噛みつき
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パワーを参照するが一方的格闘と呼ばれない、自身の生け贄を要するカードは[[猛火の精霊/Flame Elemental]]、いずれかのクリーチャーが場に出たときの誘発型能力は[[伏魔殿/Pandemonium]]を参照。 | パワーを参照するが一方的格闘と呼ばれない、自身の生け贄を要するカードは[[猛火の精霊/Flame Elemental]]、いずれかのクリーチャーが場に出たときの誘発型能力は[[伏魔殿/Pandemonium]]を参照。 |
2019年1月29日 (火) 09:51時点における版
一方的格闘(one-sided fight)は、赤と緑のカードが持つ「クリーチャー1体は、それのパワーに等しい点数のダメージを別のクリーチャー1体に与える。」能力の俗称。色の役割では第1色は緑、第2色は赤と定められている[1]。
ソーサリー
あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とし、あなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。その前者はその後者に、その前者のパワーに等しい点数のダメージを与える。
目次 |
解説
その名が示す通り格闘の派生的な除去能力とされ、格闘は相手を殴るとこちらも殴り返される殴り合いのイメージであるのに対し、一方的格闘は殴り返されずに相手を一方的に殴りつけるイメージである。
一方的格闘が初めて登場したのは黒の深淵の狩人/Abyssal Hunterの能力だが、赤の役割として位置付けられ、少しずつ数を増やしていた。色の役割が整理される以前は、どちらかといえば火力の亜種のような位置づけで、プレイヤーにもダメージを与えられる赤のカードやレンジストライクの一種である白のカードが作られていた。
緑のカードとして初めて登場した一方的にパワー分のダメージを与えるカードは赤緑のスカルガンの空砕き/Skarrgan Skybreakerだがこれは自身の生け贄を必要とする一種の「置き火力」であり、次に登場した緑単色の鋸歯傷の射手/Jagged-Scar Archersは飛行対策カードとして作られたものであった。
イニストラードで格闘が緑のクリーチャー除去手段として制定され、恒常的に緑に格闘カードが与えられるようになる。しかし格闘は自軍のクリーチャーをコストにする一面があり、緑の弱点を補うには不足していた。そこで赤に使われていた一方的格闘を緑にも認め、そして赤よりも緑にこそ必要な能力であるとして、第1色は緑、第2色は赤と定められた[2]。
「クリーチャー1体は、それのパワーに等しい点数のダメージを別のクリーチャー1体に与える。」が基本的な効果だが、カードによってはダメージ源となるクリーチャーのタップを必要としたり、複数体が1体に対してダメージを与えたり、プレイヤーやプレインズウォーカーにダメージを与えられる場合がある。
該当カード
不完全パワーを参照するが一方的格闘と呼ばれない、自身の生け贄を要するカードは猛火の精霊/Flame Elemental、いずれかのクリーチャーが場に出たときの誘発型能力は伏魔殿/Pandemoniumを参照。
脚注
- ↑ Mechanical Color Pie 2017/メカニズム的カラー・パイ 2017年版(Making Magic 2017年6月5日 Mark Rosewater著)
- ↑ 都からの話(Making Magic 2018年9月24日)