青白コントロール
提供:MTG Wiki
18行: | 18行: | ||
[[マジック]]黎明期から時代とともにいろいろな形に変わっていったタイプである。 | [[マジック]]黎明期から時代とともにいろいろな形に変わっていったタイプである。 | ||
+ | |||
+ | ==[[時のらせんブロック]]+[[ローウィン・ブロック]]期== | ||
+ | |||
+ | [[一瞬の瞬き/Momentary Blink]]を使用した[[ブリンク]]が、[[モーニングタイド]]の参入で[[目覚ましヒバリ/Reveillark]]を獲得し、復活を果たす。 | ||
+ | |||
+ | {{#card:Momentary Blink}} | ||
+ | {{#card:Reveillark}} | ||
+ | |||
+ | 詳細は[[ブリンク#時のらせんブロック+ローウィン・ブロック期|ブリンク]]を参照のこと。 | ||
==[[ラヴニカ・ブロック]]+[[時のらせんブロック]]期== | ==[[ラヴニカ・ブロック]]+[[時のらせんブロック]]期== | ||
29行: | 38行: | ||
[[トリスケラバス/Triskelavus]]を使う[[青白トロン#トリスケトロン|トリスケトロン]]や[[砂の殉教者/Martyr of Sands]]を使用した[[青白トロン#殉教者トロン|殉教者トロン]]など、いくつかのバリエーションがある。 | [[トリスケラバス/Triskelavus]]を使う[[青白トロン#トリスケトロン|トリスケトロン]]や[[砂の殉教者/Martyr of Sands]]を使用した[[青白トロン#殉教者トロン|殉教者トロン]]など、いくつかのバリエーションがある。 | ||
+ | |||
+ | 後期には[[一瞬の瞬き/Momentary Blink]]による[[cip]][[能力]]使いまわしエンジンを搭載した[[ブリンク#ラヴニカ・ブロック+時のらせんブロック期|ブリンク]]も活躍した。 | ||
+ | |||
+ | {{#card:Momentary Blink}} | ||
==[[神河ブロック]]+[[ラヴニカ・ブロック]]+[[コールドスナップ]]期== | ==[[神河ブロック]]+[[ラヴニカ・ブロック]]+[[コールドスナップ]]期== |
2008年3月13日 (木) 14:33時点における版
従来青はパーマネントの処理が非常に苦手であったため、それを白の優秀な除去呪文などで補ったデッキ。 デッキタイプとしては基本的にパーミッションの構成を取る。
白のコントロールカードや青のカウンターで相手を止め、大型フィニッシャーで勝負を決める。
赤緑のステロイドと同じく、最もオーソドックスなアーキタイプの1つである。
カウンターなどの基本的なコントロール向きのカードがあれば簡単に作れるので、現在の色の役割が変更にならない限り、このアーキタイプが消える事はないだろう。
- どちらの色もダブルシンボルのカードを使うため、土地配分には気を配る必要がある。
- 往々にしてレアカード満載になり金がかかるデッキタイプである。が、デッキの中心となる高額カード(神の怒り/Wrath of Godやアダーカー荒原/Adarkar Wastesなど)が基本セットを中心としているので、初期投資を惜しまなければ、同じカードの使いまわしで長く楽しめるデッキタイプであるという見方もできる。
マジック黎明期から時代とともにいろいろな形に変わっていったタイプである。
目次 |
時のらせんブロック+ローウィン・ブロック期
一瞬の瞬き/Momentary Blinkを使用したブリンクが、モーニングタイドの参入で目覚ましヒバリ/Reveillarkを獲得し、復活を果たす。
詳細はブリンクを参照のこと。
ラヴニカ・ブロック+時のらせんブロック期
青単トロンからの流れを汲むウルザトロン系コントロールデッキが、青白という新たなカラーパターンで青白トロンとして登場。 世界選手権06などで活躍した。
トリスケラバス/Triskelavusを使うトリスケトロンや砂の殉教者/Martyr of Sandsを使用した殉教者トロンなど、いくつかのバリエーションがある。
後期には一瞬の瞬き/Momentary Blinkによるcip能力使いまわしエンジンを搭載したブリンクも活躍した。
神河ブロック+ラヴニカ・ブロック+コールドスナップ期
白青のギルド/Guild、アゾリウス評議会/The Azorius Senateはラヴニカ・ブロックの最後ディセンションにて登場したため、世に出てくるのは大分遅かったといえる。 ディセンション参入により、宮廷の軽騎兵/Court Hussar、糾弾/Condemn、 呪文嵌め/Spell Snare等が登場して、トーナメントレベルになるようになった。
コールドスナップ参入後は占術の岩床/Scrying Sheetsや相殺/Counterbalanceが師範の占い独楽/Sensei's Divining Topと共に用いられた。 青白氷雪コントロールのページも参照。
ミラディン・ブロック+神河ブロック期
親和全盛の時代に清純な天使/Pristine Angelと崇拝/Worshipで半ロックするコントロール。
オンスロート・ブロック+ミラディン・ブロック期
青のカウンターやドローの質がかなり落ちていて従来のパーミッション+リセットという形をとるのが困難になってきたが、一方で白は強力なフィニッシャーが多く存在し、リセット呪文も環境によく合っていた為、白コントロールをベースにカウンターを散らしたタイプのデッキが作られた。
オンスロート・ブロックの誇る3大フィニッシャー(賛美されし天使/Exalted Angel、正義の命令/Decree of Justice、永遠のドラゴン/Eternal Dragon)をフル投入する他の時代とは違うタイプが主流である。 デッキリストはWorld Championship Decks 2004を参照のこと。
メタの中心にある親和に対抗するため機械の行進/March of the Machinesを採用したものも存在した。→機械の行進
なお、ミラディン参入直後にはヤソコンと呼ばれるシルバーバレット戦略を重視したものも存在した。
マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期
カウンターレベルは、リクルート能力を持つレベルを、序盤のブロッカー、終盤のフィニッシャーとして使用する。
そのリクルート能力によりパーミッションに強い。
ミルストーリーはフィニッシャーとなるクリーチャーは存在せず、石臼/Millstoneによるライブラリーアウトを狙う。 多色の環境ではあったが、物語の円/Story Circleが神の怒りとの相性もよく、クリーチャーデッキをメタって広く使用された。
またノンクリーチャーにこだわらず、まばゆい天使/Blinding Angelをフィニッシャーにしたタイプもあった。 これのお陰でファイアーズに対して優位に戦うことが出来たため、元々のデッキパワー+環境最大勢力に対するメタデッキとしてメタの二番手に食い込んだ。
アポカリプス以降は3色のデッキを組むことが容易となったため、青白コントロールはGo-Marやトレンチなどへ変化していく。
マスクス・ブロック構築
獅子将マギータ/Mageta the Lionをカウンターで守るカウンターマギータが登場。 獅子将マギータの手札消費が激しいが、青の島/Islandを戻すピッチスペルがうまく補っていた。
他、まばゆい天使/Blinding Angelも除去されなければ単体で勝てるカードとして優秀。
アイスエイジ・ブロック期
カウンターポストと呼ばれる型が注目を集めた。 Kjeldoran Outpostは、序盤のブロッカーを供給しつつ、神の怒り/Wrath of God後のフィニッシャーにもなるということで、デッキタイプによく合ったカードであった。
マジック創世記
破裂の王笏/Disrupting Scepterやジェイムデー秘本/Jayemdae Tomeによるアドバンテージを積み重ね、最終的にセラの天使/Serra Angelで勝利するThe Deckとよばれるものが存在した。
エクステンデッド(ローテーション後)
ローテーションでデュアルランドや剣を鍬に/Swords to Plowsharesなどを失い一時鳴りを潜めていたが、ミラディンで等時の王笏/Isochron Scepterを獲得。 オアリムの詠唱/Orim's Chantとのコンボを核としたセプターチャントとしてメタゲームに復帰する。
また、ディセンションでのアゾリウス・ギルド参入によるマナ基盤安定後は、青単トロンの流れを汲むウルザトロン系デッキ・青白トロンも登場した。
旧エクステンデッド(デュアルランド期)
デュアルランド時代のエクステンデッドでもよく見られたデッキタイプである。 Force of Will、剣を鍬に/Swords to Plowsharesなどの定番カードがその骨格を支える。
不毛の大地/Wastelandの台頭でカウンターポストが衰退した後は、 フィニッシャーなどのために緑を加えるタイプが主流になった。→ワラミーズ
ただ、オデッセイ以降、パーミッションとしては別に強力な青黒コントロールのサイカトグが登場し、このデッキは活躍の場を奪われてしまった。
エターナル
行き詰まり/Standstillをドロー手段に、ミシュラランドのダメージクロックをフィニッシャーに据えたランドスティルと呼ばれるタイプが主流。
詳細はランドスティルを参照のこと。