青緑ビートダウン

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2013年4月4日 (木) 18:15時点におけるSk (トーク | 投稿記録)による版
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青緑ビートダウン(Blue-Green Beatdown)は、クリーチャーによるビートダウンを、カウンタードローバウンスでバックアップするビートダウンビート・コントロールデッキの総称。これらの内、カウンターを重視したものは神河ブロックあたりからクロック・パーミッションという言葉に取って代わられた。青緑クロック・パーミッションも参照のこと。

目次

時のらせんブロック構築

非常に強力なタルモゴイフ/Tarmogoyf時のらせんブロック構築緑白ゴイフ赤緑プレデターなどを生んだが、このデッキもその一種である。「青緑ゴイフ(UG Goyf)」とも呼ばれる。





タルモゴイフを始め、裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskateなどの優秀なクリーチャー展開してテンポ・アドバンテージを稼ぎ、遅延/Delayなどでサポートしつつ殴り倒すのが基本である。

コー追われの物あさり/Looter il-Korによりタルモゴイフを肥大化させやすく、デッキの安定性が非常に高い。

また、青緑ピクルスコンボを軸とした青緑シフターも存在した。



サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (25)
4 コー追われの物あさり/Looter il-Kor
4 タルモゴイフ/Tarmogoyf
4 裂け目掃き/Riftsweeper
4 裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate
4 神秘の蛇/Mystic Snake
3 ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter
2 造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant
呪文 (11)
3 心霊破/Psionic Blast
4 遅延/Delay
4 猿術/Pongify
土地 (24)
2 森/Forest
2 地平線の梢/Horizon Canopy
4 ラノワールの再生地/Llanowar Reborn
4 広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse
1 ペンデルヘイヴン/Pendelhaven
11 島/Island
サイドボード
4 鋸刃の矢/Serrated Arrows
3 ソーンウィールドの射手/Thornweald Archer
3 ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir
3 塩水の精霊/Brine Elemental
1 ウルザの工廠/Urza's Factory
1 ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter

オデッセイ・ブロック期

オデッセイ・ブロックでの強力なクリーチャーと、フラッシュバックマッドネスなどの新メカニズム、そしてそれらを有効利用できるの強力な共鳴者たち(マーフォークの物あさり/Merfolk Looterなど)の登場で頭角を表す。





当時最強の緑クリーチャーだった野生の雑種犬/Wild Mongrelドローディスカードを両立するマーフォークの物あさり、これらの共鳴者と相性の良い優良マッドネスカード日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla堂々巡り/Circular Logicジャッジメントの超強力インカーネーション不可思議/Wonder、これらのカードはどのパターンでもほぼ必須投入とされる。

このデッキタイプのバリエーションとしては、主に以下のものがある。

インベイジョン・ブロックのころはこれらが混在していたが、その中でもマッドネスデッキパワーの点で一歩抜けており、メタゲームの変遷の末にこれをベースとして再び1つに統合されることになる。

インベイジョン・ブロック構築

インベイジョン・ブロック構築では、対抗色にフィーチャーしたアポカリプスの登場で注目を集める。





カヴーのタイタン/Kavu Titanガイアの空の民/Gaea's Skyfolkなどのビートダウンを大量のバウンスで補助する。

マナ基盤を安定させてくれる対抗色ペインランドヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coastも大きい。

黎明期

それ以前には、Tropical Skyなどといったデッキも存在していた。





マナ加速から中堅フライヤーに繋げ、カウンターで守るのが基本である。

エクステンデッド

ローテーション以前のエクステンデッド環境では、スリヴァーによるクロックカウンターで守るスリヴァーデッキカウンタースリヴァーが活躍していた。



オデッセイ参入後は、クウィリーオンのドライアド/Quirion Dryad軽量ドローとカウンターで成長させるゼロックスデッキ・ミラクルグロウとその発展形スーパーグロウが活躍する。



いずれもカウンターを使用するためコンボデッキに耐性があり、特に当時猛威を振るったドネイトデッキへの対抗策として使用されたカウンタースリヴァーはネクロ・ドネイトへの、グロウトリックスへのそれぞれアンチデッキにあたる。

この時期の活躍の理由としては強力ピッチスペルカウンター、Force of Willの存在が大きい。



また、ローテーション後はスタンダード同様青緑マッドネスが登場し、その発展系とともに1つのアーキタイプとして認知されている。



参考

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