放逐する僧侶/Banisher Priest

提供:MTG Wiki

2021年8月11日 (水) 15:14時点における0503 (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Banisher Priest / 放逐する僧侶 (1)(白)(白)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)

放逐する僧侶が戦場に出たとき、対戦相手1人がコントロールするクリーチャー1体を対象とし、放逐する僧侶が戦場を離れるまでそれを追放する。(そのクリーチャーはオーナーのコントロール下で戦場に戻る。)

2/2

自分が倒れるまでクリーチャー1体を封印するクレリック

悪鬼の狩人/Fiend Hunterと比べると、自分コントロールするクリーチャーを追放できない点や明滅による確定除去コンボができない点で劣るが、強力な能力であることには変わりない。ビートダウンデッキに組み込みやすい擬似除去としての活躍が期待できる。パワーが1しかない悪鬼の狩人とは異なり、アタッカーとして最低限のパワーを持つことも嬉しい要素だろう。

ルール

  • 追放されたパーマネントにつけられているオーラは、そのオーナー墓地に置かれる。 追放されたパーマネントにつけられている装備品は、つけられていない状態になって戦場に残る。 追放されたパーマネントの上に置かれているカウンターは消滅する。それらは戦場に戻っても元の状態に戻ることはない。
  • トークンが追放された場合、それは状況起因処理で消滅する。 それは戦場には戻らない。
  • 能力の解決時に放逐する僧侶が既に戦場を離れていた場合、クリーチャーは追放されない。
  • 放逐する僧侶が戦場を離れた直後に、追放されていたクリーチャーは戦場に戻る。これは忘却の輪のように誘発型能力ではなく、また間に状況起因処理なども挟まない。この際、放逐する僧侶と追放されていたクリーチャーが同時に戦場に存在するタイミングはない。また複数の放逐する僧侶が同時に戦場を離れた場合、追放されていたクリーチャーは同時に戦場に戻る。
    • たとえば、戻されるクリーチャーがクローン/Cloneであった場合、それは放逐する僧侶のコピーとして戦場に戻ることはできない。
  • 能力が解決されれば、放逐する僧侶が能力を失っていたり他のオブジェクトコピーになっている間に放逐する僧侶が戦場を離れても、追放されていたクリーチャーは戦場に戻る。
  • 多人数戦で放逐する僧侶のオーナーゲームを離れた場合、追放されたクリーチャーは戦場に戻る。カードを戻す単発的効果スタックに置かれる能力ではないため、それはスタック上にある離れたプレイヤーの呪文や能力と共に消滅はしない。
  • 統率者であるクリーチャーを追放した場合、それのオーナーは、状況起因処理によってそれを追放領域から統率領域へ移動させることができる。そうした場合、放逐する僧侶が戦場を離れても統率者は戦場に戻らない(統率領域に留まる)。追放領域に移動したあとでさらに領域を移動したため、オブジェクトを見失うからである。領域変更誘発の項も参照。統率領域に移動させていなかったのなら、通常通り戦場に戻る。
    • これは基本セット2021発売に伴うルール変更によるものである。以前は状況起因処理ではなく置換効果によって統率領域へ移動させていたため、放逐する僧侶が戦場を離れれば、そのカードが一度も統率領域から移動していなかったなら戦場に戻っていた。

関連カード

「放逐」能力を持つクリーチャー。特筆しない限りETB誘発で対戦相手のクリーチャー1体を追放し、能力は強制。

同様の能力を持つエンチャント払拭の光/Banishing Lightを参照。

注釈

  1. Magic 2014 Update Bulletin(Feature 2013年7月12日)
  2. メカニズム的カラー・パイ 2017年版(Making Magic 2017年6月5日
  3. 『破滅』の情報 その1(Making Magic 2017年7月3日)
  4. March Through May FNM Promo Update/3月、4月、5月のフライデー・ナイト・マジック プロモカード(Feature 2014年3月3日)

参考

引用:総合ルール 20231117.0

QR Code.gif