スピリット (デッキ)
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[[プレイヤーズツアーブリュッセル20]]では白青型のみで使用率5位となった<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptbrussels2020/players-tour-brussels-day-1-pioneer-metagame-2020-01-31 Players Tour Brussels Day 1 Pioneer Metagame](Competitive Gaming [[2020年]]1月31日 [[Tobi Henke]]著)</ref>。[[プレイヤーズツアー名古屋20]]では白青・緑白青の合計で使用率4位タイとなり<ref>[https://mtg-jp.com/coverage/ptnag20/article/0033682/ プレイヤーズツアー・名古屋2020 1日目メタゲームブレイクダウン ~開拓者たちの選択~](EVENT COVERAGE 2020年2月1日 [[小山和志]]著)</ref>、見事優勝を飾った。 | [[プレイヤーズツアーブリュッセル20]]では白青型のみで使用率5位となった<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptbrussels2020/players-tour-brussels-day-1-pioneer-metagame-2020-01-31 Players Tour Brussels Day 1 Pioneer Metagame](Competitive Gaming [[2020年]]1月31日 [[Tobi Henke]]著)</ref>。[[プレイヤーズツアー名古屋20]]では白青・緑白青の合計で使用率4位タイとなり<ref>[https://mtg-jp.com/coverage/ptnag20/article/0033682/ プレイヤーズツアー・名古屋2020 1日目メタゲームブレイクダウン ~開拓者たちの選択~](EVENT COVERAGE 2020年2月1日 [[小山和志]]著)</ref>、見事優勝を飾った。 | ||
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*使用者本人のインタビューも参照<ref>[https://mtg-jp.com/coverage/ptnag20/article/0033776/ プレイヤーズツアー・名古屋2020 優勝者・原根 健太 インタビュー](EVENT COVERAGE 2020年2月2日 [[瀬尾亜沙子]]著)</ref>。 | *使用者本人のインタビューも参照<ref>[https://mtg-jp.com/coverage/ptnag20/article/0033776/ プレイヤーズツアー・名古屋2020 優勝者・原根 健太 インタビュー](EVENT COVERAGE 2020年2月2日 [[瀬尾亜沙子]]著)</ref>。 | ||
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+ | **Pioneer Challenge #12417154 on 05/08/2022 優勝([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pioneer-showcase-challenge-2022-05-09 参考]) | ||
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2022年5月17日 (火) 01:52時点における版
スピリット(Spirits)は、その名の通りスピリットクリーチャーをメインにした部族デッキの総称である。
目次 |
概要
スピリットというクリーチャー・タイプは比較的早い時期から存在していたが、部族シナジーを形成するカードが少なかったため部族デッキとして組まれることは稀であり、ファンデッキ程度の存在だった。
しかしイニストラードで主要部族の一つに選ばれたことから、部族デッキとして成立するようになった。
タルキール龍紀伝+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック期
イニストラードを覆う影ブロックでスピリットが主要種族として取り上げられたことで、スピリットの部族デッキがスタンダード環境に再び姿を現すようになった。主な活躍は異界月参入後。
クリーチャー — スピリット(Spirit)
瞬速
飛行
鎖鳴らしが戦場に出たとき、スピリット(Spirit)1体を対象とする。ターン終了時まで、それは呪禁を得る。
あなたはスピリット呪文を、それが瞬速を持っているかのように唱えてもよい。
クリーチャー — スピリット(Spirit)
瞬速
飛行
呪文捕らえが戦場に出たとき、マナ総量が4以下の呪文1つを対象とし、それを追放する。
呪文捕らえが戦場を離れたとき、その追放されたカードのオーナーはそのカードをそれのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
無私の霊魂/Selfless Spiritや呪文捕らえ/Spell Quellerなどの優秀なスピリットを次々と展開し、霊廟の放浪者/Mausoleum Wandererや鎖鳴らし/Rattlechainsの部族シナジーを活かしながら戦う。各種打ち消し呪文の存在に加え、対戦相手の呪文に干渉できるクリーチャーや除去耐性を付与するクリーチャーが多く、動きとしてはクロック・パーミッションに近い。
大きく分けて、白青2色の青白スピリット(UW Spirits)と呼ばれるタイプと、集合した中隊/Collected Companyなどのために緑を足したバント・スピリット(Bant Spirits)と呼ばれるタイプの2つが存在する。
サンプルリスト
白青
- 備考
- グランプリリミニ16 第17位 (参考)
- 使用者:Biagio Ruocco
- フォーマット
WU Spirits [1] | |
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- 白青2色のタイプ。
緑白青
- 備考
- プロツアー「異界月」 第31位、スタンダード部門7-2-1 (参考/参考)
- 使用者:Jan Ksandr
- フォーマット
Bant Spirits [2] | |||||||||||||||||||||||
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- 緑白青のタイプ。
ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期
闇の隆盛参入後のスタンダードでも活躍している。主に白青黒3色で構成される。青白Delver-Bladeにタッチ黒の構成をとり、Delver-Spiritsの名で呼ばれる。
クリーチャー — スピリット(Spirit) 兵士(Soldier)
飛行
あなたがコントロールする他のスピリット(Spirit)・クリーチャーは+1/+1の修整を受けるとともに呪禁を持つ。(それらは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。)
ソーサリー
飛行を持つ白の1/1のスピリット(Spirit)・クリーチャー・トークンを2体生成する。
フラッシュバック(1)(黒)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
それまで白青ビートダウンの主力カードだった聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft・ムーアランドの憑依地/Moorland Hauntに加え、闇の隆盛で加わった未練ある魂/Lingering Soulsが生み出すフライヤー・トークンのクリーチャー・タイプがスピリットであることから、ロードのドラグスコルの隊長/Drogskol Captainを加えて部族シナジーを搭載したのがこのデッキである。
その他の部分はほぼDelver-Bladeと同様である。
闇の隆盛参入後のスタンダードの開幕戦となったプロツアー「闇の隆盛」ではベスト8に2人を輩出した。
サンプルリスト
- 備考
- プロツアー「闇の隆盛」 ベスト4 (参考/参考)
- 使用者:Jon Finkel
- フォーマット
- Jon Finkelの他、同じデッキを使用したJelger Wiegersmaもベスト8入りしている。
パイオニア
パイオニアにも存在する。モダンと違ってドラグスコルの隊長/Drogskol Captainが使えないが、代わりに至高の幻影/Supreme Phantomと天穹の鷲/Empyrean Eagleがロードとして使われる。
クリーチャー — スピリット(Spirit)
飛行
他のスピリット(Spirit)が1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、ターン終了時まで、霊廟の放浪者は+1/+1の修整を受ける。
霊廟の放浪者を生け贄に捧げる:インスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを対象とする。そのコントローラーが(X)を支払わないかぎり、それを打ち消す。Xは、霊廟の放浪者のパワーに等しい。
クリーチャー — 鳥(Bird) スピリット(Spirit)
飛行
他の、あなたがコントロールしていて飛行を持つクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
スピリットを並べ、2種のロードで全体強化。対戦相手の行動は霊廟の放浪者/Mausoleum Wanderer、無私の霊魂/Selfless Spirit、呪文捕らえ/Spell Quellerなどで妨害する。
大きく分けて、白青2色のタイプと、集合した中隊/Collected Companyなどのために緑を足した緑白青のタイプがある。
プレイヤーズツアーブリュッセル20では白青型のみで使用率5位となった[1]。プレイヤーズツアー名古屋20では白青・緑白青の合計で使用率4位タイとなり[2]、見事優勝を飾った。
氷雪クリーチャー — スピリット(Spirit)
(氷)(氷):隆盛するスピリットは、基本のパワーとタフネスが2/3のスピリット(Spirit)・戦士(Warrior)になる。
(氷)(氷)(氷):隆盛するスピリットが戦士であるなら、これの上に飛行カウンターを1個置く。これは基本のパワーとタフネスが4/4のスピリット・戦士・天使(Angel)になる。
(氷)(氷)(氷)(氷):隆盛するスピリットが天使であるなら、これの上に+1/+1カウンターを2個置く。これは「このクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、カード1枚を引く。」を得る。
カルドハイム参入後は、隆盛するスピリット/Ascendant Spiritのために土地を冠雪の島/Snow-Covered Islandと不詳の安息地/Faceless Havenだけにした青単タイプも登場した。こちらは白系に比べ、よりクロック・パーミッションとしての性質が濃くなっている。
サンプルリスト
白青
Azorius Spirits [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 白青のリスト。
緑白青
Bant Spirits [5] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 緑白青のリスト。サイドボードの蔓延するもの/Permeating Massが特徴的。
- 使用者本人のインタビューも参照[3]。
青単
Mono Blue Spirits [6] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 青単色のリスト。
モダン
基本セット2019で至高の幻影/Supreme Phantomが登場し、ロードがドラグスコルの隊長/Drogskol Captainと合わせて8枚体制となったことで、モダンでも成立するようになった。
クリーチャー — スピリット(Spirit)
飛行
あなたがコントロールしている他のスピリット(Spirit)は+1/+1の修整を受ける。
アーティファクト
あなたのアップキープの開始時に、あなたは霊気の薬瓶の上に蓄積(charge)カウンターを1個置いてもよい。
(T):あなたの手札にある、マナ総量が霊気の薬瓶の上に置かれている蓄積カウンターの数に等しいクリーチャー・カード1枚を戦場に出してもよい。
ドラグスコルの隊長を採用するため、白と青の2色を中心に構成される。スピリットの展開をサポートするために霊気の薬瓶/Aether Vialが採用される。
基本セット2019参入直後のマジック25周年記念プロツアーでは緑白青型、白青型と合わせて7番人気につけ[4]、グランプリストックホルム18では優勝を飾った。
サンプルリスト
白青
- 備考
- SCG Modern Open Baltimore 優勝(参考)
- 使用者:Steven Borakove
- フォーマット
White Blue Spirits [7] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 白青の構成。2色に抑えたことで変わり谷/Mutavaultが採用されている。
緑白青
- 備考
- グランプリストックホルム18 優勝(参考)
- 使用者:Ondřej Stráský
- フォーマット
Bant Spirits [8] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 緑白青の構成。スタンダード時代のバント・スピリットよろしく集合した中隊/Collected Companyを活用する。
青赤白
Jeskai Spirits [9] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 青赤白の構成。大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revelやボロスの魔除け/Boros Charmといったバーン要素の強いカードが採用されている。
脚注
- ↑ Players Tour Brussels Day 1 Pioneer Metagame(Competitive Gaming 2020年1月31日 Tobi Henke著)
- ↑ プレイヤーズツアー・名古屋2020 1日目メタゲームブレイクダウン ~開拓者たちの選択~(EVENT COVERAGE 2020年2月1日 小山和志著)
- ↑ プレイヤーズツアー・名古屋2020 優勝者・原根 健太 インタビュー(EVENT COVERAGE 2020年2月2日 瀬尾亜沙子著)
- ↑ Modern Metagame Breakdown/メタゲームブレイクダウン:モダン(Event Coverage 2018年8月3日 Corbin Hosler著)