8post

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最初に登場したのは[[時のらせん]]参入後の[[エクステンデッド]][[環境]]。[[ヴェズーヴァ/Vesuva]]で[[雲上の座/Cloudpost]]を[[コピー]]することで実質8枚体制になる。
 
最初に登場したのは[[時のらせん]]参入後の[[エクステンデッド]][[環境]]。[[ヴェズーヴァ/Vesuva]]で[[雲上の座/Cloudpost]]を[[コピー]]することで実質8枚体制になる。
  
さらに、[[ミラディンの傷跡]]では新たなる[[神座]]である[[微光地/Glimmerpost]]が登場したことで、ヴェズーヴァに頼らなくても8枚体制を取ることができるようになった。雲上の座も微光地も[[コモン]]であることから、こちらは主に[[Pauper]]で活躍している。
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さらに、[[ミラディンの傷跡]]では新たなる[[神座]]である[[微光地/Glimmerpost]]が登場したことで、ヴェズーヴァに頼らなくても8枚体制を取ることができるようになった。雲上の座も微光地も[[コモン]]であることから、こちらは主に[[パウパー]]で活躍している。
  
基本的な動きは[[ウルザトロン]]と同様に、大量の[[無色マナ]]から[[重い|重量級]][[呪文]]を[[唱える]]ことを目指す。ウルザトロンと比較したときの利点は、[[ウルザランド]]ほど[[スロット]]を圧迫しないことから、[[色マナ]]を確保する手段を採用しやすいことにある。
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基本的な動きは[[ウルザトロン]]と同様に、大量の[[無色マナ]]から[[重い|重量級]][[呪文]]を[[唱える]]ことを目指す。ウルザトロンと比較したときの利点は、[[ウルザランド]]ほど[[スロット]]を圧迫しないことから、[[色マナ]]を確保する手段を採用しやすいことにある。また微光地による[[ライフ]]回復も、少量ながら見逃せない。
  
 
*雲上の座は数が並ぶと莫大なマナを生み出すことから、特に[[ミラーマッチ]]では膨大なマナが生まれる。[[マナ・バーン]]が存在した時期には、この小回りの利かなさが難点となった。
 
*雲上の座は数が並ぶと莫大なマナを生み出すことから、特に[[ミラーマッチ]]では膨大なマナが生まれる。[[マナ・バーン]]が存在した時期には、この小回りの利かなさが難点となった。
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{{#card:Decree of Justice}}
 
{{#card:Decree of Justice}}
  
[[エクステンデッド]]では、主に[[白青]]の[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]として[[雲上の座/Cloudpost]]と[[ヴェズーヴァ/Vesuva]]の8枚体制で組まれ、同[[環境]]の[[青白トロン#エクステンデッド|青白トロン]]と同じような動きをする。[[青]]の[[引く|ドロー]]で雲上の座を集め、大量[[マナ]]をベースに[[正義の命令/Decree of Justice]]などを活用する。
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[[エクステンデッド]]では、主に[[白青]]の[[コントロールデッキ]]として[[雲上の座/Cloudpost]]と[[ヴェズーヴァ/Vesuva]]の8枚体制で組まれ、同[[環境]]の[[青白トロン#エクステンデッド|青白トロン]]と同じような動きをする。[[青]]の[[引く|ドロー]]で雲上の座を集め、大量[[マナ]]をベースに[[正義の命令/Decree of Justice]]などを活用する。
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===サンプルレシピ===
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*参考
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**PTQ Yokohama Charleston, West Virginia 第3位
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**使用者:[[Daniel Neeley]]
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*[[フォーマット]]
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**[[エクステンデッド]]([[第7版]]〜[[第9版]]、[[インベイジョン]]〜[[時のらせん]]、[[コールドスナップ]])
  
==Pauper==
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==パウパー==
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[[パウパー]]では、[[雲上の座/Cloudpost]]と[[微光地/Glimmerpost]]の8枚体制で組まれる。[[デッキカラー]]は、[[環境]]初期は[[緑単色デッキ|緑単]]のものが多かったが、次第に[[青赤]]タイプが主流となった。それ以外にも[[青単色デッキ|青単]]や[[青黒]]などのタイプも存在した。また、[[テンポラル・ストーム]]の[[コンボパーツ]]や[[リベリオン#パウパー|リベリオン]]のマナ基盤として雲上の座と微光地が採用されることもあった。
  
[[Pauper]]では、[[雲上の座/Cloudpost]][[微光地/Glimmerpost]]の8枚体制で組まれる。[[デッキカラー]]は、[[緑単色デッキ|緑単色]]もしくは[[青赤]]をベースとした2種が主流。
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{{#card:Rolling Thunder}}
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{{#card:Ulamog's Crusher}}
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;緑単型
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:最序盤は[[探検の地図/Expedition Map]][[神座]]を[[サーチ]]してきたり、[[草茂る胸壁/Overgrown Battlement]][[根の壁/Wall of Roots]]のような[[マナ加速]]役にもなる[[壁 (俗語)|壁]]を[[展開]]したりして時間を稼ぐ。ある程度[[マナ]]が揃ったら[[ファッティ]]を呼び出しひたすら殴るのが主な流れであり、[[滅殺]]により高い制圧力を持つ[[ウラモグの破壊者/Ulamog's Crusher]]や、安定して後続を呼び出せる[[オーロクスの獣群/Aurochs Herd]]が使用される傾向にある。
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:緑単もしくはそれに準ずる構築の場合、単なる[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]のような構成では[[対戦相手]]に対して一切干渉できないため[[Thermokarst]]などの[[土地破壊]]要素が加えられる。これにより、デッキの動きが[[バウンスランド]]に依存している[[テンポラル・ストーム]]や同系[[コントロール (デッキ)|コントロール]]などにある程度耐性をつけることが可能である。
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:環境が進み、軽量ビートダウンなどが[[メタゲーム]]の上位に入るようになってきたことで、クリーチャーへの対応ができる青赤型が選択されやすくなった。
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;赤青型
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:序盤は[[稲妻/Lightning Bolt]]などの[[軽い|軽量]][[火力]]や[[マナ漏出/Mana Leak]]などの[[打ち消す|打ち消し]]で時間を稼ぎながら、[[引く|ドロー]]を駆使しつつ[[土地]]を伸ばしていく。土地がある程度揃ったら、[[とどろく雷鳴/Rolling Thunder]]のような[[全体火力]]で[[対戦相手]]を[[クリーチャー]]ごと[[焼く|焼き]]払ったり、ウラモグの破壊者を使ったりして[[ライフ]]を[[削る|削って]]いく。
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:[[神秘の指導/Mystical Teachings]]を搭載して[[シルバーバレット]]戦略をとれるようにしてあるタイプも多く、要所でアドバンテージを取りつつ相手に合わせた動きができる柔軟性が持ち味である。
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:*複数マナを生成する土地をかき集めることから[[イゼットロン]]の亜種とみることもできる。
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[[2013年]]10月2日より雲上の座が[[禁止カード]]に指定され、デッキが存続できなくなった。
  
 
===緑単型===
 
===緑単型===
{{#card:Ulamog's Crusher}}
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*備考
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**Pauper Daily #2064641 on 02/16/2011 4-0 ([http://archive.wizards.com/Magic/digital/magiconlinetourn.aspx?x=mtg/digital/magiconline/tourn/2064641 参考])
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**使用者:Lparson13
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*[[フォーマット]]
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**[[パウパー]](~[[ミラディン包囲戦]])
  
最序盤は[[探検の地図/Expedition Map]]で[[神座]]を[[サーチ]]してきたり、[[草茂る胸壁/Overgrown Battlement]]や[[根の壁/Wall of Roots]]を[[マナ加速]]役にもなる[[]][[展開]]したりして時間を稼ぐ。ある程度[[マナ]]が揃ったら[[ファッティ]]を呼び出しひたすら殴るのが主な流れであり、[[滅殺]]により高い制圧力を持つ[[ウラモグの破壊者/Ulamog's Crusher]]や、安定して後続を呼び出せる[[オーロクスの獣群/Aurochs Herd]]が使用される傾向にある。
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{{#MagicFactory:df313334}}
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===赤青型1===
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*備考
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**Pauper Challenge #1711867 on 10/31/2010 4th Place ([http://archive.wizards.com/Magic/digital/magiconlinetourn.aspx?x=mtg/digital/magiconline/tourn/1711867 参考]
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**使用者:ph05nix
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*[[フォーマット]]
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**[[パウパー]](~[[ミラディンの傷跡]]
  
*緑単もしくはそれに準ずる構築の場合、単なる[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]のような構成では[[対戦相手]]に対して一切干渉できないため[[Thermokarst]]などの[[土地破壊]]要素が加えられる。これにより、デッキの動きが[[バウンスランド]]に依存している[[白青黒ストーム]]や同系[[コントロール (デッキ)|コントロール]]などにある程度耐性をつけることが可能である。
+
{{#MagicFactory:df313253}}
 +
*初期のレシピ。
  
===赤青型===
+
===赤青型2===
{{#card:Rolling Thunder}}
+
*備考
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**Pauper Daily #6021684 on 09/26/2013 4-0 ([http://archive.wizards.com/Magic/Digital/MagicOnlineTourn.aspx?x=mtg/digital/magiconline/tourn/6021684 参考])
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**使用者:OKWilson
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*[[フォーマット]]
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**[[パウパー]](~[[基本セット2014]])
  
序盤は[[稲妻/Lightning Bolt]]などの[[軽い|軽量]][[火力]]で相手クリーチャーを焼いたり、[[マナ漏出/Mana Leak]]などの[[打ち消す|打ち消し]]で時間を稼ぎながら[[引く|ドロー]]を駆使しつつ土地を伸ばしていく。土地がある程度揃ったら、[[とどろく雷鳴/Rolling Thunder]]のような[[全体火力]]で相手のクリーチャーごと相手を焼き払ったり、緑単型でも用いられた[[ウラモグの破壊者/Ulamog's Crusher]]を使ったりしてライフを削っていく。
+
{{#MagicFactory:df312751}}
 +
*禁止直前のレシピ。
  
*複数マナを生成する土地をかき集めることから[[イゼットロン]]の亜種とみることもできる。
+
===青単型===
 +
*備考
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**Pauper Daily #3253715 on 01/07/2012 4-0 ([http://www.mtggoldfish.com/tournament/6615 参考])
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**使用者:manimal421
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*[[フォーマット]]
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**[[パウパー]](~[[イニストラード]]
  
== 参考 ==
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{{#MagicFactory:df313104}}
 +
===青黒型===
 +
*備考
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**Pauper Daily #4991853 on 02/11/2013 4-0 ([http://archive.wizards.com/Magic/Digital/MagicOnlineTourn.aspx?x=mtg/digital/magiconline/tourn/4991853 参考])
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**使用者:CRET_UgRiv
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*[[フォーマット]]
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**[[パウパー]](~[[ギルド門侵犯]])
 +
 
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{{#MagicFactory:df313101}}
 +
==参考==
 
*[[12post]]
 
*[[12post]]
*[[青白コントロール]]
+
*[[青赤コントロール]]
 
*[[デッキ集]]
 
*[[デッキ集]]
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[[Category:青単色デッキ]]
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[[Category:緑単色デッキ]]
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[[Category:青黒デッキ]]
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[[Category:青赤デッキ]]
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[[Category:コントロールデッキ]]
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[[Category:青単コントロールデッキ]]
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[[Category:緑単コントロールデッキ]]
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[[Category:青黒コントロールデッキ]]
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[[Category:青赤コントロールデッキ]]
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[[Category:インベイジョン期のエクステンデッドデッキ]]
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[[Category:パウパーデッキ]]

2024年1月8日 (月) 14:18時点における最新版

8post(エイトポスト)は、雲上の座/Cloudpostからのマナをベースとしたデッキ土地の構成によって雲上の座/Cloudpostを実質8枚投入したような構成を取ることからこう呼ばれる。

目次

[編集] 概要


Cloudpost / 雲上の座
土地 — 神座(Locus)

雲上の座はタップ状態で戦場に出る。
(T):戦場に出ている神座(Locus)1つにつき(◇)を加える。



Vesuva / ヴェズーヴァ
土地

あなたは、ヴェズーヴァが戦場に出ているいずれかの土地のコピーとしてタップ状態で戦場に出ることを選んでもよい。



Glimmerpost / 微光地
土地 — 神座(Locus)

微光地が戦場に出たとき、あなたは戦場に出ている神座(Locus)1つにつき1点のライフを得る。
(T):(◇)を加える。


最初に登場したのは時のらせん参入後のエクステンデッド環境ヴェズーヴァ/Vesuva雲上の座/Cloudpostコピーすることで実質8枚体制になる。

さらに、ミラディンの傷跡では新たなる神座である微光地/Glimmerpostが登場したことで、ヴェズーヴァに頼らなくても8枚体制を取ることができるようになった。雲上の座も微光地もコモンであることから、こちらは主にパウパーで活躍している。

基本的な動きはウルザトロンと同様に、大量の無色マナから重量級呪文唱えることを目指す。ウルザトロンと比較したときの利点は、ウルザランドほどスロットを圧迫しないことから、色マナを確保する手段を採用しやすいことにある。また微光地によるライフ回復も、少量ながら見逃せない。

  • 雲上の座は数が並ぶと莫大なマナを生み出すことから、特にミラーマッチでは膨大なマナが生まれる。マナ・バーンが存在した時期には、この小回りの利かなさが難点となった。
  • 雲上の座、ヴェズーヴァ、微光地をすべて投入すれば、12postにすることもできる。

[編集] エクステンデッド


Decree of Justice / 正義の命令 (X)(X)(2)(白)(白)
ソーサリー

白の4/4の飛行を持つ天使(Angel)クリーチャー・トークンをX体生成する。
サイクリング(2)(白)((2)(白),このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
あなたが正義の命令をサイクリングしたとき、あなたは(X)を支払ってもよい。そうした場合、白の1/1の兵士(Soldier)クリーチャー・トークンをX体生成する。


エクステンデッドでは、主に白青コントロールデッキとして雲上の座/Cloudpostヴェズーヴァ/Vesuvaの8枚体制で組まれ、同環境青白トロンと同じような動きをする。ドローで雲上の座を集め、大量マナをベースに正義の命令/Decree of Justiceなどを活用する。

[編集] サンプルレシピ

8post (Extended - TSP) [1]
土地 (23)
4 神聖なる泉/Hallowed Fountain
4 雲上の座/Cloudpost
4 ヴェズーヴァ/Vesuva
2 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
1 アダーカー荒原/Adarkar Wastes
1 古えの居住地/Ancient Den
1 教議会の座席/Seat of the Synod
1 アカデミーの廃墟/Academy Ruins
2 平地/Plains
3 島/Island
クリーチャー (5)
2 賛美されし天使/Exalted Angel
2 トリスケリオン/Triskelion
1 永遠のドラゴン/Eternal Dragon
呪文 (32)
4 アゾリウスの印鑑/Azorius Signet
3 卑下/Condescend
3 正義の命令/Decree of Justice
3 嘘か真か/Fact or Fiction
3 記憶の欠落/Memory Lapse
3 精神隷属器/Mindslaver
3 差し戻し/Remand
3 撤廃/Repeal
3 知識の渇望/Thirst for Knowledge
3 神の怒り/Wrath of God
1 発展のタリスマン/Talisman of Progress
サイドボード (15)
4 翻弄する魔道士/Meddling Mage
4 太陽のしずく/Sun Droplet
3 糾弾/Condemn
2 賛美されし天使/Exalted Angel
2 真髄の針/Pithing Needle

[編集] パウパー

パウパーでは、雲上の座/Cloudpost微光地/Glimmerpostの8枚体制で組まれる。デッキカラーは、環境初期は緑単のものが多かったが、次第に青赤タイプが主流となった。それ以外にも青単青黒などのタイプも存在した。また、テンポラル・ストームコンボパーツリベリオンのマナ基盤として雲上の座と微光地が採用されることもあった。


Rolling Thunder / とどろく雷鳴 (X)(赤)(赤)
ソーサリー

望む数のクリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーを対象とする。とどろく雷鳴はそれらにX点のダメージをあなたの望むように分割して与える。



Ulamog's Crusher / ウラモグの破壊者 (8)
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)

滅殺2(このクリーチャーが攻撃するたび、防御プレイヤーはパーマネントを2つ生け贄に捧げる。)
各戦闘で、ウラモグの破壊者は可能なら攻撃する。

8/8

緑単型
最序盤は探検の地図/Expedition Map神座サーチしてきたり、草茂る胸壁/Overgrown Battlement根の壁/Wall of Rootsのようなマナ加速役にもなる展開したりして時間を稼ぐ。ある程度マナが揃ったらファッティを呼び出しひたすら殴るのが主な流れであり、滅殺により高い制圧力を持つウラモグの破壊者/Ulamog's Crusherや、安定して後続を呼び出せるオーロクスの獣群/Aurochs Herdが使用される傾向にある。
緑単もしくはそれに準ずる構築の場合、単なるビートダウンのような構成では対戦相手に対して一切干渉できないためThermokarstなどの土地破壊要素が加えられる。これにより、デッキの動きがバウンスランドに依存しているテンポラル・ストームや同系コントロールなどにある程度耐性をつけることが可能である。
環境が進み、軽量ビートダウンなどがメタゲームの上位に入るようになってきたことで、クリーチャーへの対応ができる青赤型が選択されやすくなった。
赤青型
序盤は稲妻/Lightning Boltなどの軽量火力マナ漏出/Mana Leakなどの打ち消しで時間を稼ぎながら、ドローを駆使しつつ土地を伸ばしていく。土地がある程度揃ったら、とどろく雷鳴/Rolling Thunderのような全体火力対戦相手クリーチャーごと焼き払ったり、ウラモグの破壊者を使ったりしてライフ削っていく。
神秘の指導/Mystical Teachingsを搭載してシルバーバレット戦略をとれるようにしてあるタイプも多く、要所でアドバンテージを取りつつ相手に合わせた動きができる柔軟性が持ち味である。
  • 複数マナを生成する土地をかき集めることからイゼットロンの亜種とみることもできる。

2013年10月2日より雲上の座が禁止カードに指定され、デッキが存続できなくなった。

[編集] 緑単型

Mono Green Post(Pauper) [2]
土地 (20)
4 雲上の座/Cloudpost
8 森/Forest
4 微光地/Glimmerpost
4 平穏な茂み/Tranquil Thicket
クリーチャー (23)
4 オーロクスの獣群/Aurochs Herd
2 シタヌールの樹木読み/Citanul Woodreaders
3 激情の共感者/Fierce Empath
1 クローサの大牙獣/Krosan Tusker
3 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
4 草茂る胸壁/Overgrown Battlement
2 ウラモグの破壊者/Ulamog's Crusher
4 根の壁/Wall of Roots
呪文 (17)
3 輪作/Crop Rotation
4 ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss
4 刈り取りと種まき/Reap and Sow
4 Thermokarst
2 根絶やし/Uproot
サイドボード (15)
2 上機嫌の破壊/Gleeful Sabotage
3 マイアー・ボア/Mire Boa
2 秘宝の破壊/Relic Crush
4 中休み/Respite
4 砂嵐/Sandstorm

[編集] 赤青型1

UR Post(Pauper) [3]
土地 (23)
1 ボジューカの沼/Bojuka Bog
4 雲上の座/Cloudpost
4 微光地/Glimmerpost
6 島/Island
3 イゼットの煮沸場/Izzet Boilerworks
5 山/Mountain
クリーチャー (2)
1 記憶の壁/Mnemonic Wall
1 ウラモグの破壊者/Ulamog's Crusher
呪文 (35)
1 転覆/Capsize
4 強迫的な研究/Compulsive Research
4 卑下/Condescend
3 探検の地図/Expedition Map
3 炎の稲妻/Firebolt
3 炎の斬りつけ/Flame Slash
1 稲妻/Lightning Bolt
1 深遠の謎/Mysteries of the Deep
2 神秘の指導/Mystical Teachings
4 禁制/Prohibit
4 予言のプリズム/Prophetic Prism
3 とどろく雷鳴/Rolling Thunder
1 鋸刃の矢/Serrated Arrows
1 よろめきショック/Staggershock
サイドボード (15)
2 地の裂け目/Earth Rift
2 ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman
3 水流破/Hydroblast
3 紅蓮破/Pyroblast
1 鋸刃の矢/Serrated Arrows
4 石の雨/Stone Rain
  • 初期のレシピ。

[編集] 赤青型2

UR Post(Pauper) [4]
土地 (23)
4 雲上の座/Cloudpost
4 微光地/Glimmerpost
8 島/Island
1 イゼットのギルド門/Izzet Guildgate
6 山/Mountain
クリーチャー (8)
1 記憶の壁/Mnemonic Wall
4 熟考漂い/Mulldrifter
2 海門の神官/Sea Gate Oracle
1 ウラモグの破壊者/Ulamog's Crusher
呪文 (29)
3 強迫的な研究/Compulsive Research
3 対抗呪文/Counterspell
1 電謀/Electrickery
1 静電気の稲妻/Electrostatic Bolt
4 炎の斬りつけ/Flame Slash
2 幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker
1 収穫の火/Harvest Pyre
1 マグマのしぶき/Magma Spray
2 神秘の指導/Mystical Teachings
4 定業/Preordain
2 禁制/Prohibit
4 予言のプリズム/Prophetic Prism
1 とどろく雷鳴/Rolling Thunder
サイドボード (15)
3 古えの遺恨/Ancient Grudge
1 払拭/Dispel
2 地の裂け目/Earth Rift
1 電謀/Electrickery
1 妨害の接触/Hindering Touch
1 水流破/Hydroblast
1 マグマのしぶき/Magma Spray
3 紅蓮破/Pyroblast
2 石の雨/Stone Rain
  • 禁止直前のレシピ。

[編集] 青単型

Mono Blue Post(Pauper) [5]
土地 (22)
14 島/Island
4 雲上の座/Cloudpost
4 微光地/Glimmerpost
クリーチャー (11)
4 熟考漂い/Mulldrifter
4 海門の神官/Sea Gate Oracle
3 ウラモグの破壊者/Ulamog's Crusher
呪文 (27)
4 探検の地図/Expedition Map
3 鋸刃の矢/Serrated Arrows
1 綿密な分析/Deep Analysis
2 定業/Preordain
4 マナ漏出/Mana Leak
4 対抗呪文/Counterspell
4 蓄積した知識/Accumulated Knowledge
2 転覆/Capsize
3 卑下/Condescend
サイドボード (15)
2 絡み線の壁/Wall of Tanglecord
3 払拭/Dispel
4 水流破/Hydroblast
4 海賊の魔除け/Piracy Charm
2 残響する真実/Echoing Truth

[編集] 青黒型

Dimir Post(Pauper) [6]
土地 (24)
4 雲上の座/Cloudpost
4 微光地/Glimmerpost
8 島/Island
6 沼/Swamp
2 広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse
クリーチャー (11)
1 騒がしいネズミ/Chittering Rats
2 記憶の壁/Mnemonic Wall
4 熟考漂い/Mulldrifter
4 海門の神官/Sea Gate Oracle
呪文 (26)
1 転覆/Capsize
2 対抗呪文/Counterspell
2 悪魔の布告/Diabolic Edict
1 見栄え損ない/Disfigure
3 破滅の刃/Doom Blade
2 残響する衰微/Echoing Decay
1 エヴィンカーの正義/Evincar's Justice
1 禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy
1 幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker
1 無残な収穫/Grim Harvest
1 無垢の血/Innocent Blood
2 神秘の指導/Mystical Teachings
4 定業/Preordain
4 予言のプリズム/Prophetic Prism
サイドボード (15)
2 悪魔の布告/Diabolic Edict
3 見栄え損ない/Disfigure
2 払拭/Dispel
1 エヴィンカーの正義/Evincar's Justice
3 水流破/Hydroblast
4 Icequake

[編集] 参考

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