ミラディン/Mirrodin

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ミラディン/Mirrodinは、多元宇宙/Multiverse次元/Planeの1つで、ミラディン・ブロック、およびミラディンの傷跡ブロックの舞台。

目次

[編集] 解説

あらゆるものが金属に覆われ、あるいは金属を含んでおり、それはそこに住む生命ですら例外ではない。

もともとはカーン/Karnアージェンタム/Argentumとして作った人工の次元。数学的調和と完全性に支配された、銀一色の完璧な世界であった。カーンに管理を任されたメムナーク/Memnarchはこの世界に「ミラディン」という名を与え、生命を創造しこれを改造していくのだが……。

続編となるミラディンの傷跡ブロックでは、ファイレクシア/Phyrexiaによる侵食と、それら外敵に対抗するミラディンの住人の戦いが描かれ、以後ミラディン次元はさらに次元名を変えて新ファイレクシア/New Phyrexiaと呼ばれることとなる。

[編集] 地理

刃や針のような金属植物の平原である"剃刀ヶ原/Razor Fields"、きらめく水銀を湛えた大海原である"水銀海/Quicksilver Sea"、アンデッド(屍賊/Nim)の住む金属の毒霧に満ちた沼地の"メフィドロス/Mephidross(=ドロス/Dross)"、溶鉄のマグマが吹き出す無骨な山脈の"オキシダ連峰/Oxidda Chain"、ねじれた金属樹のツタが生い茂る森林の"絡み森/The Tangle"などといった地形から構成される。

そしての4つの光り輝く月 ― "太陽"が世界を各々のに照らしている。

ミラディンに生息している主な種族人間/Humanレオニン/Leonin)、ロクソドン/Loxodon)、ヴィダルケン/Vedalken屍賊/Nimゾンビ)、ゴブリン/Goblinエルフ/Elfトロール/Trollビーストマイアちらつき蛾など。ミラディンの傷跡の時代では吸血鬼/Vampireが増えたり既存の一部の生物が激減したりと、その構成に変化が見られる。ミラディンの住人は総称してミラディン人/Mirranと呼ばれる。

  • フィフス・ドーンにての太陽が核から出現し、ミラディンの空には5色の太陽が輝くことになった。ミラディンの傷跡ブロックでも依然5つの太陽が確認できる。
  • ブロック名に次元の名前が入った最初の次元、またドミナリア/Dominaria以外で複数のブロックにわたって主舞台となった最初の次元。
  • 同じく人工次元としてセラの領土/Serra's Realmがあった。ミラディン同様一見調和と完全性に満ちた完璧な世界であったが、人工次元には不自然性による欠陥があり外部の干渉に脆い面があった。汚染された途端環境はもちろん住人すら汚染され崩壊してしまった。奇しくもその脆弱性を再び証明してしまうこととなった。同じくファイレクシアの手によって。

[編集] キャラクター

[編集] 登場カード

空僻地/Glimmervoid次元カード化。
ミラディン・ブロックにおけるで表された海の次元カード化。
内にあるダークスティールの城塞/Darksteel Citadel

[編集] 関連リンク

[編集] その他

ミラディン・ブロックの企画当初からこの次元にファイレクシアが再登場する筋書きが出来ており[1]、新ファイレクシアになることも含めて計画されていた[2]

[編集] 脚注

  1. Something Wicked This Way Comes, Part 2(Making Magic 2010年9月10日 Mark Rosewater著)
  2. More Life Lessons/さらなる人生の教訓(Making Magic 2022年7月4日 Mark Rosewater)

[編集] 参考

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