賛美

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索
賛美/Exalted
種別 誘発型能力
登場セット アラーラの断片ブロック
基本セット2013
モダンホライゾン
モダンホライゾン2
Unfinity
Secret Lair x Dungeons & Dragons: Honor Among Thieves
指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキ
イクサラン:失われし洞窟統率者デッキ
カルロフ邸殺人事件統率者デッキ
モダンホライゾン3
CR CR:702.83

賛美(さんび)/Exaltedは、アラーラの断片ブロックで初登場したキーワード能力パーマネントが持つ、攻撃クリーチャー指定ステップの間に誘発する誘発型能力である。


Akrasan Squire / アクラサの従者 (白)
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)

賛美(あなたがコントロールするいずれかのクリーチャーが単独で攻撃するたび、そのクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。)

1/1


Sublime Archangel / 荘厳な大天使 (2)(白)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)

飛行
賛美(あなたがコントロールするいずれかのクリーチャーが単独で攻撃するたび、そのクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。)
あなたがコントロールする他のクリーチャーは賛美を持つ。(あるクリーチャー複数の賛美を持っている場合、それぞれが誘発する。)

4/3

[編集] 定義

賛美/Exaltedは、「あなたコントロールするいずれかのクリーチャー単独で攻撃するたび、そのクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。」を意味する。

[編集] 解説

アラーラの断片ブロックでは、儀式的な戦いを重んじる秩序の世界、バント/Bantに割り振られた能力であり、賛美を持つのはバントに属するの組み合わせのカードのみである。基本セット2013ではそれとは異なり、白との能力として割り振られた。モダンホライゾンではい賛美持ちも登場した。UnfinityではステッカーUrza's Dark Cannonballが賛美を与える。モダンホライゾン3ではキーワード・カウンターの1種として制定され、魂火の使者/Emissary of Soulfireが賛美・カウンターを扱う。

[編集] ルール

  • 単独で攻撃するのは、賛美を持つクリーチャーでなくてもよい。
  • 複数の賛美があれば、それぞれが別個に誘発する。例えば3体のクリーチャーが賛美を持っていれば、攻撃クリーチャーは+3/+3の修整を受ける。また、1体のクリーチャーが2つの賛美を持っている場合、攻撃クリーチャーは+2/+2の修整を受ける。
  • この能力は、1回の攻撃クリーチャー指定ステップ中に、ちょうど1体のクリーチャーを攻撃クリーチャーとして指定した場合に誘発する。単独で攻撃も参照。
    • 複数のクリーチャーで攻撃した後で、その一部を戦闘から取り除くことで1体だけが攻撃している状態になったとしても、賛美は誘発しない。
    • 連続突撃/Relentless Assaultなどで、1ターン中に攻撃クリーチャーを指定する機会が複数回ある場合、賛美はそのたびに誘発しうる。
    • 攻撃している状態で戦場に出る効果によって戦場に出たクリーチャーは、攻撃クリーチャーとして指定したものとは扱わない。そのクリーチャーは賛美の条件を満たすことはないし、また他のクリーチャーが得る賛美を妨害もしない。
  • 双頭巨人戦では、賛美は、そのチーム内で1体のみのクリーチャーが攻撃クリーチャーとして指定された場合に誘発する。それがあなたがコントロールするクリーチャーであれば、あなたがコントロールするパーマネントの賛美のみが誘発する。チームメイトのものは誘発しない。

[編集] その他

  • この能力は、「英雄的代表者同士による一騎討ち」というバントの戦争体系と、印章の魔力による支援を反映しており、共同体の支援力を表している[1]
  • 開発時の名称は「Heroic」で、単独攻撃するクリーチャーに何らかのボーナスを付与する能力語だった[2]
  • 「(自身が)単独で攻撃するとメリット」という能力は、のカードに散見される能力である(単独で攻撃を参照)。賛美は、支援というイメージを導入することで上手く色の役割との整合を取ったと言える。
  • 一騎討ちというフレイバー的にはブロック時に誘発しても良さそうなイメージを持たれる。しかし「メカニズムはゲームを終局に向かわせるものであるべきであり、千日手を招くものであるべきではない」との考え方から、攻撃時のみ有効になるようデザインされている[3]

[編集] 関連リンク

[編集] Exalted Week

ウィザーズ社の公式ウェブマガジン『Daily MTG』では、2012年7月23日から27日にかけて「Exalted Week(賛美特集)」として、各連載記事で賛美に関する特集が組まれた。以下は各コーナーの特集記事。

[編集] 脚注

  1. An Angel's Eye View of Bant(Savor of Flavor 2008年10月8日)
  2. Developing Shards of Alara(Latest Developments 2008年10月2日)
  3. 基本セットのデザイン その2(Making Magic 2012年7月16日)

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

QR Code.gif