And Peace Shall Sleep
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And Peace Shall SleepはHarper Prismの小説第九作目(アンソロジーも含めると十一作目)。
サーペイディア暗黒時代を舞台に繰り広げられる、ドワーフの少女に恋をした、ある人間の傭兵の物語。
- 表紙の文句から
- ドラゴンの卵に一つ問題が―もうすぐ孵りそうなんだ!
- 裏表紙から抄訳
- リーオッド・ダイ/Reod Daiは大金を―エルフの金を―しこたま頂いていた。アイケイシア/Icatiaとゴブリンの国境にひと波乱起こす報酬だ。ヘイヴンウッド/Havenwoodのエルフといえば払った分の見返りを得ていた。ドラゴンの卵。そいつは申し分ない武器となる。特に、使い道を心得たリーオッドのような輩にとっては。ところが、エルフたちは心変わり、突然の契約破棄。資金も尽きかけ、取るべき道も限られたリーオッド。ドラゴンの卵の件について、一か八かエルフとの直接交渉に賭け、ヘイヴンウッドへと向かう。あの卵どもを使わなくては。それもすぐに…。さもないと…。
Sonia Orin Lyris 著(1996/07)
- 短編The Going Price(Tapestriesに収録)を下敷きに書かれた小説。この小説の第二章は短編に加筆・修正をしたもので、設定が若干変更されている。
- 題名『And Peace Shall Sleep』は、William Shakespeareの『リチャード2世』の一節「Peace shall go sleep …」を元にしたもの。
注意:作品の内容に関する記述が以下には含まれています。
[編集] 主な登場人物
- リーオッド・ダイ/Reod Dai
- サーペイディア/Sarpadiaの傭兵。
- Melelki(メレルキ)
- リーオッドにドラゴンの卵を売りつけたドワーフの女性。タムンとセキーナの母。
- Tamun(タムン)
- 年頃をむかえたドワーフの娘。リーオッドに惹かれるが…。
- Sekena(セキーナ)
- 夢見がちで、お転婆な少女。