ホワイトトラッシュ
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ホワイトトラッシュ(White Trash)は、主にアイスエイジ・ブロック期に活躍したロックデッキ。一言で言うのなら「白単色になったプリズン」である。プロツアーダラス96ではGeorge Baxterが使用してベスト8入りしている。
基本的な動きはプリズンとほとんど同じ。青をなくしたことで打ち消しを失ったが、冬の宝珠/Winter Orbに加えてさらにハルマゲドン/Armageddonを撃てるようになっており、より強力なマナ拘束を掛けることが可能。それでも出されたパーマネントはその都度除去していくことになる。
このようなデッキが生まれたのは、当時の白は剣を鍬に/Swords to Plowsharesや神の怒り/Wrath of God、ハルマゲドンに解呪/Disenchantなど「白に壊せないものはない」と言われたほどパーマネント除去に恵まれていたためである。また、単色デッキ特有の安定性を得て、ダブルシンボルの呪文やKjeldoran Outpostなどを使いやすくなったのも大きい。
デッキ名の"White Trash(=白いゴミ)"は「レッドネック」や「プアホワイト」などと同様、貧困層の白人を揶揄するスラングであり、デッキカラーとかけたブラックジョークである。