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'''エルドレイン'''/''Eldraine''は、[[多元宇宙/Multiverse]]に存在する[[次元/Plane]]の一つ。[[エルドレインの王権]][[エルドレインの森]]の舞台となった。
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__NOTOC__
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[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)]]草案
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==経歴==
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===[[ドミナリア]]===
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リリアナ達が[[ベルゼンロック/Belzenlok]]打破のため[[ウェザーライト/Weatherlight (ストーリー)|ウェザーライト/Weatherlight]]でドミナリアを翔ける中、突如としてジェイスがプレインズウォークしてくる。彼はボーラスが罠を張っていること、一刻も早くアジャニの元に集合しボーラスへ立ち向かうべきということを告げる。ジェイスはリリアナへの不信感を露にするものの、ギデオンは彼女に協力し、チャンドラもまたヤヤの元で学ぶためドミナリアに残ることを決めた。ジェイスは諦めのため息をつき、ウェザーライトを後にした。
  
==世界観==
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ドミナリアでの目的を達成したプレインズウォーカー達は改めてジェイスの元を訪れるも、そこにリリアナの姿はなかった。皆がリリアナを擁護する中、ジェイスだけは彼女がウェザーライトクルーを利用するだけして、用済みになったので去ったのだと疑っていた。
騎士道とおとぎ話の[[次元/Plane]]。[[人間/Human#エルドレイン|人間/Human]]が住まう秩序の領域、[[#王国/The Realm|'''王国'''/''The Realm'']]と、危険な野生と魔の領域、[[僻境/The Wilds|'''僻境'''/''The Wilds'']]、そしてその両者の間に広がる[[#境界地/The Boundary Lands|'''境界地'''/''The Boundary Lands'']]から成る。
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==王国/The Realm==
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===[[灯争大戦]]===
[[多元宇宙/Multiverse]]には多くの美しい眺めや、絵画のような田舎の風景が存在するが、エルドレインの王国ほど静穏な場所は滅多にない。王国での生活の日々のほとんどは簡素で落ち着いており、ここを故郷と呼ぶ者たち――ほとんどが人間――は、そのような生き方を好んでいる。
+
ジェイスはゼンディカーへ赴き、数週間をかけてニッサを探し出すと、再びゲートウォッチに協力してくれるよう説得した。だが彼女にゲートウォッチへ戻るつもりはなく、またリリアナも行方不明のままであった。ピースが揃い切らないまま、ゲートウォッチとその同盟者たちは[[次元間の標/Interplanar Beacon]]に導かれラヴニカへと向かう。
  
しかしながら、王国は単に寛げる保養地というだけではない。美徳ある者なら誰でも、自らの価値を証明して栄光の座に至ることのできる大舞台でもあるのだ。王国での偉業は富、尊敬、地位という形で報われる。不可思議な旅人を怪しむ住人もいるかもしれないが、別の世界からの訪問者でさえ、望むなら高貴なる地位に就くこともできる。
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ラヴニカへ到着した直後、[[次元橋/Planar Bridge#ストーリー|次元橋/Planar Bridge]]がギルドパクト庁舎を飲み込み、[[永遠衆/Eternal]]による侵略が始まった。ジェイスはギルドパクトとしての力をふるい、平和を乱した罪でボーラスを拘束すると宣告した。しかし、彼の言葉はただ空しく響くだけであった。ギルドパクトの根源である力線、それが集合する庁舎を破壊されたことにより、もはやギルドパクトは機能しなくなってしまったのだ。
  
王国の大部分は小さな集落と農地だが、この地を統べるのは五つの宮廷――すなわち、[[#アーデンベイル/Ardenvale|'''アーデンベイル'''/''Ardenvale'']]、[[#ヴァントレス/Vantress|'''ヴァントレス'''/''Vantress'']]、[[#ロークスワイン/Locthwain|'''ロークスワイン'''/''Locthwain'']]、[[#エンバレス/Embereth|'''エンバレス'''/''Embereth'']]、[[#ギャレンブリグ/Garenbrig|'''ギャレンブリグ'''/''Garenbrig'']]だ。これらの宮廷は領域の民を支え、守り、民の基本的な[[#美徳|美徳]]を維持している。五つの宮廷はほとんど独立した州のようなものだが、[[#崇高の玉座/The High Throne|崇高の玉座/The High Throne]]の統治の下で一つの王国としてまとまっている。宮廷は、競技の場では激しい対抗心を抱くかもしれないが、他の宮廷と大っぴらに対立することは滅多になく、公然と戦争をしたことは一度もない。
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さらに悪いことに、永遠衆を指揮しているのはリリアナであった。自分がニッサの元へ向かわず、もっと早くラヴニカへ戻りヴラスカの記憶を戻していたら、このような悲劇にはならなかったのではないか?自責の念に苦しみながらも、彼はラヴニカとリリアナの両方を救うべく奔走する。だがリリアナを――永遠衆を操り無辜の市民やプレインズウォーカーを虐殺する彼女を生かすことはもはや誰も許さなかった。彼は苦渋の想いでリリアナ暗殺作戦の指揮を執るも、ボーラスの妨害により徒労に終わった。
  
[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]の侵攻により、王国は壊滅的な打撃を受けた。
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暗殺は失敗し、ギデオンの切り札たる[[再鍛の黒き剣/Blackblade Reforged#ストーリー|黒き剣/Blackblade]]も破られ、万策が尽きたかのようだった。だがリリアナは死を覚悟して自分を縛る契約に背き、そしてギデオンは命を捨ててその契約の対価を肩代わりした。リリアナが永遠衆の矛先をボーラスへ変え、彼の灯を収穫しようとしたまさにその時、ジェイスの脳にウギンの念話が響いた。ボーラスを殺したところで、いずれ復活するかもしれない――双子である自分のように。ゆえに、あれは殺すのではなく封印せねばならないと。ジェイスはウギンに協力し、彼が[[ボーラスの瞑想領土/Bolas's Meditation Realm|瞑想領土/Meditation Realm]]に片割れを運びさる姿を不可視の魔法で隠すとともに、幻影によりボーラスの死を偽装した。こうして彼は、ボーラスが死んでいないという真実を多元宇宙のあらゆる者から隠し通すという責務を負った。
  
===歴史===
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===[[War of the Spark: Forsaken]]===
人間の隆盛以前には、[[エルフ/Elf#エルドレイン|エルフ]]が後の王国となる地を統べていた。人間曰く、彼らは高慢で尊大、虚栄心が強く残忍で、あらゆる不道徳な魔法を野放図に使用していた。自分の身を守れないほど弱い者は膝をついて庇護を求めるべき、それが彼らの言い分だった。また伝説によれば、古の時代、森には果てがなく、その自然の木々は見渡すかぎりに広がっていた。八世代か九世代前、人間が力をつけ、エルフを追放して王国を築き上げた。森そのものがエルフとともに後退し、何世紀も前から知られているエルドレインの姿、すなわち王国と僻境という分断を生み出した。
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===[[ゼンディカーの夜明け]]===
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ラヴニカで黄昏るジェイスの前に、ニッサが姿を現す。彼女曰く、ナヒリは石成の核/Lithoform Coreを探し出し、ゼンディカーを復興させようとしているが、その余波で[[エレメンタル]]が死に絶えかねないとのことであった。しかしジェイスは核への好奇心が先走ってしまい、ニッサを苛立たせてしまう。ナヒリの暴走を止めるため、そして自分の罪を償うため、ジェイスはゼンディカーへと向かう。
  
===遺物===
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歌う都/The Singing Cityにてナヒリに追いついたジェイスは、彼女を説得すべく心の中を覗き見る。だがそこにあった彼女の理想のゼンディカー、[[乱動/The Roil]]が止み文明が繁栄したゼンディカーにジェイスは感銘を受ける。ナヒリに同調を示したことがニッサをさらに怒らせてしまい、二人に歩み寄りを促そうとしたことでナヒリからも排除されそうになる。
宮廷の中枢を成す五つの遺物は、古の時代のエルフの宝であり、いくつかはエルフの魔法によって作られた可能性さえある。遺物は驚異的で神秘的な物体であり、測り知れない魔法の力と、定命の者の理解を超えた知覚を有している。確かなのは、五つの遺物それぞれが五つの美徳のうちの一つの物理的体現であり、個人の内にあるその美徳を判断する力を持っているということだ。王国では、遺物の美徳(およびその審判)は客観的で議論の余地がないものと見なされており、この絶対確実性こそが王国社会全体を構築するものである。
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===美徳===
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ジェイスは一瞬の隙をついてナヒリの動きを止め、石成の核を奪うことに成功する。だがこれを欲求のまま持ち去れば、ニッサとの仲は完全に終わりを告げることも察していた。核を奪い破壊しようとするニッサに、ジェイスは必死で呼びかけ、結果として核はエレメンタルを繁栄させるために力を使い果たして壊れた。だがジェイスは自分のせいでまた誰かを傷つけたことに罪悪感を感じていた。
王国での生活は、五つの基本的な美徳を中心としている――すなわち、'''忠誠'''/''Loyalty''、'''知識'''/''Knowledge''、'''執念'''/''Persistence''、'''勇気'''/''Courage''、'''強さ'''/''Strength''だ。王国の住人はすべて、[[騎士]]であれ[[貴族]]であれ[[農民]]であれ、日々の暮らしの中でこれらの美徳を維持しようと励む。王国の者が誰かを称賛したり侮辱したりしたい場合には、いずれかの美徳に従って生きられているかいないかを引き合いに出すことが多い。
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五つの美徳は五つの遺物によって確立されており、そのため絶対的な敬意と権威をもって扱われる。王国の住人は、すべての美徳を励むべき理想と見なしているが、必ずしも平等にではない。当然、各宮廷は自らの遺物に関する美徳が最も重要なものであると信じている。とはいえ、その美徳が他のものの代わりになるわけではない。エンバレスの騎士は他のどの美徳よりも勇気を称えるだろうが、忠誠や知識に欠ける者を見下すことには変わりない。
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===[[ファイレクシア:完全なる統一]]===
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===侵略後===
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===サンダー・ジャンクションの無法者===
  
===騎士===
 
王国では、騎士号は個人が受けることのできる最高の栄誉の一つだ。騎士は勇者、英雄、美徳の模範として尊敬される。王国の騎士は皆、「'''卿'''/''Syr''」の敬称を付けて呼ばれる。彼らは無辜の民を守ることから、僻境での大胆な冒険に赴くことまで、多くの責任を負っている。騎士はしばしば精巧に作られた鎧と武器を装備し、様々な種と大きさの立派な乗騎に跨り、時にはそれぞれの宮廷の遺物から引き出される強力な魔法を振るう。
 
  
いずれかの宮廷で騎士号を獲得することは、その宮廷の美徳に卓越していると証明するための探索を行うことを意味する。いくつかの宮廷では、真の騎士になるための最後の工程は、その宮廷の遺物の審判を受けることである。
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{{Otheruses|[[背景世界/ストーリー用語|ストーリー用語]]|[[プレインズウォーカー・タイプ]]|テゼレット}}
  
===崇高の玉座/The High Throne===
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'''テゼレット'''/''Tezzeret''は[[アラーラの断片ブロック]]初出のキャラクター。[[カード]]としては[[アラーラの断片]]の[[求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker]]が初出。
おおよそ一世代に一度、[[探索する獣/Questing Beast#ストーリー|探索する獣/Questing Beast]]と呼ばれる神秘的な生物が傑出した騎士を選び、'''至高の探索'''/''The High Quest''あるいは'''大探索'''/''The Great Quest''と呼ばれる厳しい試練を課す。王国を統べる'''崇高の玉座'''/''The High Throne''に就くための試練を。崇高の玉座を求める者は、王国最高の地位に値する美徳を備えていることを証明するため、五つの宮廷すべてで騎士号を獲得しなければならない。
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過去五十年で、至高の探索を課されたのは二人――[[アルジェナス・ケンリス/Algenus Kenrith|アルジェナス/Algenus]][[リンデン・ケンリス/Linden Kenrith|リンデン/Linden]]だけだ。リンデンは途中、何らかの理由でこれを断念したが、アルジェナスはこれを達成し、'''崇王'''/''High King''の座に就いた。
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==解説==
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[[アラーラ/Alara]]の[[断片/Shard]]の一つである[[エスパー/Esper]]出身の[[工匠|工匠/Artificer]]にして[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]。[[人間/Human#エスパー|人間/Human]]の男性({{Gatherer|id=187029}})。年齢は[[ファイレクシア:完全なる統一]]時点で40代前半、身長5フィート10インチ(≒178cm)<ref>書籍[[Magic The Gathering The Visual Guide]]</ref>。瞳は茶色だが、魔法の行使時には紫に光る場合がある。
  
*[[エルドレインの王権]]の背景設定記事ではHigh Kingは「'''崇王'''」と訳されていたが、[[エルドレインの森]]以降は「'''覇王'''」と訳されている。
+
恵まれない出自のためか野心が強く、自分のおかれている立場に常に満足せず更なる力を求める。策略に長けているが、己の実力を過大評価して失敗することも。自他の失敗に耐えられず、他罰的な傾向にある。非常に激しい気性を持つが、状況によっては忍耐強い面も見せる。
  
===宮廷===
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*テゼレットのコンセプトデザインを手がけた[[Aleksi Briclot]]によると、テゼレットは[[テンプレート:サイクル/ローウィンのプレインズウォーカー|ローウィンのプレインズウォーカーサイクル]]の5人とほぼ同時期にデザインされたキャラクターである。[[アラーラの断片]]に登場した[[求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker|テゼレット]]は、そのデザインより若い時代の姿となっている。Aleksiのデザインは、後に[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]の[[ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas|工作員]]へと堕落した姿として登場した<ref>[http://www.starcitygames.com/article/27390_Lithwalkers-Interview-With-Magic-Artist-Aleksi-Briclot.html Lithwalkers: Interview With Magic Artist Aleksi Briclot](StarCityGames.comによるAleksi Briclotへのインタビュー)</ref>。[[求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker]]のアーティストであるAnthony Franciscoも、当初はテゼレットを白髪の老いた姿で描いていた。([http://ubermonster.deviantart.com/art/Tezzeret-the-Seeker-156348561 参考])
====アーデンベイル/Ardenvale====
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[[]]の宮廷。「忠誠」を最も重要な美徳とする。紋章は円環状の炎。
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崇王[[アルジェナス・ケンリス/Algenus Kenrith]]は王国全体の統治者であると同時に、アーデンベイルの統治者でもある。その妃たる女王[[リンデン・ケンリス/Linden Kenrith]]もまた、アルジェナスとともにアーデンベイルを統治している。
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===エーテリウム/Etherium===
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エスパーの魔道師たちは霊気を封じ込めた神秘の金属である[[エーテリウム/Etherium]]を体に埋め込み、より高次な存在になろうという思想を持っている。テゼレットはエーテリウム製の右腕を持っており、それによって常人よりも高い膂力や耐久力を持ち、[[マナ]]の乏しい環境でも彼の魔法を補強する。小説にはエーテリウムの腕を失ったテゼレットがマナを集めるのに苦労する描写がある。
  
[[アーデンベイル城/Castle Ardenvale#ストーリー|アーデンベイル城/Castle Ardenvale]]の中央塔には[[忠誠の円環/The Circle of Loyalty#ストーリー|忠誠の円環/The Circle of Loyalty]]がある。騎士になるためには、銀炎でできたこの円環をくぐらなければならない。真の忠誠を持つ者だけが無傷で通り抜けることができる。
+
*金属製の身体ではあるが、ニコル・ボーラスによる予防処置を受けていたため、[[ファイレクシアの油/Phyrexian oil]]の影響を免れていた<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/the-brothers-war-chapter-3-nemesis The Brothers' War | Chapter 3: Nemesis]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/BRO/0036456/ サイドストーリー第3話:宿敵(ネメシス)]</ref>。
  
詳細は[[アーデンベイル/Ardenvale]]を参照。
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===アーティファクト/Artifact===
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テゼレットは工匠であり、様々な[[アーティファクト]]を製作した。その中には、他者の脳の一部を制御する装置や、神経中枢に作用して魔法を使うと気が狂いそうになるほどの激痛を与える装置など、他魔道士の支配を目的としたものも多い。カードとしての能力もアーティファクト関連のものばかりである。また、魔法で金属を成形しアーティファクトを作り出す描写も見られる。
  
====ヴァントレス/Vantress====
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===無限連合/Infinite Consortium===
[[]]の宮廷。「知識」を最も重要な美徳とする。紋章は鍵穴。人間の大魔道士、[[老いたる者、ガドウィック/Gadwick, the Wizened#ストーリー|ガドウィック/Gadwick]]が実質的な統治者となっている。
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テゼレットはかつて、[[無限連合/Infinite Consortium]]と呼ばれる陰謀団をボーラスより詐取した。主に[[ラヴニカ/Ravnica]]支部にて率いており、多次元間の物騒な商業活動に従事していた。その支配は冷酷なものであり、彼の不興を買ったものは、まだ彼にとって役に立つ者と判断された場合は厳しく罰され、そうでない場合は容赦なく粛清された。しかしそれはボーラスの介入によって彼に対抗する事となった新加入者[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)|ジェイス・ベレレン/Jace beleren]]の手によって終わった。
  
'''メア湖'''/''Lochmere''の水上に建てられた[[ヴァントレス城/Castle Vantress#ストーリー|ヴァントレス城/Castle Vantress]]の遥か下方には、[[魔法の鏡/The Magic Mirror#ストーリー|魔法の鏡/The Magic Mirror]]、'''インドレロン'''/''Indrelon''が置かれている。インドレロンから騎士号や何らかの知識を得るためには、対価としてその鏡が知らない秘密を教えなければならない。
+
*当時のクリエイティブ・チームのディレクターであった[[Brady Dommermuth]]によると、彼は「ある意味、ジェイスが全ての選択を誤り道を踏み外した末路の可能性の体現」である。<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/wizards-asks-462010-2010-04-06 Wizards Asks: 4/6/2010](Daily Activity 2010年4月10日 Brady Dommermuth著)</ref>
  
詳細は[[ヴァントレス/Vantress]]を参照。
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==経歴==
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===Test of Metal(1)===
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テゼレットはエスパーはヴェクティス市/Vectis Cityの貧民街、[[潮の虚ろ/Tidehollow]]で、潰し屋/Scrapper(動物や人間の死体からエーテリウムを回収して再利用する不可触民)の父と売春婦の母の下に生まれる。この生まれのため名字はない。アカデミーの教師などは便宜上「潮の虚ろのテゼレット」と呼んでいる。「テゼレット」という名前も潮の虚ろの言葉で「小刀」を意味する単語で、親に名付けられた名前ではない。
  
====ロークスワイン/Locthwain====
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ある日、彼の人生を大きく動かす悲劇が訪れる…。
[[黒]]の宮廷。「執念」を最も重要な美徳とする。紋章はゴブレット。エルフの女王、[[アヤーラ/Ayara]]が統治している。
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生者に[[永遠の若さ/Forever Young|永遠の若さ]]を与え死者をも蘇らせるという遺物、[[永遠の大釜/The Cauldron of Eternity#ストーリー|永遠の大釜/The Cauldron of Eternity]]を所有していたが、今は失われている。大釜を失って以来、[[ロークスワイン城/Castle Locthwain#ストーリー|ロークスワイン城/Castle Locthwain]]は宙に浮いたままとなっている。この遺物を求めて探索に赴き、命を落とす騎士は後を絶たない。
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===求道者の転落/The Seeker's Fall===
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求道者アカデミーの学生となったテゼレットは、求道者になってエスパーのエーテリウム不足を解決するという理想を持っていたが、あまり良くない成績と被差別地区の潰し屋の父を持つという出自から退学させられそうになっていた。彼はアカデミーに留まるために退学勧告をした教師を殺害したが、発覚することはなかった。数年後にはカルモット求道団/Seekers of Carmotに潜り込むものの、そこでもアカデミーの同窓生であった俊才[[求道の達人、サイラス・レン/Silas Renn, Seeker Adept|サイラス・レン/Silas Renn]]の後塵を拝することとなった。
  
詳細は[[ロークスワイン/Locthwain]]を参照。
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求道団への不満を募らせていたテゼレットはついに求道団の聖域に侵入し、エーテリウム生産の秘儀が記されているというエーテリウム写本/Codex Etheriumを手に入れようとする。しかし、そこには何も無かった。[[輝く根本原理/Brilliant Ultimatum|求道団の真実を知った]]<ref>[http://archive.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0310 Card of the Day] - 2010年3月10日</ref>テゼレットは駆けつけた護衛に攻撃されて重傷を負う。その生命の危機をきっかけに彼の[[プレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Spark]]は点り、[[グリクシス/Grixis]]へとプレインズウォークする。そこで彼はニコル・ボーラスと出会い、従属を求められる。
  
====エンバレス/Embereth====
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===永岩城の異邦人/A Stranger in Eiganjo===
[[]]の宮廷。「勇気」を最も重要な美徳とする。紋章は菱形と三本の槍。評議会が統治している。
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[[神河/Kamigawa]]の[[永岩城/Eiganjo]]に侵入したテゼレットは、[[香醍/Kyodai]]に試作品の[[現実チップ/The Reality Chip#ストーリー|現実チップ/The Reality Chip]]を植え付け、彼女を支配しようとした。しかしその目論見は叶わず、代わりに彼女と繋がりのある皇/The emperorの[[プレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Spark]]を傷つけ点火させた。これが原因で皇は不本意なプレインズウォークを繰り返す体質となり、[[放浪者/The Wanderer (ストーリー)|放浪者/The Wanderer]]と呼ばれるようになる。
  
真の名を'''燃焦苑'''/''The Burning Yard''という複合競技場、[[エンバレス城/Castle Embereth#ストーリー|エンバレス城/Castle Embereth]]には王国中から闘士が集まる。宮廷の遺物は赤熱する巨石[[エンバレス/Embereth#遺物|アイレンクラッグ/The Irencrag]]で、[[エンバレスの宝剣/Embercleave#ストーリー|エンバレスの宝剣/Embercleave]]はそれが名を授けた剣の一つ。
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*時系列としては、神河:輝ける世界の10年前、Agents of Artificeの5年前にあたる。
  
詳細は[[エンバレス/Embereth]]を参照。
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===Agents of Artifice===
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テゼレットはボーラスより無限連合を詐取しその首領となっていた。テゼレットは、ボーラスと同じく稀少な精神感応者でありながらラヴニカにて無為な日々を送っていたジェイス・ベレレンを組織へと勧誘した。テゼレットはジェイスを己の野望とボーラスに対抗するための手駒とするべく訓練し、多くの知識を与え、工作員としての様々な任務を課した。当初、ジェイスは自衛以外で他者を傷つける事を嫌っており、かつて過って[[アルハマレット/Alhammarret|師]]を死に追いやったトラウマもあって己の真の才能である精神操作術を使うことを拒絶していたが、テゼレットは暴力と畏怖によってジェイスを屈服させた。
  
====ギャレンブリグ/Garenbrig====
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テゼレットの期待と莫大な投資を裏切って連合より脱走したジェイスに賞金をかけて追跡させるものの、彼の刺客が暗殺したのはジェイスではなくその親友にして相棒の[[プレインズウォーカー・シリーズのその他のキャラクター#Kallist Rhoka|Kallist Rhoka]]であった。報復としてテゼレットが最も素晴らしい支部と考えていたラヴニカ支部をジェイスに襲撃され、破壊される。テゼレットはその報復として、[[リリアナ・ヴェス/Liliana Vess (ストーリー)|リリアナ・ヴェス/Liliana Vess]]が密告した情報に基づいてジェイスの友人たちを暗殺させた。
[[]]の宮廷。「強さ」を最も重要な美徳とする。紋章は槌。[[巨人/Giant#エルドレイン|巨人]]の王、[[ヨルヴォ/Yorvo]]が統治している。
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[[ギャレンブリグ城/Castle Garenbrig#ストーリー|ギャレンブリグ城/Castle Garenbrig]]の主要な部分を占めるのは、人間の隆盛以前の時代に巨人によって築かれた環状列石、[[グレートヘンジ/The Great Henge#ストーリー|グレートヘンジ/The Great Henge]]だ。これは巨大な日時計であり、特定の日付の特定の時間には、僻境の深奥へと繋がる魔法の門と化す。
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ボーラスによる介入もあって、二人のプレインズウォーカーは対峙する。最終的に、テゼレットは神河にてジェイスにエーテリウムの腕を切り落とされて、その精神をほぼ全て破壊された。
  
詳細は[[ギャレンブリグ/Garenbrig]]を参照。
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その抜け殻となった体はボーラスによって回収された。
  
===王国のその他の地名===
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===Enter the Eldrazi===
王国の辺境には'''オリンシャー'''/''Orrinshire''という村が存在しており、村民の5倍ほどの羊が飼われている。旅の商人が訪れる日が祝日になるほどの辺鄙な土地であり、それゆえ新ファイレクシアの侵略も受けなかった。
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テゼレットの体は[[ボーラスの瞑想領土/Bolas's Meditation Realm|ボーラスの瞑想領土/Bolas's Meditation Plane]]にて再生されており、ボーラスの手による復活を予告された。
<p style="text-align: right">[[#top|ページ最上部に戻る]]</p>
+
==境界地/The Boundary Lands==
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王国の城と魔法に満ちた僻境は突然切り替わるわけではなく、その間に境界地と呼ばれる中間の地域が存在する。そこには絵画のように美しい森や牧草地、岩だらけの断崖絶壁、霧に覆われた湖が広大に広がっている。
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境界地にはいくつかの居住地が点在し、[[ヤギ|山羊]]や[[羊]]などを飼育している。起伏のある野原にはこれら家畜が放牧されているが、時折襲ってくる飢えた[[グリフィン]]からそれらを守る必要がある。
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===Test of Metal(2)===
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ボーラスの手によって修復され復活したテゼレットは、復讐とエーテリウム探求の旅に出る。
  
*"The Boundary Lands"という名前は[[エルドレインの王権]]時点では使われておらず、[[機械兵団の進軍]]のストーリー記事で初めて使用された。ただし日本語版では固有名詞ではなく「僻境と王国の境」と訳出されていた。境界地という訳が日本語版で初使用されたのは[[エルドレインの森]][[境界地のレインジャー/Boundary Lands Ranger]]である。
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===Dark Discoveries===
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かつては工作員を派遣する側だったテゼレットは、今度は自らがボーラスの工作員として[[ミラディン/Mirrodin]][[新ファイレクシア/New Phyrexia]]陣営に潜入し、ミラディンにおける戦争を観察しつつもファイレクシアが主導権を握らないように監視する命を受ける。[[水銀海/Quicksilver Sea]]は[[知識槽/Knowledge Pool]]の更に底に奥深く、[[ミラディンの核/Mirrodin's Core]]にて[[ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias (ストーリー)|ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias]]と出会ったテゼレットは[[機械の始祖/Father of Machines]]として祀り上げられている[[カーン/Karn]]に引見する。
  
====エッジウォール/Edgewall====
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===Scars of Mirrodin: The Quest for Karn===
文明と僻境の境界線に最も近い村、それがエッジウォールだ。肉屋やパン屋に狩人、垣の騎士や妖精を捕獲する者まで様々な[[人間/Human#エルドレイン|人間/Human]]がこの地にはいる。それだけではなく、市場に現れる[[ドワーフ/Dwarf#エルドレイン|ドワーフ/Dwarf]]、人間と[[エルフ/Elf#エルドレイン|エルフ/Elf]]の友人がハグをする様子、そのほか神出鬼没な僻境の生物も目撃することができるだろう。エッジウォールの曲がりくねった通りや小径は密集しており、境界地のより広大な地域のようにあなたを惑わせるかもしれない。
+
テゼレットはファイレクシアの階級の中で己の地位を固めながら、力を得る機会を伺っていた。ついにはボーラスの特使として、[[ゲス/Geth]]や[[グリッサ/Glissa]]と共にカーンの相談役を務めるまでに至ったが、一方でファイレクシアに抵抗する[[コス/Koth]]一行に[[メリーラ/Melira]]を引き渡したりなど、抵抗勢力に協力するような素振りも見せていた。抵抗勢力がカーンを解放しようとした時、テゼレットは始祖の座を奪おうとグリッサに戦いを挑む。だが、その決着がどうなったかは定かではない。
  
エッジウォールの建造物の多くは人間によるものだが、明らかに僻境の[[僻境/The Wilds#フェイ属/The fair folk|フェイ属/The fair folk]]により作られたものも散在している。屋根の先端が尖っているものや、ツリーハウスは比較的珍しい。村の最古の建造物のいくつかはドワーフの居住地として作られたと言われている――そのうちの一つの遺跡は地下深くまで続いているとも。
+
===失われし告白/The Lost Confession===
 +
[[エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel (ストーリー)|エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel]]の書簡形式の記事「[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/uncharted-realms/lost-confession-2013-09-11-0 The Lost Confession]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0004410/ 失われし告白]」によると、カーンが去った後の新ファイレクシアでは[[法務官/Praetor]]同士で支配権を巡って争いが起こり、余所者であるテゼレットは疎まれ始めていたという。新たな機械の始祖を決める場において、法務官達は彼を処刑するだろうと彼女は考えていた。その真下の小部屋で[[コス/Koth]]が呪文爆弾を起動した後のテゼレットの運命は、次元渡りによって[[テーロス/Theros]]へと退避した彼女には知る由もなかった。
  
*エッジウォールの名前については、エルドレインの王権時点では[[エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper]]のフレイバー・テキストで'''エッジウォール砦'''/''Edgewall Keep''と表記されていた。しかしワールドガイド展示資料ではKeep無しの表記であり、エルドレインの森のストーリー記事およびフレイバー・テキストでも同様のためそちらに従った。
+
[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/checking-planeswalkers-2014-06-16 Checking in on the Planeswalkers]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0010782/ プレインズウォーカー達の現状]」によるとテゼレットは死んではおらず、ボーラスに呼び戻されて別の世界の別の任務へと送り出されている。
<p style="text-align: right">[[#top|ページ最上部に戻る]]</p>
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==僻境/The Wilds==
+
奇妙な法則と野生が広がり、'''フェイ属'''/''The fair folk''と呼ばれる魔法生物が跋扈する恐るべき世界。
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詳細は[[僻境/The Wilds]]を参照。
+
===カラデシュ・ブロック===
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ボーラスの命令を受けて[[カラデシュ/Kaladesh]]に侵入し、[[発明博覧会/Inventors' Fair]]の審判長の地位に就く。その地位を利用して発明品を押収し、発明家たちを拘束する。[[ラシュミ/Rashmi]]の発明した[[霊気/Aether]]を利用する物体転送装置に目を付け、ラシュミに命じて[[次元橋/Planar Bridge]]を作成させる。最終的に改革派/Renegadeと[[ゲートウォッチ/The Gatewatch]]により次元橋は破壊されてしまうが、テゼレットは死んでおらず、[[機械と共に/One with the Machine#ストーリー|次元橋の核と一体化]]し、別の次元へと逃げることに成功している。
  
==その他の地理==
+
*なお、「[[マジック・デュエルズ:オリジン]]」のストーリーモードでは最初に戦場に出ている[[次元橋/Planar Bridge]]をテゼレットが生け贄に捧げ、プレイヤーがコントロールする[[ギデオン・ジュラ/Gideon Jura]]を破壊しようとすることがあったが、2017年4月26日付で「不具合」として修正されている。この際の公式パッチノートの記述は「いくらテゼレットでも、これはやり過ぎです (That's excessive, even for him.)」であった([http://megalodon.jp/2017-0428-1847-00/edit.magic.wizards.com/en/products/magic-duels/support/patch-notes 参考])。
王国・境界地・僻境のどこに属するかが明言されていないものをこの節にまとめる(ほとんどは境界地~僻境のいずれかと思われる)。ABC順。
+
===カーヴェリン/Caervelin===
+
カーヴェリンはエルフによって建設され、謎めいたヴァントレスの魔道士により占領・修復された古代の塔だ。十年に一度、この地に住まう魔道士は境界地から新たな弟子を選び鍛えている。高き塔の内部には無数の蔵書があり、中には弟子が読むことを禁じられた秘術の本も存在する。
+
  
複雑な魔法が使用人や衛兵の代わりとして塔を管理する手助けとなるが、経験豊富な魔道士でなければそれらを適切に機能させることはできない。塔の上部には、魔道士にすらたどり着けない秘密の階層があると噂されている。
+
===ラヴニカのギルド、ラヴニカの献身(The Gathering Storm)===
 +
ボーラスに借りのある[[ラル・ザレック/Ral Zarek (ストーリー)|ラル・ザレック/Ral Zarek]]を呼び出し、主への協力を要求するが、交渉は決裂する。その後はラルの協力者[[ラヴィニア/Lavinia]]をボーラスの傀儡にし、彼への精神攻撃を図るも、[[ヒカラ/Hekara]]の献身により洗脳を解除されている。
  
===デルヴァーホウ/Delverhaugh===
+
===灯争大戦===
山中にあるドワーフの都市の中でも、特に変わっているものがデルヴァーホウだ。多くの都市のドワーフ達は工業に精を出しているが、この地の住民は新ファイレクシアの侵攻後に大きく生き方を変えた。すなわち、歓楽者としての道だ。今や石の広間にじゃ金槌やツルハシの音よりも、祝いの音楽が鳴り響いている。古代の鍛冶場も今や鉄を鍛えるためではなく、宴会の食べ物を焼くために用いられている。
+
ボーラスはプレインズウォーカーをラヴニカに集め、彼らの[[プレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Spark]]を収穫する計画を実行に移した。侵略に用いる[[永遠衆/Eternal]]はテゼレットの持つ次元橋によって送り込まれた。
  
都市の外の勤勉な住民は、この変化に混乱と違和感を覚えている。しかし当の本人たちはまるで気にしておらず、明日の食い扶持よりも今を楽しむことを重視している。彼らの技巧は新たな生き方にも役立っており、クリスタルや切子硝子などを会場の飾りに用いている。
+
次元渡りを阻む[[不滅の太陽/The Immortal Sun (ストーリー)|不滅の太陽/The Immortal Sun]]により、ラヴニカの外にいるテゼレットを直接叩くことは困難であった。しかしカーン達は次元橋を逆走することで、テゼレットの待つアモンケットへたどり着いた。カーンの撹乱装置により次元橋の機能を停止させられたテゼレットは、ボーラスが倒されれば自分を止める者はいなくなると言い残し、何処かへ逃げ去っていった。
  
彼らのパーティは開かれるたびに豪華さを増していき、その全てがエルドレインで誰も見たような最大の祝祭'''大餐会'''/''Grand Ball''へと繋がっている。
+
===War of the Spark: Forsaken===
 +
目の上の瘤たるボーラスの死を知ったテゼレットは、さらなる力を求めて行動を開始する。彼は各地の次元にわざと痕跡を残し、ラルをエスパーにある[[秘儀の聖域/Arcane Sanctum|自身の要塞]]に誘き出した。ラルの全力の稲妻を誘ったテゼレットは、そのエネルギーを吸収して次元橋を再起動させると、圧倒的な力で彼を敗走させた。
  
===ラレント湖/Loch Larent===
+
===カルドハイム===
エッジウォールから徒歩で一週間ほどの距離にあるラレント湖は、[[マーフォーク/Merfolk#エルドレイン|マーフォーク/Merfolk]]が暮らし、エッジウォールの住民が釣りに出ることもある場所だ。
+
カルドハイムのストーリーにテゼレットは直接登場しないが、[[兄弟戦争]]などのストーリーで当時の動向が語られている。
  
かつてはこの場所は氷などとは無縁の地であった。しかしファイレクシア戦争の終結後、[[人間/Human#魔女/Witch|魔女/Witch]][[ヒルダ/Hylda]]が城を築くため、冠の力を用いてこの地を雪と氷に閉ざした。マーフォークは凍結の影響を免れるためより深みへと潜り、中には暗く冷たい気候に適応した形態へ変化する者もいた。
+
次元橋を再起動させたテゼレットであったが、その膨大なエネルギーは彼の肉体を蝕んでいた。彼は次元橋にも耐えられる[[ダークスティール/Darksteel]]の身体を対価に求め、再び新ファイレクシアに奉仕することを決めた。[[エリシュ・ノーン/Elesh Norn (ストーリー)|エリシュ・ノーン/Elesh Norn]]は彼に次元橋を開かせ、[[ヴォリンクレックス/Vorinclex (ストーリー)|ヴォリンクレックス/Vorinclex]][[カルドハイム/Kaldheim]]へ送り込んだ。
  
*公式のストーリー記事では「ラレント湖」、カードでは「ローラン湖」と翻訳揺れが生じている。
+
===神河:輝ける世界===
 +
テゼレットは次元橋で送り込まれたジン=ギタクシアスと共に、プレインズウォーカーを[[完成化]]させ、新ファイレクシアの手先にする術を研究していた。彼らは仲間を傷つけられた[[タミヨウ/Tamiyo]]と[[漆月魁渡/Kaito Shizuki (ストーリー)|漆月魁渡/Kaito Shizuki]]との襲撃を受けるも、逆に捕らえることに成功する。だが放浪者の奇襲を受けてギタクシアスは撤退し、テゼレットも拘束される。飛行メカで[[永岩城/Eiganjo]]へ連行される中、彼は抵抗してメカを墜落させ、混乱に紛れてタミヨウを新ファイレクシアへ拉致した。こうしてタミヨウは最初のファイレクシアン・プレインズウォーカーとして完成化された。
  
===絡み架かり/Tanglespan===
+
===ニューカペナの街角===
新ファイレクシアの侵攻に対し、エルドレインの民は巨大な裂け目を開き、侵略者を中に閉じ込めようとした<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/the-adventures-of-rankle-master-of-love March of the Machine | Eldraine: The Adventures of Rankle, Master of Love]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MOM/0036864/ サイドストーリー・エルドレイン編 愛の達人、ランクルの冒険]で開かれたものと同類と思われる</ref>。しかし戦争終結後も裂け目は閉じず、今やその場所を渡るには絡み架かりと呼ばれる橋や豆の木のネットワークを通らねばならなくなった。
+
エリシュ・ノーンの野望が叶ってしまえば、自分の身も危ない。そう察したテゼレットは極秘裏に[[ウラブラスク/Urabrask (ストーリー)|ウラブラスク/Urabrask]]を[[ニューカペナ/New Capenna]]に送り込み、[[ビビアン・リード/Vivien Reid (ストーリー)|ビビアン・リード/Vivien Reid]]との同盟関係を結ばせた。
  
絡み架かりを旅人が通るようになると、[[トロール/Troll#エルドレイン|トロール/Troll]]は彼らを手頃な獲物として狙うようになった。かつて近辺の森に住んでいた[[サテュロス/Satyr#エルドレイン|フォーン/Faun]]はこの橋を管理・維持すると共に、旅人をトロールの脅威から守るために戦っている。
+
===兄弟戦争===
  
===葬儀人の曲がり角/Undertaker's Corner===
 
境界地の街道において、特に危険とされる場所がこの「葬儀人の曲がり角」と呼ばれる崖だ。数百フィート(1フィート≒30センチ)の眼下にはのどかな農場が広がっているが、その直前で道は急に右折し、谷へジグザグに下る。数多くの荷馬車がスピードの出し過ぎで曲がり切れず、崖から転落していった。
 
<p style="text-align: right">[[#top|ページ最上部に戻る]]</p>
 
==種族==
 
;文明的な種族
 
*[[人間/Human#エルドレイン|'''人間'''/''Human'']] - 人型種族の一つ。ほとんどは王国の民だが、僻境の[[邪術師]]、'''魔女'''/''Witch''もいる。
 
*[[エルフ/Elf#エルドレイン|'''エルフ'''/''Elf'']] - 森の種族。かつて人間に追放され、今は僻境に住まう。[[ドルイド]]の評議会を擁する。
 
*[[巨人/Giant#エルドレイン|'''巨人'''/''Giant'']] - 大柄な種族。一部の者は他種族に対して優しく、ギャレンブリグの騎士となる。上空に住まうものも存在する。
 
*[[ドワーフ/Dwarf#エルドレイン|'''ドワーフ'''/''Dwarf'']] - 小柄な種族。鉱石を採掘して武器や装身具を作り、時に人間と商売を行う。
 
*[[マーフォーク/Merfolk#エルドレイン|'''マーフォーク'''/''Merfolk'']] - 水棲種族。好奇心旺盛で、魔法の鏡があるメア湖に棲む。'''Undine'''(ウンディーネ)とも。
 
*[[フェアリー/Faerie#エルドレイン|'''フェアリー'''/''Faerie'']] - 空飛ぶ妖精。泥棒や悪戯好きに加え、気まぐれに人間を助ける者もいる。'''フェイ'''/''Fae''とも。
 
*[[ゴブリン/Goblin#エルドレイン|'''レッドキャップ'''/''Redcap'']] - 血染めのゴブリン。不意打ちのような卑怯な戦略に長け、人間から略奪を行う。
 
*[[サテュロス/Satyr#エルドレイン|'''フォーン'''/''Faun'']] - [[ヤギ]]の獣人のようなサテュロス。元は隠遁者だったが、近年は人間に協力している。
 
;その他の種族
 
*[[執政官#ストーリー|'''アルコン'''/''Archon'']] - 有翼の鹿に騎乗した神々しい人型生物。王国と僻境の境を飛ぶとされる。
 
*[[スペクター|'''スペクター'''/''Specter'']] - おどろおどろしいクリーチャーに騎乗した人型生物。実は下の怪物が乗り手に見立てた死体を操っている。
 
*[[ホラー#ストーリー|'''ホラー'''/''Horror'']] - 恐るべき怪物。甘歯村のお菓子な化け物もこれに該当する。
 
*[[ゾンビ#ストーリー|'''リッチの騎士'''/''Lich-Knight'']] - 僻境を彷徨うアンデッド。ダンバロウに彼らの城があると噂されている。
 
*[[ナイトメア#ストーリー|'''ナイトメア'''/''Nightmare'']] - アショクの創造物。[[ファイレクシアン#ストーリー|ファイレクシア人]]に似せて作られたものも多い。
 
*[[ドラゴン#ストーリー|'''ドラゴン'''/''Dragon'']] - 長い尾を持つ知的な有翼種族。性格は多種多様だが、宝や金属類を求める者が多い。
 
*[[オーガ#ストーリー|'''オーガ'''/''Ogre'']] - 巨体の邪悪な人型種族。その恨みは非常に根深いことで知られている。
 
*[[魔女跡追い/Witchstalker#ストーリー|'''魔女跡追い'''/''Witchstalker'']] - 大型の狼。闇の魔術に反応して襲い掛かる。
 
*[[トロール/Troll#エルドレイン|'''トロール'''/''Troll'']] - 肉食の愚鈍な人型種族。絡み架かりではフォーンと対立している。
 
*[[アウフ|'''アウフ'''/''Ouphe'']] - 僻境に住む緑の体毛を持った生物。見た目とは裏腹に、自然界に造詣が深い。
 
<p style="text-align: right">[[#top|ページ最上部に戻る]]</p>
 
==キャラクター==
 
;[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]
 
*エルドレイン出身者
 
**[[ローアン・ケンリス/Rowan Kenrith (ストーリー)|'''ローアン・ケンリス'''/''Rowan Kenrith'']] - 人間の魔道士。女性。稲妻の魔法を操る。ウィルとは双子。
 
**[[ウィル・ケンリス/Will Kenrith (ストーリー)|'''ウィル・ケンリス'''/''Will Kenrith'']] - 人間の魔道士。男性。氷の魔法を操る。ローアンとは双子。
 
*他次元からの訪問者
 
**[[アショク/Ashiok|'''アショク'''/''Ashiok'']] - 正体不明の存在。エリエットに協力すると共に、人々を悪夢で苦しめている。
 
**[[ガラク/Garruk|'''ガラク'''/''Garruk'']] - 人間の狩人。男性。[[鎖のヴェール/The Chain Veil#ストーリー|鎖のヴェール/The Chain Veil]]の呪いに侵されている。
 
**[[オーコ/Oko|'''オーコ'''/''Oko'']] - フェイ/Feyの[[多相の戦士/Shapeshifter (ストーリー)#その他の次元|シェイプシフター]]。男性。偽善と感じるものを見つけては残酷な「悪戯」を仕掛ける。
 
  
;エルドレインの住人
+
===ファイレクシア:完全なる統一===
*[[#アーデンベイル/Ardenvale|アーデンベイル]]の主要キャラクター
+
**[[アルジェナス・ケンリス/Algenus Kenrith|'''アルジェナス・ケンリス'''/''Algenus Kenrith'']] - 王国全体を統べる人間の崇王。ローアンとウィルの父。
+
**[[リンデン・ケンリス/Linden Kenrith|'''リンデン・ケンリス'''/''Linden Kenrith'']] - アーデンベイルの女王。アルジェナスの妃で、ローアンとウィルの継母。
+
**[[獅子の爪、エイリン卿/Syr Alin, the Lion's Claw#ストーリー|'''エイリン'''/''Alin'']] - アーデンベイルの騎士。
+
  
*[[#ヴァントレス/Vantress|ヴァントレス]]の主要キャラクター
+
==登場==
**[[老いたる者、ガドウィック/Gadwick, the Wizened#ストーリー|'''ガドウィック'''/''Gadwick'']] - ヴァントレスを統べる人間の魔術師。男性。人前に姿を現すことはほとんどない。
+
===登場カード===
**[[魔法の鏡/The Magic Mirror#ストーリー|'''インドレロン'''/''Indrelon'']] - ヴァントレスの秘宝である魔法の鏡。
+
{{キャラクターを表すカード/テゼレット}}
**[[具眼の主、エレノラ卿/Syr Elenora, the Discerning|'''エレノラ'''/''Elenora'']] - ヴァントレスの騎士。
+
  
*[[#ロークスワイン/Locthwain|ロークスワイン]]の主要キャラクター
+
====[[カード名]]に登場====
**[[アヤーラ/Ayara|'''アヤーラ'''/''Ayara'']] - ロークスワインを統べるエルフの女王。エルフが王国を治めていた時代からの生き残りである。
+
;[[新たなるファイレクシア]]
**[[厳格な者、コンラッド卿/Syr Konrad, the Grim|'''コンラッド'''/''Konrad'']] - ロークスワインの騎士。
+
:[[テゼレットの計略/Tezzeret's Gambit]]
 +
;[[カラデシュ]]
 +
:[[テゼレットの野望/Tezzeret's Ambition]]
 +
;[[霊気紛争]]
 +
:[[テゼレットの手法/Tezzeret's Touch]]
 +
;霊気紛争 [[プレインズウォーカーデッキ]]
 +
:[[テゼレットの企み/Tezzeret's Betrayal]]、[[テゼレットの代人/Tezzeret's Simulacrum]]
 +
;[[基本セット2019]] [[プレインズウォーカーデッキ]]
 +
:[[テゼレットの門破り/Tezzeret's Gatebreaker]]、[[テゼレットの徘徊者/Tezzeret's Strider]]
 +
;[[アルケミー:ファイレクシア]]
 +
:[[テゼレットの報い/Tezzeret's Reckoning]]
  
*[[#エンバレス/Embereth|エンバレス]]の主要キャラクター
+
====[[フレイバー・テキスト]]に登場====
**[[勇敢な騎士、カラ卿/Syr Carah, the Bold#ストーリー|'''カラ'''/''Carah'']] - エンバレスの騎士。
+
;[[アラーラの断片]]
**[[アッシュベイルの英雄、グウィン卿/Syr Gwyn, Hero of Ashvale#ストーリー|'''グウィン'''/''Gwyn'']] - エンバレスの騎士。
+
:[[輝く根本原理/Brilliant Ultimatum]]、[[塔のガーゴイル/Tower Gargoyle]]
**[[イモデーン/Imodane|'''イモデーン'''/''Imodane'']] - 元エンバレスの騎士。女性。ファイレクシアの侵略後は略奪者に身をやつした。
+
;[[コンフラックス]]
 +
:[[軽蔑するエーテリッチ/Scornful Aether-Lich]]
 +
;[[アラーラ再誕]]
 +
:[[飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry]]
 +
;[[ミラディン包囲戦]]
 +
:[[水銀の噴出/Quicksilver Geyser]]
 +
;[[新たなるファイレクシア]]
 +
:[[心理の障壁/Psychic Barrier]]、[[脊柱の飛行機械/Spined Thopter]]、[[倦怠の宝珠/Torpor Orb]]
 +
;[[統率者2013]]
 +
:[[惰性の呪い/Curse of Inertia]]
 +
;[[カラデシュ]]
 +
:[[領事府による拘禁/Captured by the Consulate]]、[[霊気装置の展示/Servo Exhibition]]、[[慮外な押収/Confiscation Coup]]、[[テゼレットの野望/Tezzeret's Ambition]]、[[宿命の決着/Fateful Showdown]]、[[気宇壮大/Larger Than Life]]、[[電招の塔/Dynavolt Tower]]
 +
;[[霊気紛争]]
 +
:[[金属の叱責/Metallic Rebuke]]、[[橋上の戦い/Battle at the Bridge]]、[[ギラプールの希望/Hope of Ghirapur]]、[[パラドックス装置/Paradox Engine]]、[[次元橋/Planar Bridge]]
 +
;霊気紛争 [[プレインズウォーカーデッキ]]
 +
:[[鼓舞する咆哮/Inspiring Roar]]、[[テゼレットの企み/Tezzeret's Betrayal]]、[[テゼレットの代人/Tezzeret's Simulacrum]]
 +
;[[基本セット2019]]
 +
:[[機械と共に/One with the Machine]]
 +
;基本セット2019 [[プレインズウォーカーデッキ]]
 +
:[[テゼレットの徘徊者/Tezzeret's Strider]]
 +
;[[神河:輝ける世界]]
 +
:[[知識の渇望/Thirst for Knowledge]]
 +
;[[Secret Lair Drop Series/2022年#Kamigawa: The Manga: The Cards|Secret Lair Drop Series: Kamigawa: The Manga: The Cards]]
 +
:[[方程式の求解/Solve the Equation]]
 +
;[[アルケミー:ファイレクシア]]
 +
:[[テゼレットの報い/Tezzeret's Reckoning]]
  
*[[#ギャレンブリグ/Garenbrig|ギャレンブリグ]]の主要キャラクター
+
====[[|イラスト]]に登場====
**[[ヨルヴォ/Yorvo|'''ヨルヴォ'''/''Yorvo'']] - ギャレンブリグを統べる巨人の王。心優しき人物。
+
;[[From the Vault:Exiled]]
**[[ヘンジの槌、ファレン卿/Syr Faren, the Hengehammer#ストーリー|'''ファレン'''/''Faren'']] - ギャレンブリグの騎士。
+
:[[修繕/Tinker]]
 +
;[[エルズペスvsテゼレット]]
 +
:[[知識の渇望/Thirst for Knowledge]]
 +
;[[アラーラの断片]]
 +
:[[輝く根本原理/Brilliant Ultimatum]]
 +
;[[新たなるファイレクシア]]
 +
:[[テゼレットの計略/Tezzeret's Gambit]]
 +
;[[カラデシュ]]
 +
:[[機械医学的召喚/Metallurgic Summonings]]、[[テゼレットの野望/Tezzeret's Ambition]]、[[宿命の決着/Fateful Showdown]]
 +
;[[霊気紛争]]
 +
:[[金属の叱責/Metallic Rebuke]]、[[橋上の戦い/Battle at the Bridge]]、[[テゼレットの手法/Tezzeret's Touch]]
 +
;霊気紛争 [[プレインズウォーカーデッキ]]
 +
:[[テゼレットの企み/Tezzeret's Betrayal]]
 +
;[[基本セット2019]]
 +
:[[機械と共に/One with the Machine]]
 +
;基本セット2019 [[プレインズウォーカーデッキ]]
 +
:[[テゼレットの徘徊者/Tezzeret's Strider]]
 +
;[[神河:輝ける世界]]
 +
:[[知識の渇望/Thirst for Knowledge]]、[[魁渡の追跡/Kaito's Pursuit]]
 +
;[[Secret Lair Drop Series/2022年#Kamigawa: The Manga: The Cards|Secret Lair Drop Series: Kamigawa: The Manga: The Cards]]
 +
:[[法務官の掌握/Praetor's Grasp]]
 +
;[[アルケミー:ファイレクシア]]
 +
:[[テゼレットの報い/Tezzeret's Reckoning]]
  
*魔女の姉妹
+
===登場デッキ===
**[[アガサ/Agatha|'''アガサ'''/''Agatha'']] - 飢えたる魔女。人間を喰らう残酷な人物。
+
;[[デュエルデッキ]]
**[[エリエット/Eriette|'''エリエット'''/''Eriette'']] - 眠りの魔女。支配欲が強い。
+
*[[エルズペスvsテゼレット]]
**[[ヒルダ/Hylda|'''ヒルダ'''/''Hylda'']] - 氷の魔女。孤独を求めている。
+
;[[プレインズウォーカーデッキ]]
 +
*[[金属の支配者、テゼレット/Tezzeret, Master of Metal (プレインズウォーカーデッキ)|金属の支配者、テゼレット/Tezzeret, Master of Metal]]
 +
*[[残酷な機械技師、テゼレット/Tezzeret, Cruel Machinist (プレインズウォーカーデッキ)|残酷な機械技師、テゼレット/Tezzeret, Cruel Machinist]]
  
*妖精
+
===登場作品===
**[[巧妙な工作員、アリーラ/Alela, Artful Provocateur#ストーリー|'''アリーラ'''/''Alela'']] - 遠大な陰謀を好む妖精。女性。
+
;プレインズウォーカー・シリーズ
**[[ケラン/Kellan|'''ケラン'''/''Kellan'']] - フェイと人間の間に生まれた子。男性。
+
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/seekers-fall-2009-02-04 The Seeker's Fall]/求道者の転落 [https://web.archive.org/web/20200805194141/https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/feature/%E6%B1%82%E9%81%93%E8%80%85%E3%81%AE%E8%BB%A2%E8%90%BD%E3%80%80%E7%AC%AC%EF%BC%91%E9%83%A8-2009-01-20 第1部(Internet Archive)]、[https://web.archive.org/web/20200805200002/https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/feature/%E6%B1%82%E9%81%93%E8%80%85%E3%81%AE%E8%BB%A2%E8%90%BD%E3%80%80%E7%AC%AC%EF%BC%92%E9%83%A8-2009-01-27 第2部(Internet Archive)]、[https://web.archive.org/web/20200805192255/https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/feature/%E6%B1%82%E9%81%93%E8%80%85%E3%81%AE%E8%BB%A2%E8%90%BD%E3%80%80%E7%AC%AC%EF%BC%93%E9%83%A8-2009-02-04 第3部(Internet Archive)](コミック)
**[[悪ふざけの名人、ランクル/Rankle, Master of Pranks#ストーリー|'''ランクル'''/''Rankle'']] - 悪ふざけの名人。男性。嫌われ者だが、彼を王と慕う妖精もいる。
+
*[[Agents of Artifice]](小説)
**[[タリオン/Talion|'''タリオン'''/''Talion'']] - 妖精の王。性別不明。
+
*[https://web.archive.org/web/20150120102351/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/enter-eldrazi-2010-04-22 Enter the Eldrazi(Internet Archive)](コミック)
 +
*[[Test of Metal]](小説)
 +
 
 +
;[[ミラディンの傷跡ブロック]]
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/dark-discoveries-2011-05-19 Dark Discoveries](コミック)
 +
*[[Scars of Mirrodin: The Quest for Karn‎]](小説)
 +
 
 +
;[[ラヴニカへの回帰ブロック]]
 +
*[[Return to Ravnica: The Secretist, Part One]](小説、名前のみ)
 +
 
 +
;[[テーロス・ブロック]]
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/uncharted-realms/lost-confession-2013-09-11-0 The Lost Confession]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0004410/ 失われし告白](Uncharted Realms [[2013年]]9月11日 [[Jenna Helland]]著、名前のみ)
 +
 
 +
;[[カラデシュ・ブロック]]
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/torch-defiance-2016-09-05 Torch of Defiance]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0017529/ 反逆の先導者](Magic Story [[2016年]]9月5日 [[Doug Beyer]]著)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/renegade-prime-2016-09-14 Renegade Prime]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0017655/ 改革派の長](Magic Story 2016年9月14日 [[Mel Li]]著)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/release-2016-10-05 Release]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0017708/ 解放](Magic Story 2016年10月5日 [[Chris L'Etoile]]著、名前のみ)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/very-arena-2016-10-12 In This Very Arena]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0017731/ かの闘技場にて](Magic Story 2016年10月12日 Doug Beyer著)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/grateful-consulate-2016-10-19 A Grateful Consulate]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0017854/ 領事府の思惑](Magic Story 2016年10月19日 [[James Wyatt]]著)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/breakthrough-2016-12-14 Breakthrough]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0018188/ 躍進](Magic Story 2016年12月14日 [[Kimberly J. Kreines]]著)
 +
*[http://www.youtube.com/watch?v=bC6hoV1EW9s Aether Revolt Trailer]/[http://www.youtube.com/watch?v=HtiuTmObku8 日本語字幕版](YouTube)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/burn-2017-01-04 Burn]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0018216/ 業火](Magic Story [[2017年]]1月4日 Chris L'Etoile著)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/puppets-2017-01-25 Puppets]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0018271/ 闇の手先](Magic Story 2017年1月25日 James Wyatt著)
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/renewal-2017-02-01 Renewal]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0018289/ 未来へ](Magic Story 2017年2月1日 Mel Li, [[Kelly Digges]], [[Alison Luhrs]], Doug Beyer, Chris L'Etoile著、名前のみ)
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;[[アモンケット・ブロック]]
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/hour-devastation-2017-07-26 Hour of Devastation]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0019243/ 破滅の刻](Magic Story 2017年7月26日 [[Ken Troop]]著)
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;[[イクサラン・ブロック]]
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/flood-2018-01-10 The Flood]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0030135/ 溢れ出る記憶](Magic Story [[2018年]]1月10日 [[R&D]] Narrative Team著、ジェイスの記憶にて)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/sabotage-2018-01-31 Sabotage]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0030180/ 妨害工作](Magic Story 2018年1月31日 R&D Narrative Team著、名前のみ)
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;[[Magic (BOOM!)]]
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*[[Magic: Master of Metal]]
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;[[神河:輝ける世界]]
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/kaito-origin-stories-test-loyalty-path-forward-2021-12-16 Kaito Origin Stories: A Test of Loyalty & The Path Forward]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035688/ 魁渡・起源の物語:「忠誠の試練」「その先へ続く道」](Magic Story [[2021年]]12月16日 [[Akemi Dawn Bowman]]著、「金属の腕の男」として言及されるのみ)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/episode-1-stranger-eiganjo-2022-01-24 Episode 1: A Stranger in Eiganjo]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035741/ メインストーリー第1話:永岩城の異邦人](Magic Story [[2022年]]1月24日 Akemi Dawn Bowman著、「金属の腕の男」として)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/episode-2-lies-promises-and-neon-flames-2022-01-24 Episode 2: Lies, Promises, and Neon Flames]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035742/ メインストーリー第2話:嘘と約束とネオンの輝き](Magic Story 2022年1月24日 Akemi Dawn Bowman著、名前のみ)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/episode-3-unexpected-alliance-2022-01-24 Episode 3: An Unexpected Alliance]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035745/ メインストーリー第3話:予期せぬ協調](Magic Story 2022年1月25日 Akemi Dawn Bowman著、名前のみ)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/episode-4-break-2022-01-26 Episode 4: The Break-In]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035748/ メインストーリー第4話:突入](Magic Story 2022年1月26日 Akemi Dawn Bowman著)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/episode-5-threads-war-2022-01-27 Episode 5: Threads of War]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035757/ メインストーリー第5話:次なる戦いへ](Magic Story 2022年1月27日 Akemi Dawn Bowman著)
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;[[ニューカペナの街角]]
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/episode-1-homecoming-2022-03-28 Episode 1: Homecoming]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/SNC/0035908/ メインストーリー第1話:安住の地へ](Magic Story [[2022年]]3月28日 [[Elise Kova]]著)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/side-freedom-2022-03-30 The Side of Freedom]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/SNC/0035918/ サイドストーリー:自由の側](Magic Story 2022年3月30日 Elise Kova著)
 +
 
 +
;[[兄弟戦争]]
 +
*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/the-brothers-war-chapter-1-stronghold The Brothers' War | Chapter 1: Stronghold]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/BRO/0036442/ サイドストーリー第1話:拠点(ストロングホールド)](Magic Story 2022年10月21日 [[Reinhardt Suarez]]著、名前のみ)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/the-brothers-war-chapter-3-nemesis The Brothers' War | Chapter 3: Nemesis]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/BRO/0036456/ サイドストーリー第3話:宿敵(ネメシス)](Magic Story 2022年10月25日 Reinhardt Suarez著)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/the-brothers-war-chapter-4-the-dark The Brothers' War | Chapter 4: The Dark]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/BRO/0036485/ サイドストーリー第4話:暗闇(ザ・ダーク)](Magic Story 2022年10月25日 Reinhardt Suarez著)
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 +
;[[ファイレクシア:完全なる統一]]
 +
*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/a-man-of-parts Phyrexia: All Will Be One | A Man of Parts]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/ONE/0036619/ サイドストーリー第4話:働きもの](Magic Story [[2023年]]1月17日 Reinhardt Suarez著)
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 +
===登場記事===
 +
*[https://magic.wizards.com/en/story/planeswalkers/tezzeret TEZZERET - PLANESWALKERS]/[https://magic.wizards.com/ja/story/planeswalkers/%E3%83%86%E3%82%BC%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88 テゼレット - プレインズウォーカー](公式サイト)
 +
*[http://archive.wizards.com/Magic/Multiverse/planeswalkers.aspx?x=mtg/multiverse/planeswalkers/tezzeret Planeswalkers Minisite: Tezzeret](旧公式サイト)
 +
*Shards of Alara Player's Guide(アラーラの断片 [[ファットパック]]付属)
 +
*[http://web.archive.org/web/20090326084540/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/takahashij/20081224/index.html アラーラ観光ガイド]([[タカラトミー]]、サイト消失のためInternet Archive)
 +
**[http://web.archive.org/web/20090326061313/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/takahashij/20081224/pw.html プレインズウォーカー紹介]
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/wizards-asks-462010-2010-04-06 Wizards Asks: 4/6/2010](Daily Activity [[2010年]]4月6日 [[Brady Dommermuth]]著)
 +
*MIRRODIN BESIEGED Player's Guide([[ファットパック]]付属)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/savor-flavor/phyrexia-strong-and-scattered-2011-01-26 Phyrexia: The Strong and the Scattered]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/001102/ ファイレクシア、強くそして分かたれたもの](Savor to Flavor [[2011年]]1月26日 Doug Beyer著)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/planeswalkers-guide-return-ravnica-part-1-2012-08-22 Planeswalker's Guide to Return to Ravnica: Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/003754/ プレインズウォーカーのための「ラヴニカへの回帰」案内 その1](Feature Article [[2012年]]8月22日 The Magic Creative Team著)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/checking-planeswalkers-2014-06-16 Checking in on the Planeswalkers]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0010782/ プレインズウォーカー達の現状](Feature [[2014年]]6月17日 Doug Beyer著)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/checking-planeswalkers-2015-2015-08-19 Checking in on the Planeswalkers (2015)]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0015523/ プレインズウォーカー達の現状2015](Feature [[2015年]]8月19日 Mel Li著)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/planeswalkers-guide-kaladesh-2016-11-02 Planeswalker's Guide to Kaladesh]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0017917/ プレインズウォーカーのための『カラデシュ』案内](Magic Story 2016年11月2日 Magic Creative Team著)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/legends-kamigawa-neon-dynasty-2022-02-11 The Legends of Kamigawa: Neon Dynasty]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0035793/ 『神河:輝ける世界』の伝説たち](Feature 2022年2月11日 [[Ari Zirulnik]], [[Grace Fong]], [[Emily Teng]], and [[Gerritt Turner]]著)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/news/feature/planeswalkers-guide-to-phyrexia-all-will-be-one Planeswalker's Guide to Phyrexia: All Will Be One]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0036628/ プレインズウォーカーのための『ファイレクシア:完全なる統一』案内](Feature 2023年1月31日 [[Grace Fong]]著)
  
*その他
 
**[[ベルーナ・グランドスコール/Beluna Grandsquall (ストーリー)|'''ベルーナ・グランドスコール'''/''Beluna Grandsquall'']] - 雲の上に住む巨人。女性。下界から様々な物品を蒐集している。
 
**[[伝承の語り部、チュレイン/Chulane, Teller of Tales#ストーリー|'''チュレイン'''/''Chulane'']] - 人間の魔道士。男性。伝承の語り部。
 
**[[湖に潜む者、エムリー/Emry, Lurker of the Loch|'''エムリー'''/''Emry'']] - メア湖のウンディーネ。女性。
 
**[[太っ腹、グラングリー/Grumgully, the Generous|'''グラングリー'''/''Grumgully'']] - レッドキャップ。男性。
 
**[[フェイに呪われた王、コルヴォルド/Korvold, Fae-Cursed King#ストーリー|'''コルヴォルド'''/''Korvold'']] - フェイに呪われドラゴンとなった王。男性。
 
**[[寛大な夜明け、ラシエル/Lathiel, the Bounteous Dawn#ストーリー|'''ラシエル'''/''Lathiel'']] - ユニコーン。雌。その姿を見ることは幸運とされる。
 
**[[探索する獣/Questing Beast#ストーリー|'''探索する獣'''/''Questing Beast'']] - 伝説に謳われる三つ首の獣。崇王となるに相応しい者を選び、探索行を課す。
 
**[[ルビー/Ruby|'''ルビー'''/''Ruby'']] - エッジウォール砦の近くに住む人間。女性。赤いフードを被っている。
 
**[[トーブラン/Torbran|'''トーブラン'''/''Torbran'']] - ドワーフの部族の長。男性。
 
**[[トロヤン/Troyan|'''トロヤン'''/''Troyan'']] - [[ラヴニカ/Ravnica]]出身のヴィダルケン。男性。[[領界路/Omenpath]]を通ってエルドレインに来た。
 
**[[エルドレインのその他のキャラクター]]
 
<p style="text-align: right">[[#top|ページ最上部に戻る]]</p>
 
==登場==
 
===登場作品・登場記事===
 
;[[エルドレインの王権]]
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/planeswalkers-guide-eldraine-2019-10-31 Planeswalkers Guide to Eldraine]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0033430/ プレインズウォーカーのためのエルドレイン案内]([[Daily MTG]] Feature [[2019年]]10月31日 [[Chris Mooney]]著)
 
*その他の作品・記事については[[背景世界/読み物/エルドレインの王権]]を参照。
 
;[[機械兵団の進軍]]
 
*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/the-adventures-of-rankle-master-of-love March of the Machine | Eldraine: The Adventures of Rankle, Master of Love]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MOM/0036864/ サイドストーリー・エルドレイン編 愛の達人、ランクルの冒険]([[Daily MTG]] [[2023年]]3月22日)
 
*[https://magic.wizards.com/en/news/feature/planeswalkers-guide-to-march-of-the-machine Planeswalker's Guide to March of the Machine: The Phyrexian Invasion of the Multiverse]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0036877/ プレインズウォーカーのための『機械兵団の進軍』案内:ファイレクシアによる多元宇宙侵略]([[Daily MTG]] [[2023年]]4月11日)
 
;[[エルドレインの森]]
 
*MTGアリーナの豆知識(エルドレインの森期)
 
*MTG公式Discord([[Roy Glaham]]による質疑応答)
 
**[https://www.reddit.com/r/mtgvorthos/comments/1641zno/mtg_discord_wilds_of_eldraine_qa/ 有志における上記内容のメモ](Reddit -  r/mtgvorthos [[2023年]]8月29日)
 
*『エルドレインの森』ワールドガイド展示資料([https://mtg-jp.com/30th/ 30th Anniversary CELEBRATION TOKYO]、英語)
 
*その他の作品・記事については[[エルドレインの森#背景設定]]を参照。
 
 
==脚注==
 
==脚注==
 
<references />
 
<references />
 +
 
==参考==
 
==参考==
*[[次元/Plane]]
 
*[[次元一覧]]
 
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]
<p style="text-align: right">[[#top|ページ最上部に戻る]]</p>
+
 
 +
[[Category:プレインズウォーカー|てせれつと]]

2025年1月19日 (日) 23:31時点における最新版

ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)草案

[編集] 経歴

[編集] ドミナリア

リリアナ達がベルゼンロック/Belzenlok打破のためウェザーライト/Weatherlightでドミナリアを翔ける中、突如としてジェイスがプレインズウォークしてくる。彼はボーラスが罠を張っていること、一刻も早くアジャニの元に集合しボーラスへ立ち向かうべきということを告げる。ジェイスはリリアナへの不信感を露にするものの、ギデオンは彼女に協力し、チャンドラもまたヤヤの元で学ぶためドミナリアに残ることを決めた。ジェイスは諦めのため息をつき、ウェザーライトを後にした。

ドミナリアでの目的を達成したプレインズウォーカー達は改めてジェイスの元を訪れるも、そこにリリアナの姿はなかった。皆がリリアナを擁護する中、ジェイスだけは彼女がウェザーライトクルーを利用するだけして、用済みになったので去ったのだと疑っていた。

[編集] 灯争大戦

ジェイスはゼンディカーへ赴き、数週間をかけてニッサを探し出すと、再びゲートウォッチに協力してくれるよう説得した。だが彼女にゲートウォッチへ戻るつもりはなく、またリリアナも行方不明のままであった。ピースが揃い切らないまま、ゲートウォッチとその同盟者たちは次元間の標/Interplanar Beaconに導かれラヴニカへと向かう。

ラヴニカへ到着した直後、次元橋/Planar Bridgeがギルドパクト庁舎を飲み込み、永遠衆/Eternalによる侵略が始まった。ジェイスはギルドパクトとしての力をふるい、平和を乱した罪でボーラスを拘束すると宣告した。しかし、彼の言葉はただ空しく響くだけであった。ギルドパクトの根源である力線、それが集合する庁舎を破壊されたことにより、もはやギルドパクトは機能しなくなってしまったのだ。

さらに悪いことに、永遠衆を指揮しているのはリリアナであった。自分がニッサの元へ向かわず、もっと早くラヴニカへ戻りヴラスカの記憶を戻していたら、このような悲劇にはならなかったのではないか?自責の念に苦しみながらも、彼はラヴニカとリリアナの両方を救うべく奔走する。だがリリアナを――永遠衆を操り無辜の市民やプレインズウォーカーを虐殺する彼女を生かすことはもはや誰も許さなかった。彼は苦渋の想いでリリアナ暗殺作戦の指揮を執るも、ボーラスの妨害により徒労に終わった。

暗殺は失敗し、ギデオンの切り札たる黒き剣/Blackbladeも破られ、万策が尽きたかのようだった。だがリリアナは死を覚悟して自分を縛る契約に背き、そしてギデオンは命を捨ててその契約の対価を肩代わりした。リリアナが永遠衆の矛先をボーラスへ変え、彼の灯を収穫しようとしたまさにその時、ジェイスの脳にウギンの念話が響いた。ボーラスを殺したところで、いずれ復活するかもしれない――双子である自分のように。ゆえに、あれは殺すのではなく封印せねばならないと。ジェイスはウギンに協力し、彼が瞑想領土/Meditation Realmに片割れを運びさる姿を不可視の魔法で隠すとともに、幻影によりボーラスの死を偽装した。こうして彼は、ボーラスが死んでいないという真実を多元宇宙のあらゆる者から隠し通すという責務を負った。

[編集] War of the Spark: Forsaken

[編集] ゼンディカーの夜明け

ラヴニカで黄昏るジェイスの前に、ニッサが姿を現す。彼女曰く、ナヒリは石成の核/Lithoform Coreを探し出し、ゼンディカーを復興させようとしているが、その余波でエレメンタルが死に絶えかねないとのことであった。しかしジェイスは核への好奇心が先走ってしまい、ニッサを苛立たせてしまう。ナヒリの暴走を止めるため、そして自分の罪を償うため、ジェイスはゼンディカーへと向かう。

歌う都/The Singing Cityにてナヒリに追いついたジェイスは、彼女を説得すべく心の中を覗き見る。だがそこにあった彼女の理想のゼンディカー、乱動/The Roilが止み文明が繁栄したゼンディカーにジェイスは感銘を受ける。ナヒリに同調を示したことがニッサをさらに怒らせてしまい、二人に歩み寄りを促そうとしたことでナヒリからも排除されそうになる。

ジェイスは一瞬の隙をついてナヒリの動きを止め、石成の核を奪うことに成功する。だがこれを欲求のまま持ち去れば、ニッサとの仲は完全に終わりを告げることも察していた。核を奪い破壊しようとするニッサに、ジェイスは必死で呼びかけ、結果として核はエレメンタルを繁栄させるために力を使い果たして壊れた。だがジェイスは自分のせいでまた誰かを傷つけたことに罪悪感を感じていた。

[編集] ファイレクシア:完全なる統一

[編集] 侵略後

[編集] サンダー・ジャンクションの無法者


テゼレット/Tezzeretアラーラの断片ブロック初出のキャラクター。カードとしてはアラーラの断片求道者テゼレット/Tezzeret the Seekerが初出。

[編集] 解説

アラーラ/Alara断片/Shardの一つであるエスパー/Esper出身の工匠/Artificerにしてプレインズウォーカー/Planeswalker人間/Humanの男性(イラスト)。年齢はファイレクシア:完全なる統一時点で40代前半、身長5フィート10インチ(≒178cm)[1]。瞳は茶色だが、魔法の行使時には紫に光る場合がある。

恵まれない出自のためか野心が強く、自分のおかれている立場に常に満足せず更なる力を求める。策略に長けているが、己の実力を過大評価して失敗することも。自他の失敗に耐えられず、他罰的な傾向にある。非常に激しい気性を持つが、状況によっては忍耐強い面も見せる。

[編集] エーテリウム/Etherium

エスパーの魔道師たちは霊気を封じ込めた神秘の金属であるエーテリウム/Etheriumを体に埋め込み、より高次な存在になろうという思想を持っている。テゼレットはエーテリウム製の右腕を持っており、それによって常人よりも高い膂力や耐久力を持ち、マナの乏しい環境でも彼の魔法を補強する。小説にはエーテリウムの腕を失ったテゼレットがマナを集めるのに苦労する描写がある。

[編集] アーティファクト/Artifact

テゼレットは工匠であり、様々なアーティファクトを製作した。その中には、他者の脳の一部を制御する装置や、神経中枢に作用して魔法を使うと気が狂いそうになるほどの激痛を与える装置など、他魔道士の支配を目的としたものも多い。カードとしての能力もアーティファクト関連のものばかりである。また、魔法で金属を成形しアーティファクトを作り出す描写も見られる。

[編集] 無限連合/Infinite Consortium

テゼレットはかつて、無限連合/Infinite Consortiumと呼ばれる陰謀団をボーラスより詐取した。主にラヴニカ/Ravnica支部にて率いており、多次元間の物騒な商業活動に従事していた。その支配は冷酷なものであり、彼の不興を買ったものは、まだ彼にとって役に立つ者と判断された場合は厳しく罰され、そうでない場合は容赦なく粛清された。しかしそれはボーラスの介入によって彼に対抗する事となった新加入者ジェイス・ベレレン/Jace belerenの手によって終わった。

  • 当時のクリエイティブ・チームのディレクターであったBrady Dommermuthによると、彼は「ある意味、ジェイスが全ての選択を誤り道を踏み外した末路の可能性の体現」である。[4]

[編集] 経歴

[編集] Test of Metal(1)

テゼレットはエスパーはヴェクティス市/Vectis Cityの貧民街、潮の虚ろ/Tidehollowで、潰し屋/Scrapper(動物や人間の死体からエーテリウムを回収して再利用する不可触民)の父と売春婦の母の下に生まれる。この生まれのため名字はない。アカデミーの教師などは便宜上「潮の虚ろのテゼレット」と呼んでいる。「テゼレット」という名前も潮の虚ろの言葉で「小刀」を意味する単語で、親に名付けられた名前ではない。

ある日、彼の人生を大きく動かす悲劇が訪れる…。

[編集] 求道者の転落/The Seeker's Fall

求道者アカデミーの学生となったテゼレットは、求道者になってエスパーのエーテリウム不足を解決するという理想を持っていたが、あまり良くない成績と被差別地区の潰し屋の父を持つという出自から退学させられそうになっていた。彼はアカデミーに留まるために退学勧告をした教師を殺害したが、発覚することはなかった。数年後にはカルモット求道団/Seekers of Carmotに潜り込むものの、そこでもアカデミーの同窓生であった俊才サイラス・レン/Silas Rennの後塵を拝することとなった。

求道団への不満を募らせていたテゼレットはついに求道団の聖域に侵入し、エーテリウム生産の秘儀が記されているというエーテリウム写本/Codex Etheriumを手に入れようとする。しかし、そこには何も無かった。求道団の真実を知った[5]テゼレットは駆けつけた護衛に攻撃されて重傷を負う。その生命の危機をきっかけに彼のプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkは点り、グリクシス/Grixisへとプレインズウォークする。そこで彼はニコル・ボーラスと出会い、従属を求められる。

[編集] 永岩城の異邦人/A Stranger in Eiganjo

神河/Kamigawa永岩城/Eiganjoに侵入したテゼレットは、香醍/Kyodaiに試作品の現実チップ/The Reality Chipを植え付け、彼女を支配しようとした。しかしその目論見は叶わず、代わりに彼女と繋がりのある皇/The emperorのプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkを傷つけ点火させた。これが原因で皇は不本意なプレインズウォークを繰り返す体質となり、放浪者/The Wandererと呼ばれるようになる。

  • 時系列としては、神河:輝ける世界の10年前、Agents of Artificeの5年前にあたる。

[編集] Agents of Artifice

テゼレットはボーラスより無限連合を詐取しその首領となっていた。テゼレットは、ボーラスと同じく稀少な精神感応者でありながらラヴニカにて無為な日々を送っていたジェイス・ベレレンを組織へと勧誘した。テゼレットはジェイスを己の野望とボーラスに対抗するための手駒とするべく訓練し、多くの知識を与え、工作員としての様々な任務を課した。当初、ジェイスは自衛以外で他者を傷つける事を嫌っており、かつて過ってを死に追いやったトラウマもあって己の真の才能である精神操作術を使うことを拒絶していたが、テゼレットは暴力と畏怖によってジェイスを屈服させた。

テゼレットの期待と莫大な投資を裏切って連合より脱走したジェイスに賞金をかけて追跡させるものの、彼の刺客が暗殺したのはジェイスではなくその親友にして相棒のKallist Rhokaであった。報復としてテゼレットが最も素晴らしい支部と考えていたラヴニカ支部をジェイスに襲撃され、破壊される。テゼレットはその報復として、リリアナ・ヴェス/Liliana Vessが密告した情報に基づいてジェイスの友人たちを暗殺させた。

ボーラスによる介入もあって、二人のプレインズウォーカーは対峙する。最終的に、テゼレットは神河にてジェイスにエーテリウムの腕を切り落とされて、その精神をほぼ全て破壊された。

その抜け殻となった体はボーラスによって回収された。

[編集] Enter the Eldrazi

テゼレットの体はボーラスの瞑想領土/Bolas's Meditation Planeにて再生されており、ボーラスの手による復活を予告された。

[編集] Test of Metal(2)

ボーラスの手によって修復され復活したテゼレットは、復讐とエーテリウム探求の旅に出る。

[編集] Dark Discoveries

かつては工作員を派遣する側だったテゼレットは、今度は自らがボーラスの工作員としてミラディン/Mirrodin新ファイレクシア/New Phyrexia陣営に潜入し、ミラディンにおける戦争を観察しつつもファイレクシアが主導権を握らないように監視する命を受ける。水銀海/Quicksilver Sea知識槽/Knowledge Poolの更に底に奥深く、ミラディンの核/Mirrodin's Coreにてジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxiasと出会ったテゼレットは機械の始祖/Father of Machinesとして祀り上げられているカーン/Karnに引見する。

[編集] Scars of Mirrodin: The Quest for Karn

テゼレットはファイレクシアの階級の中で己の地位を固めながら、力を得る機会を伺っていた。ついにはボーラスの特使として、ゲス/Gethグリッサ/Glissaと共にカーンの相談役を務めるまでに至ったが、一方でファイレクシアに抵抗するコス/Koth一行にメリーラ/Meliraを引き渡したりなど、抵抗勢力に協力するような素振りも見せていた。抵抗勢力がカーンを解放しようとした時、テゼレットは始祖の座を奪おうとグリッサに戦いを挑む。だが、その決着がどうなったかは定かではない。

[編集] 失われし告白/The Lost Confession

エルズペス・ティレル/Elspeth Tirelの書簡形式の記事「The Lost Confession/失われし告白」によると、カーンが去った後の新ファイレクシアでは法務官/Praetor同士で支配権を巡って争いが起こり、余所者であるテゼレットは疎まれ始めていたという。新たな機械の始祖を決める場において、法務官達は彼を処刑するだろうと彼女は考えていた。その真下の小部屋でコス/Kothが呪文爆弾を起動した後のテゼレットの運命は、次元渡りによってテーロス/Therosへと退避した彼女には知る由もなかった。

Checking in on the Planeswalkers/プレインズウォーカー達の現状」によるとテゼレットは死んではおらず、ボーラスに呼び戻されて別の世界の別の任務へと送り出されている。

[編集] カラデシュ・ブロック

ボーラスの命令を受けてカラデシュ/Kaladeshに侵入し、発明博覧会/Inventors' Fairの審判長の地位に就く。その地位を利用して発明品を押収し、発明家たちを拘束する。ラシュミ/Rashmiの発明した霊気/Aetherを利用する物体転送装置に目を付け、ラシュミに命じて次元橋/Planar Bridgeを作成させる。最終的に改革派/Renegadeとゲートウォッチ/The Gatewatchにより次元橋は破壊されてしまうが、テゼレットは死んでおらず、次元橋の核と一体化し、別の次元へと逃げることに成功している。

  • なお、「マジック・デュエルズ:オリジン」のストーリーモードでは最初に戦場に出ている次元橋/Planar Bridgeをテゼレットが生け贄に捧げ、プレイヤーがコントロールするギデオン・ジュラ/Gideon Juraを破壊しようとすることがあったが、2017年4月26日付で「不具合」として修正されている。この際の公式パッチノートの記述は「いくらテゼレットでも、これはやり過ぎです (That's excessive, even for him.)」であった(参考)。

[編集] ラヴニカのギルド、ラヴニカの献身(The Gathering Storm)

ボーラスに借りのあるラル・ザレック/Ral Zarekを呼び出し、主への協力を要求するが、交渉は決裂する。その後はラルの協力者ラヴィニア/Laviniaをボーラスの傀儡にし、彼への精神攻撃を図るも、ヒカラ/Hekaraの献身により洗脳を解除されている。

[編集] 灯争大戦

ボーラスはプレインズウォーカーをラヴニカに集め、彼らのプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkを収穫する計画を実行に移した。侵略に用いる永遠衆/Eternalはテゼレットの持つ次元橋によって送り込まれた。

次元渡りを阻む不滅の太陽/The Immortal Sunにより、ラヴニカの外にいるテゼレットを直接叩くことは困難であった。しかしカーン達は次元橋を逆走することで、テゼレットの待つアモンケットへたどり着いた。カーンの撹乱装置により次元橋の機能を停止させられたテゼレットは、ボーラスが倒されれば自分を止める者はいなくなると言い残し、何処かへ逃げ去っていった。

[編集] War of the Spark: Forsaken

目の上の瘤たるボーラスの死を知ったテゼレットは、さらなる力を求めて行動を開始する。彼は各地の次元にわざと痕跡を残し、ラルをエスパーにある自身の要塞に誘き出した。ラルの全力の稲妻を誘ったテゼレットは、そのエネルギーを吸収して次元橋を再起動させると、圧倒的な力で彼を敗走させた。

[編集] カルドハイム

カルドハイムのストーリーにテゼレットは直接登場しないが、兄弟戦争などのストーリーで当時の動向が語られている。

次元橋を再起動させたテゼレットであったが、その膨大なエネルギーは彼の肉体を蝕んでいた。彼は次元橋にも耐えられるダークスティール/Darksteelの身体を対価に求め、再び新ファイレクシアに奉仕することを決めた。エリシュ・ノーン/Elesh Nornは彼に次元橋を開かせ、ヴォリンクレックス/Vorinclexカルドハイム/Kaldheimへ送り込んだ。

[編集] 神河:輝ける世界

テゼレットは次元橋で送り込まれたジン=ギタクシアスと共に、プレインズウォーカーを完成化させ、新ファイレクシアの手先にする術を研究していた。彼らは仲間を傷つけられたタミヨウ/Tamiyo漆月魁渡/Kaito Shizukiとの襲撃を受けるも、逆に捕らえることに成功する。だが放浪者の奇襲を受けてギタクシアスは撤退し、テゼレットも拘束される。飛行メカで永岩城/Eiganjoへ連行される中、彼は抵抗してメカを墜落させ、混乱に紛れてタミヨウを新ファイレクシアへ拉致した。こうしてタミヨウは最初のファイレクシアン・プレインズウォーカーとして完成化された。

[編集] ニューカペナの街角

エリシュ・ノーンの野望が叶ってしまえば、自分の身も危ない。そう察したテゼレットは極秘裏にウラブラスク/Urabraskニューカペナ/New Capennaに送り込み、ビビアン・リード/Vivien Reidとの同盟関係を結ばせた。

[編集] 兄弟戦争

[編集] ファイレクシア:完全なる統一

[編集] 登場

[編集] 登場カード

[編集] カード名に登場

新たなるファイレクシア
テゼレットの計略/Tezzeret's Gambit
カラデシュ
テゼレットの野望/Tezzeret's Ambition
霊気紛争
テゼレットの手法/Tezzeret's Touch
霊気紛争 プレインズウォーカーデッキ
テゼレットの企み/Tezzeret's Betrayalテゼレットの代人/Tezzeret's Simulacrum
基本セット2019 プレインズウォーカーデッキ
テゼレットの門破り/Tezzeret's Gatebreakerテゼレットの徘徊者/Tezzeret's Strider
アルケミー:ファイレクシア
テゼレットの報い/Tezzeret's Reckoning

[編集] フレイバー・テキストに登場

アラーラの断片
輝く根本原理/Brilliant Ultimatum塔のガーゴイル/Tower Gargoyle
コンフラックス
軽蔑するエーテリッチ/Scornful Aether-Lich
アラーラ再誕
飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry
ミラディン包囲戦
水銀の噴出/Quicksilver Geyser
新たなるファイレクシア
心理の障壁/Psychic Barrier脊柱の飛行機械/Spined Thopter倦怠の宝珠/Torpor Orb
統率者2013
惰性の呪い/Curse of Inertia
カラデシュ
領事府による拘禁/Captured by the Consulate霊気装置の展示/Servo Exhibition慮外な押収/Confiscation Coupテゼレットの野望/Tezzeret's Ambition宿命の決着/Fateful Showdown気宇壮大/Larger Than Life電招の塔/Dynavolt Tower
霊気紛争
金属の叱責/Metallic Rebuke橋上の戦い/Battle at the Bridgeギラプールの希望/Hope of Ghirapurパラドックス装置/Paradox Engine次元橋/Planar Bridge
霊気紛争 プレインズウォーカーデッキ
鼓舞する咆哮/Inspiring Roarテゼレットの企み/Tezzeret's Betrayalテゼレットの代人/Tezzeret's Simulacrum
基本セット2019
機械と共に/One with the Machine
基本セット2019 プレインズウォーカーデッキ
テゼレットの徘徊者/Tezzeret's Strider
神河:輝ける世界
知識の渇望/Thirst for Knowledge
Secret Lair Drop Series: Kamigawa: The Manga: The Cards
方程式の求解/Solve the Equation
アルケミー:ファイレクシア
テゼレットの報い/Tezzeret's Reckoning

[編集] イラストに登場

From the Vault:Exiled
修繕/Tinker
エルズペスvsテゼレット
知識の渇望/Thirst for Knowledge
アラーラの断片
輝く根本原理/Brilliant Ultimatum
新たなるファイレクシア
テゼレットの計略/Tezzeret's Gambit
カラデシュ
機械医学的召喚/Metallurgic Summoningsテゼレットの野望/Tezzeret's Ambition宿命の決着/Fateful Showdown
霊気紛争
金属の叱責/Metallic Rebuke橋上の戦い/Battle at the Bridgeテゼレットの手法/Tezzeret's Touch
霊気紛争 プレインズウォーカーデッキ
テゼレットの企み/Tezzeret's Betrayal
基本セット2019
機械と共に/One with the Machine
基本セット2019 プレインズウォーカーデッキ
テゼレットの徘徊者/Tezzeret's Strider
神河:輝ける世界
知識の渇望/Thirst for Knowledge魁渡の追跡/Kaito's Pursuit
Secret Lair Drop Series: Kamigawa: The Manga: The Cards
法務官の掌握/Praetor's Grasp
アルケミー:ファイレクシア
テゼレットの報い/Tezzeret's Reckoning

[編集] 登場デッキ

デュエルデッキ
プレインズウォーカーデッキ

[編集] 登場作品

プレインズウォーカー・シリーズ
ミラディンの傷跡ブロック
ラヴニカへの回帰ブロック
テーロス・ブロック
カラデシュ・ブロック
アモンケット・ブロック
イクサラン・ブロック
Magic (BOOM!)
神河:輝ける世界
ニューカペナの街角
兄弟戦争
ファイレクシア:完全なる統一

[編集] 登場記事

[編集] 脚注

  1. 書籍Magic The Gathering The Visual Guide
  2. Lithwalkers: Interview With Magic Artist Aleksi Briclot(StarCityGames.comによるAleksi Briclotへのインタビュー)
  3. The Brothers' War | Chapter 3: Nemesis/サイドストーリー第3話:宿敵(ネメシス)
  4. Wizards Asks: 4/6/2010(Daily Activity 2010年4月10日 Brady Dommermuth著)
  5. Card of the Day - 2010年3月10日

[編集] 参考

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