対抗色
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− | + | *[[ミラージュ]]、[[ビジョンズ]]、[[テンペスト]]、[[アポカリプス]]([[分割カード]]も含む)、[[次元の混乱]]、[[イーブンタイド]]([[混成カード]]のみ)、[[アラーラの断片]]、[[アラーラ再誕]]、[[テーロス]]、[[ニクスへの旅]]、[[タルキール覇王譚]]、[[運命再編]]、[[マジック・オリジン]]、[[戦乱のゼンディカー]]、[[ゲートウォッチの誓い]]に5つの色の組み合わせすべてが収録されている。2色がテーマの[[ラヴニカ・ブロック]]と[[ラヴニカへの回帰ブロック]]は各セットではバラ付きがあるがブロック内では5つ全てが取り扱われている。 | |
− | + | *5つの色の組み合わせが単独で収録されていたり不揃いのセットは、ザ・ダーク、[[スカージ]]、[[神河救済]]、[[時のらせん]]([[タイムシフト]])、[[未来予知]]、[[ローウィン]]、[[ミラディン包囲戦]]、[[新たなるファイレクシア]]、 [[イニストラード]]([[両面カード]]の第2面のみ)、[[闇の隆盛]]、[[アヴァシンの帰還]]、[[基本セット2015]]、[[神々の軍勢]]がある。 | |
− | + | *特殊セットでは[[統率者]]、[[統率者2015]]にすべての色の組み合わせの対抗色のカードが新録、再録されている。[[コンスピラシー]]では再録を含めればすべての色の組み合わせが収録されている。[[アンヒンジド]]、[[プレインチェイス2012]]にも新録されているがすべての色の組み合わせではない。 | |
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==色対策カード== | ==色対策カード== |
2016年2月28日 (日) 22:26時点における版
対抗色(Enemy Color)とは、簡単に言えば、仲が悪い色。敵対色と呼ぶこともある。カードの裏面に各色の丸が5角形に並んでいるが、ここで隣り合っていない色が対抗色である。
- 「聖善」「秩序」の白の対抗色は、「邪悪」の黒と「混沌」の赤。
- 「思考」「技術」の青の対抗色は、「衝動」の赤と「自然」の緑。
- 「死滅」「邪悪」の黒の対抗色は、「生命」の緑と「聖善」の白。
- 「混沌」「衝動」の赤の対抗色は、「秩序」の白と「思考」の青。
- 「自然」「生命」の緑の対抗色は、「技術」の青と「死滅」の黒。
目次 |
対抗色カード
マジックにおいて対抗色の組み合わせは基本的には例外的なものであり、多色カードや多色地形は友好色の組み合わせに比べて少ない。初のカードはザ・ダークの森の暗き中心/Dark Heart of the Woodがあり、黒緑のこのカードのみの収録であった。アポカリプスでは対抗色がテーマとして取り上げられ、対抗色が初めて友好色と同等の扱いを受けることとなった。小型エキスパンションであるためカード枚数そのものは少ないものの、強力な対抗色カードや対抗色支援カード、友好色版と同等の対抗色版ペインランドが登場した。ミラディンの傷跡ブロックではミラディン/Mirrodin軍とファイレクシア/Phyrexia軍の戦争がテーマで、それぞれの陣営の中心である白赤と黒緑の対立が取り上げられた。
初登場がザ・ダークで単独のみの収録だったとはいえ、友好色と同じようにセットに対抗色のカードが収録される場合は5つの色の組み合わせすべてが収録される事が多い(組み合わせごとの収録枚数に差がある事はある)。
- ミラージュ、ビジョンズ、テンペスト、アポカリプス(分割カードも含む)、次元の混乱、イーブンタイド(混成カードのみ)、アラーラの断片、アラーラ再誕、テーロス、ニクスへの旅、タルキール覇王譚、運命再編、マジック・オリジン、戦乱のゼンディカー、ゲートウォッチの誓いに5つの色の組み合わせすべてが収録されている。2色がテーマのラヴニカ・ブロックとラヴニカへの回帰ブロックは各セットではバラ付きがあるがブロック内では5つ全てが取り扱われている。
- 5つの色の組み合わせが単独で収録されていたり不揃いのセットは、ザ・ダーク、スカージ、神河救済、時のらせん(タイムシフト)、未来予知、ローウィン、ミラディン包囲戦、新たなるファイレクシア、 イニストラード(両面カードの第2面のみ)、闇の隆盛、アヴァシンの帰還、基本セット2015、神々の軍勢がある。
- 特殊セットでは統率者、統率者2015にすべての色の組み合わせの対抗色のカードが新録、再録されている。コンスピラシーでは再録を含めればすべての色の組み合わせが収録されている。アンヒンジド、プレインチェイス2012にも新録されているがすべての色の組み合わせではない。
色対策カード
対抗色だけを狙い撃ちにしたようなカード(色対策カード)は黎明期から多く存在する。またクリーチャーがプロテクションを持つ場合、対抗色に対するものが圧倒的に多い。そのため対抗色のデッキとのゲームでは、対戦相手に対してより有効な手を打つことができるが、逆に対戦相手からの対策にも注意する必要がある。
対抗色デッキ
1つのデッキで対抗色のカ]を組み合わせて使う場合、対抗色のデッキは多かれ少なかれマナ基盤の面で苦戦する傾向がある。2色のマナを出す各種多色地形は、友好色のものは環境によらず常に存在するが、対抗色のものは無い時期が存在する。そういう時期は真鍮の都/City of Brass等の5色地形で代用しつつ、後は基本土地で頑張るしかなかった。当時は仮に対抗色の2色土地があっても、明確に「劣化」という位置づけであった。例えばテンペストで登場した対抗色のペインランドは、従来の(友好色の)ペインランドにタップインというペナルティ能力を付け足した形のものであった。
多色カードは友好色のものに比べてはるかに少なく、上記のようにマナ基盤の面でも問題があることから、2色デッキが組まれる場合は友好色の方が王道であった。アポカリプス参入時までは、トーナメントレベルで活躍した対抗色のデッキはカウンターバーンや一部のコンボデッキ(コンボパーツ同士が対抗色の場合)くらいであった。
第9版と第10版では対抗色版ペインランドが友好色版と共に再録され、その頃はラヴニカ・ブロック、イーブンタイド、アラーラの断片ブロックなど、エキスパンションにも対抗色の2色土地が豊富だったことから、スタンダードでも対抗色デッキが友好色デッキと同じように組める時期がしばらく続いていた。しかし、10組すべての2色土地を入れすぎたことで友好色と対抗色の差が消し飛んでしまっていたと、後にAaron Forsytheは述べている(参考)。
その反省から、基本セット2010以降は友好色は対抗色よりも協力しやすいという思想に戻り、対抗色の2色土地が少なくなったが、ラヴニカへの回帰以降、友好色と対抗色のマナ基盤に差を付けるのは間違いであったとし、友好色と対抗色のマナ基盤は対等に扱われるようになっている(参考/翻訳)。
その他
- 「たいこうしょく」を変換すると「退紅色」「褪紅色」となってしまう。どちらも、「くすんだ薄い赤色、うすもも色」を表す語である。面倒なら「対抗色」で単語登録しておこう。
主な対抗色デッキ
- 白黒 → アリーナドレイン、クレリック
- 青赤 → カウンターバーン、アネックス・ワイルドファイア
- 黒緑 → メガハンデス、黒緑エルフ
- 赤白 → アストログライド、BDW
- 緑青 → 青緑マッドネス、セル
参考
色 | |||||||||
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単色 | 白 - 青 - 黒 - 赤 - 緑 | ||||||||
多色 (金) |
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アン・ゲーム専用 | ピンク - 金 - 目の色 | ||||||||
色の関係 | 色の組み合わせ - 友好色 - 対抗色 - カラーパイ - 色の役割 | ||||||||
関連項目 | 無色 - 有色 - 単色カード - 多色カード - 色指標 - 固有色 - デッキカラー |