ラノワールのエルフ/Llanowar Elves

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(主な亜種)
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*[[ワイアウッドのエルフ/Wirewood Elf]] - 2マナ1/2の[[上位種]]。([[オンスロート]])
 
*[[ワイアウッドのエルフ/Wirewood Elf]] - 2マナ1/2の[[上位種]]。([[オンスロート]])
 
**[[大蛇の支援者/Orochi Sustainer]] - ワイアウッドのエルフの同型再版。([[神河物語]])
 
**[[大蛇の支援者/Orochi Sustainer]] - ワイアウッドのエルフの同型再版。([[神河物語]])
**[[葉光らせ/Leaf Gilder]] - 2マナ2/1。([[ローウィン]])
 
**[[黄金の雌鹿/Golden Hind]] - 葉光らせの同型再版。([[ニクスへの旅]])
 
 
**[[僧帽地帯のドルイド/Druid of the Cowl]] - 2マナ1/3。ワイアウッドのエルフの[[上位互換]]。([[霊気紛争]])
 
**[[僧帽地帯のドルイド/Druid of the Cowl]] - 2マナ1/3。ワイアウッドのエルフの[[上位互換]]。([[霊気紛争]])
 
*[[ボリアルのドルイド/Boreal Druid]] - [[氷雪クリーチャー]]であり、緑マナではなく[[無色マナ]]を生み出す。([[コールドスナップ]])
 
*[[ボリアルのドルイド/Boreal Druid]] - [[氷雪クリーチャー]]であり、緑マナではなく[[無色マナ]]を生み出す。([[コールドスナップ]])
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*[[葉光らせ/Leaf Gilder]] - 2マナ2/1の[[上位種]]。([[ローウィン]])
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**[[黄金の雌鹿/Golden Hind]] - 葉光らせの同型再版。([[ニクスへの旅]])
 
*[[献身のドルイド/Devoted Druid]] - 自身に[[-1/-1カウンター]]を置き、[[アンタップ]]する能力を持つ。2マナ0/2。([[シャドウムーア]])
 
*[[献身のドルイド/Devoted Druid]] - 自身に[[-1/-1カウンター]]を置き、[[アンタップ]]する能力を持つ。2マナ0/2。([[シャドウムーア]])
 
*[[アニマのドルイド/Druid of the Anima]] - 緑マナとその[[友好色]]である赤マナ・白マナの3色を生みだせる。2マナ。([[アラーラの断片]])
 
*[[アニマのドルイド/Druid of the Anima]] - 緑マナとその[[友好色]]である赤マナ・白マナの3色を生みだせる。2マナ。([[アラーラの断片]])
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*[[アヴァシンの巡礼者/Avacyn's Pilgrim]] - 緑マナではなく[[白マナ]]を生み出す。([[イニストラード]])
 
*[[アヴァシンの巡礼者/Avacyn's Pilgrim]] - 緑マナではなく[[白マナ]]を生み出す。([[イニストラード]])
 
*[[軽蔑された村人/Scorned Villager]] - [[変身]]すると2マナ生み出せる様になり、さらに2/2になって[[警戒]]も持つ。2マナ。([[闇の隆盛]])
 
*[[軽蔑された村人/Scorned Villager]] - [[変身]]すると2マナ生み出せる様になり、さらに2/2になって[[警戒]]も持つ。2マナ。([[闇の隆盛]])
*[[ラノワールの部族/Llanowar Tribe]] - 3マナ3/3で、緑3マナを生み出す[[上位種]]
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*[[ラノワールの部族/Llanowar Tribe]] - 3マナ3/3で、3マナを生み出す[[上位種]]。([[モダンホライゾン]])
  
 
===その他===
 
===その他===

2019年6月28日 (金) 03:07時点における版


Llanowar Elves / ラノワールのエルフ (緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)

(T):(緑)を加える。

1/1

の高速マナ供給を象徴するクリーチャー。1マナで召喚できるマナ・クリーチャーの1つであり、極楽鳥/Birds of Paradiseと並び立つ存在。

このクリーチャーによる「2ターン目の3マナ捻出」がマジック黎明期以来多くの緑デッキを支えてきた。またパワー1を持つため、高速ビートダウンデッキでは極楽鳥/Birds of Paradiseよりも優先して採用される。また、種族エルフであることも大きな特徴で、エルフデッキの核となるカードでもある。

基本セット2013東屋のエルフ/Arbor Elfに枠を譲り、スタンダードを去った。その後開発部の方針として、「2ターン目の3マナ捻出」の動きが緑のデッキの構築の固定化と他の色とのマナカーブのバランス調整に影響を及ぼしているとして、2ターン目に3マナを出せるマナ・クリーチャーの存在そのものがスタンダードから退場した[1][2]

今生の別れかと思われたが、ドミナリアにて6年ぶりにスタンダードに復帰。スタンダードでの久々の1マナマナクリーチャーであり、早速鉄葉ストンピィを始めとする緑系ビートダウンデッキで採用され活躍している。

関連カード

同型再版

これらの同型再版は、クリーチャー・タイプも完全に一致する。

第9版でラノワールのエルフがドルイドになった後、Fyndhorn Elvesとクリーチャー・タイプが完全に一致しなくなった時期があった。Masters EditionでFyndhorn Elvesが収録されるに際し、Fyndhorn Elvesもドルイドとなり、再び完全一致となった。

主な亜種

特記していない限り、1マナ1/1で「(T):(緑)を加える。」を持つ。

その他

このカードと同じ性能を持つトークン生成するカード。

イラストとフレイバー・テキスト

特徴的な格好のイラストと物騒な物言いのフレイバー・テキストには逸話がある。

イラスト

獰猛で野蛮な外見は独特のものであり、初期からマジックを代表するキャラクターの一つであった。頭頂部を残し剃られた赤い髪、顔の刺青、眼帯、牙のような歯、血の気の薄い肌などは、普通にイメージされるエルフとは異質なものだ。ミラージュ当事の公式サイトにおいて、このカードに描かれたエルフはラノワールでも特別な鉄葉/Steel Leafと公開された。そこではアイスエイジのキャラクターであるフレイアリーズ/Freyaliseと相互補完する設定となっていた。(→鉄葉/Steel Leaf参照)

フレイバー・テキスト

フレイバー・テキストがリミテッド・エディション第5版までに2回変更されており、これは当時としてかなり異例だった。Duelist24号のDominarian FAQにおいて、なぜ変更したのかというユーザーの疑問に対し回答がされた。それによると、どのテキストもラノワールのエルフが持つ性質の別の側面を表したものだという。オリジナル版は平均的エルフのイメージであったが、第4版ではより外見に相応しい荒々しい内容に変更され、第5版では以前のテキスト両方の意味合いを含んだ簡素ものになる。その後、第7版で新たなフレイバー・テキストを与えられたが、第9版再録時から第5版のテキストに戻されている。そして久しぶりに帰ってきたドミナリアでも新しいテキストを与えられた。

ラノワールのエルフたちが自分たちの森で果物を集めるときは、それぞれの樹を一本ずつ手つかずのままにする。それは自然の取り分だと考えているのだ。

ストーリー

このカードラノワール/Llanowarに住むエルフを表している(→ラノワールのエルフ/Llanowar Elves (ストーリー)を参照)。

上述の通り、特にイラストに描かれた特徴的な姿のエルフは鉄葉/Steel Leafと設定されている。

その他

脚注

  1. 一問一答への旅(Latest Developments 2014年4月25日 Sam Stoddard著)
  2. スタンダードのパワー・レベル(Latest Developments 2016年2月5日 Sam Stoddard著)
  3. 『ドミナリア』での話 その3(Making Magic 2018年4月30日 Mark Rosewater著)
  4. 『ドミナリア』の各種プロモ(News 2018年3月22日 Blake Rasmussen著)

参考

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