歩く死骸/Walking Corpse
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(→参考) |
|||
(7人の利用者による、間の15版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Walking Corpse}} | {{#card:Walking Corpse}} | ||
− | [[黒]]の2[[マナ]]2/2[[バニラ]][[クリーチャー]]。要するに[[熊 (俗称)|熊]]だが、これの[[下位互換]]は枚挙にいとまがない程で、黒の主要[[種族]]の[[ゾンビ]]でもあるため[[ | + | [[黒]]の2[[マナ]]2/2[[バニラ]][[クリーチャー]]。要するに[[熊 (俗称)|熊]]だが、これの[[下位互換]]は枚挙にいとまがない程で、黒の主要[[種族]]の[[ゾンビ]]でもあるため[[タイプ的]][[シナジー]]も期待できる。 |
[[構築]]では地味すぎて出番がないが、[[リミテッド]]では序盤の攻防に充分な[[サイズ]]の基本戦力となる。 | [[構築]]では地味すぎて出番がないが、[[リミテッド]]では序盤の攻防に充分な[[サイズ]]の基本戦力となる。 | ||
− | *黒の[[シングルシンボル]]2マナ2/2で[[追加コスト]]や[[ペナルティ能力]] | + | *黒の[[シングルシンボル]]2マナ2/2で[[追加コスト]]や[[ペナルティ能力]]を持たない初めてのクリーチャー。地味ながら、クリーチャーの質が如実に向上している好例と言える。しかし、その後もこれの下位互換カードがしばしば登場し、[[白]]の[[銀毛のライオン/Silvercoat Lion]]や[[緑]]の[[灰色熊/Grizzly Bears]]のレベルに届かなかったが、[[灯争大戦]]以降は微力でもメリット能力持ちが当たり前となり、このカードもかつてのスケイズ・ゾンビのように過去のものとなった。 |
− | + | ||
*上記の意味で「初のデメリットなしの黒の熊」という言い方をされることもあるが、「熊」を2マナ2/2すべてと解釈する場合は間違い。[[ダブルシンボル]]ではメリット[[能力]]持ちの2/2は珍しくない(代表例は言わずと知れた[[黒騎士/Black Knight]])。 | *上記の意味で「初のデメリットなしの黒の熊」という言い方をされることもあるが、「熊」を2マナ2/2すべてと解釈する場合は間違い。[[ダブルシンボル]]ではメリット[[能力]]持ちの2/2は珍しくない(代表例は言わずと知れた[[黒騎士/Black Knight]])。 | ||
==関連カード== | ==関連カード== | ||
*[[スケイズ・ゾンビ/Scathe Zombies]] - [[マナ・コスト]]が1マナ[[重い]][[下位互換]]。([[リミテッド・エディション]]) | *[[スケイズ・ゾンビ/Scathe Zombies]] - [[マナ・コスト]]が1マナ[[重い]][[下位互換]]。([[リミテッド・エディション]]) | ||
− | |||
− | === | + | ===[[同型再版]]=== |
+ | *[[排水路潜み/Gutter Skulk]] - ゾンビ・[[ネズミ]]。([[ギルド門侵犯]]) | ||
+ | *[[女王湾の兵士/Queen's Bay Soldier]] - [[吸血鬼]]・[[兵士]]。([[イクサラン]]) | ||
+ | *[[陰謀団の福音者/Cabal Evangel]] - [[人間]]・[[クレリック]]。([[ドミナリア]]) | ||
+ | |||
+ | ===主な上位互換・変形版=== | ||
黒のシングルシンボルの2マナ2/2クリーチャー。'''太字'''はメリット能力のみを持つ[[上位互換]]。 | 黒のシングルシンボルの2マナ2/2クリーチャー。'''太字'''はメリット能力のみを持つ[[上位互換]]。 | ||
*[[墜ちたるアスカーリ/Fallen Askari]] - [[側面攻撃]]を持つが[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]できない。([[ビジョンズ]]) | *[[墜ちたるアスカーリ/Fallen Askari]] - [[側面攻撃]]を持つが[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]できない。([[ビジョンズ]]) | ||
32行: | 35行: | ||
*'''[[コラガンの散兵/Kolaghan Skirmisher]]''' - [[疾駆]](2)(B)を持つ。([[タルキール龍紀伝]]) | *'''[[コラガンの散兵/Kolaghan Skirmisher]]''' - [[疾駆]](2)(B)を持つ。([[タルキール龍紀伝]]) | ||
*'''[[淘汰ドローン/Culling Drone]]''' - [[欠色]]と[[嚥下]]を持つ。([[戦乱のゼンディカー]]) | *'''[[淘汰ドローン/Culling Drone]]''' - [[欠色]]と[[嚥下]]を持つ。([[戦乱のゼンディカー]]) | ||
+ | *'''[[殺戮ドローン/Slaughter Drone]]''' - [[欠色]]と([[無色マナ|C]])を払って[[接死]]を得る能力を持つ。([[ゲートウォッチの誓い]]) | ||
+ | *'''[[グール呼びの共犯者/Ghoulcaller's Accomplice]]''' - (3)(B)を[[支払う]]と共に[[墓地]]から[[追放]]することで黒の2/2の[[ゾンビ]]・[[トークン]]を1体[[戦場に出す]]起動型能力を持つ。([[イニストラードを覆う影]]) | ||
+ | *'''[[オリヴィアの竜騎兵/Olivia's Dragoon]]''' - [[手札]]を1枚捨てて飛行を得る起動型能力を持つ。([[異界月]]) | ||
+ | *'''[[捻じ曲がった害獣/Sinuous Vermin]]''' - (3)(B)(B):[[怪物化]]3。怪物的である限り威迫を持つ。([[コンスピラシー:王位争奪]]) | ||
+ | *'''[[ドゥーンドの調査員/Dhund Operative]]''' - [[アーティファクト]]をコントロールしていると3/2[[接死]]になる。([[カラデシュ]]) | ||
+ | *[[瘴気ミイラ/Miasmic Mummy]] - [[ETB]]でお互いにカードを1枚[[捨てる]]。([[アモンケット]]) | ||
+ | *'''[[ケンラの永遠衆/Khenra Eternal]]''' - [[加虐]]1を持つ。([[破滅の刻]]) | ||
+ | *'''[[恐竜ハンター/Dinosaur Hunter]]''' - [[恐竜]]にダメージを与えるたび、そのクリーチャーを[[破壊]]する。([[イクサランの相克]]) | ||
*[[Working Stiff]] - [[ミイラ]]の物真似をし続けないと[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げられる]]。([[アンヒンジド]]) | *[[Working Stiff]] - [[ミイラ]]の物真似をし続けないと[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げられる]]。([[アンヒンジド]]) | ||
38行: | 49行: | ||
*[[バニラクリーチャー]] | *[[バニラクリーチャー]] | ||
*[[カード個別評価:イニストラード]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:イニストラード]] - [[コモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:基本セット2021]] - [[コモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:基本セット2020]] - [[コモン]](番外カード) | ||
+ | *[[カード個別評価:基本セット2019]] - [[コモン]] | ||
*[[カード個別評価:基本セット2015]] - [[コモン]]([[基本セット2015#番外カード|番外カード]]) | *[[カード個別評価:基本セット2015]] - [[コモン]]([[基本セット2015#番外カード|番外カード]]) | ||
*[[カード個別評価:基本セット2013]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:基本セット2013]] - [[コモン]] | ||
*[[イニストラードを覆う影#ウェルカム・デッキ限定カード|ウェルカム・デッキ2016]] - [[コモン]] | *[[イニストラードを覆う影#ウェルカム・デッキ限定カード|ウェルカム・デッキ2016]] - [[コモン]] | ||
+ | __NOTOC__ |
2024年6月26日 (水) 20:05時点における最新版
黒の2マナ2/2バニラクリーチャー。要するに熊だが、これの下位互換は枚挙にいとまがない程で、黒の主要種族のゾンビでもあるためタイプ的シナジーも期待できる。
構築では地味すぎて出番がないが、リミテッドでは序盤の攻防に充分なサイズの基本戦力となる。
- 黒のシングルシンボル2マナ2/2で追加コストやペナルティ能力を持たない初めてのクリーチャー。地味ながら、クリーチャーの質が如実に向上している好例と言える。しかし、その後もこれの下位互換カードがしばしば登場し、白の銀毛のライオン/Silvercoat Lionや緑の灰色熊/Grizzly Bearsのレベルに届かなかったが、灯争大戦以降は微力でもメリット能力持ちが当たり前となり、このカードもかつてのスケイズ・ゾンビのように過去のものとなった。
- 上記の意味で「初のデメリットなしの黒の熊」という言い方をされることもあるが、「熊」を2マナ2/2すべてと解釈する場合は間違い。ダブルシンボルではメリット能力持ちの2/2は珍しくない(代表例は言わずと知れた黒騎士/Black Knight)。
[編集] 関連カード
[編集] 同型再版
- 排水路潜み/Gutter Skulk - ゾンビ・ネズミ。(ギルド門侵犯)
- 女王湾の兵士/Queen's Bay Soldier - 吸血鬼・兵士。(イクサラン)
- 陰謀団の福音者/Cabal Evangel - 人間・クレリック。(ドミナリア)
[編集] 主な上位互換・変形版
黒のシングルシンボルの2マナ2/2クリーチャー。太字はメリット能力のみを持つ上位互換。
- 墜ちたるアスカーリ/Fallen Askari - 側面攻撃を持つがブロックできない。(ビジョンズ)
- 青二才のジン/Fledgling Djinn - 飛行を持つがアップキープに1点のライフを失う。(ウェザーライト)
- 臆病な騎士/Craven Knight - ブロックできない。(ポータル)
- 魏の若き新兵/Young Wei Recruits - 臆病な騎士の同型再版。(ポータル三国志)
- 骨なしの凶漢/Spineless Thug - 臆病な騎士の同型再版。(ネメシス)
- 縫い目のゾンビ/Whipstitched Zombie - アップキープ・コスト付き。(プロフェシー)
- 汚い野犬/Filthy Cur - これにダメージが与えられるたび同じ点数のライフを失う。(オデッセイ)
- 流刑のボガート/Exiled Boggart - 死亡誘発で自分がカードを1枚捨てる。(ローウィン)
- チューパイくすね/Squeaking Pie Sneak - 畏怖を持つが(3)か手札からゴブリンを公開する追加コストを持つ。(ローウィン)
- 酒場の詐取師/Tavern Swindler - コイン投げの結果次第でライフを得られる起動型能力を持つ。(ラヴニカへの回帰)
- 肉餓えの馬/Fleshmad Steed - 他のクリーチャーが死亡するたびタップされる。(テーロス)
- 悪魔の皮の喧嘩屋/Felhide Brawler - 他にミノタウルスをコントロールしていない限りブロックできない。(神々の軍勢)
- 苦痛の予見者/Pain Seer - ドローと引き換えにライフを失う神啓能力を持つ。(神々の軍勢)
- 戦いの喧嘩屋/Battle Brawler - 赤か白のパーマネントをコントロールしていると3/2先制攻撃になる。(運命再編)
- 血顎の憤怒鬼/Blood-Chin Rager - 攻撃するたび、自身を含む戦士が威迫を得る。(タルキール龍紀伝)
- コラガンの散兵/Kolaghan Skirmisher - 疾駆(2)(B)を持つ。(タルキール龍紀伝)
- 淘汰ドローン/Culling Drone - 欠色と嚥下を持つ。(戦乱のゼンディカー)
- 殺戮ドローン/Slaughter Drone - 欠色と(C)を払って接死を得る能力を持つ。(ゲートウォッチの誓い)
- グール呼びの共犯者/Ghoulcaller's Accomplice - (3)(B)を支払うと共に墓地から追放することで黒の2/2のゾンビ・トークンを1体戦場に出す起動型能力を持つ。(イニストラードを覆う影)
- オリヴィアの竜騎兵/Olivia's Dragoon - 手札を1枚捨てて飛行を得る起動型能力を持つ。(異界月)
- 捻じ曲がった害獣/Sinuous Vermin - (3)(B)(B):怪物化3。怪物的である限り威迫を持つ。(コンスピラシー:王位争奪)
- ドゥーンドの調査員/Dhund Operative - アーティファクトをコントロールしていると3/2接死になる。(カラデシュ)
- 瘴気ミイラ/Miasmic Mummy - ETBでお互いにカードを1枚捨てる。(アモンケット)
- ケンラの永遠衆/Khenra Eternal - 加虐1を持つ。(破滅の刻)
- 恐竜ハンター/Dinosaur Hunter - 恐竜にダメージを与えるたび、そのクリーチャーを破壊する。(イクサランの相克)
- Working Stiff - ミイラの物真似をし続けないと生け贄に捧げられる。(アンヒンジド)
[編集] 参考
- バニラクリーチャー
- カード個別評価:イニストラード - コモン
- カード個別評価:基本セット2021 - コモン
- カード個別評価:基本セット2020 - コモン(番外カード)
- カード個別評価:基本セット2019 - コモン
- カード個別評価:基本セット2015 - コモン(番外カード)
- カード個別評価:基本セット2013 - コモン
- ウェルカム・デッキ2016 - コモン