フェアリー (デッキ)

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(ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期)
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基本は、[[フィッシュ]]などと同じく、[[軽い]][[フェアリー]]を序盤に[[展開]]し[[打ち消す|カウンター]]でサポートする[[クロック・パーミッション]]である。
 
基本は、[[フィッシュ]]などと同じく、[[軽い]][[フェアリー]]を序盤に[[展開]]し[[打ち消す|カウンター]]でサポートする[[クロック・パーミッション]]である。
  
これまで、少なからずフェアリーは存在したが、特に[[シナジー]]を持つ[[カード]]は存在しなかったため、[[ファンデッキ]]以外で組まれる事はほとんど無かった。しかし、[[ローウィン]]の主要[[部族 (俗称)|部族]]に選ばれたことで、部族間のシナジーを持つ多数のフェアリーが登場し、注目を浴びる事になる。
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これまでも少なからずフェアリーは存在したが、特に[[シナジー]]を持つ[[カード]]は存在しなかったため、[[ファンデッキ]]以外で組まれる事はほとんど無かった。しかし、[[ローウィン]]の主要[[部族 (俗称)|部族]]に選ばれたことで、部族間のシナジーを持つ多数のフェアリーが登場し、注目を浴びる事になる。
  
 
クロック・パーミッションという[[アーキタイプ]]自体が[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]に対して有利であるが、[[フェアリーの集会場/Faerie Conclave]]や[[変わり谷/Mutavault]]などの優秀な[[ミシュラランド]]が多く採用されることもその一因となっている。
 
クロック・パーミッションという[[アーキタイプ]]自体が[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]に対して有利であるが、[[フェアリーの集会場/Faerie Conclave]]や[[変わり谷/Mutavault]]などの優秀な[[ミシュラランド]]が多く採用されることもその一因となっている。
  
既存のクロック・パーミッションと異なり、[[クロック]]担当の大半が[[瞬速]]を持つため、相手の出方を伺いつつ展開することが特徴。序盤に無理に動けばカウンターが疎かになり、じっとしていては高速デッキ相手に出遅れるというこのタイプの弱点が大きく払拭されている。
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既存のクロック・パーミッションと異なり、[[クロック]]担当の大半が[[瞬速]]を持つため、[[対戦相手]]の出方を伺いつつ[[展開]]できることが特徴。序盤に無理に動けばカウンターが疎かになり、じっとしていては高速デッキ相手に出遅れるというこのタイプの弱点が大きく払拭されている。
  
 
*[[レガシー]]には[[フェアリー・ストンピィ]]という[[デッキ]]が存在するが、これは部族デッキではない。
 
*[[レガシー]]には[[フェアリー・ストンピィ]]という[[デッキ]]が存在するが、これは部族デッキではない。
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しかし、[[コンフラックス]]の参入により、フェアリー対策として[[火山の流弾/Volcanic Fallout]]を採用する[[デッキ]]が増え、フェアリーにとって多少向かい風の[[環境]]となる。
 
しかし、[[コンフラックス]]の参入により、フェアリー対策として[[火山の流弾/Volcanic Fallout]]を採用する[[デッキ]]が増え、フェアリーにとって多少向かい風の[[環境]]となる。
  
[[基本セット2010]]で[[大貂皮鹿/Great Sable Stag]]が登場し、それを活かせる[[続唱 (デッキ)|続唱デッキ]]や[[5色残酷コントロール]]が台頭してきた。これに対抗するため、[[稲妻/Lightning Bolt]]や[[呪詛術士/Anathemancer]]、[[炎渦竜巻/Firespout]]などのために[[赤]]を足した3[[]]の構成のものも見られるようになった。
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[[基本セット2010]]で[[大貂皮鹿/Great Sable Stag]]が登場し、それを活かせる[[続唱 (デッキ)|続唱デッキ]]や[[5色残酷コントロール]]が台頭してきた。これに対抗するため、[[稲妻/Lightning Bolt]]や[[呪詛術士/Anathemancer]]、[[炎渦竜巻/Firespout]]などのために[[赤]]を足した、「'''ライトニング・フェアリー'''」と呼ばれる[[青黒赤]]の構成のものも見られるようになった。
  
 
{{#card:Lightning Bolt}}
 
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===サンプルレシピ===
 
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*備考
 
*備考
 
**[[グランプリバーミンガム08]] 準優勝 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/gpbir08/welcome 参考])
 
**[[グランプリバーミンガム08]] 準優勝 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/gpbir08/welcome 参考])
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{{#card:Scryb Ranger}}
 
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初期は[[スクリブのレインジャー/Scryb Ranger]]などのために[[緑]]を足し、[[青緑クロック・パーミッション]]に近い形をとっていた(→[[#青緑型]])。[[極楽鳥/Birds of Paradise]]の[[マナ加速]]で[[展開]]力を上げ、[[やっかい児/Pestermite]]・[[霧縛りの徒党/Mistbind Clique]]で[[テンポ]]を稼ぎつつ相手の行動を縛る。最後は[[ウーナの末裔/Scion of Oona]]からの[[全体強化]]で押し切る形となる。
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初期は[[スクリブのレインジャー/Scryb Ranger]]などのために[[緑]]を足し、[[青緑クロック・パーミッション]]に近い形をとっていた(→[[#青緑型]])。[[極楽鳥/Birds of Paradise]]の[[マナ加速]]で[[展開]]力を上げ、[[やっかい児/Pestermite]]・[[霧縛りの徒党/Mistbind Clique]]で[[テンポ]]を稼ぎつつ[[対戦相手]]の行動を縛る。最後は[[ウーナの末裔/Scion of Oona]]からの[[全体強化]]で押し切る形となる。
  
 
{{#card:Bitterblossom}}
 
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[[モーニングタイド]]参入後は[[苦花/Bitterblossom]]や[[ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique]]、[[変わり谷/Mutavault]]などを得て[[ディミーアカラー|青黒]]のものが主流になり、[[メタゲーム|メタ]]の一角を担うほどに強化された(→[[#青黒型]])。クロック・パーミッションのためメタの中心にある[[ヒバリブリンク]]に対抗しやすいのも利点である。
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[[モーニングタイド]]参入後は[[苦花/Bitterblossom]]や[[ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique]]、[[変わり谷/Mutavault]]などを得て[[青黒]]のものが主流になり、[[メタゲーム|メタ]]の一角を担うほどに強化された(→[[#青黒型]])。[[クロック・パーミッション]]のため[[メタゲーム|メタ]]の中心にある[[ヒバリブリンク]]に対抗しやすいのも利点である。
  
 
===青黒型===
 
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*初期の[[シミックカラー|青緑]]タイプ。
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*初期の[[緑青|青緑]]タイプ。
 
*[[サイドボード]]には[[幽体の魔力/Spectral Force]]も搭載され[[スクリブ・アンド・フォース]]の[[コンボ]]が採用されている。
 
*[[サイドボード]]には[[幽体の魔力/Spectral Force]]も搭載され[[スクリブ・アンド・フォース]]の[[コンボ]]が採用されている。
  
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[[エクステンデッド]]では[[フェアリー]]の[[部族 (俗称)|部族]][[シナジー]]とともに[[激浪の研究室/Riptide Laboratory]]による[[ウィザード]]のシナジーが活用される。
 
[[エクステンデッド]]では[[フェアリー]]の[[部族 (俗称)|部族]][[シナジー]]とともに[[激浪の研究室/Riptide Laboratory]]による[[ウィザード]]のシナジーが活用される。
  
[[青]][[単色]]のものが流行しているが、[[青黒]]で組まれることも多い。また稀だが[[シミックカラー|青緑]]ものもトーナメントシーンに存在する。
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[[青]][[単色]]のものが流行しているが、[[青黒]]で組まれることも多い。また稀だが[[青緑]]ものもトーナメントシーンに存在する。
  
 
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==レガシー==
 
==レガシー==
 
 
[[ローウィン]]以降の強力なフェアリーの登場によって、[[レガシー]]でも成立するようになった。レガシーでは、大きく分けると2つのタイプが存在している。
 
[[ローウィン]]以降の強力なフェアリーの登場によって、[[レガシー]]でも成立するようになった。レガシーでは、大きく分けると2つのタイプが存在している。
  
 
1つは、純粋に[[フェアリー]]で[[クリーチャー]]を統一したものである。
 
1つは、純粋に[[フェアリー]]で[[クリーチャー]]を統一したものである。
  
基本的には[[スタンダード]]のフェアリーと同じく[[ディミーアカラー|青黒]]2色で組まれるが、[[単色]]化することで[[特殊地形]]対策を回避したり、逆に[[基本に帰れ/Back to Basics]]によって特殊地形を対策するために[[青]]単色で組まれることもある。
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基本的には[[スタンダード]]のフェアリーと同じく[[青黒]]2[[色]]で組まれるが、[[単色]]化することで[[特殊地形]]対策を回避したり、逆に[[基本に帰れ/Back to Basics]]によって特殊地形を対策するために[[青]]単色で組まれることもある。
  
 
もう1つは、[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]や[[三角エイの捕食者/Trygon Predator]]などのために[[緑]]を足したものである。
 
もう1つは、[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]や[[三角エイの捕食者/Trygon Predator]]などのために[[緑]]を足したものである。
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こちらは、[[部族 (俗称)|部族]][[シナジー]]を前面に押し出した前者とは違い、フェアリーの要素は[[苦花/Bitterblossom]]と[[呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite]]ぐらいのものであり、[[フィッシュ]]に分類されることも多い。
 
こちらは、[[部族 (俗称)|部族]][[シナジー]]を前面に押し出した前者とは違い、フェアリーの要素は[[苦花/Bitterblossom]]と[[呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite]]ぐらいのものであり、[[フィッシュ]]に分類されることも多い。
  
レガシーでは未だ未知数な部分も多いが、[[霊気の薬瓶/AEther Vial]]+[[呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite]]、[[行き詰まり/Standstill]]+[[変わり谷/Mutavault]]、[[梅澤の十手/Umezawa's Jitte]]+[[苦花/Bitterblossom]]のように、[[エターナル]]ならではの[[シナジー]]を形成することが多い。
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レガシーでは未だ未知数な部分も多いが、[[霊気の薬瓶/AEther Vial]]+呪文づまりのスプライト、[[行き詰まり/Standstill]]+[[変わり谷/Mutavault]]、[[梅澤の十手/Umezawa's Jitte]]+苦花のように、[[エターナル]]ならではの[[シナジー]]を形成することが多い。
  
 
===サンプルレシピ===
 
===サンプルレシピ===

2009年11月6日 (金) 23:11時点における版

フェアリー(Faerie)は、フェアリーを多数投入したデッキの総称。

目次

概要


Scion of Oona / ウーナの末裔 (2)(青)
クリーチャー — フェアリー(Faerie) 兵士(Soldier)

瞬速
飛行
あなたがコントロールする他のフェアリー(Faerie)・クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
あなたがコントロールする他のフェアリーは被覆を持つ。(それらは呪文や能力の対象にならない。)

1/1


Spellstutter Sprite / 呪文づまりのスプライト (1)(青)
クリーチャー — フェアリー(Faerie) ウィザード(Wizard)

瞬速
飛行
呪文づまりのスプライトが戦場に出たとき、マナ総量がX以下の呪文1つを対象とし、それを打ち消す。Xはあなたがコントロールするフェアリー(Faerie)の数に等しい。

1/1

基本は、フィッシュなどと同じく、軽いフェアリーを序盤に展開カウンターでサポートするクロック・パーミッションである。

これまでも少なからずフェアリーは存在したが、特にシナジーを持つカードは存在しなかったため、ファンデッキ以外で組まれる事はほとんど無かった。しかし、ローウィンの主要部族に選ばれたことで、部族間のシナジーを持つ多数のフェアリーが登場し、注目を浴びる事になる。

クロック・パーミッションというアーキタイプ自体がコントロールデッキに対して有利であるが、フェアリーの集会場/Faerie Conclave変わり谷/Mutavaultなどの優秀なミシュラランドが多く採用されることもその一因となっている。

既存のクロック・パーミッションと異なり、クロック担当の大半が瞬速を持つため、対戦相手の出方を伺いつつ展開できることが特徴。序盤に無理に動けばカウンターが疎かになり、じっとしていては高速デッキ相手に出遅れるというこのタイプの弱点が大きく払拭されている。

ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期

アラーラの断片参入後のスタンダードにも存在する。


Agony Warp / 苦悶のねじれ (青)(黒)
インスタント

クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-3/-0の修整を受ける。
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-0/-3の修整を受ける。



Infest / 蔓延 (1)(黒)(黒)
ソーサリー

すべてのクリーチャーは、ターン終了時まで-2/-2の修整を受ける。


時のらせんブロックおよびコールドスナップの退場によって、祖先の幻視/Ancestral Visionルーンのほつれ/Rune Snagを失ったことで弱体化すると思われたが、それらのカードが有効となるヒバリブリンクなどの低速コントロールが衰退したことで影響は少なかった。その一方で、新しく得た苦悶のねじれ/Agony Warp蔓延/Infestといったカードで苦手としていたビートダウンへのある程度の耐性を獲得。その勢いは止まらずトップメタとして君臨し、世界選手権08を制した。

しかし、コンフラックスの参入により、フェアリー対策として火山の流弾/Volcanic Falloutを採用するデッキが増え、フェアリーにとって多少向かい風の環境となる。

基本セット2010大貂皮鹿/Great Sable Stagが登場し、それを活かせる続唱デッキ5色残酷コントロールが台頭してきた。これに対抗するため、稲妻/Lightning Bolt呪詛術士/Anathemancer炎渦竜巻/Firespoutなどのためにを足した、「ライトニング・フェアリー」と呼ばれる青黒赤の構成のものも見られるようになった。


Lightning Bolt / 稲妻 (赤)
インスタント

クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち1つを対象とする。稲妻はそれに3点のダメージを与える。


青黒赤型

メインデッキ (60)
クリーチャー (13)
4 霧縛りの徒党/Mistbind Clique
4 ウーナの末裔/Scion of Oona
1 誘惑蒔き/Sower of Temptation
4 呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite
呪文 (23)
4 苦花/Bitterblossom
4 砕けた野望/Broken Ambitions
4 謎めいた命令/Cryptic Command
3 破滅の刃/Doom Blade
3 炎渦竜巻/Firespout
2 ジェイス・ベレレン/Jace Beleren
3 稲妻/Lightning Bolt
土地 (24)
2 滝の断崖/Cascade Bluffs
3 崩れゆく死滅都市/Crumbling Necropolis
4 水没した地下墓地/Drowned Catacomb
4 変わり谷/Mutavault
2 反射池/Reflecting Pool
4 人里離れた谷間/Secluded Glen
2 沈んだ廃墟/Sunken Ruins
3 鮮烈な小川/Vivid Creek
サイドボード
4 呪詛術士/Anathemancer
2 二重否定/Double Negative
1 炎渦竜巻/Firespout
3 瞬間凍結/Flashfreeze
2 コショウ煙/Peppersmoke
1 くぐつ師の徒党/Puppeteer Clique
2 誘惑蒔き/Sower of Temptation

青黒型

メインデッキ (60)
クリーチャー (12)
4 霧縛りの徒党/Mistbind Clique
2 誘惑蒔き/Sower of Temptation
4 呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite
2 ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique
呪文 (23)
4 苦悶のねじれ/Agony Warp
4 苦花/Bitterblossom
3 砕けた野望/Broken Ambitions
4 謎めいた命令/Cryptic Command
3 霊魂放逐/Remove Soul
1 恐怖/Terror
4 思考囲い/Thoughtseize
土地 (25)
1 フェアリーの集会場/Faerie Conclave
4 変わり谷/Mutavault
4 沈んだ廃墟/Sunken Ruins
4 人里離れた谷間/Secluded Glen
6 島/Island
2 沼/Swamp
4 地底の大河/Underground River
サイドボード
4 瞬間凍結/Flashfreeze
2 エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage
4 蔓延/Infest
2 ジェイス・ベレレン/Jace Beleren
1 思考の粉砕/Mind Shatter
1 思案/Ponder
1 誘惑蒔き/Sower of Temptation

ローウィン=シャドウムーア・ブロック構築

ローウィン=シャドウムーア・ブロック構築でも有力なアーキタイプである。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (17)
2 ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique
4 霧縛りの徒党/Mistbind Clique
4 ウーナの末裔/Scion of Oona
3 誘惑蒔き/Sower of Temptation
4 呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite
呪文 (19)
4 砕けた野望/Broken Ambitions
4 苦花/Bitterblossom
4 謎めいた命令/Cryptic Command
4 名も無き転置/Nameless Inversion
3 思案/Ponder
土地 (24)
8 島/Island
4 沼/Swamp
4 変わり谷/Mutavault
4 人里離れた谷間/Secluded Glen
4 沈んだ廃墟/Sunken Ruins
サイドボード
2 増え続ける荒廃/Incremental Blight
3 思考の粉砕/Mind Shatter
1 コショウ煙/Peppersmoke
4 叫び大口/Shriekmaw
1 誘惑蒔き/Sower of Temptation
4 思考囲い/Thoughtseize

時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期


Scryb Ranger / スクリブのレインジャー (1)(緑)
クリーチャー — フェアリー(Faerie) レインジャー(Ranger)

瞬速
飛行、プロテクション(青)
あなたがコントロールする森(Forest)1つをオーナーの手札に戻す:クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。毎ターン1回のみ起動できる。

1/1

初期はスクリブのレインジャー/Scryb Rangerなどのためにを足し、青緑クロック・パーミッションに近い形をとっていた(→#青緑型)。極楽鳥/Birds of Paradiseマナ加速展開力を上げ、やっかい児/Pestermite霧縛りの徒党/Mistbind Cliqueテンポを稼ぎつつ対戦相手の行動を縛る。最後はウーナの末裔/Scion of Oonaからの全体強化で押し切る形となる。


Bitterblossom / 苦花 (1)(黒)
同族 エンチャント — フェアリー(Faerie)

あなたのアップキープの開始時に、あなたは1点のライフを失い、飛行を持つ黒の1/1のフェアリー(Faerie)・ならず者(Rogue)クリーチャー・トークンを1体生成する。


モーニングタイド参入後は苦花/Bitterblossomヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique変わり谷/Mutavaultなどを得て青黒のものが主流になり、メタの一角を担うほどに強化された(→#青黒型)。クロック・パーミッションのためメタの中心にあるヒバリブリンクに対抗しやすいのも利点である。

青黒型

メインデッキ (60)
クリーチャー (19)
4 やっかい児/Pestermite
4 霧縛りの徒党/Mistbind Clique
4 ウーナの末裔/Scion of Oona
3 誘惑蒔き/Sower of Temptation
4 呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite
呪文 (16)
4 祖先の幻視/Ancestral Vision
4 苦花/Bitterblossom
4 謎めいた命令/Cryptic Command
4 名も無き転置/Nameless Inversion
土地 (25)
3 フェアリーの集会場/Faerie Conclave
4 変わり谷/Mutavault
4 涙の川/River of Tears
4 人里離れた谷間/Secluded Glen
4 冠雪の島/Snow-Covered Island
2 冠雪の沼/Snow-Covered Swamp
4 地底の大河/Underground River
サイドボード
4 ボトルのノーム/Bottle Gnomes
4 死の印/Deathmark
2 使い魔の策略/Familiar's Ruse
2 剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore
3 思考囲い/Thoughtseize

青緑型

メインデッキ (60)
クリーチャー (28)
4 極楽鳥/Birds of Paradise
3 霧縛りの徒党/Mistbind Clique
4 神秘の蛇/Mystic Snake
3 やっかい児/Pestermite
4 ウーナの末裔/Scion of Oona
4 スクリブのレインジャー/Scryb Ranger
4 呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite
2 根の壁/Wall of Roots
呪文 (9)
2 ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer
2 心霊破/Psionic Blast
1 霊魂放逐/Remove Soul
4 ルーンのほつれ/Rune Snag
土地 (23)
3 フェアリーの集会場/Faerie Conclave
3 森/Forest
2 ペンデルヘイヴン/Pendelhaven
4 冠雪の森/Snow-Covered Forest
5 冠雪の島/Snow-Covered Island
2 樹上の村/Treetop Village
4 ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast
サイドボード
1 瞬間凍結/Flashfreeze
3 木化/Lignify
3 幽体の魔力/Spectral Force
4 アメジストのとげ/Thorn of Amethyst
3 ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter
1 意志を曲げる者/Willbender

エクステンデッド


Riptide Laboratory / 激浪の研究室
土地

(T):(◇)を加える。
(1)(青),(T):あなたがコントロールするウィザード(Wizard)1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。


エクステンデッドではフェアリー部族シナジーとともに激浪の研究室/Riptide Laboratoryによるウィザードのシナジーが活用される。

単色のものが流行しているが、青黒で組まれることも多い。また稀だが青緑ものもトーナメントシーンに存在する。

青黒型

メインデッキ (60)
クリーチャー (16)
4 エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage
4 誘惑蒔き/Sower of Temptation
4 呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite
4 ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique
呪文 (20)
4 祖先の幻視/Ancestral Vision
4 マナ漏出/Mana Leak
4 呪文嵌め/Spell Snare
3 もみ消し/Stifle
3 不忠の糸/Threads of Disloyalty
2 梅澤の十手/Umezawa's Jitte
土地 (24)
9 島/Island
1 水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water's Edge
4 変わり谷/Mutavault
1 雲の宮殿、朧宮/Oboro, Palace in the Clouds
2 激浪の研究室/Riptide Laboratory
3 涙の川/River of Tears
4 人里離れた谷間/Secluded Glen
サイドボード
2 無効/Annul
3 苦花/Bitterblossom
3 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
2 ハーキルの召還術/Hurkyl's Recall
3 否認/Negate
1 もみ消し/Stifle
1 不忠の糸/Threads of Disloyalty

レガシー

ローウィン以降の強力なフェアリーの登場によって、レガシーでも成立するようになった。レガシーでは、大きく分けると2つのタイプが存在している。

1つは、純粋にフェアリークリーチャーを統一したものである。

基本的にはスタンダードのフェアリーと同じく青黒2で組まれるが、単色化することで特殊地形対策を回避したり、逆に基本に帰れ/Back to Basicsによって特殊地形を対策するために単色で組まれることもある。

もう1つは、タルモゴイフ/Tarmogoyf三角エイの捕食者/Trygon Predatorなどのためにを足したものである。


Tarmogoyf / タルモゴイフ (1)(緑)
クリーチャー — ルアゴイフ(Lhurgoyf)

タルモゴイフのパワーは、すべての墓地にあるカードのカード・タイプの数に等しく、タフネスはその点数に1を加えた点数に等しい。

*/1+*


Trygon Predator / 三角エイの捕食者 (1)(緑)(青)
クリーチャー — ビースト(Beast)

飛行
三角エイの捕食者がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーがコントロールするアーティファクト1つかエンチャント1つを対象とする。あなたはそれを破壊してもよい。

2/3

こちらは、部族シナジーを前面に押し出した前者とは違い、フェアリーの要素は苦花/Bitterblossom呪文づまりのスプライト/Spellstutter Spriteぐらいのものであり、フィッシュに分類されることも多い。

レガシーでは未だ未知数な部分も多いが、霊気の薬瓶/AEther Vial+呪文づまりのスプライト、行き詰まり/Standstill変わり谷/Mutavault梅澤の十手/Umezawa's Jitte+苦花のように、エターナルならではのシナジーを形成することが多い。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (12)
4 呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite
4 タルモゴイフ/Tarmogoyf
4 三角エイの捕食者/Trygon Predator
インスタント・ソーサリー (16)
4 渦まく知識/Brainstorm
4 目くらまし/Daze
4 Force of Will
4 燻し/Smother
エンチャント・アーティファクト (13)
3 霊気の薬瓶/AEther Vial
4 苦花/Bitterblossom
4 行き詰まり/Standstill
2 梅澤の十手/Umezawa's Jitte
土地 (19)
3 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
1 島/Island
2 変わり谷/Mutavault
3 汚染された三角州/Polluted Delta
1 沼/Swamp
3 Tropical Island
3 Underground Sea
3 不毛の大地/Wasteland
サイドボード
3 無効/Annul
1 青霊破/Blue Elemental Blast
3 仕組まれた疫病/Engineered Plague
3 根絶/Extirpate
2 水流破/Hydroblast
3 不忠の糸/Threads of Disloyalty

参考

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