モダン

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'''モダン'''/''Modern''は、公式[[フォーマット]]の1つ。
 
'''モダン'''/''Modern''は、公式[[フォーマット]]の1つ。
  
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==解説==
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[[新枠]]になって以降に発売されたセット、すなわち[[第8版]]以降の[[基本セット]]と[[ミラディン]]以降に発売された[[エキスパンション]]([[コールドスナップ]]を含む)を使用する[[フォーマット]]。[[ローテーション]]は存在しない。
  
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大雑把に言えば2003年7月以降に発売されたほとんどのカードを使用可能な構築[[フォーマット]]である。
  
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[[カードプール]]としては[[エクステンデッド]]と[[レガシー]]の中間と言ったところで、その穴を埋める存在であると言えるだろう。ローテーションがない点からするとレガシーに性質が近いが、分類上は[[エターナル]]には含まれない。
  
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2011年5月にまずは[[Magic Online]]において[[Magic Online Community Cup]]用の非公式フォーマットとして制定された([http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/other/05192011d 参考])。その後、同年8月に非オンラインの紙の[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]でも改めて制定され、同時に[[プロツアーフィラデルフィア11]]においてもこのフォーマットが採用されることに決まった([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/ld/155 参考]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/001951/ 翻訳]、[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/feature/155a 参考]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/001950/ 翻訳])。また、8月24日よりMagic Onlineにおいても公式フォーマットとなった。
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制定時より[[禁止カード]]は指定されていたが、公式フォーマットとなるにあたってさらに数枚のカードが追加された。その際の禁止となる基準として、「3[[ターン]]目確定で勝負を決めるような[[コンボ]](ちなみにレガシーでは2ターン目)」「過去のエクステンデッド環境を支配したデッキや簡単にモダン化できるようなレガシー・デッキ」という方針が設けられている。ただし、この基準にあてはまらないものであっても影響が大きすぎるものは禁止に指定される場合もある。その後、プロツアーフィラデルフィア11の結果を踏まえ、「環境で最も優勢なデッキが確実に第3ターン以内に勝つことをなくす」という基準に修正されるとともに、「環境の多様性を保つ」ことも目標とされた(→[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/feature/161b Explanation of September 2011 B&R Changes](邦訳:[http://mtg-jp.com/reading/translated/002175/ 2011年9月制限禁止カード変更点について])参照)。
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*基準はあくまで「新枠以降のセットに収録されたカード」であり、「新枠で印刷されているカード」ではない。
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**例えば[[第4版]]の[[稲妻/Lightning Bolt]]は[[旧枠]]だが、[[基本セット2010]]で[[再録]]されているため使用可能。同じく[[時のらせん]]の[[タイムシフト]]・カードも旧デザインだが、再録扱いなので使用可能。
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**一方、[[ジェイスvsチャンドラ]]収録の[[火炎破/Fireblast]]や[[コールドスナップ]]の[[テーマデッキ]]に収録されている[[アイスエイジ]]・[[アライアンス]]のカードなど、新枠デザインで印刷されているが使用可能なセットに再録されていないカードは、使用不可能である。
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*[[統率者 (カードセット)|統率者]]の新録カードは使用できない。同様に[[プレインチェイス2012]]の新録カードも使用不可。
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*[[アーティファクト・土地]]はすべて禁止されているような印象を受けるが、[[ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel]]は禁止されていない。
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==使用可能カードセット==
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2012年9月20日現在、原則として以下のセットに収録されているカードが使用可能である。
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*'''[[第8版]]以降の[[基本セット]]'''
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**[[第8版]]、[[第9版]]、[[第10版]]、[[基本セット2010]]、[[基本セット2011]]、[[基本セット2012]]、[[基本セット2013]]
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*'''[[ミラディン]]以降の[[エキスパンション]]([[コールドスナップ]]を含む)'''
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**[[ミラディン・ブロック]] ([[ミラディン]]、[[ダークスティール]]、[[フィフス・ドーン]])
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**[[神河ブロック]] ([[神河物語]]、[[神河謀叛]]、[[神河救済]])
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**[[ラヴニカ・ブロック]] ([[ラヴニカ:ギルドの都]]、[[ディセンション]]、[[ギルドパクト]])
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**[[時のらせんブロック]] ([[時のらせん]]、[[次元の混乱]]、[[未来予知]])
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**[[コールドスナップ]]
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**[[ローウィン=シャドウムーア・ブロック]] ([[ローウィン]]、[[モーニングタイド]]、[[シャドウムーア]]、[[イーブンタイド]])
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**[[アラーラの断片ブロック]] ([[アラーラの断片]]、[[コンフラックス]]、[[アラーラ再誕]])
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**[[ゼンディカー・ブロック]] ([[ゼンディカー]]、[[ワールドウェイク]]、[[エルドラージ覚醒]])
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**[[ミラディンの傷跡ブロック]] ([[ミラディンの傷跡]]、[[ミラディン包囲戦]]、[[新たなるファイレクシア]])
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**[[イニストラード・ブロック]] ([[イニストラード]]、[[闇の隆盛]]、[[アヴァシンの帰還]])
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**[[ラヴニカへの回帰ブロック]] ([[ラヴニカへの回帰]])
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==禁止カード==
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*[[祖先の幻視/Ancestral Vision]]
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*[[古えの居住地/Ancient Den]]
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*[[苦花/Bitterblossom]]
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*[[猛火の群れ/Blazing Shoal‎]]
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*[[血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf]](2013年2月1日より)
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*[[金属モックス/Chrome Mox]]
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*[[雲上の座/Cloudpost‎]]
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*[[暗黒の深部/Dark Depths]]
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*[[戦慄の復活/Dread Return]]
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*[[垣間見る自然/Glimpse of Nature]]
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*[[ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll]]
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*[[大焼炉/Great Furnace]]
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*[[緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith]]
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*[[超起源/Hypergenesis]]
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*[[精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor]]
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*[[精神的つまづき/Mental Misstep]]
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*[[思案/Ponder]]
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*[[定業/Preordain]]
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*[[罰する火/Punishing Fire]]
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*[[炎の儀式/Rite of Flame‎]]
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*[[教議会の座席/Seat of the Synod]]
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*[[煮えたぎる歌/Seething Song]](2013年2月1日より)
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*[[師範の占い独楽/Sensei's Divining Top]]
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*[[頭蓋骨絞め/Skullclamp]]
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*[[石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic]]
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*[[弱者の剣/Sword of the Meek]]
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*[[伝承の樹/Tree of Tales]]
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*[[梅澤の十手/Umezawa's Jitte]]
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*[[囁きの大霊堂/Vault of Whispers]]
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*[[野生のナカティル/Wild Nacatl]]
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==主なデッキ・その他==
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*[[モダンの変遷]]を参照
  
 
==参考==
 
==参考==

2013年1月30日 (水) 13:03時点における版

モダン/Modernは、公式フォーマットの1つ。

目次

解説

新枠になって以降に発売されたセット、すなわち第8版以降の基本セットミラディン以降に発売されたエキスパンションコールドスナップを含む)を使用するフォーマットローテーションは存在しない。

大雑把に言えば2003年7月以降に発売されたほとんどのカードを使用可能な構築フォーマットである。

カードプールとしてはエクステンデッドレガシーの中間と言ったところで、その穴を埋める存在であると言えるだろう。ローテーションがない点からするとレガシーに性質が近いが、分類上はエターナルには含まれない。

2011年5月にまずはMagic OnlineにおいてMagic Online Community Cup用の非公式フォーマットとして制定された(参考)。その後、同年8月に非オンラインの紙のマジックでも改めて制定され、同時にプロツアーフィラデルフィア11においてもこのフォーマットが採用されることに決まった(参考/翻訳参考/翻訳)。また、8月24日よりMagic Onlineにおいても公式フォーマットとなった。

制定時より禁止カードは指定されていたが、公式フォーマットとなるにあたってさらに数枚のカードが追加された。その際の禁止となる基準として、「3ターン目確定で勝負を決めるようなコンボ(ちなみにレガシーでは2ターン目)」「過去のエクステンデッド環境を支配したデッキや簡単にモダン化できるようなレガシー・デッキ」という方針が設けられている。ただし、この基準にあてはまらないものであっても影響が大きすぎるものは禁止に指定される場合もある。その後、プロツアーフィラデルフィア11の結果を踏まえ、「環境で最も優勢なデッキが確実に第3ターン以内に勝つことをなくす」という基準に修正されるとともに、「環境の多様性を保つ」ことも目標とされた(→Explanation of September 2011 B&R Changes(邦訳:2011年9月制限禁止カード変更点について)参照)。

使用可能カードセット

2012年9月20日現在、原則として以下のセットに収録されているカードが使用可能である。

禁止カード

主なデッキ・その他

参考

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