精神隷属器/Mindslaver
出典: MTG Wiki
Mindslaver / 精神隷属器 (6)
伝説のアーティファクト
伝説のアーティファクト
(4),(T),精神隷属器を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーの次のターンをあなたがコントロールする。(あなたはそのプレイヤーが見ることのできるすべてのカードを見て、そのプレイヤーのすべての決定を行う。そのプレイヤーはマナ・バーンによってライフを失わない。)
相手の1ターンを完全に操ることができる伝説のアーティファクト。 コントロール相手に起動したらほぼ勝ち。撃てば相手をほとんど壊滅させられるため、スタンダードでも各種コントロールのエンドカードとして使用された。
カード・プールが広くなればなるほど強くなるカードでもある。かつてのエクステンデッドやヴィンテージでは、修繕/Tinkerから高速で場に出され、ゴブリンの溶接工/Goblin Welderで何度も使い回されたのだ。→スタックス、ティンカースタックス
またアカデミーの廃墟/Academy Ruinsでも容易に再利用される。しかも、半永久的にである。→青白トロン
このカード専用のルールが1項目作られている。
- 他のプレイヤーにターンをコントロールされているプレイヤーは、マナ・バーンでライフを失わない(マナ・プールは通常通り空になる)。しかし、ペインランド等からのダメージはマナ・バーンによるライフロスではないので発生する。
- ターンをコントロールしている間に、あなたも通常通りあなたの呪文をプレイしたりできる。
- 対戦相手の手札を見たり、裏向きのクリーチャーの表を見ることも可能である。
- これを使って、ルール上不正な行動をさせることはできないので注意。
- これを使って、相手を投了させることはできない。逆に、ターンをコントロールされている状態でも投了できる。
- もちろんBlacker Lotusなどのコストの一部として相手のカードをビリビリに破いてもいい。逆に、もしそうされそうになったら即座に投了すべきだろう(そのタイミングでの投了は認められている)。
- イラストだけは早くから公開されていて、装備品だと思われていた。
- もともと「グリーマックス/Gleemax」の名前でアングルード2に収録される予定だった。アングルード2の企画が消えたために精神隷属器になったのだが、その後アンヒンジドで全く違うカードがGleemaxとして登場した。さらにさかのぼるとテンペストの占有の兜/Helm of Possessionの原案にたどり着く。
- 最初は伝説のアーティファクトではなかったのだが、調整の結果そうなった。
- 間違っても、禁止カードではない(参考のコラム参照)。
- 公式ハンドブックにおいて評価は低かったが、上記の通り本当は超強力である。ミラディン産アーティファクトのカードパワーの凄まじさを象徴しているようなカードである。
- 注釈文に従えば、これを自分を対象にして起動した場合、あなたはマナ・バーンによってライフを失わないように読めるが、そうはならない。CR:507.4は「他の」プレイヤーにターンがコントロールされている間に関するルールだからである。自分のターンをコントロールしても、基本的に何も起こらない。自分を対象に起動して意味があるのは、せいぜい相手の精神隷属器による効果を上書きして無効化するときぐらいのものである。
[編集] 参考
- 精神は素晴らしく無駄なもの―テンペスト発アングルード経由ミラディン行き(Wizards社;英語)(by Mark Rosewater)
- 「あなたが決める」--精神隷属器が禁止カードに!(Braingeyser 2004年4月1日にウィザーズ・オブ・ザ・コーストの公式ホームページで公表されたエイプリル・フール記事の和訳)
- The Top 50 Artifacts of All Time第38位(WotC、文:Zvi Mowshowitz、英語)
- カード個別評価:ミラディン - レア
[編集] 専用ルール
[編集] 引用:総合ルール 5.5.2.0
- 5 その他のルール
- 507 他のプレイヤーのターンをコントロールする
- 507.1 あるカード(精神隷属器)は、プレイヤーのターンを他のプレイヤーによってコントロールさせる。この効果は、その影響を受けるプレイヤーが次に実際に得るターンに影響を及ぼす。ターン全てがコントロールされ、この効果は次のターンが始まるまで終わらない。
- 507.2 ターンがコントロールされているプレイヤーが、何らかのオブジェクトの情報を見ることができる場合、それはそのプレイヤーとターンのコントローラーの両方が見ることができる。
- 507.3 他のプレイヤーのターンのコントローラーは、そのプレイヤーに認められている、あるいは何らかのルールやオブジェクトによりしなければならないすべての選択や決定を行う。これには、何をプレイするかの選択や、呪文や能力に関する選択や決定を含む。
- 507.3a 他のプレイヤーのターンのコントローラーは、そのプレイヤーのためにコストを支払う場合、そのプレイヤーの物(カード、マナ等)のみを使用できる。
- 507.3b 他のプレイヤーのターンのコントローラーは、そのプレイヤーを投了させられない。プレイヤーは、自分のターンが他のプレイヤーにコントロールされていても、いつでもゲームを投了することができる。rule 102.3a 参照。
- 507.3c 他のプレイヤーのターンのコントローラーは、ルールやオブジェクトによって必要とされていない選択や決定を行えない。また、コントローラーはトーナメント・ルールによって必要とされている選択や決定を行えない。
- 507.3d 他のプレイヤーのターンをコントロールしているプレイヤーは、自分自身に関する選択や決定も行える。
- 507.4 プレイヤーは、他のプレイヤーによって自分のターンがコントロールされている間、マナ・バーンによってライフを失わない(ただし、そのプレイヤーのマナ・プールにある未使用のマナは、通常と同様にフェイズの終了時に空になる。rule 300.3 参照)。
- 507 他のプレイヤーのターンをコントロールする
