ゴブリンの手投げ弾/Goblin Grenade

提供：MTG Wiki

（版間での差分）
移動： 案内, 検索
 
（11人の利用者による、間の20版が非表示）
1行： 1行：
 
{{#card:Goblin Grenade}}
 
{{#card:Goblin Grenade}}
 +
[[Category:WHISPER最新オラクル未対応]]
 +
''WHISPERのルール文章は最新の[[オラクル]]に未対応です。「クリーチャー１体かプレインズウォーカー１体かプレイヤー１人を対象とする」は「[[任意の対象|１つを対象とする]]」に読み替えてください。''
  
−
[[フォールン・エンパイア]]の優良[[コモン]]の1つ。[[追加コスト]]に[[ゴブリン]]1体が必要だが、たったそれだけでなんと1[[マナ]]5点[[火力]]という破格の性能。
+
[[フォールン・エンパイア]]の優良[[コモン]]の1つ。[[追加コスト]]に[[ゴブリン]]1体が必要だが、たったそれだけで1[[マナ]]5点[[火力]]という破格の性能。
  
−
[[ソーサリー]]であるために[[除去]]に[[対応して]][[生け贄に捧げる]]使い方はできないが、それでもこの[[ダメージ]]は強烈。攻撃の終わったゴブリンを[[戦闘後メイン・フェイズ]]で飛ばせば無駄がない。1マナでほとんどの[[クリーチャー]]に対処可能であり、最後の一押しとしても役立つ。ゴブリンの選択肢が豊富な今ならば相対的に価値も上がったと言える。
+
[[ソーサリー]]なので[[除去]]に[[対応して]][[生け贄に捧げる]]ことはできないが、それでもこの[[ダメージ]]は強烈。[[攻撃]]したゴブリンを[[戦闘後メイン・フェイズ]]で飛ばせば無駄がない。1マナでほとんどの[[クリーチャー]]を[[除去]]できるし、[[本体]]への最後の一押しとしても強力。[[カードプール]]が広がりゴブリンの選択肢が豊富な今ならば、相対的に価値も上がっている。
  
 
その高い破壊力を買われて、黎明期のゴブリン・[[バーン]]系[[デッキ]]で重宝された。[[基本セット2012]][[再録]]時にも、ゴブリンを中心とした[[スライ/スタンダード/ゼンディカー・ブロック＋ミラディンの傷跡ブロック期|スライ]]において活躍している。
 
その高い破壊力を買われて、黎明期のゴブリン・[[バーン]]系[[デッキ]]で重宝された。[[基本セット2012]][[再録]]時にも、ゴブリンを中心とした[[スライ/スタンダード/ゼンディカー・ブロック＋ミラディンの傷跡ブロック期|スライ]]において活躍している。
 +
 +
フォールン・エンパイアではコモンだったが、[[Magic Online]]ではコモンで収録されたことがなかったため、[[パウパー]]では長らく使えなかった。しかし、2019年のパウパーの公式フォーマット化により使用可能となった。低マナのゴブリンが多数採用されている[[スライ#パウパー|スライ]]で使われている。
  
 
*フォールン・エンパイア版では[[コモン]]であり絵柄が3種類あるため、少ないパックで必要な枚数を揃えることができた。[[トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach]]もそうだが、こういう強力な[[カード]]の入手が容易だったおかげで大量にパックを買う必要性が生まれず、フォールン・エンパイアがあまり売れなかった、と言われている。
 
*フォールン・エンパイア版では[[コモン]]であり絵柄が3種類あるため、少ないパックで必要な枚数を揃えることができた。[[トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach]]もそうだが、こういう強力な[[カード]]の入手が容易だったおかげで大量にパックを買う必要性が生まれず、フォールン・エンパイアがあまり売れなかった、と言われている。
12行： 16行：
 
==関連カード==
 
==関連カード==
 
*[[黒]]には、同じようにゴブリンを[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]てマイナス[[修整]]と[[本体]][[ダメージ]]を[[与える]][[有象無象の発射/Fodder Launch]]が存在する。黒の近類カード群は[[骨の粉砕/Bone Splinters]]の項を参照。
 
*[[黒]]には、同じようにゴブリンを[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]てマイナス[[修整]]と[[本体]][[ダメージ]]を[[与える]][[有象無象の発射/Fodder Launch]]が存在する。黒の近類カード群は[[骨の粉砕/Bone Splinters]]の項を参照。
 +
 
===主な亜種===
 
===主な亜種===
−
[[追加コスト]]として何かを生け贄に捧げる[[単体火力]]には、後にいくつかの亜種が作られている。
+
[[追加コスト]]として何かを生け贄に捧げる[[単体火力]]は、後に多くの亜種が作られている。以下、特記しない限り[[任意の対象]]を取る[[インスタント]]。
−
*[[火炎破/Fireblast]] - ピッチコストが[[山]]2つの生け贄の[[ピッチスペル]]。追加コスト無しで唱える場合には6マナ。4点ダメージのインスタント。（[[ビジョンズ]]）
+
*[[火炎破/Fireblast]] - ピッチコストが[[山]]2つの生け贄の[[ピッチスペル]]。追加コスト無しで唱える場合には6マナ。4点ダメージ。（[[ビジョンズ]]）
−
**[[雷音/Thunderclap]] - ピッチコストが山1つの生け贄のピッチスペル。対クリーチャー限定。追加コスト無しで唱える場合には3マナ。3点ダメージのインスタント。（[[メルカディアン・マスクス]]）
+
**[[雷音/Thunderclap]] - ピッチコストが山1つの生け贄のピッチスペル。対クリーチャー限定。追加コスト無しで唱える場合には3マナ。3点ダメージ。（[[メルカディアン・マスクス]]）
−
*[[投げ飛ばし/Fling]] - [[クリーチャー]]1体を生け贄。2[[マナ]]でクリーチャーの[[パワー]]分ダメージの[[インスタント]]。パワー依存ダメージの亜種はそちらの項を参照。（[[ストロングホールド]]）
+
**[[鉱山の崩壊/Mine Collapse]] - ピッチコストが自ターン中の山1つの生け贄のピッチスペル。対象はクリーチャーか[[プレインズウォーカー]]。追加コスト無しで唱える場合には4マナ。5点ダメージ。（[[モダンホライゾン2]]）
−
*[[土壇場の努力/Last-Ditch Effort]] - X体のクリーチャーを生け贄。1マナX点ダメージのインスタント。（[[ウルザズ・レガシー]]）
+
*[[投げ飛ばし/Fling]] - [[クリーチャー]]1体を生け贄。2[[マナ]]でクリーチャーの[[パワー]]分ダメージ。（[[ストロングホールド]]）
 +
**パワー依存ダメージの亜種はそちらの項を参照。
 +
*[[土壇場の努力/Last-Ditch Effort]] - X体のクリーチャーを生け贄。1マナX点ダメージ。（[[ウルザズ・レガシー]]）
 
*[[命知らず/Reckless Abandon]] - クリーチャー1体を生け贄。1マナ4点ダメージの[[ソーサリー]]。（[[ウルザズ・デスティニー]]）
 
*[[命知らず/Reckless Abandon]] - クリーチャー1体を生け贄。1マナ4点ダメージの[[ソーサリー]]。（[[ウルザズ・デスティニー]]）
−
*[[爆片破/Shrapnel Blast]] - [[アーティファクト]]1つを生け贄。2マナ5点ダメージのインスタント。（[[ミラディン]]）
+
*[[爆片破/Shrapnel Blast]] - [[アーティファクト]]1つを生け贄。2マナ5点ダメージ。（[[ミラディン]]）
−
*[[焦熱の結末/Fiery Conclusion]] - クリーチャー1体を生け贄。対クリーチャー限定。2マナ5点ダメージのインスタント。（[[ラヴニカ：ギルドの都]]）
+
*[[焦熱の結末/Fiery Conclusion]] - クリーチャー1体を生け贄。対クリーチャー限定。2マナ5点ダメージ。（[[ラヴニカ：ギルドの都]]）
−
*[[欠片の飛来/Shard Volley]] - 土地を1つ生け贄。1マナ3点ダメージのインスタント。（[[モーニングタイド]]）
+
*[[欠片の飛来/Shard Volley]] - 土地を1つ生け贄。1マナ3点ダメージ。（[[モーニングタイド]]）
−
*[[マグマの裂け目/Magma Rift]] - 土地を1つ生け贄。対クリーチャー限定。3マナ5点ダメージのソーサリー。（[[ゼンディカー]]）
+
**[[マグマの裂け目/Magma Rift]] - 土地を1つ生け贄。対クリーチャー限定。3マナ5点ダメージのソーサリー。（[[ゼンディカー]]）
−
*[[石弾化/Artillerize]] - アーティファクト1つかクリーチャー1体を生け贄。4マナ5点ダメージのインスタント。（[[新たなるファイレクシア]]）
+
**[[食い荒らす炎/Devour in Flames]] - 土地を1つ生け贄でなく[[手札]]に戻すだけで良く、プレインズウォーカーも対象にできる様になったマグマの裂け目の[[上位互換]]。（[[ゲートウォッチの誓い]]）
−
*[[巻き添え被害/Collateral Damage]] - クリーチャー1体を生け贄。1マナ3点ダメージのインスタント。（[[運命再編]]）
+
**[[レッドキャップの乱闘/Redcap Melee]] - 土地を1つ生け贄。対象はクリーチャーかプレインズウォーカー。対象が赤なら生け贄は不要。1マナ4点ダメージ。（[[エルドレインの王権]]）
−
*[[無謀な怒り/Reckless Rage]] - 生け贄でなく自軍クリーチャー1体に2点ダメージ。クリーチャー限定。1マナ4点ダメージのインスタント。（[[無謀な怒り/Reckless Rage]]）
+
*[[大食のドラゴン/Voracious Dragon]] - これが[[貪食]]したゴブリン数の2倍の点数ダメージ。5マナ貪食1クリーチャーの[[ETB]]能力。（[[コンフラックス]]）
−
*[[ゴブリンの連射/Goblin Barrage]] - クリーチャー限定。[[キッカー]]コストがゴブリン1体かアーティファクト1つの生け贄。その場合、同時に[[本体火力]]も飛ぶ。4マナ4点のソーサリー。（[[ドミナリア]]）
+
**[[カルドーサの炎魔/Kuldotha Flamefiend]] - アーティファクト1つを生け贄。4点を[[割り振る]]6マナクリーチャーのETB能力。（[[ミラディン包囲戦]]）
−
*[[心火/Heartfire]] - クリーチャーか[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]1体を生け贄。2マナ4点ダメージのインスタント。（[[灯争大戦]]）
+
**[[追い詰められた曲者/Cornered Crook]] - アーティファクト1つを生け贄。3点ダメージの5マナクリーチャーのETB能力。（[[カルロフ邸殺人事件]]）
−
 
+
**[[ボイラービルジの切り裂き魔/Boilerbilges Ripper]] - クリーチャー1体か[[エンチャント]]1つを生け贄。2点ダメージの5マナクリーチャーのETB能力。（[[ダスクモーン：戦慄の館]]）  
−
[[全体火力]]版として[[自然発火/Spontaneous Combustion]]、[[落盤/Cave-In]]、[[焼夷式破壊工作/Incendiary Sabotage]]なども存在する。
+
*[[石弾化/Artillerize]] - アーティファクト1つかクリーチャー1体を生け贄。4マナ5点ダメージ。（[[新たなるファイレクシア]]）
 +
*[[巻き添え被害/Collateral Damage]] - クリーチャー1体を生け贄。1マナ3点ダメージ。（[[運命再編]]）
 +
*[[無謀な怒り/Reckless Rage]] - 生け贄でなく自軍クリーチャー1体に2点。対クリーチャー限定。1マナ4点ダメージ。（[[イクサランの相克]]）
 +
*[[ゴブリンの連射/Goblin Barrage]] - 対クリーチャー限定。[[キッカー]]コストがゴブリン1体かアーティファクト1つの生け贄。その場合、同時に[[本体火力]]も飛ぶ。4マナ4点ダメージのソーサリー。（[[ドミナリア]]）
 +
**[[電圧のうねり/Voltage Surge]] - アーティファクト1つを生け贄。追加コストを支払わずに火力を2点に下げる事も可。対象はクリーチャーかプレインズウォーカー。1マナ4点ダメージ。（[[神河：輝ける世界]]）
 +
**[[着火/Light 'Em Up]] - [[犠牲]]2なので、追加コストを支払わない事も可。対象はクリーチャーかプレインズウォーカー。2マナ2点ダメージのソーサリー。（[[ニューカペナの街角]]）
 +
**[[忌まわしい印章/Grisly Sigil]] - 犠牲1。対象はクリーチャーかプレインズウォーカー。1マナ1点ダメージ[[ドレイン]]のソーサリー。このターン既にダメージを受けた対象には3点。（ニューカペナの街角）
 +
**[[塔の点火/Torch the Tower]] - [[協約]]なので、追加コストを支払わず火力を2点に下げる事も可。対象はクリーチャーかプレインズウォーカー。1マナ3点[[追放]]ダメージ。（[[エルドレインの森]]）
 +
**[[石断ちの稲妻/Stonesplitter Bolt]] - 協約なので、追加コストを支払わずに火力を半分に下げる事も可。対象はクリーチャーかプレインズウォーカー。XマナXの2倍ダメージ。（エルドレインの森）
 +
**[[裏切り者の駆け引き/Betrayer's Bargain]] - 対クリーチャー限定。クリーチャー1体かエンチャント1つを生け贄。追加コストを追加(2)マナで代替可。2マナ5点追放ダメージ。（ダスクモーン：戦慄の館）
 +
*[[心火/Heartfire]] - クリーチャーかプレインズウォーカー1体を生け贄。2マナ4点ダメージ。（[[灯争大戦]]）
 +
*[[最期の噴炎/Final Flare]] - クリーチャー1体か[[エンチャント]]1つを生け贄。対クリーチャー限定。3マナ5点ダメージ。（[[テーロス還魂記]]）
 +
*[[カルダールの悪しき復活/Kardur's Vicious Return]] - クリーチャー1体を生け贄。[[赤黒]]4マナ3点ダメージの[[英雄譚]]エンチャントの第I章。（[[カルドハイム]]）
 +
*[[鋳造所のらせん/Foundry Helix]] - [[パーマネント]]を1つ生け贄。生け贄がアーティファクトだった場合のみ4点ライフ回復が付属。[[白赤]]3マナ4点ダメージ。（モダンホライゾン2）
 +
*[[間に合わせの棍棒/Improvised Club]] - クリーチャーかアーティファクト1つを生け贄。2マナ4点ダメージになった石弾化の[[下位種]]。（[[指輪物語：中つ国の伝承]]）
 +
[[全体火力]]版として[[自然発火/Spontaneous Combustion]]、[[焼夷式破壊工作/Incendiary Sabotage]]なども存在する。
  
−
[[起動型能力]]として同種の効果を持つ[[パーマネント]]は[[ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment]]の項を参照。
+
[[起動型能力]]として同種の効果を持つ[[パーマネント]]は[[ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment]]の項を、追加コストが手札であるものは[[音波の炸裂/Sonic Burst]]の項を参照。
  
 
==ストーリー==
 
==ストーリー==
−
'''ゴブリンの手投げ弾'''/''Goblin Grenade''は可燃性混合物を収めた容器や爆弾の一種。手投げ弾とは名ばかりで[[ゴブリン]]の手によって直接目標まで運ばれそのまま爆発させたり、ゴブリンと一緒に目標に投げつけられる。
+
'''ゴブリンの手投げ弾'''/''Goblin Grenade''は可燃性混合物を収めた容器や爆弾の一種。手投げ弾とは名ばかりで[[ゴブリン/Goblin]]の手によって直接目標まで運ばれそのまま爆発させたり、ゴブリンと一緒に目標に投げつけられる。
  
 
[[サーペイディア/Sarpadia]]の[[フォールン・エンパイア|暗黒時代]]の兵器として登場した。
 
[[サーペイディア/Sarpadia]]の[[フォールン・エンパイア|暗黒時代]]の兵器として登場した。
49行： 71行：
 
*[[カード個別評価：フォールン・エンパイア]] - [[コモン]]1（3種類）
 
*[[カード個別評価：フォールン・エンパイア]] - [[コモン]]1（3種類）
 
*[[カード個別評価：基本セット2012]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価：基本セット2012]] - [[アンコモン]]
 +
*[[カード個別評価：ジャンプスタート2022]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価：Masters Edition]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価：Masters Edition]] - [[アンコモン]]
 
__NOTOC__
 
__NOTOC__

2024年10月15日 (火) 12:06時点における最新版


Goblin Grenade / ゴブリンの手投げ弾 (赤)
ソーサリー

この呪文を唱えるための追加コストとして、ゴブリン(Goblin)を１体生け贄に捧げる。
クリーチャー１体かプレインズウォーカー１体かプレイヤー１人を対象とする。ゴブリンの手投げ弾はそれに５点のダメージを与える。


WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャー１体かプレインズウォーカー１体かプレイヤー１人を対象とする」は「１つを対象とする」に読み替えてください。

フォールン・エンパイアの優良コモンの1つ。追加コストにゴブリン1体が必要だが、たったそれだけで1マナ5点火力という破格の性能。

ソーサリーなので除去に対応して生け贄に捧げることはできないが、それでもこのダメージは強烈。攻撃したゴブリンを戦闘後メイン・フェイズで飛ばせば無駄がない。1マナでほとんどのクリーチャーを除去できるし、本体への最後の一押しとしても強力。カードプールが広がりゴブリンの選択肢が豊富な今ならば、相対的に価値も上がっている。

その高い破壊力を買われて、黎明期のゴブリン・バーン系デッキで重宝された。基本セット2012再録時にも、ゴブリンを中心としたスライにおいて活躍している。

フォールン・エンパイアではコモンだったが、Magic Onlineではコモンで収録されたことがなかったため、パウパーでは長らく使えなかった。しかし、2019年のパウパーの公式フォーマット化により使用可能となった。低マナのゴブリンが多数採用されているスライで使われている。

  • フォールン・エンパイア版ではコモンであり絵柄が3種類あるため、少ないパックで必要な枚数を揃えることができた。トーラックへの賛歌/Hymn to Tourachもそうだが、こういう強力なカードの入手が容易だったおかげで大量にパックを買う必要性が生まれず、フォールン・エンパイアがあまり売れなかった、と言われている。
  • フォールン・エンパイア版の3種類のイラストの内、イラストのゴブリンの槍にはちょっとした秘密があり、よく見れば槍の棘にMikeの綴りが隠されている。イラストレイターのRon Spencerの相棒の名前で、彼がよくやるちょっとしたお遊びとのこと[1]。

[編集] 関連カード

[編集] 主な亜種

追加コストとして何かを生け贄に捧げる単体火力は、後に多くの亜種が作られている。以下、特記しない限り任意の対象を取るインスタント。

全体火力版として自然発火/Spontaneous Combustion、焼夷式破壊工作/Incendiary Sabotageなども存在する。

起動型能力として同種の効果を持つパーマネントはゴブリンの砲撃/Goblin Bombardmentの項を、追加コストが手札であるものは音波の炸裂/Sonic Burstの項を参照。

[編集] ストーリー

ゴブリンの手投げ弾/Goblin Grenadeは可燃性混合物を収めた容器や爆弾の一種。手投げ弾とは名ばかりでゴブリン/Goblinの手によって直接目標まで運ばれそのまま爆発させたり、ゴブリンと一緒に目標に投げつけられる。

サーペイディア/Sarpadiaの暗黒時代の兵器として登場した。

小説And Peace Shall Sleepでは、リーオッド・ダイ/Reod Daiがサーペイディアのゴブリンへ製造法を伝えた兵器の一つ。別名Goblin Egg（ゴブリンの卵）。使用者自身も爆死する自殺的な武器であるが、リーオッドは、作動を確実なものとするため持ち運ぶ必要があるとゴブリンに説明、納得させている。

漆黒の手教団/Order of the Ebon HandのGenkr Nik（ジェンカ・ニク）はリーオッドを拷問にかけゴブリンの卵の製造法を聞き出そうとした。

[編集] 登場作品

[編集] 参考

  1. ↑ Goblin Grenade Secret（Arcana 2004年12月29日）
「http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%B4%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%89%8B%E6%8A%95%E3%81%92%E5%BC%BE/Goblin_Grenade」より作成
QR Code.gif