白コントロール

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'''白コントロール'''(''Mono-White Control'')は、[[白]][[単色]]で組まれた[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]の総称。
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ライフ回復や[[銀騎士/Silver Knight]]などの存在により[[ゴブリン (デッキ)#オンスロート・ブロック構築|ゴブリン]]などの[[赤]]系[[デッキ]]に強い。
 
ライフ回復や[[銀騎士/Silver Knight]]などの存在により[[ゴブリン (デッキ)#オンスロート・ブロック構築|ゴブリン]]などの[[赤]]系[[デッキ]]に強い。
  
スタンダードでは、[[ミラディン]]で追加のリセットの[[忘却石/Oblivion Stone]]と対[[コントロール (デッキ)|コントロール]]の切り札[[精神隷属器/Mindslaver]]を得て、[[浅原晃]]が[[The Finals03]]で使用し優勝している(→[[#スタンダード版|*1]])。これはこの当時の[[メタ]]の中心が[[ブルード親和]]や[[ゴブリン (デッキ)#オンスロート・ブロック+ミラディン・ブロック期|ゴブリン]]など[[全体除去]]に弱い[[デッキ]]が多かったことも大きい。
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スタンダードでは、[[ミラディン]]で追加のリセットの[[忘却石/Oblivion Stone]]と対[[コントロール (デッキ)|コントロール]]の切り札[[精神隷属器/Mindslaver]]を得て、[[浅原晃]]が[[The Finals03]]で使用し優勝している(→[[#スタンダード版|*1]])。これはこの当時の[[メタゲーム]]の中心が[[ブルード親和]]や[[ゴブリン (デッキ)#オンスロート・ブロック+ミラディン・ブロック期|ゴブリン]]など[[全体除去]]に弱い[[デッキ]]が多かったことも大きい。
  
 
[[ダークスティール]]の登場以降は、[[全体除去]]に強い[[頭蓋骨絞め/Skullclamp]]を乱用する[[電結親和]]などがメタの中心となり、一挙に衰退。柔軟性を増すため[[青]]を加えた[[青白コントロール#オンスロート・ブロック+ミラディン・ブロック期|青白コントロール]]が主流となった。
 
[[ダークスティール]]の登場以降は、[[全体除去]]に強い[[頭蓋骨絞め/Skullclamp]]を乱用する[[電結親和]]などがメタの中心となり、一挙に衰退。柔軟性を増すため[[青]]を加えた[[青白コントロール#オンスロート・ブロック+ミラディン・ブロック期|青白コントロール]]が主流となった。
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*[[フォーマット]]
 
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**[[オンスロート・ブロック構築]]([[オンスロート]]+[[レギオン]]+[[スカージ]])
 
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*[[金粉の光/Gilded Light]]は対[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]、特に[[精神隷属器/Mindslaver]]専用の[[メタゲーム|メタ]][[カード]]。もちろん、コントロール以外が相手でも2[[マナ]]の[[サイクリング]]として使用できる。
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*[[金粉の光/Gilded Light]]は対[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]、特に[[精神隷属器/Mindslaver]]専用の[[メタる|メタ]][[カード]]。もちろん、コントロール以外が相手でも2[[マナ]]の[[サイクリング]]として使用できる。
 
*浅原はこのデッキを「ちゃんこグレート」と命名している。優勝インタビューでも由来を聞かれているが、長くなるので答えきれない、と回答しており明確な理由はわからない。
 
*浅原はこのデッキを「ちゃんこグレート」と命名している。優勝インタビューでも由来を聞かれているが、長くなるので答えきれない、と回答しており明確な理由はわからない。
  
 
==マスクス・ブロック構築==
 
==マスクス・ブロック構築==
[[白]]の[[デッキ]]としては[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]色の強い[[リベリオン#マスクス・ブロック構築|リベリオン]]が活躍する中、純粋な白[[単色]]の[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]も組まれた。
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[[白]]の[[デッキ]]としては[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]色の強い[[リベリオン#マスクス・ブロック構築|リベリオン]]が活躍する中、純粋な[[白単色デッキ|白単色]]の[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]も組まれた。
  
 
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==レガシー==
 
==レガシー==
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[[レガシー]]にも、以前から少数ながら純粋な[[白単色デッキ|白単色]]の[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]は存在していたが、目立った活躍はできていなかった。
  
 
しかし、[[絵描きの召使い/Painter's Servant]]と[[丸砥石/Grindstone]]の[[コンボ]]の登場によって、このコンボを[[エンドカード]]に据えた新たなタイプが登場した。このタイプは「[[マイティ・クイン]]」などと呼ばれる。
 
しかし、[[絵描きの召使い/Painter's Servant]]と[[丸砥石/Grindstone]]の[[コンボ]]の登場によって、このコンボを[[エンドカード]]に据えた新たなタイプが登場した。このタイプは「[[マイティ・クイン]]」などと呼ばれる。
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詳細はマイティ・クインの項を参照のこと。
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詳細は[[マイティ・クイン]]の項を参照のこと。
  
  
また[[次元の混乱]]参入後は、[[白]][[単色]]の[[スタックス]]である[[白スタックス]]が登場した。
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また[[次元の混乱]]参入後は、白単色の[[スタックス]]である[[白スタックス]]が登場した。
  
 
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==参考==
 
==参考==
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/feature/197 Breaking White Control!]([[WotC]]、文:[[Mike Flores]])
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*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/feature/197 Breaking White Control!] ([[WotC]]、文:[[Mike Flores]])
 
*[[デッキ集]]
 
*[[デッキ集]]
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[[Category:白単色デッキ|しろこんとろおる]]
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[[Category:スタンダードデッキ|しろこんとろおる]]
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[[Category:レガシーデッキ|しろこんとろおる]]

2013年3月17日 (日) 19:21時点における版

白コントロール(Mono-White Control)は、白単色で組まれたコントロールデッキの総称。

目次

概要

の特性上、マス・デストラクション型のコントロールデッキになる事が多い。



ボードコントロールに長け、通常壊せないパーマネント土地ぐらいのもの。場合によってはそれすらハルマゲドン/Armageddonなどで補う場合もある。

全体除去を持つ反面、単体除去に欠け融通が利かない。また、呪文に対して無防備という弱点もある。隙を埋めるために打ち消し呪文を加えるタイプの青白コントロールも存在する。

ローウィン=シャドウムーア・ブロック構築

ローウィン=シャドウムーア・ブロック構築では、トークン生成とクリーチャー除去に重きを置いたデッキが少数ながら登場した。



トークンを並べる戦略はキスキンと同様であり、ゲームを長期化させることを意識して構成されたキスキンの派生デッキと言える。

神聖なる埋葬/Hallowed Burial損ない/Unmakeなどの豊富なクリーチャー除去、ブロッカーとして使える幽体の行列/Spectral Processionなどのトークンによってビートダウンと有利に渡り合える。特に、メタゲームの最も中心に位置するキスキンを強く意識している。

キスキンと有利に戦える一方、メタゲームの2番手である青黒フェアリーとの相性は非常に悪い。静月の騎兵/Stillmoon Cavalierホブゴブリンの隆盛/Rise of the Hobgoblinsなどである程度は戦えるが、基本的に青黒フェアリーとのマッチは半ば諦め、その分キスキンなどの他のデッキに勝てるように調整されている。

サンプル・レシピ

メインデッキ (61) サイドボード
クリーチャー (17) 2 太陽と月の輪/Wheel of Sun and Moon
3 運命の大立者/Figure of Destiny 3 外身の交換/Crib Swap
4 メドウグレインの騎士/Knight of Meadowgrain 4 ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender
4 静月の騎兵/Stillmoon Cavalier 3 薄れ馬/Wispmare
4 雲山羊のレインジャー/Cloudgoat Ranger 3 ルーンの光輪/Runed Halo
2 名誉の御身/Divinity of Pride
呪文 (18)
4 幽体の行列/Spectral Procession
3 今わの際/Last Breath
2 損ない/Unmake
2 忘却の輪/Oblivion Ring
2 黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane
4 神聖なる埋葬/Hallowed Burial
1 質素な命令/Austere Command
土地 (26)
20 平地/Plains
4 風立ての高地/Windbrisk Heights
2 変わり谷/Mutavault

オンスロート・ブロック期

オンスロート・ブロック構築およびオンスロート・ブロック期のスタンダードで活躍した。



新たな信仰/Renewed Faith等のライフ回復で時間をかせぎ、アクローマの復讐/Akroma's Vengeance等のリセット戦場を支配する。

フィニッシャーはオンスロート・ブロックが誇る超強力クリーチャー永遠のドラゴン/Eternal Dragon賛美されし天使/Exalted Angel、そして正義の命令/Decree of Justiceが使われる。

ライフ回復や銀騎士/Silver Knightなどの存在によりゴブリンなどのデッキに強い。

スタンダードでは、ミラディンで追加のリセットの忘却石/Oblivion Stoneと対コントロールの切り札精神隷属器/Mindslaverを得て、浅原晃The Finals03で使用し優勝している(→*1)。これはこの当時のメタゲームの中心がブルード親和ゴブリンなど全体除去に弱いデッキが多かったことも大きい。

ダークスティールの登場以降は、全体除去に強い頭蓋骨絞め/Skullclampを乱用する電結親和などがメタの中心となり、一挙に衰退。柔軟性を増すためを加えた青白コントロールが主流となった。

オンスロート・ブロック構築版

メインデッキ (60) サイドボード
クリーチャー (20) 1 山麓の案内人/Foothill Guide
2 怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath 3 平和な心/Pacifism
4 曙光の精霊/Dawn Elemental 4 白騎士/White Knight
4 永遠のドラゴン/Eternal Dragon 3 翼の破片/Wing Shards
3 賛美されし天使/Exalted Angel 4 拭い去り/Wipe Clean
3 山麓の案内人/Foothill Guide
4 銀騎士/Silver Knight
呪文 (14)
4 アクローマの復讐/Akroma's Vengeance
3 正義の命令/Decree of Justice
3 ドラゴンの鱗/Dragon Scales
4 新たな信仰/Renewed Faith
土地 (x)
18 平地/Plains
4 隔離されたステップ/Secluded Steppe
4 邪神の寺院/Temple of the False God

スタンダード版

メインデッキ (60) サイドボード
クリーチャー (8) 1 精神隷属器/Mindslaver
4 賛美されし天使/Exalted Angel 2 虚空の杯/Chalice of the Void
4 永遠のドラゴン/Eternal Dragon 4 赤の防御円/Circle of Protection: Red
呪文 (26) 4 聖なる場/Sacred Ground
4 忘却石/Oblivion Stone 1 金粉の光/Gilded Light
3 精神隷属器/Mindslaver 3 翼の破片/Wing Shards
4 神の怒り/Wrath of God
4 アクローマの復讐/Akroma's Vengeance
4 正義の命令/Decree of Justice
3 金粉の光/Gilded Light
4 新たな信仰/Renewed Faith
土地 (26)
12 平地/Plains
4 隔離されたステップ/Secluded Steppe
2 隠れ石/Stalking Stones
4 雲上の座/Cloudpost
4 邪神の寺院/Temple of the False God

マスクス・ブロック構築

デッキとしてはコントロール色の強いリベリオンが活躍する中、純粋な白単色コントロールデッキも組まれた。



強力なボードコントロール力を持つパララクスの波/Parallax Waveを筆頭に、物語の円/Story Circle浄化の印章/Seal of Cleansingで相手の動きを封じる。

フィニッシャーにはまばゆい天使/Blinding Angel獅子将マギータ/Mageta the Lionなどが使われた。

サンプルレシピ

メインデッキ (60) サイドボード
クリーチャー (7) 4 流動石の鎧/Flowstone Armor
4 まばゆい天使/Blinding Angel 2 ぐらつき/Topple
3 獅子将マギータ/Mageta the Lion 4 今わの際/Last Breath
呪文 (28) 3 オーラの破れ目/Aura Fracture
2 取り引きのテーブル/Bargaining Table 2 物語の円/Story Circle
4 キマイラ像/Chimeric Idol
1 旗艦プレデター/Predator, Flagship
4 レイモスの歯/Tooth of Ramos
4 報いの波/Wave of Reckoning
3 チョー=マノの祝福/Cho-Manno's Blessing
4 パララクスの波/Parallax Wave
4 浄化の印章/Seal of Cleansing
2 物語の円/Story Circle
土地 (25)
23 平地/Plains
1 コーの安息所/Kor Haven
1 ラースの果て/Rath's Edge

ウルザ・ブロック期

茶単デッキの一種、白茶単が登場する。



他の茶単デッキほどは活躍せず、赤茶単タッチリセットを使うケースなども見られた。

アイスエイジ・ブロック期

プリズンのうち白単色ホワイトトラッシュが登場。



剣を鍬に/Swords to Plowsharesを使用できたこともあって単色化が可能だった。フィニッシャーにはKjeldoran Outpostが使用される。

レガシー

レガシーにも、以前から少数ながら純粋な白単色コントロールデッキは存在していたが、目立った活躍はできていなかった。

しかし、絵描きの召使い/Painter's Servant丸砥石/Grindstoneコンボの登場によって、このコンボをエンドカードに据えた新たなタイプが登場した。このタイプは「マイティ・クイン」などと呼ばれる。



詳細はマイティ・クインの項を参照のこと。


また次元の混乱参入後は、白単色のスタックスである白スタックスが登場した。



詳細は白スタックスを参照のこと。

参考

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