人間 (デッキ)
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===白青型=== | ===白青型=== |
2013年6月22日 (土) 00:54時点における版
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概要
人間のクリーチャー・タイプが登場して以降、後からオラクル変更されたものも含めて非常に多くの人間クリーチャーが存在しているが、人間を参照する部族カードはほとんど作られることがなかった。そのため、部族シナジーを意識した形のデッキはほとんど作られることがなかった。
しかし、イニストラードで主要種族の一つとして取り上げられ、部族カードもいくつか作られたことで姿を現すようになった。
- 単にクリーチャー・タイプを統一するという意味での部族デッキ自体は、イニストラード以前も作られることもあった。トライバル・ウォーズにおいては有力な選択肢の一つ。
イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期
ローテーションによりミラディンの十字軍/Mirran Crusader、清浄の名誉/Honor of the Pureなどの強力なパーツを失ったものの、「教区の勇者/Champion of the Parishを中心とする白ウィニー」という基本構造は健在。環境初期は、白タッチ青のタイプと、緑白のタイプが主に活躍している。
採用されるクリーチャーは教区の勇者の他、栄光の騎士/Knight of Gloryやスレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thrabenなど様々。特にそれぞれが十分な強さを持ち、組み合わさると高い爆発力を発揮する銀刃の聖騎士/Silverblade Paladinと荘厳な大天使/Sublime Archangelはセットで投入されることが多い。単独での攻撃は単体除去やブロッカーによって凌がれやすいため、信仰の盾/Faith's Shieldを1,2枚挿しておく場合もある。
白青型はスタンダードの前環境初期に活躍した人間デッキの後継に当たる。青を足す最大の動機はその時と同じく聖トラフトの霊/Geist of Saint Traftであるが、ラヴニカへの回帰で登場したリーヴの空騎士/Lyev Skyknightを使えるようになることも大きい。
緑白型は主にイニストラード・ブロック構築で活躍していたデッキの発展形。アヴァシンの巡礼者/Avacyn's Pilgrimのマナ加速から多数のクリーチャーを展開してアヴァブルックの町長/Mayor of Avabruckで全体強化し、怨恨/Rancorで回避能力持ちや二段攻撃持ちなど要所要所を単体強化しながら戦う。
ギルド門侵犯参入後には赤緑白のタイプ「Naya Humans」(Naya Blitz)や、シナジー重視の白黒赤のタイプ「The Aristocrats」も登場した。後者についての詳細はThe Aristocratsを参照。
- 白ウィニータイプとは異なった形として、人間リアニメイトと呼ばれる栄光の目覚めの天使/Angel of Glory's Riseを活用したリアニメイト型のデッキも存在する。詳細は人間リアニメイトを参照。
白青型
- 備考
- グランプリボーフム12 第12位 (参考)
- 使用者:Jonas Wienand
- フォーマット
- 白タッチ青のタイプ。
緑白型
- 備考
- グランプリチャールストン12 ベスト4 (参考)
- 使用者:Peter Kelly
- フォーマット
GW Humans [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 緑白のタイプ。
赤緑白型
- 備考
- グランプリケベックシティ13 優勝 (参考)
- 使用者:Nico Christiansen
- フォーマット
Naya Humans [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 赤緑白のタイプ。赤緑白型は基本的に低マナ域に寄せることが多いが、これは特にその傾向が顕著。ゴーア族の暴行者/Ghor-Clan Rampager以外は3マナ以下であり、ゴーア族の暴行者も湧血する分には2マナで済む。
イニストラード・ブロック構築
イニストラード・ブロック構築でも活躍するアーキタイプである。白赤又は白緑の構成が主流。
動きはスタンダードと同様のウィニー型で、大量のクリーチャーとトークンからのビートダウンで相手を圧殺する。教区の勇者/Champion of the Parishに始まる展開力は環境随一。またクリーチャー・タイプを統一することで、強力な特殊地形である魂の洞窟/Cavern of Soulsを最大限に活用できるのも魅力だといえる。
白赤のデッキは、除去として火力を採用できるのみならず最後の一押しとして地獄乗り/Hellriderを選べるという利点もあるため、スピードに特に優れている。→*1
白緑のものは、マナ・クリーチャーのアヴァシンの巡礼者/Avacyn's Pilgrimや、全体強化手段としてアヴァブルックの町長/Mayor of Avabruckを採用できるというメリットがある。→*2
サンプルレシピ(白緑型)
- 備考
- プロツアー「アヴァシンの帰還」 ベスト8 (参考)
- 使用者:Denniz Rachid
- フォーマット
WG Humans [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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サンプルレシピ(白赤型)
- 備考
- グランプリアナハイム12 準優勝 (参考)
- 使用者:Paul Rietzl
- フォーマット
WR Humans [5] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- こちらは白赤のデッキ。
ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期
イニストラード登場直後より、白ウィニータイプのものが活躍している。
クリーチャーは白の人間が中心。宿命の旅人/Doomed Travelerや先兵の精鋭/Elite Vanguardなどの軽量人間からスタートし、ミラディンの十字軍/Mirran Crusaderや刃砦の英雄/Hero of Bladeholdなどの強力な人間へと繋げていくことで、教区の勇者/Champion of the Parishを成長させながら数を並べ、清浄の名誉/Honor of the Pureの全体強化によって押し切る。
青をタッチして聖トラフトの霊/Geist of Saint Traftやムーアランドの憑依地/Moorland Hauntを用いるタイプが主流である。様々な面から除去に強く、加えて爆発力もある強力なビートダウンデッキとして、メタゲームの一角を担っている。特にミラディンの十字軍or聖トラフトの霊+天使の運命/Angelic Destinyの組み合わせはコンボとも呼べるほどの威力。
アヴァシンの巡礼者/Avacyn's Pilgrimやアヴァブルックの町長/Mayor of Avabruckを用いた緑白タイプも少数存在する。また闇の隆盛参入後は白黒のものも登場した。詳細は白黒トークン参照。
アヴァシンの帰還で魂の洞窟/Cavern of Soulsが参入し、マナ基盤が安定したことで白赤タイプも登場した。稲妻のやっかいもの/Lightning Maulerや嵐血の狂戦士/Stormblood Berserkerなどでクロックを重視した構成になる。汎用対策カードである士気溢れる徴集兵/Zealous Conscriptsの存在も大きい。
- 忘却の輪/Oblivion Ring、悪鬼の狩人/Fiend Hunter、レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warderといった多数のナイトメア系除去により、ミラーマッチでは複雑な連鎖関係を組み上げてしまうことも。
サンプルレシピ
WU Humans [6] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- タッチ青のタイプ。カウンター不採用型で、青マナを用いるのは聖トラフトの霊/Geist of Saint Traftとムーアランドの憑依地/Moorland Hauntのみ。