エルドレインの森

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
22行: 22行:
 
[[マジック]]の物語を彩ってきた[[エンチャント]]・[[カード]]が、特殊なフレームと絵本風のアートスタイルで各種[[ブースターパック]]から出現する。
 
[[マジック]]の物語を彩ってきた[[エンチャント]]・[[カード]]が、特殊なフレームと絵本風のアートスタイルで各種[[ブースターパック]]から出現する。
  
[[兄弟戦争]]の[[兄弟戦争#旧枠版アーティファクト/Retro Frame Artifacts|旧枠版アーティファクト]]や[[機械兵団の進軍]]の[[多元宇宙の伝説]]と同じようなボーナスシート。これらは[[カード・セット]]としてのエルドレインの森には含まれず独自の[[エキスパンション・シンボル]]と[[コレクター番号]]を持ち、[[リミテッド]]でパックから出た場合は使用できるが、[[構築]]では[[カード名|同名]]のカードが使用可能セットに含まれてない限り'''スタンダードを含む各フォーマットでは使用できない'''。
+
[[兄弟戦争]]の[[旧枠版アーティファクト]]や[[機械兵団の進軍]]の[[多元宇宙の伝説]]と同じようなボーナスシート。これらは[[カード・セット]]としてのエルドレインの森には含まれず独自の[[エキスパンション・シンボル]]と[[コレクター番号]]を持ち、[[リミテッド]]でパックから出た場合は使用できるが、[[構築]]では[[カード名|同名]]のカードが使用可能セットに含まれてない限り'''スタンダードを含む各フォーマットでは使用できない'''。
  
一部のカードには日本のアーティストによる[[ボーダーレス]]イラストが使用されたアニメ・ボーダーレスおとぎ話カードが存在し、また、[[コレクター・ブースター]]からは紙吹雪のような光沢の特殊なフォイルが施されたコンフェッティ・[[フォイル]]仕様のカードが出現することがある。
+
一部のカードには日本のアーティストによる通常版とは異なる[[イラスト]]が使用されたアニメ・[[ボーダーレス]]版おとぎ話カードが存在し、また、[[コレクター・ブースター]]からは紙吹雪のような光沢の特殊なフォイル加工の[[プレミアムカード#特殊なフォイル仕様|コンフェッティ・フォイル]]仕様のカードが出現することがある。
  
 
====[[ショーケース・フレーム]]====
 
====[[ショーケース・フレーム]]====
ブースター・ファン企画が初めて行われたエルドレインの王権と同じく、[[当事者カード]]には特殊なフレームと本の挿絵のようなアートスタイルのイラストが描かれたショーケース・フレーム版が存在する。ただしエルドレインの王権と異なり[[レア]]と[[神話レア]]の当事者カードにしか存在しない。フレームのデザインは、機械兵団の進軍の[[機械兵団の進軍#次元・ブースターファン/Planar Booster Fan|次元ブースター・ファン]]と同じ様に[[カード名]]欄と[[タイプ行]]など細部が変更されている。
+
ブースター・ファン企画が初めて行われたエルドレインの王権と同じく、[[当事者カード]]には特殊なフレームと本の挿絵のようなアートスタイルのショーケース・フレーム版が存在する。ただしエルドレインの王権と異なり[[レア]]と[[神話レア]]の当事者カードにしか存在しない。機械兵団の進軍の[[機械兵団の進軍#次元・ブースターファン/Planar Booster Fan|次元ブースター・ファン]]と同様にフレームのデザインは[[名前]]欄や[[タイプ行]]など細部が変更されている。
  
 
====その他====
 
====その他====

2023年8月16日 (水) 20:38時点における版

エルドレインの森/Wilds of Eldraine
シンボル 開かれた本
略号 WOE
コードネーム Netball
発売日 Arena;2023年9月5日
:2023年9月8日
セット枚数 全 種類

エルドレインの森/Wilds of Eldraineは、スタンダード用の本流のセット2023年9月8日発売。キャッチコピーは「物語を紡ぐのはあなた/A tale only you can tell」。

目次

概要

新たな法則が定まった多元宇宙/Multiverseを描く「領界路/Omenpath編」の始まりとして、エルドレインの王権に続き、アーサー王伝説とおとぎ話がモチーフの次元/Planeエルドレイン/Eldraineを再びの舞台とする。ファイレクシア戦争を生き延びたエルドレイン。しかしその傷跡は深く、覇王/High-Kingアルジェナス・ケンリス/Algenus Kenrithは崩御し、新ファイレクシア/New Phyrexiaの進軍を留めた忌まわしき眠り/Wicked Slumberが次はエルドレインの住民へ魔の手を向けていた。新たな王として国を治めるウィル・ケンリス/Will Kenrithはしかしその権威も力も父には及ばず、双子の片割れであるローアン・ケンリス/Rowan Kenrithは力と怒りを抑えきれず、内政に腐心するウィルを振り切り忌まわしき眠りを止めるための探索行/Questへ出る。そのすべてから遠く離れた僻村で、人とフェイ/Faeとの間に生まれた少年、ケラン/Kellanも妖精の王タリオン/Talionから忌まわしき眠りを止める探索行を遣わされる。ケランは自身のルーツと持てる力を知るため旅立つのだった。

  • 各種フォーマットでの使用可能開始日はプレリリース開始日の2023年9月1日となる。
  • 今セットからスタンダードのローテーションの制度が変更され、セットが存続する期間が最長2年から3年に延長された[1]。エルドレインの森発売後はイニストラード:真夜中の狩りからの10個のセットがスタンダードで使用できるようになる。
  • セットタイトルの「森/Wilds」については、背景設定においては僻境/The Wildsという訳があてられているが、Wildsという言葉が指す「人間の共同体の外の地」とおとぎ話のフレイバーを掛け合わせた意訳だろう。ただMTGプレイヤーにとってはどうしても基本土地が先に出てしまうため、イメージが上手く伝わるかは微妙な訳である。決して偏重のセットではない。

ブースター・ファン

おとぎ話/Enchanting Tales

マジックの物語を彩ってきたエンチャントカードが、特殊なフレームと絵本風のアートスタイルで各種ブースターパックから出現する。

兄弟戦争旧枠版アーティファクト機械兵団の進軍多元宇宙の伝説と同じようなボーナスシート。これらはカード・セットとしてのエルドレインの森には含まれず独自のエキスパンション・シンボルコレクター番号を持ち、リミテッドでパックから出た場合は使用できるが、構築では同名のカードが使用可能セットに含まれてない限りスタンダードを含む各フォーマットでは使用できない

一部のカードには日本のアーティストによる通常版とは異なるイラストが使用されたアニメ・ボーダーレス版おとぎ話カードが存在し、また、コレクター・ブースターからは紙吹雪のような光沢の特殊なフォイル加工のコンフェッティ・フォイル仕様のカードが出現することがある。

ショーケース・フレーム

ブースター・ファン企画が初めて行われたエルドレインの王権と同じく、当事者カードには特殊なフレームと本の挿絵のようなアートスタイルのショーケース・フレーム版が存在する。ただしエルドレインの王権と異なりレア神話レアの当事者カードにしか存在しない。機械兵団の進軍の次元ブースター・ファンと同様にフレームのデザインは名前欄やタイプ行など細部が変更されている。

その他

事前情報

本格的なプレビュー開始前にMark RosewaterのBlog「Blogatog」で収録カードの事前情報が公開された[2]

イベント

プレリリース

2023年9月1日から9月7日の間に開催される。

また、プレリリース・パックとは別に参加賞としてマジック30周年記念プロモが1枚配布される。

製品ラインナップ

ドラフト・ブースター
リミテッドプレイ用のブースターパック
セット・ブースター
ドラフトではなくパック開封を楽しみたい人向けのブースターパック。
コレクターブースター
主に拡張アート枠やプレミアム・カードが封入されたコレクター向けのブースターパック。
バンドル(日本語版なし)
セット・ブースターや基本土地が封入された大型商品。
スターターキット
構築済みデッキが2つ入った入門者用製品。
エルドレインの森統率者デッキ
統率者戦用の構築済みデッキ。独立した製品であり新規カードを含む収録カードはスタンダード用セットに同名のカードが含まれていない限りスタンダードでは使用できない

公式特集ページ

製品情報

開発コラム

Making Magic -マジック開発秘話- - Mark Rosewaterによるコラム。

背景設定

メインストーリー。英語版の記事では朗読動画(英語)が存在する。

その他

脚注

  1. スタンダードに再び活気を(Daily MTG 2023年5月7日)
  2. Maro’s Teaser for Wilds of Eldraine(Blogatog 2023年8月7日)

参考

QR Code.gif