar's Justice
4 無垢の血/Innocent Blood
4 定業/Preordain
1 苦悶のねじれ/Agony Warp
4 対抗呪文/Counterspell
3 除外/Exclude
2 禁制/Prohibit
1 熟慮/Think Twice
2 清純のタリスマン/Pristine Talisman
3 血まみれの書の呪い/Curse of the Bloody Tome
4 死の重み/Dead Weight
サイドボード (15)
2 エヴィンカーの正義/Evincar's Justice
2 払拭/Dispel
2 破滅の刃/Doom Blade
3 水流破/Hydroblast
2 虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb
4 腐臭の地/Rancid Earth


参考

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