トリスケリオン/Triskelion

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''WHISPERのルール文章は最新の[[オラクル]]に未対応です。「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「[[任意の対象|1つを対象とする]]」に読み替えてください。''
  
 
[[アンティキティー]]初出時から、[[第4版]]や[[ミラディン]]での[[再録]]時まで、時代を超えて活躍する強力な[[アーティファクト・クリーチャー]]。[[+1/+1カウンター]]を取り除き1点の[[ダメージ]]を[[与える]][[起動型能力]]を持っている。
 
[[アンティキティー]]初出時から、[[第4版]]や[[ミラディン]]での[[再録]]時まで、時代を超えて活躍する強力な[[アーティファクト・クリーチャー]]。[[+1/+1カウンター]]を取り除き1点の[[ダメージ]]を[[与える]][[起動型能力]]を持っている。
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黎明期の[[ペブルス]]では、[[永劫の輪廻/Enduring Renewal]]+[[アシュノッドの供犠台/Ashnod's Altar]]+[[羽ばたき飛行機械/Ornithopter]]による[[無限マナ]]からの[[フィニッシャー]]にもなった。
 
黎明期の[[ペブルス]]では、[[永劫の輪廻/Enduring Renewal]]+[[アシュノッドの供犠台/Ashnod's Altar]]+[[羽ばたき飛行機械/Ornithopter]]による[[無限マナ]]からの[[フィニッシャー]]にもなった。
 
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*初出時は[[クリーチャー・タイプ]]がなかったが、[[2007年9月サブタイプ変更]]で[[構築物]]が追加された。
 
*[[第5版]]では「アーティファクト・クリーチャーとしては低コスト」という理由で収録されなかった(Taming the Flames([[Duelist]]誌17号の記事))。
 
*[[第5版]]では「アーティファクト・クリーチャーとしては低コスト」という理由で収録されなかった(Taming the Flames([[Duelist]]誌17号の記事))。
 
*ミラディンに再録された際に{{Gatherer|id=46702}}が新しくなり、名前と能力を体現した部位が三本の腕から三本の脚に変更された。
 
*ミラディンに再録された際に{{Gatherer|id=46702}}が新しくなり、名前と能力を体現した部位が三本の腕から三本の脚に変更された。
*名前の由来は恐らくtriskelion(三脚ともえ紋)。Triskeleとも呼ばれる。ギリシア語のtriskeles(三本の脚を持った)が原義である。
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*名前の由来は恐らく[[Wikipedia:ja:三脚巴|triskelion(三脚巴紋)]]。Triskeleとも呼ばれる。ギリシア語のtriskeles(三本の脚を持った)が原義である。
*ダメージを飛ばすことを俗に「ロケットパンチ」とも呼ばれたが、{{Gatherer|id=2077|昔のイラスト}}を見てもらえればなんとなく連想することができる。このイラストからかつては素材を無視して「木人」と呼ばれたことも。「[[コロ助]]」に対して区別する場合は「トリ助」と呼ばれる。
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*ダメージを飛ばすことを俗に「[[ドミニアへの招待|ロケットパンチ]]」とも呼ばれたが、{{Gatherer|id=2077|昔のイラスト}}を見てもらえればなんとなく連想することができる。このイラストからかつては素材を無視して「木人」と呼ばれたことも。「[[コロ助]]」に対して区別する場合は「トリ助」と呼ばれる。
  
 
==利用==
 
==利用==
 
*[[ミラディン・ブロック]]では[[メフィドロスの吸血鬼/Mephidross Vampire]]との[[カウンター (目印)|カウンター]][[コンボ]]が有名。起動型能力でダメージを与えるたびに+1/+1カウンターを補充できるため、大半の(=対象に取れてダメージで破壊できる)[[クリーチャー]]を殲滅できる。この2体を同時に繰り出せる[[歯と爪/Tooth and Nail]]があったことも大きい。[[基本セット2011]]近辺のカードでは[[血の長の刃/Blade of the Bloodchief]]とで似たようなコンボができる。しかしダメージを与えるたびにカウンター補充とはいかないので、[[接死]]を持たせるなどのフォローが必要。
 
*[[ミラディン・ブロック]]では[[メフィドロスの吸血鬼/Mephidross Vampire]]との[[カウンター (目印)|カウンター]][[コンボ]]が有名。起動型能力でダメージを与えるたびに+1/+1カウンターを補充できるため、大半の(=対象に取れてダメージで破壊できる)[[クリーチャー]]を殲滅できる。この2体を同時に繰り出せる[[歯と爪/Tooth and Nail]]があったことも大きい。[[基本セット2011]]近辺のカードでは[[血の長の刃/Blade of the Bloodchief]]とで似たようなコンボができる。しかしダメージを与えるたびにカウンター補充とはいかないので、[[接死]]を持たせるなどのフォローが必要。
**[[通過の儀式/Rite of Passage]]か[[メフィドロスの吸血鬼/Mephidross Vampire]]を2つ以上[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]している場合、トリスケリオン自身を対象にして[[無限]]にカウンターを置くことができる。
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**[[通過の儀式/Rite of Passage]]か[[メフィドロスの吸血鬼/Mephidross Vampire]]を2つ以上[[コントロール]]している場合、トリスケリオン自身を対象にして[[無限]]にカウンターを置くことができる。
 
**コンボの最中は残りカウンター数、およびトリスケリオン自身のダメージを数え忘れないようにしよう。タフネスが足りなくなればその時点で死んでしまい([[状況起因処理]]参照)、それ以降[[能力]]を[[起動]]することができないからだ。もちろん相手からのダメージや弱体化系の除去によって妨害を受ける可能性も考えておくこと。能力をこまめに解決させたり、ターンをまたぐことや[[再生]]でダメージをリセットしたりするとよい。
 
**コンボの最中は残りカウンター数、およびトリスケリオン自身のダメージを数え忘れないようにしよう。タフネスが足りなくなればその時点で死んでしまい([[状況起因処理]]参照)、それ以降[[能力]]を[[起動]]することができないからだ。もちろん相手からのダメージや弱体化系の除去によって妨害を受ける可能性も考えておくこと。能力をこまめに解決させたり、ターンをまたぐことや[[再生]]でダメージをリセットしたりするとよい。
 
*[[死体のダンス/Corpse Dance]]とは好相性(繰り返し使うならば、これも3発目を自身に撃つことになる)。
 
*[[死体のダンス/Corpse Dance]]とは好相性(繰り返し使うならば、これも3発目を自身に撃つことになる)。
 
*[[心なき召喚/Heartless Summoning]]も相性がよい。4マナで[[唱える|唱え]]られる上に、+1/+1カウンターを使い切ると自動で[[墓地]]に行ってくれる。
 
*[[心なき召喚/Heartless Summoning]]も相性がよい。4マナで[[唱える|唱え]]られる上に、+1/+1カウンターを使い切ると自動で[[墓地]]に行ってくれる。
*[[不浄なる者、ミケウス/Mikaeus, the Unhallowed]]と戦場に出すことで、無限ダメージ。[[統率者戦]]で[[双呪]]した[[歯と爪/Tooth and Nail]]からよく出てくる。
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*[[不浄なる者、ミケウス/Mikaeus, the Unhallowed]]と戦場に出すことで、無限ダメージ。
*[[Phyrexian Devourer]]と墓地に送り、[[壊死のウーズ/Necrotic Ooze]]で無限ダメージ。(詳細はPhyrexian Devourerの項)
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*[[Phyrexian Devourer]]と墓地に送り、[[壊死のウーズ/Necrotic Ooze]]で無限ダメージ。詳細は[[Phyrexian Devourer]]の項を参照。
  
 
==主な亜種==
 
==主な亜種==
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*[[歩行バリスタ/Walking Ballista]] - [[X]]個のカウンターを乗せて[[戦場に出る]]サイズ可変式。マナ・コスト(X)(X)。(4)でカウンターを1つ増やす起動型能力も併せ持つ。([[霊気紛争]])
 
*[[歩行バリスタ/Walking Ballista]] - [[X]]個のカウンターを乗せて[[戦場に出る]]サイズ可変式。マナ・コスト(X)(X)。(4)でカウンターを1つ増やす起動型能力も併せ持つ。([[霊気紛争]])
 
*[[庁舎の歩哨/Chamber Sentry]] - [[唱える]]際に払った[[マナ]]の[[色]]数個カウンターを乗せて戦場に出るサイズ可変式。マナ・コスト(X)。(X),(T)でX個消費しX点ダメージ。([[ラヴニカのギルド]])
 
*[[庁舎の歩哨/Chamber Sentry]] - [[唱える]]際に払った[[マナ]]の[[色]]数個カウンターを乗せて戦場に出るサイズ可変式。マナ・コスト(X)。(X),(T)でX個消費しX点ダメージ。([[ラヴニカのギルド]])
 
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*[[モノスケリオン/Monoskelion]] - 名前の数詞が三分の一である1。マナ・コストとカウンター数も三分の一になった[[下位種]]。ただし起動に(1)が必要になった。([[モダンホライゾン2]])
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*[[名射手、アーシー/Arcee, Sharpshooter]] - マナ・コスト(1)(白)(赤)[[見た目以上のもの]](白)(赤)の[[第1面]]。カウンターは[[第2面]]時に乗せる必要がある。起動に(1)必要だが、1度に望む数発射できる。([[トランスフォーマー・カード]])
 
===その他の亜種===
 
===その他の亜種===
 
[[赤]]の[[ハイドラ]]などにも似た風な能力が多く存在するが、大抵は[[起動コスト]]に[[マナ]]を要求する。
 
[[赤]]の[[ハイドラ]]などにも似た風な能力が多く存在するが、大抵は[[起動コスト]]に[[マナ]]を要求する。
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*[[古代のハイドラ/Ancient Hydra]] - [[消散]]5で、+1/+1カウンターでなく[[消散カウンター]]を発射する。マナ・コスト(4)(赤)。起動コスト(1)。([[ネメシス]])
 
*[[古代のハイドラ/Ancient Hydra]] - [[消散]]5で、+1/+1カウンターでなく[[消散カウンター]]を発射する。マナ・コスト(4)(赤)。起動コスト(1)。([[ネメシス]])
 
*[[電離の嵐/Ion Storm]] - あなたのパーマネント全般から+1/+1カウンターを発射可能にする[[エンチャント]]。2点ダメージ。マナ・コスト(2)(赤)。起動コスト(1)(赤)。([[フィフス・ドーン]])
 
*[[電離の嵐/Ion Storm]] - あなたのパーマネント全般から+1/+1カウンターを発射可能にする[[エンチャント]]。2点ダメージ。マナ・コスト(2)(赤)。起動コスト(1)(赤)。([[フィフス・ドーン]])
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**[[古き者どもの報復/Retribution of the Ancients]] - 電離の嵐のマイナス[[修整]]版。一度の起動で望む数の+1/+1カウンターを各クリーチャーから発射可。マナ・コスト(黒)。起動コスト(黒)。([[タルキール覇王譚]])
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**[[金線の酒杯/The Filigree Sylex]] - 電離の嵐の[[油カウンター]]版[[伝説のアーティファクト]]。一度の発射に10個必要で10点ダメージ。マナ・コスト(2)。起動コスト(T)。([[ファイレクシア:完全なる統一]])
 
*[[憎悪の種、ウラシュト/Ulasht, the Hate Seed]] - カウンターの数は自分の赤か[[緑]]のクリーチャーの数。(2)(赤)(緑)の[[伝説のクリーチャー]]。起動コスト(1)。([[ギルドパクト]])
 
*[[憎悪の種、ウラシュト/Ulasht, the Hate Seed]] - カウンターの数は自分の赤か[[緑]]のクリーチャーの数。(2)(赤)(緑)の[[伝説のクリーチャー]]。起動コスト(1)。([[ギルドパクト]])
 
*[[黙示録のハイドラ/Apocalypse Hydra]] - カウンターの数がX個のサイズ可変式。マナ・コスト(X)(赤)(緑)(X=5以上ならカウンター数が倍)。起動コスト(1)(赤)。([[コンフラックス]])
 
*[[黙示録のハイドラ/Apocalypse Hydra]] - カウンターの数がX個のサイズ可変式。マナ・コスト(X)(赤)(緑)(X=5以上ならカウンター数が倍)。起動コスト(1)(赤)。([[コンフラックス]])
 
*[[死を運ぶソクター/Deathbringer Thoctar]] - 他のクリーチャーが[[死亡]]するたび+1/+1カウンターを得る。マナ・コスト(4)(赤)(黒)。起動コストは不要。([[アラーラ再誕]])
 
*[[死を運ぶソクター/Deathbringer Thoctar]] - 他のクリーチャーが[[死亡]]するたび+1/+1カウンターを得る。マナ・コスト(4)(赤)(黒)。起動コストは不要。([[アラーラ再誕]])
 
*[[野生の意志、マラス/Marath, Will of the Wild]] -  カウンター数は唱えた時のマナ・コスト。[[スパイク]]能力やトリスケラバス能力も併せ持つ。マナ・コスト(赤)(緑)(白)。起動コスト(X)でX個発射する。([[統率者2013]])
 
*[[野生の意志、マラス/Marath, Will of the Wild]] -  カウンター数は唱えた時のマナ・コスト。[[スパイク]]能力やトリスケラバス能力も併せ持つ。マナ・コスト(赤)(緑)(白)。起動コスト(X)でX個発射する。([[統率者2013]])
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*[[喧騒の指揮者/Conductor of Cacophony]] - カウンター数は2個。各クリーチャーと各プレイヤーへの1点[[全体火力]]を発射する。マナ・コスト(3)(黒)。起動コスト(黒)。([[ジャンプスタート2022]])
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[[カード個別評価:基本セット2011]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2011]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:第4版]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:第4版]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:ドミナリア・リマスター]] - [[レア]]
  
 
[[Category:俗称のあるカード|とりすけりおん]]
 
[[Category:俗称のあるカード|とりすけりおん]]
 
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2024年8月16日 (金) 15:09時点における最新版


Triskelion / トリスケリオン (6)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)

トリスケリオンはその上に+1/+1カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。
トリスケリオンから+1/+1カウンターを1個取り除く:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。トリスケリオンは、それに1点のダメージを与える。

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WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。

アンティキティー初出時から、第4版ミラディンでの再録時まで、時代を超えて活躍する強力なアーティファクト・クリーチャー+1/+1カウンターを取り除き1点のダメージ与える起動型能力を持っている。

戦場に出てしまえば、最低でも3点のダメージが確定しているのが便利。様々な使い方ができ、リミテッドではもちろん、構築でも、リアニメイトされたり、ライブラリーから直接出てきたり、またパーミッションなどで素出しされることもあった。動く死体/Animate Deadの活躍していた往年では釣るために、わざわざ自身に3発目を撃つこともあった。→Animate Mix

黎明期のペブルスでは、永劫の輪廻/Enduring Renewal+アシュノッドの供犠台/Ashnod's Altar+羽ばたき飛行機械/Ornithopterによる無限マナからのフィニッシャーにもなった。

  • 初出時はクリーチャー・タイプがなかったが、2007年9月サブタイプ変更構築物が追加された。
  • 第5版では「アーティファクト・クリーチャーとしては低コスト」という理由で収録されなかった(Taming the Flames(Duelist誌17号の記事))。
  • ミラディンに再録された際にイラストが新しくなり、名前と能力を体現した部位が三本の腕から三本の脚に変更された。
  • 名前の由来は恐らくtriskelion(三脚巴紋)。Triskeleとも呼ばれる。ギリシア語のtriskeles(三本の脚を持った)が原義である。
  • ダメージを飛ばすことを俗に「ロケットパンチ」とも呼ばれたが、昔のイラストを見てもらえればなんとなく連想することができる。このイラストからかつては素材を無視して「木人」と呼ばれたことも。「コロ助」に対して区別する場合は「トリ助」と呼ばれる。

[編集] 利用

[編集] 主な亜種

[編集] アーティファクト・クリーチャー

[編集] その他の亜種

ハイドラなどにも似た風な能力が多く存在するが、大抵は起動コストマナを要求する。

[編集] 参考

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